年会費が安く海外・国内旅行傷害保険が付帯しているカードを探していると選択肢として「三井住友カードアミティエ」を上げる人も多いのではないでしょうか。
三井住友カードアミティエは1,375円の年会費が発生するカードですが、最高2,500万円の海外・国内旅行傷害保険が付帯しています。
三井住友カードアミティエのメリット
- インターネット入会で初年度年会費無料
- 電子マネーの種類が豊富
- 最高2,500万円の海外・国内旅行傷害保険
- たまったポイントの利用方法が豊富
- 対象店舗ではポイント5倍
- 選んだお店でポイント2倍
三井住友カードアミティエのデメリット
- 年会費が発生する
- 通常ポイント還元率が低い
- ETC・家族カードで年会費が発生する
- 利用可能枠が低く設定されている
クレジットカードを発行するときはメリット・デメリット両方を把握した上で申し込みをするのか判断することが大切です。
しっかり比較して把握できていると発行してから後悔することが少ないです。
この記事では、三井住友カードアミティエのメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
※本ページにはPRが含まれます。
三井住友カードアミティエの基本情報
三井住友カードアミティエのメリット・デメリットを解説する前に基本情報を解説します。
年会費 | 1,375円(インターネット入会で初年度無料) |
---|---|
国際ブランド | VISA・Mastercard |
申し込み資格 | 満18歳以上の方(高校生は除く) |
追加カード | 家族カード・ETCカード・バーチャルカード |
電子マネー | iD・PiTaPa・WAON |
スマホ決済 | Apple Pay・Google Pay |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険・ショッピング保険 |
ポイント | Vポイント |
利用可能枠 | 10万〜80万円(キャッシング:0円〜50万円) |
三井住友カードアミティエは年会費が発生するクレジットカードですが、年会費以上の保険や特典が付帯しています。
そして「満18歳以上の方(高校生は除く)」が申し込み資格になっているため、大学生や専業主婦の方でも申し込むことができます。
三井住友カードアミティエのメリット
三井住友カードアミティエには数多くのメリットがあるので、メリットが魅力的に感じられた方は発行することをおすすめします。
三井住友カードアミティエのメリットは下記の通りです。
- インターネット入会で初年度年会費無料
- 電子マネーの種類が豊富
- 最高2,500万円の海外・国内旅行傷害保険
- たまったポイントの利用方法が豊富
- 対象店舗ではポイント5倍
- 選んだお店でポイント2倍
1つ1つ解説していきます。
インターネット入会で初年度年会費無料
基本情報でもお伝えしましたが、インターネットで入会すると初年度年会費が無料です。
通常1,375円の年会費が発生するカードになっているため、初年度だけでも無料になることはメリットでしょう。そしてインターネット入会以外にも年会費が割引される条件があります。
年会費割引される条件と割引額は下記の通りです。
- WEB明細の利用で翌年度年会費1,100円割引
- マイ・ペイすリボを申し込み+利用で年会費無料
- 前年度のカード利用金額の応じて翌年度年会費無料もしくは半額
(100万円以上300万円未満:半額/300万円以上:無料)
三井住友カードアミティエは年会費が発生しますが、割引される条件を押さえて利用すると割引もしくは無料にできるでしょう。
ただし無理にカードを利用する事はおすすめできませんので「WEB明細」だけでも利用するようにしてください。
電子マネーの種類が豊富
三井住友カードアミティエに対応している「電子マネー」の種類が豊富です。
対応している種類は下記の通りです。
- 三井住友カードiD
- Apple Pay
- Google Pay
- 三井住友カードWAON
- PiTaPaカード
以上5種類の電子マネーに対応しているため、三井住友カードアミティエを出さなくても決済することが可能です。
5種類もの電子マネーに対応しているクレジットカードは少ないため、日頃から電子マネーを愛用されている方には大きなメリットでしょう。
※Apple Payは「iPhone」Google Payは「Android」対応です。
最高2,500万円の海外・国内旅行傷害保険
