楽天銀行カードは楽天が取り扱っているクレジットカードの1つですが、楽天カードとは明白に区別されます。
天銀行カードならではの特徴もあるため、幅広い方が利用しています。
楽天銀行カードのメリットやデメリットなどについて紹介していきます。また、楽天カードとの違いやETCカードの手数料などについても解説します。
※本ページにはPRが含まれます。
楽天銀行カードの基本スペック
年会費 | 無料 |
---|---|
入会費 | 無料 |
利用可能枠 | 普通口座の口座残高の範囲内 |
申し込み資格 | 18歳以上で高校生以外の方 |
ポイント還元率 | 1.0% |
海外保険 | あり |
家族カード | なし |
ETC専用カード | あり |
カード発行まで | 1週間から2週間 |
更新期間 | 自動更新 |
楽天銀行カードのメリット
- 楽天スーパーポイントが貯まる
- 便利なキャッシュカード一体型であり、預金金利2倍になるサービス付き
- 年会費無料でありながら保険の付帯あり
楽天スーパーポイントが貯まる
楽天銀行カードを使用すると楽天スーパーポイントが貯まります。
楽天スーパーポイントは楽天系のカードを使用した際に貯まるポイントとなっており、様々な用途で使用する際に1%の還元率が適用されます。
多様な用途で1%のポイントが貯まり続けるというのは、数あるクレジットカードの中でもお得な部類に含まれます。
楽天スーパーポイントは楽天市場を利用した際に還元率がアップし、2倍以上のポイントが付くようになっています。
ポイントがさらにアップするキャンペーンが行われることもあります。キャンペーンポイントは付与されるまでに少し時間がかかることもありますが、大きなお得に繋がるケースも珍しくありません。
楽天スーパーポイントについて、詳しくはこちらをご覧ください。
便利なキャッシュカード一体型であり、預金金利2倍になるサービス付き
楽天銀行カードは、楽天銀行のキャッシュカードとクレジットカードの両面を持つ一体型のカードとなっています。この1枚があれば口座の出入金はもちろん、ショッピングにも使用することが出来ます。
1枚に多機能が搭載されているので、たくさんのカードを持ち歩きたくないという方にもうってつけです。
また、楽天銀行カードを利用すると、楽天銀行の普通預金金利が2倍になるサービスも適用されます。
通常の楽天銀行の普通預金金利は0.02%ですが、楽天銀行カードの所有者の場合は0.04%となります。
預金金利が増えるサービスを行っているカードは非常に珍しいです。
毎月の引き落としの際には最大で9ポイントの楽天スーパーポイントが付与される仕組みになっています。楽天銀行を利用している方にはメリットが多いです。
年会費無料でありながら保険の付帯あり
楽天銀行カードには年会費がなく無料ですが、海外旅行に向けた保険が付帯されています。
年会費無料のクレジットカードに旅行保険がしっかりとついているカードはあまり多くないため、年会費無料と保険を両立している楽天銀行カードには大きなメリットがあるといえるでしょう。
保険内容自体も最低限は確保されており、他に海外旅行保険を利用していないという方にとっても使いやすいカードです。
ただし、楽天銀行カードの旅行保険を適用するためには、日本を出国する前に旅行料金などを楽天銀行カードで支払う必要があります。
いわゆる自動付帯ではなく、当人の任意で付帯するタイプなので注意しておきましょう。
楽天銀行カードのデメリット
- 楽天銀行の口座がない場合は、口座開設をする必要があるので少し時間がかかる
- 家族カードを作ることが出来ない
- 限度額は口座残高の範囲内に設定される
楽天銀行の口座がない場合は、口座開設をする必要があるので少し時間がかかる
楽天銀行カードを利用するためには楽天銀行の口座を持っておく必要があります。
既に楽天銀行の口座を有している場合には問題がありませんが、楽天銀行の口座を持っていない場合は口座開設を行うことになります。
口座開設とカード申し込みは同時に進めることが出来ますが、カード申し込みのみを行うことに比べるとどうしても時間がかかってしまいます。
