さまざまなETCカードが発行されているため「どれを選べばいいかわからない…」という人も少なくないでしょう。
今回は、数あるETCカードの中でも、株式会社オリエントコーポレーションが展開する「オリコカード・ザ・ポイント」というクレジットカード経由で発行するオリコETCカードを取り上げます。
オリコETCカードの発行方法から、家族カードを使ったETCカードの発行、オリコカード・ザ・ポイントのメリットなどについて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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オリコETCカードの作り方とは
オリコETCカードを申し込む場合、大きく分けて以下の2つがあります。
- オリコカード・ザ・ポイントを初めて申し込む人がETCカードも申し込む場合
- オリコカード・ザ・ポイントをすでに持っている人はETCカードを追加で申し込む場合
それぞれについて確認していきましょう。
オリコカード・ザ・ポイントを初めて申し込む方
まだオリコカード・ザ・ポイント自体を持っていない人は、オリコカードを作る必要があります。オリコETCカードはオリコカード・ザ・ポイントと一緒に申し込むことが可能です。
申し込み方法としてはオンラインと郵送の2つがありますが、それぞれの手順は以下のようになっています。
オンラインで申し込む場合
- 上記のURL上で欲しいオリコカードを選ぶ
- オンライン申込を選択
- 手順にしたがって、情報を入力し手続き完了です
郵送で申し込む場合
- 上記のURL上で欲しいオリコカードを選ぶ
- 郵送申込を選択
- 手順にしたがって情報を入力すると後日郵送で申込書が届く
- 申込書に必要事項を記入して、ポストに投函して手続き完了
なお、オリコカード・ザ・ポイント 、オリコETCカードの申し込み手続きに関する質問は、オリコカードセンターに対して電話で行うことができます。
電話番号は地域によって異なるので、お住いの地域の電話番号を確認するようにしてください。
北海道 | 011-261-6002 |
東北 | 022-215-2655 |
関東・甲信越 | 049-271-3330 |
東海・北陸 | 052-735-3525 |
近畿 | 06-6821-3860 |
中国・四国 | 082-225-5360 |
九州・沖縄 | 092-722-5477 |
いずれも受付時間は9時30分~〜17時30分で年中無休となっています。
オリコカードをすでに持っている方がETCカードを作る場合
一方で、すでにオリコカード・ザ・ポイントを持っている人は、「eオリコサービス」というインターネットサービスから申し込むことができます。
ETCカード申し込みの流れは以下の通りです。
- eオリコサービスにログイン
- 「お申込いろいろ」を選択
- 「ETCカードのお申込」を選択
- 案内に従って情報を入力
- 申し込み完了
非常に簡単に発行できるほか、スマートフォンがあれば外出先でも手続きが行えます。
ちなみに、eオリコサービスでは、ETCカードの発行手続きだけでなく、各種手続きや利用状況の確認などが行えます。以下は一例です。
- 請求額照会
- 請求予定額明細
- 利用履歴照会
- 利用明細照会(未確定分)
- 利用明細照会
- 利用明細(リボ払い)
- 利用可能額照会
- お客さま情報変更
- 暗証番号変更
- 口座設定手続
- 利用可能枠の変更
など
サービスへの登録は無料で行えるため、オリコカードユーザーはぜひ登録するようにしましょう。
家族カードでオリコETCカードを作る方法
家族カードとは、カード契約者の家族が発行できるカードであり、カード契約者とほとんど同じ条件のクレジットカードを発行することができます。
オリコカード・ザ・ポイントの場合、この家族カードからでもETCカードの発行が可能です。
家族カードで発行する場合、eオリコサービスから資料請求を行う必要があります。
手順は以下の通りです。
- eオリコサービスにログイン
- TOPメニュー
- 「お申込みいろいろ」を選択
- 「資料のご請求」を選択
- 「家族会員カード入会申込書」から資料請求
申込書が届いたら案内に従って必要事項を入力し、ポストに投函すれば手続き完了です。
オリコETCカードを作るときの注意点とは
