JAカードのメリット・デメリット!ETCカード・年会費・手数料・ポイント徹底比較

JAカード ETC MUFGニコス一覧

JAカードは三菱UFJニコスがJAバンクと提携することにより、誕生したクレジットカードです。

そのような経緯があるため、農業や観光などに関する特典が用意されているという特徴があります。

そんなJAカードのメリットやデメリットを詳しく紹介していきます。ETCカードの年会費や他社カードとのポイントの違いなどについても詳しく解説します。

※本ページにはPRが含まれます。

JAカードの基本スペック

年会費 1,250円(初年度無料)

年間12万円以上の利用で次年度以降も無料

入会費 無料
利用可能枠 クレジットカードの利用枠の範囲内
申し込み資格 18歳以上で一定の収入を持つ方(高校生を除く)
ポイント還元率 0.5%
海外旅行保険 自動付帯
家族カード あり
ETC専用カード あり
カード発行まで 約2週間
更新期間 自動更新

JAカードのメリット

  • JA直売所とファーマーズマーケットの商品を5%オフで購入できる
  • JA‐SSでのガソリン給油に割引がつく
  • JAバンクのキャッシュカード一体型が用意されている

JA直売所とファーマーズマーケットの商品を5%オフで購入できる

JA直売所やファーマーズマーケットでJAカードを使用すると、商品を5%オフの価格で購入することが出来ます。

JA直売所やファーマーズマーケットは全国の1,700か所に設置されています。日ごろからこれらのお店をよく利用しているという方にとっては大きなメリットとなります。

JA直売所やファーマーズマーケットで売られているのは主に幅広い農作物です。日常的に購入する野菜や果物を5%オフで買えるということは、節約にも役立つ可能性が高いといえるでしょう。

対応しているお店についてはJAグループのホームページ上から検索することが出来ます。

JA‐SSでのガソリン給油に割引がつく

JAグループではガソリンスタンドも運営しています。そのガソリンスタンドはJA‐SSと呼ばれています。

JA‐SSで給与をする際にJAカードを使用すると、最大で1Lあたり2円の割引を受けることが出来ます。ホクレンSSにおいても同様の割引が適用される仕組みになっています。

JAに関連するガソリンスタンドは北海道内に多く設置されているので、北海道に住んでいる方には特に役立つサービスといえるでしょう。

対象になるSSとならないSSが存在するので、このサービスを目的としてJAカードの発行を検討している場合は、事前に確認しておくことが重要となります。

JAバンクのキャッシュカード一体型が用意されている

JAカードの中にはJAバンクのキャッシュカード一体型のものも用意されています。

既にJAバンクの口座を持っている方の場合は、すぐにでもキャッシュカード一体型JAカードを利用することが出来ます。カードの数を抑えることも出来るため、財布をコンパクトにしたい方にもうってつけです。

切り替える場合は一度退会してから

クレジットカード単機能型から、キャッシュカード一体型への切り替えをすることは出来ません。一体型を利用したい場合は、最初にそのことを踏まえて申し込みをする必要があります。

JAカードを利用し始めてからJAバンクの口座を開設し一体型に切り替える場合は、クレジット単機能型を退会してから一体型に申し込みましょう。

少し手間はかかりますが、利便性を大幅に高めることが可能です。

JAカードのデメリット

  • ポイント還元率はそれほど高くない
  • 特典がJAに関係したものに集中している
  • オンラインショップでポイント還元率を上昇させることが出来ない

ポイント還元率はそれほど高くない

JAカードのポイント還元率は0.5%ほどとなっており、クレジットカードの中ではそれほど高い水準ではありません。

また、1,000円で1ポイントがつき、その1ポイントが5円相当の価値を持つ仕組みになっていて、1,000ポイントに満たない場合はポイントの対象になりません。

それゆえにポイントをどんどん貯められるタイプのカードではないといえるでしょう。また、JA直売所やファーマーズマーケットでは割引の特典を利用できますが、ポイントがアップするわけではありません。ポイントをとにかく貯めていきたいという方は注意が必要です。

ポイントを他社ポイントに変換した場合は1ポイント5円相当ですが、そのままキャッシュバックに使用した場合は1ポイントあたり4円で計算されます。

特典がJAに関係したものに集中している

JAカードを使用することでJAに関係した特典を多く利用することが出来ます。しかし、JAに関係していない特典はほとんどありません。

そのためJAに関わる施設を利用しない方にとってはメリットが薄くなってしまいます。JA‐SSでガソリン割引を受けられるので自動車によく乗る方にはメリットが多いと思われがちですが、住んでいる場所の周辺にJA‐SSがあまりなければ恩恵を受けられない恐れがあります。