利用できるまでの時間については申し込みの際の状況によって変わりますが、口座開設を同時に行うとカードのみの申し込みよりも、利用できるまでの時間が1週間ほど長くかかることもあります。
家族カードを作ることが出来ない
楽天銀行カードにおいては家族カードを作ることが出来ません。
楽天銀行カードはキャッシュカードとしての側面を持っているからです。
家族カードを作りたい方にとっては不便な特徴ですが、キャッシュカードとしての安全性を確保するためにやむを得ない特徴ともいえるでしょう。
なお、楽天銀行カードを持っている方は、原則として楽天カードや楽天銀行セディナカードなどに申し込むことが出来ないことにも注意しておきましょう。
限度額は口座残高の範囲内に設定される
クレジットカードには限度額が基本的に存在し、その範囲内で使用することになります。
楽天銀行カードの場合は、クレジットカードの限度額は口座残高の範囲内に設定されています。口座残高がそれほど多くない場合は限度額も低めになることに注意が必要です。
また、収入が得られることを見越して、残高よりも大きな買い物をするといったことも出来ません。逆に言えば無謀な使い方をしてしまう可能性が低いともいえます。
限度額の範囲が口座残高に定められている以上、収入と支出の状況によって限度額が大きく変動することもあります。
たまたま出費が特定の月に集中してしまった場合、限度額オーバーの恐れがあることに注意が必要となります。
楽天銀行カードのポイント制度
- 楽天系カードでお馴染みの楽天スーパーポイント
- 楽天市場ですぐに使える
- キャンペーンとの併用で大幅にポイントアップ
楽天系カードでお馴染みの楽天スーパーポイント
楽天銀行カードで貯めることが出来るのは楽天スーパーポイントです。
これは他の楽天系カードでも貯めることが出来、基本還元率が1%とお得に設定されているのが特徴となっています。
楽天市場での買い物の場合はジャンルやショップごとにプラスポイントが用意されていることも多く、ポイントをどんどん貯めたいという方にもうってつけです。
楽天スーパーポイントは楽天会員ポイントなどと合算でき、楽天市場以外でオンラインショップをした際にも安定してポイントを貯めることが出来るので、お得感の強いカードでしょう。
どの楽天系カードで貯めてもポイントの扱いは基本的同じであるため、分かりやすいです。
楽天市場ですぐに使える
楽天銀行カードで貯めたポイントは楽天市場で使うことが出来ます。
1ポイント1円で使用できるため、分かりやすいのも特徴です。
楽天市場には食品、雑貨、衣類、電化製品などを販売しているショップがあります。それらに使えるので使い道は多いといえるでしょう。
ちょっとした用途でも気軽にポイント使用が可能となっているので、有効期限切れになってしまう恐れが少ないこともメリットです。
キャンペーンとの併用で大幅にポイントアップ
楽天市場では楽天銀行カード会員を対象としたキャンペーンを頻繁に行っています。
通常時でさえ1%となっており、クレジットカードとしては高めですが、キャンペーン併用時には5%や10%のポイント付与がなされるケースもあります。
また、楽天市場の使用状況によってポイント還元率のアップやサービスの利用が出来るケースもあるなど、ポイントの貯めやすさが非常に優れているといえるでしょう。
キャンペーンポイントはキャンペーン終了後などに付与されることが多く、実際に獲得できるまでには時間差があることには注意が必要です。
加えてポイントごとに有効期限が設定されていることも覚えておきましょう。
楽天銀行カードはETCカードを無料で発行できる?
楽天銀行カードではETCカードを発行することが出来ます。
しかし、年会費540円がかかるので無料ではありません。
楽天銀行カード自体は無料なので、ETCカードの発行を申請するときに気を付けておきましょう。
有料とはいうものの、料金は1か月あたり50円ほどになる計算なので大きな出費が必要というわけではありません。
楽天銀行カードはどんな人におすすめ?
