高還元率カードとして人気の「オリコカード・ザ・ポイント」
通常還元率が1.0%で、ネットショッピング(特にAmazon)で還元率が高くなるカードですが、オリコカードには上位カードの「オリコカード・ザ・ポイント・プレミアムゴールド」があります。
年会費無料のオリコカードか、年会費を数千円払ってでも還元率がさらに高いオリコカードプレミアムゴールドにするか…悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
結論から言うと、電子マネー決済とオリコモール経由の決済で月額32,500円以上または年額390,000円利用する方はオリコカード・ザ・ポイント・プレミアムゴールドがおすすめです。
- 電子マネー決済・オリコモール経由で月額32,500円以上または年額390,000円利用→プレミアムゴールド
- 電子マネー決済・オリコモール経由で月額32,500円以上または年額390,000円利用しない→オリコカード(ノーマル)
これを前提に読みすすめてもらえればと思います。
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オリコカードとザ・プレミアムゴールドのスペックを比較
オリコカード・ザ・ポイント(以下略:オリコカード)とオリコカードザポイント・プレミアムゴールド(以下略:ザ・プレミアムゴールド)の各スペックの違いを一覧でみてみましょう。
オリコカード・ザ・ポイント | オリコカードザポイント・プレミアムゴールド | |
---|---|---|
年会費 | 無料 | 1,950円 |
ETCカード年会費 | 無料 | |
家族カード年会費 | 無料 | |
申し込み資格 | 18歳以上(高校生不可) | 年齢20歳以上で安定した収入がある方 |
国際ブランド | ||
電子マネー | ||
ポイント有効期限 | ポイント加算月から12か月後の末日まで | |
ポイント還元率 | 1.0% | |
オリコモール利用のポイント加算 | +0.5% | +1.0% |
電子マネーの利用のポイント加算 | – | +0.5% |
ショッピングリボ利用のポイント加算 | – | +0.5% |
海外旅行保険 | – | 最高2000万円 |
国内旅行保険 | – | 最高1000万円 |
ショッピング保険 | – | 最高100万円 |
国内・海外レンタカーサービス | 〇 | 〇 |
手荷物宅配サービス | 〇 | 〇 |
福利厚生サービス「Orico Club Off」 | – | 〇 |
オリコカードよりザ・プレミアムゴールドの方が優れている点は
- オリコモール利用で0.5%のポイント加算
- 電子マネーの利用で0.5%のポイント加算
- ショッピングリボ利用で0.5%ポイント加算
- 海外旅行保険付帯
- 国内旅行保険付帯
- ショッピングガード付帯
- 福利厚生サービス「Orico Club Off」付帯
反対にザ・プレミアムゴールドがオリコカードに劣る点は、年会費が1950円かかることです。
オリコカードとザ・プレミアムゴールドをポイント還元率で比較
オリコカードとザ・プレミアムゴールドは通常還元率は1.0%と変わりありません。
しかし、ザ・プレミアムゴールドはオリコモールや電子マネーの利用によってポイントの加算があります。
- オリコモール利用で1.0%のポイント加算
- 電子マネーの利用で0.5%のポイント加算
- ショッピングリボ利用で0.5%ポイント加算
オリコモールの利用で0.5%のポイント加算
「オリコモール」は様々なネットショップが入っているオリコカード専用モールです。
オリコモールを経由すると最大15%のオリコポイントが貯まります。これはオリコカードもザ・プレミアムゴールドも共通の特典です。
しかしザ・プレミアムゴールドが通常のオリコポイント獲得分に加えて、+1.0%分のオリコポイントが加算されます。
オリコカードも0.5%特別加算はされるのですが、プレミアムゴールドであればさらに0.5%分のポイントを受け取れます。
オリコモールにはAmazon・Yahoo!ショッピング・楽天市場などの主要ショップはもちろん、ファッションや旅行関係のショップもそろっています。
どのオリコカードでも支払った時は1.0%のポイントが最低でも加算されます。
以下は主なショップを利用したときのポイント付与率です。
ショップ名 | ポイント | オリコカード利用時の加算ポイント(+0.5%) | ザ・プレミアムゴールド利用時の加算ポイント(+1.0%) |
