Orico Card THE PLATINUM(オリコカード・ザ・プラチナ)は、オリコカードの最上級にあたるカードです。
オリコカードの最上級にあたり、プラチナカードなので審査難易度が高いのでは…?と心配になる方も多いのではないでしょうか。
たしかにプラチナカードなので、通常のオリコカードと比べれば審査難易度は高くなってしまいます。
しかし、他社のプラチナカードと比べるとそこまで審査難易度が高いわけではありません。
ここではオリコカード・ザ・プラチナの審査難易度や審査に通過するコツを解説していきます。
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オリコカード・ザ・プラチナの審査条件
Orico Card THE platinum
オリコカード・ザ・プラチナの申し込み条件は「満20歳以上で本人に安定した収入がある方」です。
オリコカード・ザ・プラチナの下位のカードである「オリコカード・ザ・プラチナ」の申し込み資格の「満18歳以上の安定した収入がある方」に比べると、年齢が上がる分やや審査は厳しくなる傾向にあります。
パート・アルバイト・専業主婦でも審査通過の可能性あり
オリコカード・ザ・プラチナは、申し込み資格は「満20歳以上の方で安定した収入のある方」です。
プラチナカードの中には申し込み条件に「ご本人に安定した収入のある方」という条件が設けてあるカードもあります。
しかしオリコカード・ザ・プラチナは「本人に安定した」という記述がないため、パート・アルバイトや専業主婦の方でも申し込むことができます。
実際、申込時に入力する職業欄には、パート・アルバイト・主婦・無職などの項目が用意されてるため、これらの職業の方でもオリコカード・ザ・プラチナを申し込むことが可能です。
他社のプラチナカードより審査基準は甘め
続いてオリコカード・ザ・プラチナの審査基準についてみていきましょう。
オリコカード・ザ・プラチナは他社のプラチナカードと比べて審査基準が甘いと考えられています。
オリコカード・ザ・プラチナの審査難易度はさほど厳しくありません。その理由は発行会社によります。
クレジットカードは発行元によって5つの種類に分けられていて、それぞれ審査難易度が異なります。
カードの種類 | カードの発行元 | 主なカード | 審査難易度 |
---|---|---|---|
銀行系のクレジットカード | 銀行 | 三井住友カード | 高い |
交通系クレジットカード | 鉄道会社航空会社 | ANAカードJCBカードビューカード | やや高い~普通 |
信販系カード | 信販会社 | オリコカードジャックスカード | 普通~易しめ |
流通系カード | ショッピングモールネット系カード | 楽天カードイオンカードdカード | 易しめ |
消費者金融系カード | 消費者金融 | アコムACマスターカード | 独自審査 |
表の上に行けばいくほど審査難易度は高くなっています。
オリコカード・ザ・プラチナは5つの分類の中で「信販系のクレジットカード」に当たります。
銀行系のクレジットカードよりは審査難易度が高くないですが、流通系のプラチナカードよりは審査難易度は高くないと考えられます。
その理由にオリコカード・ザ・プラチナの年会費が関係していると考えられます。
例外はありますが、年会費がい審査難易度が高く、年会費が低いほど難易度が低い傾向にあります。
オリコカード・ザ・プラチナの審査で見られるポイントは?
オリコカード・ザ・プラチナの審査で見られるポイントは以下の通りです。
- 申し込み者の個人信用情報機関
- 申し込み者のこれまでのクレジットカード利用履歴
- 申し込み者の職業やステータス
特にこれまでのクレジットカード履歴や信用情報については、審査を通過する重要なチェック項目です!
申し込み者の個人信用情報に傷がない
いきなり個人信用情報と言われても???な方も多いと思うので簡単に解説を…。
クレジットカードやローンを申し込むと「いつ申し込んだか」「何に申し込んだか」の情報がすべて記録されます。情報の記録はクレジットカードやローンの申し込み時だけではなく、利用情報も随時記録されています。
きちんとカードの支払いを毎月行っていればよい情報が記録されますし、反対に一度でも延滞や遅延を起こしてしまうと、ネガティブな情報が記録されます。ネガティブ情報(傷)=支払いの延滞があると、カード審査にときに不利です。
1回延滞したことがあったら、また遅延する可能性がある人なのでは…?と思われてしまいます。
クレジットカードの利用履歴
クレジットカードをこれまでにきちんと支払っているのはもちろんですが、そもそもクレジットカードを一度も使ったことがない人も要注意です。
カードを使用した形跡がないと毎月きちんと支払える能力がある人なのか、カード会社には判断がつきません。
また、自己破産などの債務処理を行っていると、これまでのクレジットカードの利用履歴は消えます。(全く履歴がないのでスーパーホワイトっと呼ばれます)
まだ年齢が若い方はクレジットカードの利用履歴がない方は、履歴がないことによる審査落ちの心配はありませんが、30代・40代の方は履歴がないとスーパーホワイトを疑われます。
申し込み者の職業やステータス
オリコカード・ザ・プラチナを申し込む際に職業や年収・居住状況を記入します。
オリコカード・ザ・プラチナの審査はそこまで難しくないので、年収500万円以上…経営者じゃないと審査にとおらない…なんてカードではありません。
しかし、働いていなくて無収入(いわゆる無職)の方や、住宅ローンが残っている方は審査に通りにくくなります。
年収は多ければ多いほど、勤続年数や居住年数は長ければ長いほど審査に有利になります。
年収はいくらぐらい必要?
