ライフカードの年会費が安いうえに海外旅行保険が付帯されているので、普段から海外旅行している、好きな人にはライフカードがおすすめです。
しかし、具体的な保障内容や補償金額が気になる人は多いと言っても過言ではないでしょう。
そこで、ライフカードの海外旅行保険の内容と補償額、利用する流れなどについて解説していきます。
普段から海外旅行に行っている人、または海外旅行が好きな人、初めての海外旅行に不安を抱いている人は是非、この記事を参考にしてみてください。
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海外旅行保険が付帯しているライフカード
ライフカードは種類によって、海外旅行保険が付帯されているカードと、付帯されていないカードが存在します。
ライフカードは年会費無料のクレジットカードを扱うのですが、そのクレジットカードに海外旅行保険が付帯されておりません。
普段から海外旅行をしている人は、海外旅行保険が付帯されているライフカードを選べばいいだけのことです。
海外旅行をしないが単純にクレジットカードが欲しいという人は、年会費無料のライフカードを選んでも問題ありません。
学生なら学生専用ライフカードがおすすめ
ライフカードは学生専用のクレジットカードを扱っています。クレジットカードを持ちたい学生には、学生専用ライフカード(※ライフカードが扱うクレジットカード名)がおすすめです。
学生専用ライフカードの申し込み資格は以下のとおりとなります。
- 高校生を除く満18歳以上25歳以下
- 大学・大学院・短期大学・専門学校に現在でも在学している
- 未成年の場合は親権者の同意が必要
- オンラインでの入会申し込みは、・卒業予定年月の1ヶ月前の月末までであること
- 原則として他のライフカードとの重複発行は不可能
以上の条件を満たすことで、学生専用ライフカードの申し込みが可能になるのです。
なお、20歳以上の場合は親権者の同意は不要であります。
なぜ学生に対して、学生専用ライフカードをおすすめするのか、その理由を以下にまとめました。
- 年会費が無料
- 海外ショッピング利用キャッシュバック5%
- 海外旅行保険が最高2,000万円など学生のための安心プログラム
- ポイントの有効期限が最大5年
- 携帯利用料金をライフカードで決済すると毎月プレゼント抽選が行われる
- 卒業後も継続して利用可能
学生専用ライフカードは海外旅行保険が最高2000万円付帯
海外旅行保険が付帯されているクレジットカードの多くは年会費がかかります。年会費がかからないクレジットカードでも、海外旅行保険は付帯されているのですが、保険金が非常に安いです。
どのくらい安いのかは一概に言えませんが、一般的には300万円~500万円が相場だと言われています。
学生専用ライフカードは年会費が無料なので、クレジットカードに関する経済的な負担についても、ほとんど困ることはありません。海外旅行保険も付帯されているのも学生専用ライフカードの特徴のひとつで、保険金は最高2,000万円設定されています。
年会費無料なのに海外旅行保険の保険金が最高2,000万円に何か裏があるのではと思われる人は多いかもしれませんが、学生向けに特化したクレジットカードなので、学生ならではの特典であります。
海外でキャッシュバック
学生専用ライフカードの最大の特徴とも言うべき、学生特典が4つ存在するのです。
海外ショッピング利用キャッシュバックもその学生特典のひとつで、カード利用総額のうち5%がキャッシュバックされます。
しかも、キャッシュバックされた金額が自動的に、カード会員の口座に振り込まれる仕組みを持つので、換金忘れというのがございません。
学生専用お問い合わせ窓口を設置し、カード会員保証制度も充実しているので、学生が学生専用ライフカードを持って海外旅行しても、安心できるというわけです。
ポイントの有効期限が最長5年
ポイントに関してもご注目ください。学生専用ライフカードで買い物などするとポイントが貯まるのですが、貯まったポイントの有効期限が最長5年に設定されています。5年の間で貯めたポイントを「LIFEサンクスプレゼント」で、商品の交換ができるのです。もちろん、JCBギフトカードなどギフト券の交換も対応しております。
普段からスマホを利用している学生でも、学生専用ライフカードはおすすめです。なぜなら、「ケータイ利用料金決済deプレゼント」という学生特典にあります。
この学生特典は、スマホの利用料金決済に学生専用ライフカードを設定しておくことで、毎月抽選でAmazonギフト券500円分プレゼントされるという特典です。10人に1人の割合で当たるので、高確率で抽選の対象になる可能性があります。
大学など卒業した後、学生専用ライフカードは継続したまま利用できるのかと不安を抱く人は少なくありませんが、継続したまま利用可能です。ただし、注意点があります。
学生専用ライフカードの「海外旅行保険」の自動付帯、「キャッシュバックサービス」、「ケータイ利用料金決済deプレゼント」という学生特典は、卒業予定年の3月末日を持って終了することになるのです。
