「出光法人専用カードがどんなカードか知りたい」
そうお悩みではないでしょうか。
出光法人専用カードは審査のハードルが低く、発行しやすい法人カードです。
しかし出光でしか利用できず、割引などのメリットもそれほどありません。
この記事では出光法人専用カードの基本スペックやメリット、デメリットについて解説します。
この記事を読めば、自分が出光法人専用カードをどう活用するべきか、その方法がわかるでしょう。
※本ページにはPRが含まれます。
出光法人専用カードの基本スペック
出光法人専用カードのスペックをまとめると、以下の通りです。
年会費 | 無料(ETCの場合は年間500円) |
---|---|
入会費 | 無料 |
ブランド | 無し |
利用可能枠 | 200万円 |
支払い方法 | 1回払い |
付帯保険 | 無し |
付帯機能 | 無し |
出光法人専用カードはクレジット機能がないため、ブランドなどはなく、付帯保険や機能などもありません。
ガソリンにしか利用できないカードですが、上限が200万円までであることも注意しましょう。
出光法人専用カードのメリット
出光法人専用カードは、出光が近くにある法人の場合におすすめのカードです。
具体的なメリットは以下の通りです。
- 年会費無料
- 点検整備も支払い可能
- 車両管理がしやすい
- 出光カードローンの利用が可能
- 法人会員用のリースサービス
- カウネットで事務用品の決済も可能
- 審査のハードルが低い
では次で詳しく解説します。
年会費無料
出光法人専用カードのメリットは年会費無料で申し込めることです。
年会費の負担がないため、申し込みしやすいカードと言えるでしょう。
点検整備も支払い可能
出光法人専用カードのメリットは点検整備の支払いも可能なことです。
ガソリンカードの場合、ガソリン以外の用途では支払いができないことも少なくありません。
しかし、出光の場合に限ってですが、点検整備での支払いが可能です。
次に紹介する車両管理のしやすさにもつながっています。
車両管理がしやすい
出光法人専用カードのメリットは車両管理がしやすいことです。
請求が車両ごとの発行になるため、どのカードでどのような整備が行われ、いつ給油したのかの情報が管理されます。
そのため、簡易的な点検記録としても扱われるため、メンテナンス効率が向上するでしょう。
出光カードローンの利用が可能
出光法人専用カードのメリットは出光カードローンが利用できることです。
出光カードローンでは最大で100万円の出費を受けられます。
法人の場合、何かと資金繰りに困ることも多いため、資金繰りの方法の一つとして選択肢に入れておくとよいでしょう。
法人会員用のリースサービス
出光法人専用カードのメリットは法人会員専用のリースサービスが利用できることです。
リースできるものとしては以下のものがあります。
- 情報機器
- OA機器
- 商業設備
- 娯楽設備
- 介護設備
リースで初期投資を抑えつつ、様々な設備が導入できるため、起業したての法人であれば、強い味方になるでしょう。
カウネットで事務用品の購入も可能
出光法人専用カードのメリットはカウネットでの事務用品の決済ができることです。
ガソリンカードはガソリンにしか利用できないイメージがありますが、上記の挙げたようなサービスであれば、出光法人専用カードで決済できます。
審査のハードルが低い
出光法人専用カードのメリットは審査のハードルが低いことです。
いわゆる出光や一部のサービスでしか支払いができず、クレジット機能が備わっていないため。
そのため、審査に通る可能性が高く、審査に通りやすいと言えるでしょう。
出光法人専用カードのデメリット
出光法人専用カードのデメリットは以下の通りです。
- 出光や一部サービス以外での利用不可
- ガソリン代の割引は無し
- ポイントシステムは無し
- 車両番号が登録できず、不正利用の可能性
- 上限は200万円
では次で解説します。
出光や一部サービス以外での利用不可
出光法人専用カードのデメリットは、出光や一部サービス以外では利用不可であることです。
出光以外のガソリンスタンドでは利用できません。
また利用できるものもかなり限られているため、実質的には出光でしか利用できないカードと考えてよいでしょう。
出光が近くにないような場合であればそもそも利用できません。
ガソリン代の割引は無し
出光法人専用カードはガソリン代の割引がないこともデメリットです。
そのため、支払いをお得にしたい場合は別のカードを申し込む必要があるでしょう。
ただし、割引があるようなカードは審査のハードルも上がるため、審査に通るまでのつなぎとして利用するのも選択肢です。
ポイントシステムは無し
出光法人専用カードのデメリットは、ポイントシステムがないことです。
出光でしか利用できず、ポイントもためられないため、ポイントをためたい場合には、別のカードへの申し込みをした方がよいでしょう。
車両番号が登録できず、不正利用の可能性
出光法人専用カードは車両につき1枚発行されますが、車両番号が登録されているわけではありません。
そのため、自家用車に給油するなど不正利用されるリスクがあります。
不正利用を回避したい場合は、カードの管理方法を考える必要があるでしょう。
出光法人専用カードのETCカードの申し込み方法
出光法人専用カードはETCカードの申し込みも可能です。
ガソリンに加えETCの料金もまとめて管理できるため、管理のしやすさを考える場合には選択肢になるカードでしょう。
申し込み手順は以下の通りです。
- インターネットで申し込みを行う
- 郵送される申込書を記入し返送する
手順としてはシンプルで手間はかからないものの、郵送される期間があるため、発行されるまでには1週間以上かかるでしょう。
出光法人専用カードのETCカードの年会費・発行可能枚数・ポイントは?
