高還元率のカードを探していると常に還元率1.25%という強いカードが目につくと思います。
ジャックスが発行するRE XCARD(レックスカード)は通常還元率が1.25%で、ジャックスモールで1.75%の還元率を誇ります。
メインカードに使うなら還元率が高いカード一択…と思う方が多いと思います。
しかし、REX CARDは還元率が高いかわりに、ポイント還元するまでかなりのポイントを貯めなくてはいけないので、カードの利用金額が多くない方にはおすすめできません。
しかし、REX CARDは還元率が高いだけではなく、海外旅行保険が自動付帯している年会費無料カードなので、持っておいて損をするカードではありません。
ここではREX CARDのポイント還元率とその他のメリットについて解説していきます。
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REX CARDは通常還元率1.25%
クレジットカードの利点の1つに利用金額によってポイントが貯まる、というのがあります。
通常のクレジットカードの還元率は0.5%で、高還元率に分類されるカードの還元率でも1.0%です。
それに対してREX CARDの還元率は、1.25%という数字を叩きだしている超還元率カードです。
クレジットカード業界の中でも、還元率が1.0%以上のカードは珍しいです。
還元率0.5% | エポスカード
三井住友カード セゾンカードインターナショナル VIASOカード |
---|---|
還元率1.0% | 楽天カード
オリコカード・ザ・ポイント JCB CARD W |
還元率1.0%以上 | リクルートカード…1.2%
REX CARD…1.25% |
メインカードとしてポイントが貯まるクレジットカードを探しているなら、まず0.5%のカードは論外でしょう。
ポイントを貯めたいなら1.0%以上のカードが圧倒的におすすめです。
還元率1.0%以上のカードの中には、リボ払い専用カードも含まれているので注意が必要。
リボ払い専用カードは、還元率2.0%などをエサにリボ手数料を払わなければいけない要注意カードです。
リボ払いは急な出費がかさんでいる方なら利用する機会があるかもしれませんが、メインカードとして利用するにはリスクが高すぎます。高還元率のポイントはリボ手数料の支払いによって、むしろマイナスになります。
その点、REX CARDが年会費が完全に無料でリボ払い専用カードでもなく、ポイント還元が1.25%受けられます。
REX CARD(レックスカード)のポイント付与条件
クレジットカードは利用した金額によってポイントが貯まりますが、よく見るのは「1000円で1ポイント」「100円で1ポイント」「200円で1ポイント」このあたりでしょう。
1000円で1ポイントと200円で1ポイントは主に還元率0.5%のカードに多い還元条件です。
楽天カード・オリコカードザポイント・dカードなどの高還元率カードは、100円で1ポイント貯まる場合が多いです。
それに対してREX CARDは毎月の2000円(税込)毎に25ポイントが貯まります、1ポイントは1円の価値を持っているので、2000円の利用に対して25ポイントが貯まるよってことです。
ポイント付与の単位が2000円(税込)と大きいので、2000円未満の端数は切り捨てられてしまうのがデメリットです。
REX CARD(レックスカード)の還元率をもっと上げる方法
REX CARD(レックスカード)は通常でも1.25%と十分高いですが、JACCSモールを利用すれば、最大13.25%還元率を上げることができます。
JACCSモール利用で最大13.25%!最低でも1.75%の還元
ジャックスカードのポイントサイト「JACCSモール」を利用すれば、レックスポイントとは別に「Jデポ」というポイントが貯まります。
JデポはJACCSモールの経由によって、0.5%~12%も付くので、REX CARDもともとの還元率と合わせると最低でも1.25%+0.5%で1.75%になります。
最高だと13.25%のポイント還元率です。
JACCSモールはAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどが利用できるので、ネットショッピングで困ることはないでしょう。
JACCSモールには
- Amazon
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
- じゃらん
- 楽天トラベル
- Joshinネットショッピング
- DHCオンラインショップ
- 一休.com
- セシールオンラインショップ
- メルカリ
などなど、主要ショップが入っているので買い物には困りません。
リボ払いだとポイント還元率1.75%(おすすめしない)
手数料をとって毎月の支払い額を一定にするリボ払いですが、利用すると還元率が1.75%になります。