特に海外旅行保険の自動付帯が利用できなくなるので、その間に「ライフカード旅行傷害保険付き」というライフカードが扱っているクレジットカードに切り替えるようにしましょう。
ライフカード旅行傷害保険付き
ライフカード旅行傷害保険付きとは、先ほど申し上げたとおり、ライフカードが扱っている
クレジットカードです。そのクレジットカードの基本スペックなどを見てみましょう。
- 年会費は本会員1,250円(税抜)と家族会員400円(税抜) ※初年度無料
- 満18歳以上(高校生を除く)で電話連絡ができれば申し込み可能 ※未成年の場合は親権者の同意が必要
- 海外旅行保険の保険金が最高2,000万円
ライフカードのクレジットカードに海外旅行保険のオプションが追加されただけですが、海外旅行保険の有無だけで安心感が違ってきます。年会費がかかるのが唯一のデメリットですが、安いと言っても過言ではないでしょう。
海外旅行保険の内容と格安な年会費を考慮すると、コスパが高いと断言いたします。年間1,250円(税抜)を払うだけで、海外旅行保険が利用できるからです。
ライフカードの海外旅行保険自動付帯で使いやすい
ライフカードに付帯されている海外旅行保険は自動付帯なので、使いやすいのがメリットです。
自動付帯とは、持っているだけで適用されるというものであります。カード決済に利用しなくても、保険が適用されるだけでなく、カード会社への連絡も必要ありません。
自動付帯の反対に利用付帯というものがあります。利用付帯とは、旅行中に交通費やツアー代金や宿泊費などの支払いに利用した時点で、海外旅行保険の適用対象になるというものです。旅行とは関係ない交通費などの支払いに利用しても、海外旅行保険の適用対象外となることを注意しなければなりません。
自動付帯の話しに戻りますが、海外旅行保険の自動付帯でも適用されないケースがあることも注意する必要があります。
具体的に説明するために、以下にまとめました。
- ライフカード旅行傷害保険付きを解約した
- 年会費や利用料金の支払いを滞納している
- カード会社に保険金を請求しなかった
- 補償限度額を超えたため
ライフカードを解約している時点で海外旅行保険の適用から外れます。年会費や利用料金の支払いを滞納している場合も、この時点で海外旅行保険の適用対象外となるのです。
カード会社に保険金を請求しなかった場合も同様であります。その場合はまずカード会社に問い合わせすることから始め、カード会社の指示に従って保険請求手続きを行うのです。
この部分は「ライフカードで海外旅行傷害保険を利用する流れは?」という見出しで後ほど、詳しく解説していきます
補償限度額を超えても保険金請求は可能です。しかし、限度額を超えた分は全て自己負担になります。限度額を超えないかぎり、自己負担はゼロとなることを覚えましょう。
ライフカードの海外旅行保険の補償額と補償内容
ライフカードの海外旅行保険の補償額と補償内容を以下に、公式サイトから引用して、解説していきます。
補償内容 最高保険金額
傷害死亡・後遺障害
最高2,000万円
傷害治療費用 200万円
疾病治療費用 200万円
救援者費用等 200万円
個人賠償責任危険 2,000万円(免責金額なし)
携行品損害 20万円(免責金額1事故3,000円)
引用:ライフカード/クレジットカード付帯保険
海外旅行保険のひとつである傷害死亡・後遺障害の場合は最高2,000万円となっています。
海外旅行中に事故などによるケガ、ならびに病気にかかった場合は保険適用対象になるのです。
携行品損害とは、お客様の持ち物(バックやカメラやスマホなど)の紛失や破損や盗難などの被害を受けた場合は補償の対象となります。持ち物の価格または時価、修理費用なども補償の対象になるので安心です。
治療に関する費用も200万円まで補償してくれるという魅力的な面があり、現地の病院にかかった治療費も安心であります。個人賠償責任危険は最高2,000万円までの補償が可能です。
ライフカードのキャッシュレス診察が使える
海外旅行中に病気やケガなどがあったら、現地の病院で診察してもらうのが一般的です。
しかし、現地のお金を持っていない場合、治療費の支払いが不可能となるのですが、ライフカードはキャッシュレス診察が利用できます。
現地のお金を持っていなくても、ライフカードひとつさえあれば、治療費を支払うことができるのです。
注意点:地方では使えないことも…
ライフカードはキャッシュレス診察に対応しているのですが、現地の病院がキャッシュレスに対応していない場合、キャッシュレスでの支払いが不可能です。
都市部の病院であれば、多くがキャッシュレスに対応しているのですが、地方では使えないことがほとんどであります。
海外旅行先が地方であれば、現地のお金を携帯していたほうが堅実的です。病院に限った話しではなく、地方だとキャッシュレスに対応していない店舗も多いことを注意しましょう。
ライフカードで海外旅行傷害保険を利用する流れは?
