「学生のうちにゴールドカードが欲しい」
「楽天市場でよく買い物をする」
そんな場合におすすめなのが、楽天ゴールドカードです。
楽天ゴールドカードは申し込み条件が20歳以上となっており、学生でも条件を満たしていれば、申し込みが可能なカードです。
また楽天市場を利用した場合の還元率が高く、楽天ヘビーユーザーの方であれば、このカードを持つメリットは非常に大きくなります。
ただし、そうではない場合、ゴールドカードには年会費がかかるため、損をしてしまうことも。
とはいえ、学生でカードの申し込みをしたことがある人は少なく、ましてやゴールドカードの申し込みをする経験がある人は少ないですよね。
ここでは学生が楽天ゴールドカードを持つための手順やメリット、注意点について解説します。
この記事を読めば、楽天ゴールドカードを学生で申し込みする方法や、自分が本当に楽天ゴールドカードを持つべきなのか、判断ができますよ。
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学生でも楽天ゴールドカードを利用できる
楽天ゴールドカードは、ゴールドカードの中では珍しく、学生でも申請できるカードです。
ただし、楽天ゴールドカードの申し込み資格としては、「安定した収入があること」が条件となっているため、アルバイトやクラウドソーシングなど何らかの方法で、収入を得ている必要があります。
20歳以上で申し込み可能
また楽天カードの申し込み条件として、20歳以上であることが条件になっています。そのため、学生であっても未成年の場合には、申し込みができません。
未成年の場合には、未成年でも申し込みが可能な楽天カードに申し込みをすることがおすすめです。
なぜなら、楽天カードを発行し、後からゴールドカードに申し込みをすることもできるから。
この方法でクレジットカードの支払いをきちんと行っていれば、信用情報が積み重なり、ゴールドカードの審査にも有利に働きます。
学生が楽天ゴールドカードを入手する手順は?
「でもどうやって楽天ゴールドカードに申し込むかわからない」
という方も多いのではないでしょうか。
学生の方の中にはクレジットカードに申し込みをすること自体がはじめてで、どう申し込むのかわからない人も少なくないですよね。
ここでは楽天ゴールドカードの申し込みの手順について解説します。
インターネットで申し込む
楽天ゴールドカードの申し込みはインターネットでのみ行えます。
具体的な手順は以下の通りです。
- 公式サイトにアクセス
- 「e-NAVI」にログインする
- 必要事項を記入する
- 審査を受ける
- 本人確認書類と口座振替依頼書の提出をする
ではそれぞれの手順について解説します。
公式サイトにアクセス
まずは、楽天の公式サイトにアクセスします。
楽天ゴールドカードも、楽天カードも、申し込みはインターネットでしか行えないため、注意してください。
「e-NAVI」にログインする
次に楽天「e-NAVI」にログインをしましょう。
IDを作っていない場合には、まず新規登録をすることから始めてください。
このIDを作っていないと、楽天ゴールドカードの申し込みはできません。
必要事項を記入する
次に楽天ゴールドカードの申し込みに必要な事項を入力します。
- 名前
- 住所
- 他社の借り入れ情報
- 勤務先情報
- 収入
- 引き落とし銀行口座の設定
などの情報を入力します。
このとき、キャッシング枠には申し込まないようにしましょう。
キャッシング枠を利用すると、審査のハードルが上がり、審査に落ちる可能性が高くなります。
どうしても必要な場合には、審査に通って、カードを持ってからでも遅くはありません。
審査を受ける
楽天ゴールドカードの申し込みが完了したら、その段階で審査が始まります。
申込者の状況や申し込みしたタイミングにもよりますが、一般的には3〜4日程度で結果がメールにて通知されます。
本人確認書類と口座振替依頼書の提出をする
審査に無事通ったら、本人確認書類と口座振替依頼書の提出をしましょう。
本人確認書類はネット上でアップすることもできます。
ネット上で確認できた場合には、カード受け取りの際に、簡易書留で送られ、簡単に受け取れます。
もし本人確認書類をネットで提出しなかった場合には、本人限定受取郵便で郵送され、受け取りの際には、運転免許証などの本人確認書類が必要になります。
このとき、学生証は本人確認書類として認められないため、あらかじめ適切な書類を準備しておきましょう。
審査が不安な学生は楽天カードからのランクアップを目指そう
楽天ゴールドカードは通常の楽天カードよりも、審査の基準が厳しく、学生でも申し込み可能ではありますが、通らないケースも少なくありません。
審査に落ちてしまうと、そこから6ヶ月間はカードの申し込みができなくなってしまいます。
そのような事態が不安な場合には、まず楽天カードを手に入れ、そこからのランクアップを目指すのがおすすめです。
楽天カードを利用し、毎月の支払いをきちんと行っていれば、信用情報が積み重なり、審査に通りやすくなります。
楽天ゴールドカードにランクアップしたい場合には、信用情報に傷をつけないよう、支払いの遅延などは、絶対にしないようにしましょう。
学生が楽天ゴールドカードを作るメリット
学生が楽天ゴールドカードを持つのはハードルが高いですが、それに見合ったメリットもあります。
- 楽天市場で還元率が常に5.0%
- 空港ラウンジを利用できる
- ETCカード年会費が無料
ではそれぞれのメリットについて次で詳しく解説します。
楽天市場で還元率が常に5.0%
学生が楽天ゴールドカードを持つメリットは、楽天市場で買い物をすることで、ポイントの還元率が5%というかなりの高還元率になることです。
