クレジットカードを利用するにあたってセキュリティが不安…という方もいるのではないでしょうか。
先日セブンペイで不正利用があったため、キャッシュレスの安全性を疑う方がいるのも無理はありません。
お店で利用するならまだしも、ネット上でカードの番号や個人情報を打ち込むのはなんだか不安ですよね。
しかし、クレジットカードは補償制度が整っており、実は現金よりも安全なこともあるのです。
ここではクレジットカードは本当に安心なのか、特にセキュリティがしっかりしているクレジットカードをご紹介します。
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クレジットカードは現金よりも安全
クレジットカードを不正利用されてしまったら、現金よりも損害が大きく、多額の被害を受けてしまう…そんな風にイメージしている方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際には不正利用された際の損害は現金の方が多いです。その理由はクレジットカードの不正利用時の補償制度。
現金の場合は、盗難にあったら終わりです。警察に届け出ても追跡できませんし、使われてしまったら取り戻せません。
しかし、クレジットカードなら盗難気づいたらカードを停止することができます。さらに、カード会社に連絡すれば60日~90日前までに遡り不正利用された額を全額補償してくれます。
特に海外旅行の際には現金を持ち歩くリスクがかなり大きいです。不正利用額が戻ってくる分、現金よりもクレジットカードの方がお得です。
クレジットカードを安全に利用する方法
クレジットカードには補償がありますが、自分自身でも対策をすることで、不正利用のリスクをなくせます。
- カードの裏面には必ず署名をしておく(漢字かひらがながおすすめ!)
- 分かりやすい暗証番号は避ける
- 毎月のカード明細を必ず確認する
- SSLを利用しているサイトで買い物をする(危ないサイトには近づかない!)
カードの裏面には必ず署名をしておく
クレジットカードが届いたら、必ず自筆でサインをしましょう。
お店でカード利用する際、暗唱番号を入力するかサインをします。その際にカードの裏面にあるサインとお店でしたサインを見比べて本人かどうかを確認するため、カード裏面のサインは必須です。
クレジットカードの盗難補償を受ける際に、カードへの署名がないと補償の対象外になってしまいます。
サインは漢字かひらがながおすすめ
カードへの署名は漢字・ひらがな・ローマ字…どれでも構いませんが、特にサインにこだわりがないなら漢字かひらがなをおすすめします。
その理由は、海外の方は漢字やひらがなの筆跡を真似しにくいからです。特に海外で利用する方はリスクを考えてサインを記入しましょう。
分かりやすい暗証番号は避ける
自分の誕生日や住所、携帯電話番号の下4桁など、分かりやすい暗証番号は極力設定しないようにしましょう。
インターネットショッピングをする際、携帯電話番号や誕生日などを入力することもありますよね。たしかに番号を忘れずに便利かもしれませんが、「分かりやすくて忘れない番号」というのは裏を返せば「推測しやすい番号」になります。
そのため暗証番号に分かりやすいものは避け、番号の管理にも気を配りましょう。
暗証番号のメモを財布にいれるのもNG!
財布を盗まれたら、犯人は使い放題になってしまうよ…。
毎月のカード明細を必ず確認する
クレジットカードの明細を何にどれくらい使ったかを知るために見ている方も多いと思いますが、こまめに明細を見れば、不正な使用にすぐ気づけます。
クレジットカード会社は不正利用された額を補償してくれますが、期間が決まっています。通常は60日前後、長くて90日前後です。
つまり、カードの明細を2か月間見ていないと補償の対象外となってしまい、不正利用の損害を取り戻せません。
カードの明細を確認していない、または確認しても金額のみ、という方はこれを機に細かく明細を確認する癖をつけましょう。
SSLを利用しているサイトで買い物をする(危ないサイトには近づかない!)