出光法人専用カードのETCの年会費や発行可能枚数、ポイントについて解説します。
出光法人専用カードのETCの年会費は500円
出光法人専用カードのETCの年会費は1枚500円です。それほど高くはないため、気軽に発行できるでしょう。
発行可能枚数は車の台数分
出光法人専用カードのETCは車の台数分発行できます。
ただし、こちらはあくまで原則であり、審査の結果発行枚数が車の台数より少なくなる可能性が0ではないことには注意しましょう。
ただし、クレジット機能がないため審査のハードルは低く、よほどのことがなければそのような事態は起こらないでしょう。
ポイントは無し
出光法人専用カードはポイントが付与されないカードです。
ポイントをためたい場合は、別の法人カードへの申し込みをおすすめします。
ただし、クレジット機能が付与されたものとなるため、審査のハードルが大幅に上がる点には注意しましょう。
上限は200万円
出光法人専用カードのデメリットは、上限が200万円しかないことです。
ガソリンやメンテナンスなどにしか利用できないため、200万まで利用する可能性はそれほど高くはありませんが、台数が多い場合は上限に引っかかる可能性がないとは言えないため、注意事項として把握しておきましょう。
出光法人専用カードはどんな法人におすすめ?
「出光法人専用カードはどのような場合におすすめなの?」そう疑問ではないでしょうか。
出光法人専用カードは以下のような場合におすすめです。
- 出光が会社の近くにある場合
- 車両管理がしたい場合
- 信用力が低い場合
特に一番初めの理由が満たされていない場合は、出光法人専用カードの利用はおすすめできません。次で詳しく解説します。
出光が会社の近くにある場合
出光法人専用カードがおすすめなのは、出光が会社の近くにある場合です。
出光法人専用カードは出光でしか原則として利用できないため、出光が近くになければそもそも利用できません。
車両管理がしたい場合
出光法人専用カードがおすすめな場合は車両管理がしたい場合です。
明細時には車両ごとにカードが発行され、メンテナンスやETCなども車両ごとに1台と割り振ることで、管理がしやすくなります。
その車のメンテナンス記録や車両の状態を管理したい場合にはおすすめできるカードと言えるでしょう。
信用力が低い場合
出光法人専用カードがおすすめできる場合は信用力が低く、法人カードの審査が厳しい場合です。
クレジット機能のある法人カードは審査のハードルがかなり上がり、信用力がかなりの問題になります。
そのため、審査に落ちてしまいやすく簡単にカードの発行ができません。
出光が近くにある場合でかつガソリンカードが必要であればこのカードがおすすめできるでしょう。
出光法人専用カードが届くタイミングは?
出光法人専用カードはインターネットで申し込みをしてから、郵送で申込書が届きます。
そちらに返送してから申し込みが完了するため、スムーズにやりとりしても1週間以上は発行に時間がかかるカードです。
ある程度余裕を持った申し込みを行う方がよいでしょう。
出光法人専用カードの引き落とし日はいつ?
出光法人専用カードの引き落とし日は毎月月末締め、翌々月7日払いです。
1回払いのみとなるため、引き落とし日が近づいてきたら事前にお金を準備しておきましょう。
出光法人専用カードは出光の利用頻度が高い場合におすすめ
この記事では出光法人専用カードのメリットやデメリットについて解説しました。
出光法人専用カードはクレジット機能がないため、審査のハードルが低く、申し込みしやすいカードです。また車の台数ごとに発行されるため、車両管理がしやすいカードでもあります。
しかし、出光でしか利用できず、ガソリンの割引があるわけでもないため、それほどおすすめできるカードとは言えないでしょう。
審査が厳しい場合、出光が近くにある場合はこのカードの申し込みをして、信用力が高まってきたら別のカードへの切り替えをするのがベターです。”