クレジット機能なしのETCカードの作り方!簡単に作るならクレジットカードをおすすめ

クレジットカードを持つ男性2 ETCカードお役立ち情報

「ETCカードはクレジットカードがないと作れないはず」と思っている方も多いでしょう。

しかし、クレジットカードを持っていなくても発行可能なETCカードがあります。

ただし登録や支払いに手間がかかる上に初期費用が高くなります。

ETCカードを作るなら、基本はクレジットカード機能の付いたのものをおすすめします。

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クレジットなしのETCカードを作るのはどんな人?

「クレジットカード機能付きの方が便利で安く済むのに、クレジットなしのETCカードを作るのってどんな人?」と疑問がわきますよね。

クレジットなしのETCカードを作るのは、クレジットカードを持ちたくない人・審査に通らない人です。

クレジットカードは信用に基づいて発行されるカードなので、「この人は信用できるか?」審査した上で発行されます。

自営業や個人事業主、学生、主婦/主夫の方は収入が不安定なことも多く、審査に落ちることがあります。その場合、クレジットカードを持つことができません。

また、過去にクレジットカードの支払いを滞納したり、ローンの返済が滞っている人はその情報が登録されていますので、「信用できない人」として審査に落とされることがあります。

クレジットカードを作ることに抵抗のある方もクレジット機能なしのカードを作る傾向にあります。

クレジットなしのETCカードは4種類

クレジットなしのETCは次の4種類があります。

  • ETCパーソナルカード:会社員や公務員などの個人でも作成可能
  • 高速情報協同組合のETCカード:法人限定
  • 法人ETCカード:法人限定
  • ETC協同組合のETCカード:法人限定

この中で最もオーソドックスなのはETCパーソナルカードですが、デポジット(保証金)が高いのが難点です。

それぞれの特徴と申し込み方法、メリットとデメリットについてご説明します。

ETCパーソナルカードとは?

クレジットカードを持ちたくない人や事情があって持てない人でも、ETCカードを利用できるようにETCパーソナルカードが作られました。

クレジットカードの支払い滞納や自己破産など信用面に自信のない人でも作ることができます。

正直なところ、クレジットカード機能付きのETCカードと比較するとお得感は減ります。

また、デポジットが高いことにより初期費用が高いので、あまりおすすめできません。

発行元は高速道路会社。6社が共同で運営しています。

年会費は1,234円。支払い方法は銀行口座からの引き落としです。

申込み方法・必要書類

申込書を入手して申し込みます。

入手できる場所は、サービスエリアまたはETCパーソナルカード事務局。事務局に電話をすると、必要書類が郵送されてきます。

記載内容は個人情報や引き落としに利用する銀行口座で、運転免許証のコピーも必要です。

申し込みの流れは以下の通りです。

  1. 書類が手元に届いたら、必要事項を記入した申込書+運転免許証のコピーをETCパーソナルカード事務局へ送ります。
  2. 事務局で情報の確認が取れた後、デポジット(保証金)の振込取扱票が郵送されてきます。取扱票を指定の機関へ持ち込み、指定の金額を振り込みます。
  3. デポジットの入金が確認されると、ETCパーソナルカードが郵送されます。手続きしてからカードが届くまでは1〜2週間程度かかります。

車載器を購入しセットアップ手続きをすると、ETCカードの利用が可能になります。

ETCパーソナルカードのメリット

クレジットカードを作る必要がないことがメリットです。

ETCパーソナルカードがあれば、朝夕割引や深夜割引が適用されます。

「高速道路は使いたいけど、クレジットカードは作りたくない(作ることができない)」という方にはありがたいですね。

ETCパーソナルカードのデメリット

デメリットは2つあります。

  • デポジット(保証金)が高い
  • 年会費がかかる

1つ目は、デポジット(保証金)が高いこと。クレジットカードの場合はデポジットが必要ないので、余分にお金がかかることになります。

ETCを利用するには、車載器の購入代や専門店でのセットアップ代もかかります。

デポジットがかかると、初期費用がさらに非常に高くなります。

2つ目は、年会費がかかること。

ETCパーソナルカードは年会費が1,234円です。

クレジットカードと連動したETCカードはほとんどの場合に年会費が無料なので、余分にお金がかかることになります。

デポジットはいくらかかる?