SSLとはインターネットに入力された情報を暗号化して送信する仕組みです。
大手のショッピングサイトはSSLを使っているため、クレジットカードの情報や個人情報が漏洩することはほぼありませんが、海外のサイトは小さいショッピングサイトだとSSLを利用していないサイトも存在します。
SSLを利用していないサイトは、情報の暗号化ができていないため情報が不正利用されるリスクはあります。
SSLを利用しているサイトの見分け方
SSLを利用しているか見分ける方法は簡単です。サイトのURLに鍵のマークがついていればSSL利用、付いていなければ利用されていません。
例えばこのサイトはURLの横に鍵のマークがあるため「SSL利用のサイト」をなります。
安全なクレジットカードの選び方
カード会社によってどのくらい安全性にすぐれているかは異なります。安全なクレジットカードを選ぶコツは以下の3つです。
- ICチップ搭載のクレジットカード
- 顔写真つき・バーチャルカードなど目的に合わせたカードを選ぶ
ICチップ搭載のクレジットカードを選ぶ
ICチップ搭載のクレジットカードは、磁気のカードに比べて耐久性が強いだけでなく、スキミングによるカードの不正利用も防ぐことができます。
現在では大きくのカードにICチップが搭載されていますが、まだすべてのカードにICチップが搭載されているわけではありません。
スキミングによる不正利用を防ぐためにも、ICチップ搭載のクレジットカードを選びましょう。
顔写真つき・バーチャルカード発行可能なクレジットカードを選ぶ
クレジットカードは不正利用されても補償があるといっても、不正されたくないですよね。セキュリティに強いクレジットカードを選べば、不正利用のリスクを減らせます。
例えば、三井住友カードは顔写真つきのクレジットカードを発行しているため、本人以外のカード利用を防げます。
また、楽天カードやエポスカードはインターネット上で使えるバーチャルカードを発行しています。
バーチャルカードとは、インターネット上で利用されるカードのことで、実際のカードの番号と異なったカード番号を発行し、利用することができます。
実際のカード番号を知られないため、インターネットショッピングも安心です。
このように、セキュリティに特化したカードを選びましょう。
万が一カードを不正利用されたらどうする?
万が一クレジットカードを不正利用されていることに気づいても慌てないで大丈夫。カード会社に連絡すれば損害を受けた金額を取り戻せます。
不正利用に気づいたらすぐにカード会社に連絡する
不正利用されたかも…?と感じたら、すぐにカード会社に連絡を取りましょう。被害を拡大させないためにカード利用停止の手続きをします。
停止した上で不正利用されたかどうかを調査してくれます。もし、不正利用だった場合は元のカードは利用停止のまま、新しいクレジットカードが発行されます。
カードが不正利用されても補償が受けられる
日本のクレジットカード会社には、ほぼ100%盗難保険が付帯しており、不正利用の金額を全額負担してもらえます。
不正利用の届けがあった場合、その日から遡って約60日前からの不正利用は額が補償されます。
盗難保険が利用されない場合も…
残念ながら以下の場合は盗難保険が適応されないので、注意しましょう。
- 暗証番号が入力されて不正利用された
- 盗難保険の期間を過ぎてしまった
- 家族に利用された
- キャッシングによる不正利用
クレジットカードは暗証番号とセットで利用されるため、「暗証番号を入力してカード利用は、本人の利用」となり、不正利用と認めてもらえません。
例え家族であっても、カードの暗証番号は教えないようにしましょう。
また、盗難保険の補償期間が過ぎてしまった場合も補償を受けられません。何十万・何百万のお金が戻ってこないと大惨事です…カードの明細は毎月確認しましょう。
セキュリティ・安全を重視する方におすすめのクレジットカード
3つのセキュリティで安心の三井住友カード
三井住友カード
三井住友カードが3つの理由で安全
日本で初めて国際ブランドVISAのクレジットカードを発行した三井住友は、銀行系のクレジットカードを発行しています。
言わずもがな名の知れているクレジットカードですし、銀行系カード、老舗回会社が発行しているカードのため安心感があります。
三井住友カードは以下の3つのセキュリティ対策を行っています。
- ICチップ搭載
- 顔写真付きクレジットカードも発行可能
- 24時間365日不正利用を監視
ICチップを搭載、顔写真付きクレジットカードが選択可能なことで、カードの偽造や不正利用を防ぎます。さらに、三井住友カードは24時間体制で不正利用をチェックしています。
不正利用時は60日前までの損害を補償する
三井住友VSIAクラシックカードを紛失・または盗難で不正利用に合った場合、届け出があった60日前にさかのぼって三井住友が損害を負担してくれます。
期間は60日と少々短めなためカードの盗難に気づいたら早めにカードデスクに連絡しましょう。
セキュリティ対策抜群!楽天カード
楽天カード
カード年会費 | 永年無料 |
