プラチナカード・ブラックカードの保有率は?各カードの保有率はどれくらい?

プラチナカード・ブラックカードの保有率は?各カードの保有率はどれくらい? クレジットカード

ゴールドカード以上にステータスが高く、特典が充実している上位カード「プラチナカード」

以前は招待制でしか申し込むことができませんでしたが、最近では直接申し込みで入手できるプラチナカードが増えていることから「プラチナカードの保有率はどれくらいか」気になる方も多いのではないでしょうか。

ここではプラチナカードの保有率と、そのステータス性について紹介していきたいと思います。

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プラチナカードの保有率は1.0%前後

2010年のプラチナカード保有率は0.4%

楽天インサイト株式会社が2010年に行った調査によると、8割以上の方が一般カードをメインカードとして利用していることが分かりました。

なお調査対象は、全国の20~69歳の男女1,000人のクレジットカード保有者です。

クレジットカードのランク 保有率
一般カード 86.7%
ゴールドカード 12.3%
プラチナ・ブラックカード 0.4%

特に20代では男女ともに9割以上の方が、一般カードを保有しています。

年代別に見てみると、プラチナカード保有率が高いのは40代の男女でした。

●年代別に見るプラチナカードの保有率

一般カード ゴールドカード プラチナ・ブラックカード その他
20代男性 94% 5% 0% 1%
30代男性 88% 11% 0% 1%
40代男性 88% 11% 1% 0%
50代男性 81% 19% 0% 0%
60代男性 77% 23% 0% 0%
20代女性 95% 4% 0% 1%
30代女性 85% 14% 0% 1%
40代女性 87% 12% 1% 0%
50代女性 90% 9% 0% 1%
60代女性 82% 15% 2% 1%
全体 86.7% 12.3% 0.4% 0.6%

引用:楽天インサイト 2010年クレジットカードに関する調(https://insight.rakuten.co.jp/report/20100323/)

2011年のプラチナカード保有率は1.4%

楽天インサイト株式会社が2011年に行った調査では、一般カードの保有率は87.0%、プラチナカード・ブラックカードの保有率は1.4%という結果がでています。

前年のプラチナカード・ブラックカードの保有率は0.4%だったため、1年で1.0%増加しています。

クレジットカードのランク 保有率
一般カード 87.0%
ゴールドカード 11.3%
プラチナ・ブラックカード 1.4%

年代別に見てみると、プラチナカード保有率が高いのは50代の男性でした。

●年代別に見るプラチナカードの保有率

一般カード ゴールドカード プラチナ・ブラックカード その他
20代男性 92% 6% 1% 1%
30代男性 82% 16% 2% 0%
40代男性 86% 13% 1% 0%
50代男性 80% 17% 3% 0%
60代男性 84% 14% 2% 0%
20代女性 94% 4% 1% 1%
30代女性 94% 5% 0% 1%
40代女性 82% 16% 2% 0%
50代女性 86% 14% 0% 1%
60代女性 90% 8% 2% 0%
全体 87.0% 11.3% 1.4% 3%

引用:楽天インサイト 2011年クレジットカードに関する調査(https://insight.rakuten.co.jp/report/20110822/)

2014年のプラチナカード保有率は0.7%程度

リビング新聞グループの女性マーケティングポータルサイトTOPスペシャルコンテンツが2014年に行った調査によると、プラチナカード保有率は0.7%程度になっています。

ゴールドカードを持っている プラチナカードを持っている ゴールドカード・プラチナカードの両方を持っている
全体 24.0% 0.8% 0.6%
20代 28.6% 0.0% 0.0%
30代 21.1% 1.7% 0.4%
40代 27.7% 0.3% 0.3%
50代 17.4% 0.0% 2.3%

プラチナカードの保有率は2011年より低くなっていますが、ゴールドカードの保有率は2011年に比べて13%程度上がっています。

引用:シティリビングカードに関するアンケート結果(https://www.kurashihow.co.jp/wp-content/uploads/2015/02/2a18d3cf53f0e954abe1f8f49ccc5b29.pdf)