三井住友カードアミティエには最高2,500万円の海外・国内旅行傷害保険が付帯しています。
補償内容と補償額は下記の通りです。
「海外旅行傷害保険」
傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円(自動付帯:300万円) |
---|---|
傷害治療費用 | 100万円(1事故の限度額) |
疾病治療費用 | 100万円(1疾病の限度額) |
救援者費用 | 150万円(1年間の限度額) |
賠償責任 | 2,500万円(1事故の限度額) |
携行品損害 | 20万円(1旅行中かつ1年間の限度額) |
「国内旅行傷害保険」
傷害死亡・後遺障害:最高2,000万円(自動付帯:300万円)
「海外・国内旅行傷害保険」カード利用の有無に関わらず、保険が適応される「自動付帯」になっています。
ただし「傷害死亡・後遺障害」はカード利用の有無によって補償される金額が異なります。
そして年間100万円までの「ショッピング保険」も付帯しています。
年会費1,375円のクレジットカードの中では十分すぎる保険内容になっているでしょう。
たまったポイントの利用方法が豊富
三井住友カードアミティエでは「Vポイント」がたまるのですが、たまったポイントの利用方法が豊富です。
さらに三井住友カードアミティエは「女性におすすめのカード」として公式サイトで紹介しているため、女性でも嬉しい商品が数多くラインアップされています。
Vポイントの利用方法は下記の通りです。
- 景品に交換(キッチン用品・生活家電・商品券など)
- マイレージに移行(1ポイント=3マイル)
- 別ポイントに移行(移行先によって異なる)
- オンラインギフトカードに交換(1ポイント=5円)
そして別ポイントに移行するときは移行先によってポイント交換率が変わります。
1ポイントに対する交換率は下記の通りです。
楽天ポイント | 5ポイント |
---|---|
Tポイント | 4ポイント |
dポイント | 5ポイント |
nanacoポイント | 4ポイント |
Pontaポイント | 4ポイント |
スターバックスカード | 4ポイント |
WAONポイント | 4ポイント |
カエトクカード | 4ポイント |
Joshinポイント | 5ポイント |
楽天Edy | 4ポイント |
別ポイントに移行するときは「1ポイント=5ポイント」になるポイントに移行しましょう。
ただし日頃から利用しているポイントがある場合は、4ポイントでも利用しているポイントに移行しましょう。
対象店舗ではポイント5倍
三井住友カードアミティエは200円利用すると1ポイントたまるのですが、対象店舗での利用だとポイントが5倍(200円=4ポイント)になります。
5倍になる店舗は下記の通りです。
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- ローソン
- マクドナルド
以上の店舗で三井住友カードアミティエを利用するとポイントが5倍になります。
ただし駅ビルやショッピングセンターなどの施設の中にある店舗は対象外になるため注意してください。
上記の店舗は全国各地にありますし利用頻度の高い店舗だと思うので、5倍になることはお得な特典です。
選んだお店でポイント2倍
三井住友カードアミティエでは利用頻度が高いと思われるお店のポイントを2倍にできます。
ポイント2倍にできる店舗は「3つ」まで選択することが可能です。
選択可能なお店は下記の通りです。
- デイリーヤマザキ
- ライフ
- 西友
- イズミヤ
- 平和堂
- マツモトキヨシ
- ココカラファイン
- スターバックス カードオンラインチャージ
- すき家
- モスバーガー など
選択することができるお店は50店以上あるため、自身の利用頻度の高いお店を選択できるでしょう。ただし一度選択すると「90日間」変更することはできません。
そして駅ビルやショッピングセンターなどの施設の中にある店舗は対象外になるため注意してください。
三井住友カードアミティエのデメリット
三井住友カードアミティエのメリットもあればデメリットもあります。
発行しようか悩まれている方は比較して判断することをおすすめします。
三井住友カードアミティエのデメリットは下記の通りです。
- 年会費が発生する
- 通常ポイント還元率が低い
- ETC・家族カードで年会費が発生する
- 利用可能枠が低く設定されている
1つ1つ解説していきます。