デポジット(保証金)がかかるとお話してきましたが、一体いくらかかるのでしょうか。

最低で2万円、頻繁に高速道路を利用する人なら8万円ほどかかることがあります。

計算の方法は、月の平均利用額の4倍です。

月の高速道路利用料が5,000円未満の場合は5,000円の4倍、つまり20,000円の計算になります。

月の高速道路利用料が10,000円の場合はその4倍、つまり40,000円がデポジット(保証金)として徴収されます。

クレジットカードと連動したETCカードでしたらこのお金を払わなくて済むので、損をした気分になりますよね。

高速情報協同組合のETCカードとは?

聞きなれない名前かもしれませんが、1993年に設立された歴史ある組合です。

設立の目的は、小さな会社の経営者や個人事業主のビジネスを支援するため。

個人向けではなく、小さな法人向けとイメージすると分かりやすいと思います。

会社員や公務員は作成が難しいですが、経営者の方や個人事業主としてビジネスをしている方でしたら簡単に作成できます。

クレジット審査が無いため、個人信用情報に自信が無い人でも作ることができます。

ただし、高速情報協同組合が独自に行なっている調査(住所の確認など)はあります。

虚偽の申告をしても良いわけではありません。

登録にはいくらかかるの?

先ほど「ETCパーソナルカードは最低2万円かかる」と説明しましたが、高速情報協同組合のETCカードはいくらかかるのでしょうか。

答えは、約1万円です。パーソナルカードのようにデポジット(保証金)扱いではなく、「出資金」として1万円が徴収されます。

カード解約時には戻ってくるので、実質0円でカードが利用できます。

カード発行に540円、取扱手数料に年間540円かかります。

ETCパーソナルカードと比較すると、初期費用がかなりやすいです。

申込み方法・必要書類

インターネットから申し込むことが可能です。

入力事項は基本的な個人情報と事業に関する情報。

事業に関する情報については資本金や従業員数、主業種 、月額利用予定額、必要カード枚数などを記入します。

この点を見ても、会社員や公務員、個人では申し込みができないことが分かりますね。

申し込みの流れは下記の通りです。

  1. インターネット上の申し込みフォームを入力します。
  2. カード申込書が郵送されてきます。
  3. 出資金を指定の機関で振り込みます。
  4. ETCカード本体が郵送されてきます。

申し込みの際には以下の添付書類が必要です。

  1. 法人:商業登録簿謄本(写し可)、個人事業主:所得税確定申告書(写し可)
  2. 車検証(写し)
  3. ETC車載セットアップ証明書(写し)

高速情報協同組合のメリット

メリットは以下の2点です。

  • ETCパーソナルカードと比較して安価で作成可能
  • 歴史のある組合なので安心

上記でご紹介したETCパーソナルカードは、初期費用が高いと説明しました。

月額いくら使うかによって、初期費用が変わる点もややこしいですよね。

一方、高速情報協同組合のETCカードは初期費用が一律です。

計算しやすい上に安価で入手できます。

また、25年以上前からある組合なので、安心して利用することができます。

高速情報協同組合のデメリット

デメリットは下記の2点です。

  • 法人または個人事業主でなければカード作成不可
  • クレジットカード機能付きカードと比較すると高い

クレジットカードが必要ないわりには安く作成できますが、事業を起こしている人以外は作れない点がデメリットです。

法人ETCカードとは?

法人の方が使うカードです。

現在は会社設立直後でもクレジットカードを作りやすいと言われていますが、それでもクレジットカードを使いたくない方、事情があって作れない方はいらっしゃると思います。

そのような方向けて作られているのが法人ETCカードです。

こちらも先ほど登場した高速情報協同組合が発行しています。

車1台1台に対してカードを発行するので少々手間ですが、長距離を走行する場合はお得な割引が多いため、クレジットカード連動のカードよりもお得に使える可能性もあります。

また、首都高速道路・阪神高速道路を使う場合の割引率が高いです。

都会を中心に長距離走行をする場合にお得なカードです。

登録にはいくらかかるの?