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ETC年会費 | 540円 |
ETC発行手数料 | 無料 |
還元率 | 1.0% |
電子マネー | |
申し込み資格 | 満18歳以上 |
- 還元率が常に1.0%以上
- 楽天市場でポイント還元率3.0%以上
- 楽天Edy・楽天ポイントカードと一体型
楽天カードは安全対策が1通りされている
楽天カードは発行枚数が多いため、きちんと安全性が保障されているの…?と思う方もいるでしょう。
しかし、むしろ楽天カードはセキュリティ対策がクレジットカードの中でも抜群にいいです。
楽天市場というネットショッピング決済をメインに推しているカードだからこそ、きちんと安全対策が取られているのですね。
- カードの利用状況をメールでお知らせ
- ネットショッピング時に本人認証を行う
- ICチップ搭載カード発行
- 24時間365日体制で不正利用を監視
楽天バーチャルプリペイドカードも発行している
「ネット上でクレジットカード番号を入力するのに抵抗がある」「海外サイトでカードを利用するのが怖い…」そんな方に楽天はインターネット上で使えるバーチャルプリペイドカードを発行しています。
プリペイドカード購入金額は500円~30,000円と決まっており、購入時に入力した金額しか使えないプリペイドカードのため、安心して利用できます。
JCB一般カード
JCB 一般カード
カード年会費 | 1250円 初年度無料 次年度も条件次第で無料 |
---|---|
ETC年会費 | 無料 |
ETC発行手数料 | 無料 |
還元率 | 1.0% |
電子マネー | |
申し込み資格 | 満18歳以上(高校生不可) |
- 初年度無料!翌年も条件次第で無料
- 海外・国内旅行傷害保険が最高3000万円付帯
- 最短翌日に受けとれる!
日本国産大手クレジットが不正利用を監視
JCBカードはに日本の国際ブランドであり、もちろんカードの不正利用対策が立てられています。業界大手なので安心です。
- 不正利用を検知システム
- セキュリティコード
不正利用検知システムチとは、カードの不正利用が発生した際に利用内容をメールや電話で確認するシステムです。
カード利用者がいきなり高額の物を買ったり、いつもと違う行動範囲でカードの利用があった際に、連絡することで不正利用を防ぎます。
セキュリティコードとはカードの裏面に書いてある3桁の番号です。ネット決済の際にクレジットカードと合わせて2段階で入力することで、不正利用のリスクを減らします。
不正利用時は60日前まで全額補償
JCB一般カード利用時に不正利用があった場合は、カード裏面に記載のカード発行会社に連絡しましょう。
60日前までに遡って不正利用額を全額補償してくれます。
エポスカード
エポスカード
カード年会費 | 無料 |
---|---|
ETC年会費 | 無料 |
ETC発行手数料 | 無料 |
還元率 | 0.5% |
電子マネー | — |
申し込み資格 | 満18歳以上 |
- 海外旅行保険が自動付帯
- マルイで年に4回10%OFF
- カラオケSHIDAX30%OFF
バーチャルカードがネットショッピングで利用できる
エポスカードはインターネット上で利用できるバーチャルカードを導入しています。
バーチャルカードとは、年会費・発行手数料無料で通常のエポスカードと同じようにインターネットショッピングで利用できます。
エポスカードと別のクレジットカード番号が発行されて利用するため、カード番号が万が一漏れたとしても本カードの番号が知られることはありません。
エポスあんしんサービスやICカードで安心のセキュリティ
その他エポスカードには以下のセキュリティサービスが付帯しています。
- ICチップ搭載で原則決済時にはサインでなく暗唱番号を入力する
- 不正使用検知システムで怪しい利用を防ぐ
- カード利用時に登録者に通知する
- エポスNetログイン時にメールで通知
不正利用時は全額補償
万が一エポスカードが不正利用されてしまった際は、ただちにエポスカード紛失受付センターに連絡しましょう。
届け日を含め、61日前にさかのぼって不正利用額を全額補償してくれます。
クレジットカードは安全に使用できる!
クレジットカードは使い方次第で、現金よりも安全だということが分かったのではないでしょうか。その証拠に海外ではキャッシュレス化がどんどん進んでいます。
安全なクレジットカードの選び方のポイントをおさらいします。
- ICチップ搭載のクレジットカード
- 顔写真つき・バーチャルカードなど目的に合わせたカードを選ぶ
安全に利用するために、私たちが注意すべきポイントは……
- カードの裏面には必ず署名をしておく(漢字かひらがながおすすめ!)
- 分かりやすい暗証番号は避ける
- 毎月のカード明細を必ず確認する
- SSLを利用しているサイトで買い物をする(危ないサイトには近づかない!)
暗唱番号を入力されてしまったら、不正利用とは認められません。以下の2点には十分に注意しましょう。
- カードの暗証番号の管理に注意する
- 暗証番号は家族にも教えない