突出したデメリットは少ないものの、生活スタイルによってはメリットを実感しづらいことに注意が必要です。

オンラインショップでポイント還元率を上昇させることが出来ない

昨今ではクレジットカードを使ってネットショッピングを行っている方が増えています。その際にはポイントアップモールが用意されていることも少なくありません。

しかし、JAカードにはポイントアップモールが用意されておらず、ポイント還元率を上昇させることができません。

どこで使用しても0.5%のみのポイント付与となります。ネットショッピングでポイントをどんどん貯めたいということであれば、他のカードも選択肢に入れることが有効といえるでしょう。

JAカードのポイント制度

  • 景品交換やポイント交換に使用できる
  • 年間の利用額によってポイント還元率がアップ
  • ショップごとのポイント還元率は基本的に固定

景品交換やポイント交換に使用できる

JAカードで貯まったポイントは景品やポイントに交換することが出来ます。

例えば以下のものに交換可能です。

  • キャッシュバック
  • 景品
  • 楽天スーパーポイント
  • ポンタポイント

キャッシュバックに使用することも可能ですが、その場合は1ポイント4円となり、他社ポイントに交換する場合は1ポイントが5円分となります。

このようにポイントの使い方によって、1ポイントあたりの価値が変わるのも特徴です。

年間の利用額によってポイント還元率がアップ

JAカードのポイント還元率は年間の利用額によってアップする仕組みになっていて、カードの利用額が多ければ多いほど、ポイント付与率を高められる可能性があります。

年間利用額 ポイント還元率
年間50万円以上 通常ポイント+利用金額5,000円につき1ポイント
年間100万円以上 通常ポイント+利用額2,000円につき1ポイント

ただし、最大の付与率を実現したとしても、そこまで高い還元率を実現できるわけではなく、最大でも0.75%相当となっています。

利用するのであれば、高い還元率を目指した方がお得ですが、この0.75%というポイント還元率に対してどこまでお得を感じられるかは個人差があります。

もしも、1%を超える還元率を持つカードを所有している場合はJAカードのポイントにこだわる利点が薄れることになります。

ショップごとのポイント還元率は基本的に固定

クレジットカードにおいては、ショップによってポイント還元率が個別に設定されていることが少なくありません。

しかし、JAカードの場合は基本的にショップごとのポイント還元率が固定されています。分かりやすいというメリットがある一方、ショップを上手く選ぶことで還元率をアップさせたりすることは出来ません。

実店舗、オンラインショップともにJAカードに対してのポイントアップを行っているところはなく、ザクザク貯めるというよりは、じっくりとコツコツ貯めるタイプのカードといえるでしょう。

JAカードはETCカードを無料で発行できる?

JAカードではETCカードの新規発行を無料で行うことが出来ます。年会費も無料となっているため、コストをかけずにETCカードを持ちたい方にうってつけです。

ただし、JAカード自体には年会費があるので、JAカードの年会費を払い続けることがETCカードを持つための条件ともいえます。

JAカードの年会費を無料にする方法

JAカードの年会費は年間でショッピング枠を12万円以上使用した場合は無料となります。

他にも電気料金の支払いや携帯代金の支払いにこのカードを使うことで年会費を無料にすることが出来ます。

JAカードとETCカードの両方をほとんどコストなく持つことが出来るので便利といえるでしょう。

JAカードはどんな人におすすめ?

  • 日常的にJAの直売所を利用している方
  • 北海道に住んでいて自動車に乗る機会が多い方
  • JAバンクの口座を持っていて一体型のカードが欲しい方

日常的にJAの直売所を利用している方

JAカードを持つことにより、JAの直売所での買い物が5%オフとなります。JA直売所で売られているのは新鮮な農作物なので日常的に利用している方も少なくありません。

日常の買い物が5%オフとなることは大きなメリットといえるでしょう。そのため、日常的にJA直売所を利用している方にはぴったりのカードです。

JAカードには年会費1,250円がかかりますが、JA直売所をよく利用している方の場合は割引分ですぐに取り戻すことが出来ます。

普段からカードを利用していれば、年間の利用額が12万円を超えれば、ローコストかつ安定したリターンを得られるようになるといえるでしょう。

北海道に住んでいて自動車に乗る機会が多い方

JAカードを使用するとJA‐SSでの給油に割引が適用されます。

しかしJA‐SSは地域によって設置されている数が異なるので注意しましょう。ガソリン代の割引に期待してJAカードの利用を開始したものの、意外と自分の住んでいる地域にJA‐SSがないという状況もあります。