2016年のプラチナカードの保有率は3.0%

2017年にグローバル・マーケティング・リサーチ会社のイプソス株式会社が調査した結果によると、2016年のプラチナカード保有者は3.0%になっています。

調査対象は日本全国の18歳~79歳の男女185,495名です。

クレジットカードのランク 保有率
一般カード 81%
ゴールドカード 16%
プラチナカード 3.0%

年々プラチナカードの保有率は上がっていると考えられる

データーは2016年までのものになっていますが、最近はプラチナカードの保有率が上がってきていると考えられます。

2019年の4月にアメックスプラチナカードが申し込み件数が増えたこともあり、現在ではほぼすべてのプラチナカードが自分で直接申し込みすることができます。

そのためプラチナカードは以前より申し込みやすくなってきていると考えられます。

しかし、今でもほとんどの方が年会費無料カードを持っている現状は変わりません。

プラチナカードの審査難易度が易しくなってきているわけではないので、保有率が多少上がってもステータス性はあるカードです。

プラチナカードはなぜ保有率が低いのか?

一般カードやゴールドカードに比べてプラチナカードのサービス内容は段違いです。

24時間365日対応のコンシェルジュやVIPな空港ラウンジが使える特典などが付帯しているので、人気がありそうなものですが、なぜプラチナカードは保有率が低いのでしょうか?

プラチナカードの保有率が低い理由は以下の通りです。

  • 審査難易度が高い
  • 年会費が高い

審査難易度が高い

クレジットカードには4つのランクがあります。

クレジットカード格付け

した方順に「一般カード」「ゴールドカード」「プラチナカード」「ブラックカード」です。プラチナカードはブラックカードの次にランクが高いカードになっています。

上のランクになっていれば行くほど、審査難易度が高くなっていきます。一般カードであれば、学生やアルバイトの方でも持つことができますが、プラチナカードは「本人に安定した継続収入があること」が必須です。

審査通過には、年収は500万円程度は欲しいことろです。

ダイナースクラブカードや三井住友カードプラチナのように、年齢制限を設けているプラチナカードもあります。

審査難易度が一般カード(年会費無料カード)やゴールドカードよりも高いため、申し込む人が少なく(もしくは申し込んでも審査に落とされていまう)保有率が低くなっています。

年会費が高い

クレジットカードはカードのランクが上がるほどに、年会費が高くなっていきます。

一般カードの多くは年会費無料ですが、プラチナカードを持つには2万円~5万円程度が年会費として必要です。

2014年のリビング新聞グループの調査では「ゴールドカード・プラチナカードを持ちたいと思わない」と回答した方が半分を占めています。

2011年楽天インサイトが行った調査では「ゴールドカードを保有したくない理由」として、一般カードで事足りる(51.7%)、年会費が高い(38.1%)が1位2位の理由として挙がっています。

海外旅行や海外出張に行く機会がない方は、一般カードで事足りるのに高い年会費を払う価値はないと考えているようです。

プラチナカードを持とうと思ったきっかけは海外サービス

2011年の調査ではゴールドカード・プラチナカード・ブラックカードを保有している方に「上位カードを持とうと思ったきっかけ」のアンケートを取ったところ、以下のような結果になりました。

上位カードを持とうと思ったきっかけ

  • ポイントが貯めやすい…44.9%
  • 海外旅行保険時の保険…40.9%
  • 国内外での空港ラウンジ利用…34.6%

4位以降はマイルが貯まりやすい、ショッピングサービスの特典…が続きます。

プラチナカードは海外旅行・海外出張に行く機会が増えると、申し込みを検討する人が多いようです。

プラチナカードはステータス性が高い

今回はデーターからプラチナカードの保有率について解説していきました。

プラチナカードの保有率は年々増えてきていると考えられますが、現在でも5.0%には満たないのではないでしょうか。

プラチナカード=ステータスのあるカードという認識は引き続き間違っていません。

ステータス性のあるカードを求める方は是非、貴重なプラチナカードに申し込んでみてくださいね。

プラチナカードのおすすめが知りたい方はこちら

ブラックカードやゴールドカードも含めてステータス性が高いカードが知りたい方はこちらをご覧ください。

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