---|---|---|---|
Amazon | +0.5% | 2.0% | 2.5% |
Yahoo!ショッピング | +0.5% | 2.0% | 2.5% |
楽天市場 | +0.5~15% | 2.0%~16.5% | 2.5~17% |
セブンネットショッピング | +1.0% | 2.5% | 3.0% |
ベルメゾンネット | +0.5% | 2.0% | 2.5% |
イトーヨーカドーネットスーパー | +1.0% | 2.5% | 3.0% |
イトーヨーカドーネット通販 | +1.0% | 2.5% | 3.0% |
ニッセンオンライン | +1.0% | 2.5% | 3.0% |
ZOZOTOWN | +0.5% | 2.0% | 2.5% |
ユニクロオンラインストア | +0.5% | 2.0% | 2.5% |
GUオンラインストア | 1.5% | 3.0% | 3.5% |
Apple公式サイト | +0.5% | 2.0% | 2.5% |
ビックカメラ.com | +1.0% | 2.5% | 3.0% |
ヤマダウェブコム | +0.5% | 2.0% | 2.5% |
楽天トラベル | +0.5% | 2.0% | 2.5% |
JTBトラベル | +1.0% | 2.5% | 3.0% |
一休.com | +0.5% | 2.0% | 2.5% |
日本旅行 | +1.0% | 2.5% | 3.0% |
エクスペディアのホテル | +2.5% | 4.0% | 4.5% |
キャンペーン期間中であれば、サイトのポイント倍率がさらにアップしていることもあります。
ネットショッピングで買い物をする機会が多い方は、ポイント倍率が高いザ・プレミアムゴールドがおすすめです。
電子マネーの利用で0.5%のポイント加算
オリコカードとザ・プレミアムゴールドには、どちらの電子マネー「iD」と「QUICPay」の2つが付帯しています。
電子マネーでの決済でももちろん1.0%還元の特徴になるのですが、プレミアムゴールドならさらに0.5%のポイントが加算されます。
オリコカードの利用でも1.0%ですが、プレミアムゴールドを利用すれば還元率が1.5%になる、ということです。
電子マネー | オリコカード利用時の還元率 | ザ・プレミアムゴールド利用時の還元率 |
---|---|---|
iD | 1.0% | 1.5%(1.0%+0.5%) |
QUICPay | 1.0% | 1.5%(1.0%+0.5%) |
ApplePay | 1.0% | 1.5%(1.0%+0.5%) |
スーパーやコンビニ・駅売店などの少額決済の際はクレジットカードよりも電子マネーを利用すると思いますが、電子マネーを頻繁に利用する方ならプレミアムゴールドの方がおすすめです。
ショッピングリボ利用で0.5%ポイント加算
ザ・プレミアムゴールドでショッピングリボ払いをすると、0.5%のポイントが加算されます。
オリコカードが1.0%なのに対して、ザ・プレミアムゴールドは1.0%+0.5%の1.5%です。
ただし、リボ払いは手数料がかなり高く損をする支払い方法なのでおすすめしません。ショッピングリボで0.5%加算に釣られてリボ払いを利用しないようにしましょう。
オリコカード・ザポイント・プレミアムゴールド限定のサービス・特典
ザ・プレミアムゴールドはポイント還元率がオリコカードよりアップしますが、その他にも限定の特典が付帯しています。
- 海外旅行傷害保険が自動付帯
- 国内旅行保険が利用付帯
- ショッピング・プロテクションあり
- 福利厚生サービス「オリコクラブオフ」
海外旅行傷害保険が自動付帯
- オリコカード…海外旅行傷害保険なし
- ザ・プレミアムゴールド…海外旅行傷害保険が自動付帯
オリコカードには海外旅行傷害保険が付帯していませんが、ザ・プレミアムゴールドなら海外旅行保険が自動付帯します。
自動付帯なので、旅行代金をクレジットカードで支払わなくても保険が適応されます。
補償内容 | 補償費用 |
---|---|
傷害死亡・後遺傷害 | 2000万円 |
傷害治療・疾病治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 |
賠償責任 | 2000万円 |
携行品損害 | 1旅行につき20万円 |
救済者費用 | 200万円 |
海外旅行保険に1番必要な傷害治療・疾病治療費用は200万円と十分な額ではありませんが、年会費2千円程度で自動付帯なので特別悪くはないでしょう。
国内旅行傷害保険が利用付帯