北海道にはJA‐SSがたくさん設置されているので、そのような事態になる可能性が低いです。それゆえに北海道に住んでいて自動車に乗る機会が多い方にはうってつけといえるでしょう。

もちろん、北海道以外であっても自宅の近くにJA‐SSがある場合はガソリン割引の恩恵を受けやすいので、JAカードを持つメリットが大きくなります。

ガソリン割引の金額は1Lあたり最大で2円となっています。つまり、50L給油をすれば100円の割引となります。

少ないようにも見えるかもしれませんが、年間何度も給油する場合はどんどんお得になっていきます。

JAバンクの口座を持っていて一体型のカードが欲しい方

JAバンクは日本の金融機関の中でも特に多くの利用者を抱えることで知られています。そのため、JAバンクの口座を持っている方は珍しくありません。

JAカードでは、JAバンクのキャッシュカードとの一体型カードが用意されています。一体型のカードが欲しい方にとってはメリットがあるといえるでしょう。

JAバンクをメインバンクとしている方にとっては、一体型のカードを持つだけで大抵の用途に使用できるようになります。

ただし、落としてしまった時のリスクも2倍以上に跳ね上がることには注意しておきましょう。

JAカードポイント還元率を他社と比較

カード名 ポイント還元率
JAカード 0.5%
REXカード 1.25%
三井住友VISAデビュープラスカード 1.0%
ビックカメラSuicaカード 1.0%
インヴァンスカード 1.0%
JALカード 1.0%

このようにJAカードの標準的なポイント還元率は決して高いわけではありません。

しかし、JAカードは年会費が安く、持ちやすいというメリットもあるのでポイント還元率だけで良し悪しを判断できない部分もあります。

JAカードが届くタイミングは?

JAカードは申し込みから2週間ほどで送られてくることが多いです。

ただし、これは標準的なケースであり、申し込みの前後に休日がある場合などには3週間近くかかることもあります。

また、MUFGカードの利用状況に影響を受けることもあるので、申し込みの際には時間的な余裕を持つことが重要といえるでしょう。

JAカードの引き落とし日はいつ?

JAカードの支払い日は27日、締め日は5日です。例えば2月4日から3月5日まで利用した分の引き落としは、3月27日に行われます。

引き落とし日が休業日だった場合は翌営業日に持ち越されます。大型連休などで引き落とし日が大幅に変わる場合はホームページ上で告知される仕組みになっています。

JAカードでは会員サイトを運営しており、そこからマイページにログインすることによって、具体的な引き落とし日を確認することが出来ます。

JAカードを実際に利用した人たちの口コミ

30代
公務員

私はメインのクレジットカードとしてMUFG系のカードを使用しています。限度額や金利など、特に不満はなかったのですがそろそろ追加カードを申し込みたいと思っていました。

 

私の家の近くにはJAの直売所があります。たまに新鮮な野菜を購入させてもらっています。JAカードを使うことでJA直売所での買い物が5%引きになると聞きました。JAカードを持っていればお得になると感じました。

 

JAカードは申し込みから2週間ほどで送られてきました。今のところ、JA直売所で買い物をするときだけ使用しています。

 

このカードのおかげでお得な価格で新鮮な野菜を購入することが出来ています。私のような利用の仕方であれば、限度額もほとんど気にならないと思います。MUFGカードとの使い分けも簡単でした。

40代
会社員

私はJAカードを持つ前からJAに関連するガソリンスタンドをよく利用していました。そんな中でJAカードの利用者はガソリンに割引がなされるということを知りました。年

 

間のガソリン費用は決して侮れないので、それが少しでも減らせるのではと思い申しこみました。

 

JAカードは申し込んでからもなかなか届かないので、少し不安でしたが2週間を過ぎたころに届きました。JA‐SSでガソリン給油をする際には意識的にJAカードを使用するようにしています。

 

1回1回の割引額は低いので、あまり影響がないように見えますが年間を通じて使用しているとなかなかお得にだなと実感します。

 

JAの直売所でJAカードを使用した際にも割引が適用されるらしいので、今度やってみようと思います。

30代
自営業

気軽に使えるカードを持ちたいと思い、JAカードに申し込みを行いました。最初はなかなかポイントが多く貯まらないことにやきもきしていましたが、このカードの強みはポイントではないことに気づき、利用の仕方を変えました。

 

ネットショッピングなどを行う際には別のカードを使用し、JAカードはガソリン給油などに絞って活用しています。この利用の仕方に切り替えて以降は上手く活用できているなと思います。

 

もうちょっとポイントが貯まりやすければ良かったのですが、低コストで持てるカードとしてはある程度満足しています。

 

メインカードとのバランスが大事だと感じました。

 

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