年会費が発生する
三井住友カードアミティエでは「13,75円(税込み)」の年会費が発生します。
三井住友カードアミティエは決してステータスが高いカードではないため、年会費が発生することはデメリットになるでしょう。
三井住友カードが発行しているカードは年会費が発生することが多いため、無料のカードを希望する場合は他社のカードに申し込むことをおすすめします。
通常ポイント還元率が低い
上記でもご紹介しましたが、三井住友カードアミティエのポイント還元率は「0.5%」です。
200円で1ポイントしかたまらないことはデメリットになります。
年会費無料のクレジットカードでも還元率は「1%」以上に設定されていることが多いため、ポイントを重視される方におすすめできないカードです。
ただし上記でもお伝えしたようにポイント還元率をアップされる特典はさまざまあるため、工夫して利用するようにしましょう。
ETC・家族カードで年会費が発生する
三井住友カードアミティエでは「ETCカード」と「家族カード」を発行することができるのですが、年会費が発生します。年会費は下記の通りです。
ETCカード:550円(初年度無料)
家族カード:440円(初年度無料)
少額かもしれませんが、追加カードとして発行する場合は年会費無料のカードが多いため、デメリットになるでしょう。
ただしETCカードは年1回以上、家族カードは年3回以上利用すれば翌年度の年会費が無料になります。
そのため利用する予定のある方のみ発行するようにしましょう。
利用可能枠が低く設定されている
三井住友カードアミティエの利用可能枠は「10万円〜80万円」になっているのですが、年会費が発生するカードの中では低い方です。
大学生や専業主婦の場合は満足いく金額かもしれませんが、社会人の方にとっては少し物足りない金額でしょう。
そのため利用可能枠が80万円以上のカードを希望する方は「三井住友カード プライムゴールド(年会費5,500円)」や「三井住友カード ゴールド(年会費11,000円)」を発行することをおすすめします。
三井住友カードアミティエの申し込み方法
三井住友カードアミティエは「インターネット」から申し込むことができます。
用意するものは「金融機関の通帳」と「運転免許証(持っている方のみ)」です。
申し込みの流れは下記の通りです。
①申し込み内容の入力
まずは三井住友カード公式サイトの「クレジットカード一覧」より「三井住友カードアミティエ」を選択してください。そして「今すぐ申し込む」をクリックします。
クリックすると申し込みフォームに画面が移るので、基本情報を入力して行ってください。
②支払口座を設定
基本情報の入力が完了すると「支払口座」を設定します。
事前に準備をしていた「金融機関の通帳」を確認しながら設定してください。
③審査・発行
支払口座を設定すると申し込み完了です。
あとは審査結果を持ち、審査に通ることができていれば発行されます。
※カードは基本情報で入力した住所に送られてきます。
以上が三井住友カードアミティエの申し込み方法です。
インターネットから申し込むことができるため、24時間申し込むことが可能です。
三井住友カードアミティエの発行までの時間
クレジットカードを発行するときは発行されるまでの時間が気になると思いますし、すぐに利用する予定のある方は発行までの時間を把握しておくことが大切になります。
三井住友カードアミティエは「最短翌営業日」に発行されます。
即日発行ではありませんが、翌営業日に発行されることはクレジットカードの中でも早い方です。ただし下記の場合は翌営業日に発行できません。
- 設定した金融機関が対象外の場合
- 通信トラブルなどによって設定が完了していなかった場合
- 書面での手続きが必要な場合(未成年の方/25歳未満の学生の方でPiTaPaカードを同時にお申し込みの場合)
- 申し込み内容に不備があった場合
- 19:30以降の申し込みの場合
- 交通系ICカードが付帯している場合
- カードの申し込みが殺到した場合
- カード発行の申し込み直前・直後に土日・祝日が連続する場合
以上の場合は翌営業日に発行できません。
未成年の場合やICカードが付帯している場合は仕方ないですが、19:30以降に申し込むことや申し込み内容に不備があることは意識すれば防ぐことができるため注意して申し込みましょう。
三井住友カードアミティエのよくある質問
三井住友カードアミティエに関して多くの方が疑問に思われる点について解説していきます。
締め日と支払日はいつですか?