すでにカードを持っている人も、まだ持っていない人も手続き自体はシンプルなので、ETCカードを作ること自体は決して難しくありません。
しかし、ETCカード発行にあたってはいくつかの注意点があります。そこで、続いてはそれらの注意点について紹介します。
オリコETCカードのみ作ることはできない
まず、1点目はオリコETCカードのみを作ることはできないということです。
オリコETCカードはあくまでもオリコカード・ザ・ポイントの付帯サービスとして発行できるものであるため、前提条件として、オリコカード・ザ・ポイントを持っている、もしくはオリコカード・ザ・ポイントと一緒に申し込む必要があるのです。
そのため「オリコカード・ザ・ポイントはいらないけど、オリコETCカードだけ欲しい」ということはできないのです。
オリコETCカードは別々に郵送されてくる点に注意しよう
オリコカード・ザ・ポイントとオリコETCカードを同時に申し込んだとしても、2つのカードが一緒のタイミングで届くとは限りません。
また、カードの申し込み方法によってはさらに時間がかかるケースもあるので、ETCカードが必要な時期がわかっている場合などは、余裕を持って手続きを行うようにしましょう。
あくまでも一般的な話ですが、ETCカードの場合手続きから手元に届くまで約2週間かかります。
オリコETCカードの親カードは変更できない
オリコETCカードの利用料金は、親カードであるオリコカード・ザ・ポイントの利用料金と一緒に請求されることになります。
そのため、ETCカードと親カードは一心同体といっても過言ではなく、親カードを他のオリコカードに変更することはできません。
別のカードで支払いを行いたい場合、新たに別のカードを作ってETCカードを追加発行する必要があります。
オリコカード・ザ・ポイントのメリットとは
続いては、オリコカード・ザ・ポイントのメリットとデメリットについて解説します。
まず、メリットとして以下のようなものが挙げられます。
ポイント
- ポイントが貯めやすい
- ポイントの用途が幅広い
- 電子マネーに対応
- 年会費無料
オリコカードはポイントが貯めやすい
オリコカード・ザ・ポイントを利用した場合、100円の利用で1オリコポイントを貯めることができます。
1オリコポイントは、1円相当なので、還元率は1%です。
また、オリコモールと呼ばれるインターネットショッピングサイトを経由して買い物を行うことで、ポイントがさらに貯まります。また、入会後6ヶ月間はポイント還元率が2倍になるなど効率よくポイントを貯めることができます。
またオリコETCカードの利用でもポイントは貯まるので、自動車ユーザーであれば、どんどんポイントがたまるでしょう。
貯めたオリコポイントは様々なギフト券に交換可能!電子マネーも使える
貯めたポイントは、500オリコポイント から各種ポイントやギフト券に交換することができます。
対象となるギフト券やポイントには以下のようなものがあります。
- Amazonギフト券
- iTunesギフトコード
- Tポイント
- WAONポイント
- ANAマイル
- JALマイル
- dポイント
など
さらに、オリコのクレジットカードでは、iDやQUIC Pay、Apple Payなどの電子マネーにも対応しています。
これらのサービスが全て年会費無料で利用できるため、持っていて損をすることがないカードだと言えます。
オリコカードのデメリットとは
一方のデメリットとしては以下のようなものが挙げられます。
ポイント
- ポイントの有効期限の短さ
- 付帯保険がない
オリコカード・ザ・ポイントのポイントの有効期限は12ヶ月と他のポイントサービスと比べて短くなっています。
ポイントをあまり貯める機会がないという人だとせっかく貯めたポイントも使うことなく消滅してしまうので、注意が必要です。
また、国内外の旅行時の傷害保険がついていないのもデメリットだと言えます。
他のカードでは無料で利用できるケースもあるため、旅行によく行くという人にとっては使い勝手があまりよくないかもしれません。
1枚目のオリコカード選びは慎重に!
今回はオリコカード・ザ・ポイント経由でのETCカードの作り方について紹介してきました。
ETCカードの発行自体は難しくありませんが、一度ETCカードを作ってしまうと、決済カードを変更することができないため、1枚目のオリコカードを作るときは慎重に選ぶようにしてください。
同じオリコカードでも年会費がかかるもの、かからないものがあるので、事前によく調べて申し込みましょう!