通常2000円毎に25ポイント(25円)貯まることろが、2000円毎に35ポイント(35円)貯まります。
ただし、リボ手数料が高いのでおすすめしません。ポイント多くゲットしても手数料で相殺され、むしろマイナスになってしまいます。
JACCSモールでリボ払いをすると還元率は最低でも2.25%になるのですが、ポイント還元率に釣られてリボ設定にしないようにしましょう。
●利用方法別のポイント還元率
REX POINTの還元率 | Jデポの還元率 | 合計還元率 | |
---|---|---|---|
通常ショッピング | 1.24% | – | 1.25% |
リボ払いでのショッピング | 1.75% | – | 1.75% |
JACCSモール経由のショッピング | 1.25% | 0.5% | 1.75% |
JACCSモール経由のリボ払いショッピング | 1.75% | 0.5% | 2.25% |
リボ払いにする方が還元率が高くなるのですが、長い目でみると1回払いの方がおすすめです。
「価格.com安心支払いサービス」利用で1.25%→1.5%に
「価格.com安心支払いサービス」は、クレジットカード番号などの個人情報を販売店に知らせることなく、決済できうサービスです。
支払いから一定期間たっても商品が届かない場合は、返金を受けられるため、安心してネットショッピングができるようになっています。
サービスを利用してみたい方には、ポイント還元率も1.5%になるのでおすすめです。
しかし「価格.com安心支払いサービス」は利用料がかかります。
●「価格.com安心支払いサービス」の利用料金
ネットショッピングの利用料金 | 利用料 |
---|---|
1万円未満 | 205円(税込) |
1万円以上=1万9892円まで | 2052円(税込) |
利用料がかかるので、サービス自体を利用しない方はお得とは言えません。
3ヵ月以内の利用金額によってボーナスポイント
REX CARDはカードが到着してから3ヵ月以内のクレジットカード利用金額に応じて、Jデポが最大5000円分プレゼントされます。
利用金額 | 付与ポイント |
---|---|
5万円 | 1,000円分 |
7万円 | 2,000円分 |
10万円 | 3,000円分 |
3ヵ月以内に10万円以上の大きな出費がある場合は3000円分のポイントが付与されるため、おすすめですよ。
また自動リボ払いサービスの「Jリボサービス」への登録で、1,000円分、カード入会と同時に同サービスに登録するとさらに1,000円分のJデポがプレゼントされます。
しかし、自動リボ払いは手数料がかかるためおすすめしません。現実的にはカード利用で最大3000円分のポイントが付与されると思っておきましょう。
REX POINTとJデポの違いは?
REXCARDを利用したときに貯まるのが、レックスポイント。JACCSモールを利用したときに貯まるポイントがJデポです。この違いについて説明します。
REX POINTは1500ポイントごとにJデポ1500円分、またはANAマイル300マイルに交換できます。
マイルに交換すると還元率が下がってしまうので、基本的にJデポへの交換がおすすめです。
Jデポは、クレジットカードの請求時にJデポに登録された金額を差し引いた金額が請求されます。平たく言うと、Jデポはカードのキャッシュバックに使えるよってことですね。
Jデポは手続きなしで、自動的に値引きが適応されます。
REX POINT | Jデポ | |
---|---|---|
貯まる場所 | REX CARDの利用 | JACCSモールの利用 |
交換先 | ・Jデポ
・ANAマイル |
クレジットカードのキャッシュバック |
交換単位 | ・1500ポイント=1500円分のJデポ
・1500ポイント=ANAマイル300マイル |
1ポイント=1円でキャッシュバック |
交換手続き | 要 | 不要 |
有効期限 | 獲得月より2年間 | 獲得月から3ヵ月 |
ポイント還元以外のREX CARDの特典
ポイント還元率が高いのがREX CARDの大きな特徴ですが、その他にも魅力的な特典があります。
年会費が無料で特典が受けられますよ。
海外旅行保険が自動付帯
REX CARDは海外旅行保険が最高2000万円自動付帯しています。
クレジットカードの旅行保険には「自動付帯」と「利用付帯」の2つがありますが、このうち自動付帯は旅行代金をクレジットカードで支払わなくでも保険が適応されるため非常に便利です。
補償内容 | 補償費用 |
---|---|
傷害死亡 | 最高2,000万円 |
後遺障害 | 80万円~2,000万円 |
傷害治療費用・疾病治療費用 | 最高200万円 |
賠償責任 | 最高2,000万円 |
携行品損害(1旅行の限度額) | 最高20万円(自己負担3,000円) |