- オリコカード…国内旅行傷害保険なし
- ザ・プレミアムゴールド…国内旅行傷害保険が利用付帯
ザ・プレミアムゴールドは国内旅行傷害保険が利用付帯します。
利用付帯は自動付帯と違って、クレジットカードを持っているだけでは保険が適応されません。
航空券や宿泊代などをクレジットカードで支払うと保険が適応されます。
補償内容 | 補償費用 |
---|---|
傷害死亡 | 1000万円 |
後遺障害 | 1000万円 |
ショッピング・プロテクションあり
- オリコカード…ショッピング・プロテクションなし
- ザ・プレミアムゴールド…ショッピング・プロテクションあり
ザ・プレミアムゴールドには年間最高100万円までのショッピング保険が付帯しています。
ショッピング・プロテクションはカードで購入した商品に万が一破損や盗難などが発生した場合、購入日から90日間、年間最高100万円まで補償をしてくれる保険です。
1事故につき10,000円の自己負担が発生しますが、それ以外は補償してもらえます。(一部補償対象外の商品あり)
福利厚生サービス「オリコクラブオフ」
福利厚生サービス「オリコクラブオフ」は国内外の有名ホテルや温泉旅館等の宿泊料金・遊園地・映画・テーマパークなどの施設が会員限定価格で利用できる特典です。
会員登録は無料なのに、カード会員と配偶者・2親等までの家族も利用できます。
- 映画のムビチケの割引(100円~200円程度)
- ドミノピザ店15%OFF
- スターバックス…15%OFF
- わん(居酒屋)…10%OFF
クラブオフの特典はまだまだ種類があり、時期によって割引率も異なります。
詳しくはコチラをチェックしてみてください。
オリコカードの上位カードはもっと種類がある
オリコカードの上位カードとして現在オリコカードザプレミアムゴールドとの比較をしています。
しかしオリコカードの上位カードにはもっと種類があります。個人向けに発行されているオリコカードのゴールドカードの種類は6種類です(リボ払い専用カードは非推奨なので省略しています)
カードの種類 | 年会費 | 特徴 |
---|---|---|
オリコカード・ザ・ポイント | 無料 | 年会費無料のスタンダードカード |
ザ・ポイント・プレミアム・ゴールド | 1,986円 | ポイントが貯まる高還元率カード
電子マネー利用で+0.5% オリコモール利用で+1.0% 最高2000万円の海外旅行保険が自動付帯 |
オリコカード・ザ・ワールド | 9,982円 | 空港ラウンジが利用できる
国際線の手荷物配送サービス 海外での還元率2.0% 最高5000万円の海外旅行保険が自動付帯
|
The Gold(ザ・ゴールド) | 初年度無料
2年目以降11,000円 |
空港ラウンジ利用可能
年間利用金額によってポイント倍率アップ(最大2.5倍) 最高5000万円の海外旅行保険が自動付帯 |
i Gold(アイ・ゴールド) | 初年度無料
2年目以降3,300円 |
20歳から持てるゴールドカード
空港ラウンジが利用できる 最高2000万円の海外旅行保険が自動付帯 年間利用金額によってポイント倍率アップ(最大2.2倍) |
プレミアム・ゴールド | 1,986円 | WEB入会限定
最高2000万円の海外旅行保険が自動付帯 年間利用金額によってポイント倍率アップ(最大2.2倍) (ザ・プレミアム・ゴールドの下位) |
プレミアム・ゴールドを選ぶメリットはほぼない
年会費は2000円程度のオリコカードから選択するとなると「オリコカードザ・プレミアムゴールド(1,986円)」と「プレミアム・ゴールド(1,986円)」でしょう。
しかしプレミアム・ゴールドはザ・プレミアムゴールドと比べて…
- 基本還元率0.5%
- iD・QUICPayの利用のポイント加算サービスはなし
- クラブオフ優待なし
になっており、年会費や保険が同じにも関わらず、ザ・プレミアムゴールドより劣っているので、わざわざ申し込む必要はないでしょう。
というか「オリコカードザ・プレミアムゴールド」と「プレミアム・ゴールド」って名前が似すぎて混乱しますね…。
みなさんも間違えて申し込まないように注意してください。
空港ラウンジを利用したいならオリコカード・ザ・ワールドもあり
空港ラウンジサービスが付帯したゴールドカードが欲しいならオリコカード・ザ・ワールドを検討してもよいでしょう。
オリコカード・ザ・ワールドは基本還元率1.0%で、空港ラウンジと海外旅行保険が最高5000万円自動付帯しています。
ただし、空港手荷物無料配送サービスの対象が「往路のみ」になっています。