通常の楽天カードの場合には、楽天市場での還元率が3%のため、還元率がかなり変わります。
大まかに言えば、楽天市場で年間11万程度以上利用する人であれば、年会費分を十分に回収することができるはずです。
楽天市場を利用すればするほど、お得なカードだと言えるでしょう。
空港ラウンジを利用できる
楽天ゴールドカードを学生が持つメリットは空港ラウンジを利用できることです。
楽天ゴールドカードを持っていると、国内空港ラウンジを年間2回まで無料で利用できます。
以前は何度でも利用可能でしたが、2018年に年間2回までに変更になりました。
それでも、学生で空港ラウンジが利用できるカードはほとんどないため、利用する価値は高いと言えます。
ETCカード年会費が無料
学生が楽天ゴールドカードを持つメリットは、ETCカードの年会費が無料になることです。
通常の楽天カードの場合、ETCカードを所有すると、年会費500円がかかってしまいます。
そのため、車をよく運転し、ETCを利用する方の場合には、メリットがあるカードだと言えるでしょう。
学生が楽天ゴールドカードを作るときの注意点
学生が楽天ゴールドカードを作る際には注意するべき点もいくつかあります。
- 学生のうちは利用限度額が低い
- リボ払いに注意
- 海外旅行傷害保険は楽天カードと同じ額
- 年会費がかかる
- キャッシング枠を希望すると審査が難しくなる
この点を抑えておかないと、場合によっては損をしてしまう可能性もあります。
では次で詳しく解説します。
学生のうちは利用限度額が低い
楽天ゴールドカードを学生が持つ注意点としては学生の内は利用限度額が小さくなりがちでということです。
楽天ゴールドカードは、学生でも入手可能ではあるものの、審査のハードルは高いため、審査に通ったとしても上限額が低くなってしまい、20〜30万円が上限になりがちです。
収入がそれほど多くはない、学生であれば、問題になることは少ないですが、旅行など一度に高額な出費が必要になる場合には、上限が問題になることもあります。
そのため、上限が高いカードが欲しい場合には、楽天ゴールドカードはあまりおすすめできません。
リボ払いに注意
学生がエムアイカードに申し込む時の注意点としてはリボ払いに設定しないことです。
リボ払いとは、毎月一定額ずつ設定し、支払う方法で便利ですが、不用意に使うことで、家計を圧迫する要因になります。
リボ払いの項目は必ず利用しないをチェックし、利用しないようにしましょう。
海外旅行傷害保険は楽天カードと同じ額
楽天ゴールドカードを学生が持つ場合の注意点としては、海外旅行傷害保険の内容が楽天カードと同様の内容になっていることです。
具体的な保険金額の上限は以下のような内容になっています。
- 障害死亡・後遺障害:最大2000万
- 障害治療費用:200万
- 疾病治療費用:200万
- 賠償責任(免責なし):2000万
- 救援者費用:200万
- 携行品損害:20万
楽天カードで海外旅行傷害保険をより充実させたい場合には、他のカードと組み合わせるか、楽天ゴールドカードより上位の楽天プレミアムカードにランクアップする必要があります。
ただし、楽天ゴールドカードでこの保険を適用させるには、自宅から空港出発までの交通費か、海外旅行代金を楽天カードで支払いをすることが条件になっています。
他のカードで海外旅行傷害保険の補填を行う場合には、そのカードで支払いをしなくても適用できるカードを選択しなければいけません。
年会費がかかる
楽天ゴールドカードを学生が持つ時の注意点は年会費がかかることです。
年会費が2,200円(税込)でかかるため、その年会費を払ってでも、加入するべきメリットがあるのかについて考える必要があります。
大まかに楽天市場で11万以上利用する場合、ラウンジなど他のメリットを使う場合であれば、楽天ゴールドカードを持つメリットは十分であると言えます。
しかし、そうではない場合には、無理して持つメリットはなく、年会費が負担になる可能性もあることには注意しましょう。
キャッシング枠を希望すると審査が難しくなる
楽天ゴールドカードを学生が申し込む場合、キャッシング枠を希望すると、審査に通るハードルが高くなってしまいます。
これは楽天ゴールドカードに限った話ではありませんが、キャッシング枠を申し込むと、通常のカードの審査とは別にキャッシング枠の審査も必要になり、ハードルが上がってしまいます。
楽天ゴールドカードの審査の時点で十分ハードルが高く、キャッシング枠を申し込んで審査に通るのはあまり現実的ではありません。
どうしてもキャッシング枠を利用したいのであれば、カード本体の審査が通った後でも行えるため、その時に行うとよいでしょう。
審査・発行にかかる日数は?
楽天ゴールドカードの審査・発行にかかる日数は、大まかに審査に3〜4日、発行に1週間程度かかります。
カードの発行スピードとしては早くも遅くもありませんが、「即日でカードが欲しい」という場合には違うカードを選ぶ方がよいでしょう。
楽天ヘビーユーザーな学生におすすめ
この記事では楽天ゴールドカードを学生が持つメリットについて解説しました。
楽天ゴールドカードは学生が持てる数少ないゴールドカードの一つで、ゴールドカード特有のメリットである空港ラウンジが利用できるなどのメリットがあります。
ただし、上記の点を除けば年会費がかかり、楽天ポイントの還元率が楽天カードよりも高いことを除けば、それほど大きな違いはありません。
年会費との兼ね合いを考えなければ、楽天ゴールドカードではなく、楽天カードの方がお得になる可能性も十分にあります。
そのため、楽天市場を年間で10万円以上利用するようなヘビーユーザーの学生に特におすすめできますよ。
この記事を参考に、学生の時点で楽天ゴールドカードを申しこむべきなのかどうか、考える参考にしてください。