救済者費用(1年間限度額) | 最高200万円 |
年会費無料のクレジットカードで、傷害治療・疾病治療費用が最高200万円付帯します。
国内旅行保険も無料
国内旅行保険も最高1000万円付帯しています。適応条件は利用付帯なので、旅行代金(交通費や宿泊費)をクレジットカードで支払うと保険が適応されます。
補償内容 | 保険金額 |
---|---|
死亡の場合 | 1,000万円 |
後遺障害の場合 | 30万円~1,000万円 |
入院1日につき | 5,000円 |
手術1事故につき1回限度 | 5万円/10万円/20万円
(手術の種類に応じて決定) |
通院1日につき | 3,000円 |
REX CARD(レックスカード)のデメリット・注意点
高還元率と海外旅行保険の自動付帯が魅力のREX CARD(レックスカード)ですが、いつくか注意点もあります。
- ポイント付与単位が2000円単位
- 2年間で1500ポイント貯めないとポイントが消滅する
- リボ払いには十分に注意する
ポイント付与単位が2000円単位
REXCARDのポイント還元率は1.25%ですが、ポイント付与の単位が2000円毎に25ポイントと少々特殊です。
毎月の利用額2,000円に対してポイントが貯まるので、2,000円未満の金額(端数)はすべてカットされてしまいます。
1回の利用額が2000円以上でなくてもかまいませんが、毎月2000円未満の端数はカットされてしまうため、場合によっては100円1ポイント貯まる楽天カードの方がポイントが貯まることもあります。
毎月の利用額が多い方は、REX CARDの方がポイントが貯まりますが、数千円程度ならさほど差がありません。
毎月利用合計額
(2000未満は切り捨てされる) |
REX CARD | 楽天カード |
---|---|---|
1,000円 | 0ポイント | 10ポイント |
2,000円 | 25ポイント | 20ポイント |
3,000円 | 25ポイント | 30ポイント |
4,000円 | 50ポイント | 40ポイント |
5,000円 | 50ポイント | 50ポイント |
5,500円 | 50ポイント | 55ポイント |
表をみて分かる通り、REXCARDと楽天カードのポイントが貯まる数がどっこいどっこいという感じでしょうか…。
2年間で1500ポイント貯めないとポイントが消滅する
REX CARDで貯まるREX POINTは2年間で消滅してしまいます。
貯めたREXポイントは1500ポイントからANAマイル300マイル分かJデポに交換できます。ANAマイルへのレートはよくないので、Jデポに交換することになるでしょう。
2年間で1500ポイント貯められない方は、せっかく貯めたポイントが無駄になってしまうためおすすめできません。
リボ払いには十分に注意する
REXCARDは通常還元率が1.25%と高額ですが、リボ払いを利用すると還元率がさらに0.5%加算され、1.75%の還元率になります。
JACCSモールを使ってREXCARDを利用すると、さらに還元率をアップできます。
REX POINTの還元率 | Jデポの還元率 | 合計還元率 | |
---|---|---|---|
通常ショッピング | 1.24% | – | 1.25% |
リボ払いでのショッピング | 1.75% | – | 1.75% |
JACCSモール経由のショッピング | 1.25% | 0.5% | 1.75% |
JACCSモール経由のリボ払いショッピング | 1.75% | 0.5% | 2.25% |
しかし、リボ払いは毎月の支払額を一定にする代わりに、毎月手数料を払う必要があります、
REX CARDのリボ手数料は月利1.25%(実質年率15.00%)になっています。
いくらポイント還元率が高くても、むやみに使うと損をしてしまします。
リボ払いのカードの中には、リボ支払い額を上限額まで引き上げることで手数料を避けることができるカードもありますが、REXCARDはその制度が利用できません。
必要としていないのにリボ払いに登録するのは避けましょう。
REXCARDは年会費無料で還元率1.25%の超高還元率カード
REXCARDは通常還元率が1.25%でJACCSモールの経由で最低でも1.75%で買い物をすることができます。
還元率が高いたけではなく、海外旅行保険が自動付帯しているので、海外旅行でも活躍するでしょう。
国際ブランドもVISAとMasterCardなので、使えない…という心配もありません、
ただし、ポイント還元率が高いかわりに、以下のようなデメリットもあるので注意しましょう。
- ポイント付与単位が2000円単位
- 2年間で1500ポイント貯めないとポイントが消滅する
- リボ払いには十分に注意する
月のクレジットカード利用額が多い方には、ポイントが貯まりやすいカードとしておすすめですよ。