- 楽天市場をよく利用している方
- 楽天銀行の利用頻度が高い方
- 通常のクレジットカードでは使いすぎてしまうという不安がある方
楽天市場をよく利用している方
楽天銀行カードは楽天市場をよく利用している方にうってつけのカードです。楽天市場を利用することによって楽天スーパーポイントを貯めることが出来ます。
ポイントの使用も楽天市場のホームページ上から簡単に行えるため、楽天市場ユーザーにとっては多くのメリットがあります。また、楽天市場では日々のショッピング合計額などを踏まえて、プラチナ会員やゴールド会員、ブロンズ会員などとランク付けされるシステムを採用しています。
ランクが上の方になってくると様々な恩恵を受けられるため、楽天銀行カードを所有している方は高ランクをキープしやすくなっています。
楽天銀行の利用頻度が高い方
楽天銀行カードは楽天銀行のキャッシュカードとの一体型クレジットカードとなっています。
楽天銀行を頻繁に利用している方にとっては、楽天銀行カード1枚持っているだけで便利さを実感しやすいといえるでしょう。
一方で楽天銀行の利用頻度が低い方の場合は、通常の楽天カードで問題がないということになります。楽天銀行を利用する頻度は楽天系のカード選びにおいて重要な要素となっています。
昨今では様々なカードが用いられていることもあり、財布の中がカードでパンパンになっているという方も少なくありません。そんな場合もキャッシュカード一体型の楽天銀行カードが便利です。
通常のクレジットカードでは使いすぎてしまうかもしれないという不安がある方
楽天銀行カードは限度額が口座残高の範囲内に設定されるという特徴があります。
これは一般的なクレジットカードではなかなか見られない特徴です。口座残高よりも使いすぎてしまう恐れがないので、使い過ぎを抑えることに繋がります。
クレジットカードをついついたくさん使ってしまい、支払いに困った経験があるという方にもぴったりのカードといえるでしょう。
ただし、口座残高を上回るボーナス払いなどを利用できないという点には注意が必要となります。限度額についてはホームページ上から簡単に確認できるので、チェックしておくと安心して使いやすくなります。
楽天銀行カードポイント還元率を他社と比較
カード名 | 還元率 |
---|---|
楽天銀行カード | 1% |
dポイントカード | 1% |
セゾンカード | 1% |
三井住友VISAプライムゴールド | 0.5% |
JAカード | 0.5% |
楽天銀行カードのポイント還元率1%はクレジットカードの中では高水準となっています。
楽天市場以外では還元率が固定されており、安定性も高いといえるでしょう。
ただ、クレジットカードにはポイント還元率以外にも様々な特徴があり、ポイントの使い道もカードごとに異なっていることには注意が必要です。
楽天銀行カードが届くタイミングは?
楽天銀行カードの場合は楽天銀行の口座所有者であるかどうかで、届くまでのスピードが変わります。
楽天銀行の口座を持っている場合はカードのみの手続きとなるので1週間ほどで届くケースが多いです。
楽天銀行の口座を持っていない場合は口座開設とカードの手続きを同時並行で行います。その場合は2週間ほどかかるのが一般的となっています。
- 楽天の口座を持っている方…1週間前後
- 楽天の口座を持っていない方…2週間前後
申し込んだタイミングによっても届くまでの時間が異なります。休日の前後でない平日に申し込むと、休日の直前に申しこんだ場合よりも早く届きやすいです。
楽天銀行カードの引き落とし日はいつ?
楽天銀行カードの引き落とし日は毎月の27日です。
前月の末日が締め日となっており、その分が27日に引き落とされる仕組みです。
例えば1月1日から1月31日までに利用した分は、2月27日に引き落とされます。
引き落とし日が銀行の休業日だった場合は翌営業日に引き落とされるようになっています。大型連休などで引き落とし日が27日から大きくずれる場合は、ホームページ上で告知されます。
楽天銀行カードを実際に利用した人たちの口コミ
30代
自営業
私は自他ともに認める楽天市場マニアです。生活に使用する多くのものを楽天市場で購入しています。
楽天市場で買い物するたびにどんどんとポイントが貯まっていき、そのポイントを見ているだけでもうれしい気持ちになります。
ポイントがある程度貯まったら買い物に使用するという利用方法を続けています。
キャンペーンへの参加の際にもこの楽天銀行カードを使ってショッピングしています。
楽天銀行カードのポイントとキャンペーンの特典ポイントが組み合わさることにより、大きなポイントを手にすることが出来るのでありがたいです。
楽天銀行カードを作る際に口座を開設しなければなかったのが少し面倒でしたが、今では作って良かったなと思います。
40代
パート
クレジットカードに関心がなかったのですが、楽天銀行カードは非常に便利だと友人から聞きました。
楽天銀行の口座を持っていなかった私は口座開設と同時にクレジットカードにも申し込むことに決めた形です。
私個人の収入は年間50万円ほどとなっていて、正直審査に通過できるイメージは持っていませんでした。
しかし、申し込みから1週間も立たないうちに審査通過の連絡が来て、あれよあれよという間に利用できる状態になりました。
カードの利用を開始した当初の頃は積極的には使っていませんでしたが、徐々に楽天市場の買い物で楽天銀行カードを使う機会が増えています。
たまに確認するとポイントが増えていて、なかなか面白いなと感じます。
30代
会社員
私は楽天市場が好きなので楽天銀行カードか楽天カードのどちらかを持ちたいと思っていました。
かなり悩んだのですが、キャッシュカード一体型という点に惹かれて楽天銀行カードを利用することに決めた次第です。
いざ持ってみると期待通り、キャッシュカード一体型が便利だなと感じました。楽天銀行カード1枚持っているだけでほとんどのことは出来てしまいます。
落としてしまわないように注意が必要ですが、この利便性はすごく良いと思います。
月に2回ほどのペースで楽天市場を利用していることもあって、楽天スーパーポイントも徐々に貯まってきました。今度支払いに使ってみようと思います。