実際に現地で海外旅行し、病気またはケガをした場合はライフカードの海外旅行保険が欠かせないのですが、その手続き方法がわからないという人や気になるという人が多くいるでしょう。
そこで、海外旅行保険を利用する方法について紹介いたします。
海外旅行保険の利用手続きは基本的に、ライフカードを発行しているライフカード株式会社に問い合わせして、その後の指示に従ったほうが早いです。
必要書類を準備する
海外旅行保険を利用するにはまず、必要書類の準備から始めます。どういった書類が必要なのかというと、例えば現地の病院にかかった場合は、病院からの診療明細書および領収書などです。
購入した商品が破損または盗難に遭った場合、それを証明するレシートなどの書類が必要になります。
準備ができたら、保険金請求手続きに入ります。
ライフカードに電話する
まずは事故が遭った日から30日以内にライフカード株式会社に連絡してください。連絡する際、商品の購入店と購入日、購入した商品の内容と購入金額、そしてカード会員番号を伝えます。
事故の内容は人によって異なるので、まずはカード会員番号と事故の内容を先に伝えたほうがいいでしょう。
請求手続きを終えた後、ライフカード株式会社からお客様宛に保険金請求書が送付されます。お客様は保険金請求書と必要書類を添付し、指定された保険会社に送付してください。
なお、カードの売上表またはお買上表は1年間大切に保管するようお願いいたします。
保険金は「あいおいニッセイ同和損保」に請求
保険金の請求先は「あいおいニッセイ同和損保」となります。
あいおいニッセイ同和損保とは「あいおいニッセイ同和損害保険株式会社」で、MS&ADグループの完全子会社です。
基本的に保険金の請求先は、あいおいニッセイ同和損保となるので、送付先を間違えないようにしてください。
ライフカードの海外保険額は1枚で十分ではない
ライフカードの海外保険額は最高2,000万円なので、確かに魅力はあるのですが、1枚だけでは不安です。他のクレジットカードと組み合わせる必要があります。そもそも組み合わせは可能なのかと気になる人は多いと思われますが、実は可能です。
例えば、ライフカードの傷害治療費用が200万円で、他のクレジットカードに付帯されている傷害治療費用300万円と組み合わせると、最高500万円までの治療費用が補償されます。
もう少し具体的に説明すると、傷害治療費用200万円を突破して、超えた分を自己負担しなければなりません。しかし、超えた分の自己負担額を他のクレジットカードの保険で全て賄うことが可能となります。
ライフカードと他のクレジットカードと組み合わせられるだけでなく、保険金も合算できるのが最大のメリットです。しかし、注意しなければならない点がございます。傷害死亡・後遺障害と賠償責任の補償内容は合算の対象外となるという点です。
なぜかと言いますと、傷害死亡・後遺障害と賠償責任の補償額がもともと高額なことにあります。他のクレジットカードの保険金が仮に最高5,000万円だとしても、ライフカードより高い他のクレジットカードの保険が優先的に適用されるのです。
ライフカードと他のクレジットカードの海外旅行保険を組み合わせるのは決して悪いことではありませんし、むしろおすすめすべきであります。全てが海外旅行保険に適用されるとはかぎらないことに注意しましょう。
エポスカードの保険を組み合わせよう
どのようなクレジットカードがおすすめなのかと悩む人は多いと思われますが、わたしはエポスカードをおすすめします。なぜエポスカードをおすすめするのか、その理由を以下にまとめました。
- 年会費無料
- 海外旅行保険が付帯されている
- 自動付帯である
海外旅行保険の内容に注目していただきたいのですが、補償内容は以下のとおりです。
保険の種類 保険金額
傷害死亡・後遺障害 500万円
傷害治療費用 200万円
疾病治療費用 270万円
賠償責任(免責なし) 2,000万円
救援者費用 100万円
携行品損害(免責3,000円) 20万円
参照: エポスカード/海外旅行傷害保険
傷害死亡・後遺障害と賠償責任を除き、全ての補償内容は他のクレジットカードの保険との合算が可能になります。
エポスカードはサブカードとして、ライフカードはメインカードとしてそれぞれ利用すると良いでしょう。
ライフカードの海外旅行保険まとめ
ライフカードの海外旅行保険の補償内容と補償額を紹介しました。学生専用ライフカードは年会費無料なのに対し、ライフカード旅行傷害保険付きは年会費1,250円(税抜)かかります。
海外旅行保険の内容と年会費を考慮すると、ライフカードはコスパが高いクレジットカードと言っても過言ではありません。加えて、他のクレジットカードの保険と組み合わせることもできます。
おすすめに紹介したエポスカードは、年会費無料でありながら海外旅行保険が付帯されているうえに自動付帯なので、ライフカードとの相性も良いでしょう。