オリコカード・ザ・プラチナの審査通過に必要年収は300万円程度と言われています。
一般的にプラチナカードの審査に必要な年収は300~400万円ほどと言われています。一般カードに必要な年収は200万円程度と言われていますが、プラチナカードは少し上がる印象です。
ただし、専業主婦の方は自分の収入ではなく、配偶者との世帯年収でカード発行の可否が決まります。
配偶者の年収が200~300万円あれば審査に通過できる可能性があります。
ただし、クレジットカードの審査は年収だけではなく、クレジットカードヒストリーや年齢など判断して上で行われます。
オリコカード・ザ・プラチナの審査に通るために絶対に覚えておきたいポイント
クレジットヒストリーを育てる
オリコカード・ザ・プラチナの審査では「クリーンでクレジットカードの利用履歴が長い」ほど、信用されカードの審査に通りやすくなります。
特に金融事故を起こさないことは最重要です。
・クレジットカードの2か月以上の滞納をしている人
・他社でお金を借りまくっている人
・携帯電話の本体代金を滞納している人
このような方は、毎月きちんと返済してくれないかもしれない…と信用されず審査に通りにくくなってしまいます。
複数のクレジットカードに申し込まない
オリコカード・ザ・プラチナの審査に落ちたときのために、マルイのエポスカードと高島屋のカードと伊勢丹のカードと…
と複数のカードを申し込まないようにしてください。
短期間に複数のクレジットカードを持つと、「複数のカードを申し込むほどお金がないの?」「全部のカード代金払えるわけないからオリコカード・ザ・プラチナは落としとこう」となってしまい審査に落ちてしまいます。
もし、他のゴールドカードが欲しい場合は、オリコカード・ザ・プラチナを申し込んでから6か月して申し込むようにしましょう。
キャシング枠は低く設定する
オリコカード・ザ・プラチナにはショッピング枠とキャシング枠があります。
キャッシング枠を設置するということは、お金を借りる可能性あるという事。
その時点で審査は厳しくなります。
また、オリコカード・ザ・プラチナのショッピング枠の審査とキャシング枠の審査は別々です。
キャシング枠を設定すると2段階で審査を受けることになってしまうので、当然審査は厳しくなります。
キャシング枠を使う予定がないのなら、利用額は0円で申し込みましょう。
オリコカード・ザ・プラチナの特徴
- 電子マネー利用で1.5%の還元率
- 24時間365日対応のコンシェルジュ
- 最高1億円の海外旅行傷害保険が自動付帯
電子マネー利用で1.5%の還元率
オリコカード・ザ・プラチナは通常還元率が1.0%の高還元率クレジットカードです。
プラチナカードと言えば、特典に振り切ってしまってしまっているカードが多いですが、オリコカード・ザ・プラチナはプラチナカードながらの高還元率をマークしています。
また、オリコカード・ザ・プラチナは「iD」「QUICPay」の2種類の電子マネーが付帯しています。
この2種類の電子マネーを利用すると1.0%の基本ポイントのほか、0.5%のポイントが加算され、合計1.5%のポイント還元率になります。
また、海外利用のさいにも0.5%のポイントが加算されて、合計1.5%のポイント還元率になります。
コンビニ決済で電子マネーを使用する方や、海外旅行が多い方におすすめです。
※リボ払いでも0.5%の還元率が加算されますが、返済不能になる可能性もあるため控えた方がいいでしょう。
24時間365日対応のコンシェルジュ
オリコカード・ザ・プラチナは24時間365日対応のコンシェルジュが付帯しています。
コンシェルジュは
- レストランの予約
- 航空機の予約
- 旅行商品やホテルの旅行
- ギフトやお花の手配
など、困ったときやトラブルの際に心強い味方となってくれます。
最高1億円の海外旅行傷害保険が自動付帯
オリコカード・ザ・プラチナは最高1億円の海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険が付帯しています。
その他にも、航空機の出発遅延のときに発生した費用を負担する「海外・国内航空機遅延保険」が3万円付帯していたり、カードでこうにゅした商品が購入日90日以内に破損したり、盗難葛西などの偶然の事故により損害を受けた場合の補償である「ショッピングガード保険」などの保険が付帯しています。
オリコカード・ザ・プラチナに付帯している保険については、こちらの記事をご覧ください。
ダイニングBy招待日和
プラチナカードに付帯している特徴的な特典と言えばグルメ特典です。
オリコカード・ザ・プラチナは「ダイニングBy招待日和」というグルメ特典が付帯しています。
「ダイニングBy招待日和」は、全国約200店の有名レストランで2名以上の利用時に1名分の料金が無料になります。
また、MasterCardのプラチナ会員に提供される「TASTE OF PREMIUM」のサービスが提供されるレストランで実質50%OFFのレストラン優待サービスが付帯しています。
オリコカード・ザ・プラチナは年会費は2万円なので、この特典だけでも十分に元が取れてしまいます。
その他オリコカード・ザ・プラチナの特典についてはこちらをご覧ください。
Orico Card THE platinum