同じく出資金として1万円かかり、カード解約時には返金される仕組みです。

カード発行に617円、取扱手数料に年間617円かかります。

申込み方法・必要書類

先ほどと同じく高速情報協同組合が発行しているため、基本的な流れは同じです。

インターネットから申し込むことが可能で、入力事項は基本的な個人情報と事業に関する情報。

事業に関する情報については資本金や従業員数、主業種 、月額利用予定額などを記入します。

この点を見ても、会社員や公務員、個人では申し込みができないことが分かりますね。

申し込みの流れは下記の通りです。

  1. インターネット上の申し込みフォームを入力します。
  2. カード申込書が郵送されてきます。
  3. 出資金を指定の機関で振り込みます。
  4. ETCカード本体が郵送されてきます。

必要な添付書類も基本的には同じです。車検証の使用者欄の部分だけが異なります。

  1. 法人:商業登録簿謄本(写し可、3ヶ月以内のもの)、個人事業主:所得税確定申告書(写し可、税務署印のあるもの)
  2. 車検証(写し)※使用者欄の名義(使用者欄の記載がない場合は、所有者欄が申込名義と同一である車両に限る。
  3. ETC車載セットアップ証明書(写し)

法人ETCカードのメリット

長距離走行の場合の割引率が大きい

クレジットカード機能付きのカードには無い割引サービスがあります。月間の走行距離が長い場合、クレジットカード機能付きのカードよりもお得になる可能性があります。

法人ETCカードのメリット

1台につき1枚発行する必要がある

カードを使い回すことができません。車を1台1台登録しなければいけないので、所有する車が多い会社にとっては手間がかかるかもしれません。

ETC協同組合のETCカードとは?

最後に紹介するのがETC協同組合のETCカード。

似たような名称が多く、ややこしいですね。先ほどご紹介した高速情報協同組合の姉妹グループのような団体です。

高速情報協同組合よりも審査が通りやすいという口コミもあります。

公式サイトを見ると、”中小企業の事業を多角的にアシストし、異業種交流や各種共同購買・共同利用を通じて事業経営を効率よくサポートします。

コストの削減や新たな経営戦略に役立つ情報の提供や交流など、経営活動の促進を目指した事業協同組合です。”と説明されています。

登録にはいくらかかるの?

出資金が10,000円、カード発行手数料864円、年間手数料864円がかかります。

月末締め翌月20日頃に請求書発送、翌々月5日に口座振替となります。

申込み方法・必要書類

インターネットまたはFAXで申し込みができます。

FAXの場合は公式サイトより書式をダウンロードします。

インターネットの場合は専用フォームから申し込んだ後、必要書類(組合加入申込書・銀行口座振替依頼書・ETCカード申込書・同意書)が送付されてきます。

あらかじめ準備が必要な書類は、下記の通りです。

  1. 公的書類
    法人:履歴事項全部証明書(発行3ヶ月以内のもの、写し可)
    個人事業者:所得税確定申告書(税務署印のあるもの、写し)
  2. カードを申請する車両の車検証(写し)
  3. 申請車両のETC車載器セットアップ証明書(写し)
  4. 代表者の運転免許証もしくは健康保険証の写し

ETC協同組合のメリット

審査が通りやすい

クレジットカード機能付きのカードと比較して審査が通りやすいのはもちろんですが、高速情報協同組合よりもさらに通りやすいという口コミがあります。本社に尋ねても通りやすいかどうかは教えてもらえませんが、傾向としてはあるようです。

ETC協同組合のデメリット

高速情報協同組合より手数料が少し高い

高速情報協同組合はそれぞれ540円、648円の手数料でした。ETC協同組合は864円なので、比較すると少しだけ高いです。

クレジット機能つきのETCカードは危険?

クレジット機能つきのETCカードの中でも、一体型のものは盗難された時のリスクが高いです。

車載器からカードを抜き忘れる可能性があるため、車に置き忘れる可能性があります。

ETCカードとクレジットカードが一体になっているので、盗難されるとクレジット機能を不正利用される可能性があるのです。

クレジット機能付帯型(独立型・分離型)の場合は過度に心配する必要はありませんが、一体型は盗難・不正のリスクが高いです。

ブラックの人はクレジットなしのETCカードがおすすめ

ブラックとは、過去にクレジットカードの支払いを滞納したり、ローンの返済が滞っていたり、個人信用情報に問題がる人のことです。

1度登録されると数年間は情報が引き継がれますので、「信用が無いためクレジットカードが作れない」という事態に陥ります。

しかし、クレジットカードなしでもETCカードは作ることができます。

個人がクレジットカードなしでETCカードを作る場合はETCパーソナルカードしかありませんが、事業を起こしている方は4種類から選ぶことができます。

用途や走行距離を考慮して、最もお得に使えるカードを選びましょう。

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