また、オリコカードザ・プレミアム・ゴールドに付帯している「クラブオフ優待」は受けられません。
ポイント×特典の両方取りにはオリコカードプラチナ
ポイント還元率は高く保ちつつ、特典も利用したい場合は、オリコカードプラチナの方がいいかもしれません。
オリコカードプラチナの特徴は以下の通りです。
年会費 | 20,370円 |
---|---|
通常還元率 | ・1.0%
・iD・QUICPay利用で+0.5% ・誕生月に+1.0% |
海外旅行保険 | 自動付帯 |
国内旅行保険 | 利用付帯 |
ショッピング保険 | 付帯 |
海外空港ラウンジ | 〇(ラウンジ・キー) |
国内空港ラウンジ | 〇 |
その他 |
・24時間体制のコンシェルジュサービス ・ダイニングby招待日和(レストランのコース2名利用で1名無料) ・国際線の手荷物無料宅配2個まで無料 ・クラブオフVIP会員 |
年会費は2万円と少々高めに感じるかもしれませんが、年会費1万円だしてオリコカード・ザ・ワールドを申し込むより、少しお金を足してプラチナカードを申し込んだ方がコスパがいいでしょう。
特におすすめの特典は、「ダイニングby招待日和」です。
ダイニングby招待日和は指定レストランのコース料理を2名以上で利用すると、1名分が無料になる特典です。
年に2回以上利用すれば、この特典だけで元が取れてしまいます。
オリコカード・ザ・プレミアムゴールドは元が取れる?
ポイント還元率が高くて、電子マネーやオリコモールでもボーナスポイントが加算される、オリコカード・ザプレミアムゴールド。
オリコカード・ザ・ポイントよりもポイントを多く貯めたい!という方に向いています。
しかし年会費が1,986円かかるため、元が取れるのか不安…という方は多いのではないでしょうか。
どちらのカードを選んだ方がいいかは、年会費1986円分のポイントを1年間で獲得できるかによって異なります。
年会費を回収するなら、電子マネー決済とオリコモール経由の決済で月額32,500円以上または年額390,000円以上利用する必要があります。
食料品やスーパーコンビニの支払いを月に32,500円以上利用する方なら、支払方法を電子マネーに変えるだけで達成できる数字です。
ただ、月額32,500円以上または年額390,000円以上利用しない方は、ポイントで年会費の元を取ることは難しいです。
オリコクラブオフを利用する方なら、特定店舗で割引が受けられます。近くに利用する店舗がある方はそれだけでも遅くになるでしょう。
オリコカードとオリコカードザ・プレミアムゴールドの比較のまとめ
今回はオリコカードの中でも「オリコカードザ・ポイント」と「オリコカード・ザプレミアム・ゴールド」の2つを比較しました。
オリコカード・ザ・ポイント | オリコカードザポイント・プレミアムゴールド | |
---|---|---|
年会費 | 無料 | 1,950円 |
ETCカード年会費 | 無料 | |
家族カード年会費 | 無料 | |
申し込み資格 | 18歳以上(高校生不可) | 年齢20歳以上で安定した収入がある方 |
国際ブランド | ||
電子マネー | ||
ポイント有効期限 | ポイント加算月から12か月後の末日まで | |
ポイント還元率 | 1.0% | |
オリコモール利用のポイント加算 | +0.5% | +1.0% |
電子マネーの利用のポイント加算 | – | +0.5% |
ショッピングリボ利用のポイント加算 | – | +0.5% |
海外旅行保険 | – | 最高2000万円 |
国内旅行保険 | – | 最高1000万円 |
ショッピング保険 | – | 最高100万円 |
国内・海外レンタカーサービス | 〇 | 〇 |
手荷物宅配サービス | 〇 | 〇 |
福利厚生サービス「Orico Club Off」 | – | 〇 |
オリコカードザ・プレミアムゴールドは以下の点でオリコカードに優れています。
- オリコモール利用で0.5%のポイント加算
- 電子マネーの利用で0.5%のポイント加算
- ショッピングリボ利用で0.5%ポイント加算
- 海外旅行保険付帯
- 国内旅行保険付帯
- ショッピングガード付帯
- 福利厚生サービス「Orico Club Off」付帯
どちらにするか迷ったら、自分が電子マネーやオリコモール(ネットショッピング)で月額32,500円以上または年額390,000円以上利用するか考えましょう。
利用する方には、オリコカードザ・プレミアムゴールドがおすすめで、該当しない方は年会費無料のオリコカードで十分です。