三井住友カードアミティエの締め日と支払日は「15日締め翌月10日払い」もしくは「月末締め翌月26日払い」から選択できます。
どちらを選択しても審査などには一切影響しないため、希望する方を選択しましょう。
そしてカードを発行してから締め日と支払日が分からなくなった場合はインターネットサービス「VpassのWEB明細書」もしくは「利用代金明細書」にて確認するようにしてください。
ポイントはいつ付与されますか?
ポイントが付与されるタイミングは支払日によって異なります。
支払日を10日に設定されている場合は、支払い月の前月25ごろに付与されます。
支払日を26日に設定されている場合は、支払日の当月10日ごろに付与されます。
「ボーナス一括払い・リボ払い・分割払い・2回払い」を利用した場合は、利用した当月または翌月にポイントが付与されます。
そして「Vpass」にログインすると現在たまっているポイントを確認できます。
カードを紛失したときはどうすればよいですか?
三井住友カードアミティエを紛失した場合は「Vpass」にログインしてカードの停止手続きを行ってください。カードの停止手続きを行った場合は、再発行手続きができます。
再発行手続きはWEB上で完結しますが、住所やカードの種類を変更したい場合などは電話での手続きが必要になります。
そして紛失・盗難カードが不正利用された場合は紛失・盗難の届出日の60日前から三井住友カードが損害を補償してくれます。
ただし、暗証番号が使用された取引は補償の対象となりません。
カードが利用できないのですがどうすればよいですか?
三井住友カードアミティエを利用できない場合は必ず何か原因があります。
考えられる原因は下記の通りです。
- 利用可能枠を超えている
- 支払日に引き落としができていなかった
- 磁気不良もしくはカードが破損している
- インターネットショッピングの本人認証がうまくいかなかった
もし上記の原因ではない場合は「ご利用案内デスク」に問い合わせてください。
電話番号と受付時間は下記の通りです。
電話番号:0570-001-054
受付時間:9:00~18:00(12/30~1/3休)
問い合わせる時間帯によっては電話が混雑している場合があるため、時間に余裕を持って問い合わせるようにしましょう。
ETCカードを解約したいのですがどうすればよいですか?
ETCカードだけ解約する場合はインターネットサービス「Vpass」もしくは電話で行えます。
「Vpass」より解約する方は「カード解約申し込み」を選択して手続きを行ってください。
電話での解約は「FORYOUデスク」に問い合わせる必要があります。
電話番号と受付時間は下記の通りです。
電話番号:0570-783-940
受付時間:10:00~17:00(12/30~1/3休)
※カード会員本人が問い合わせる必要があります。
そしてETCカードの年会費を支払っている場合は、返金することはできませんの注意してください。
三井住友カードアミティエのメリット・デメリットまとめ
三井住友カードアミティエのメリット
- インターネット入会で初年度年会費無料
- 電子マネーの種類が豊富
- 最高2,500万円の海外・国内旅行傷害保険
- たまったポイントの利用方法が豊富
- 対象店舗ではポイント5倍
- 選んだお店でポイント2倍
三井住友カードアミティエのデメリット
- 年会費が発生する
- 通常ポイント還元率が低い
- ETC・家族カードで年会費が発生する
- 利用可能枠が低く設定されている
三井住友カードアミティエでは1,375円の年会費が発生しますが、工夫して利用することで年会費を割引・無料にできるため、メインカードとしてもおすすめです。
そして最高2,500万円の海外・国内旅行傷害保険が付帯していて、ショッピング保険も付帯しています。ただし通常ポイント還元率は「0.5%」低めであるため、ポイントを重視される方にはおすすめできないカードです。
しかし「対象店舗でポイント5倍」や「選択したお店でポイント2倍」などといった特典があるため、対象店舗を頻繁に利用される方ですとポイントがたまりやすいです。
三井住友カードアミティエにはメリット・デメリットがあるので、しっかり比較して発行するのか判断するようにしましょう。