SMBC JCB CARD クラシックは三井住友銀行が発行しているクレジットカードです。
このクレジットカードは、年に1回以上利用すると年会費無料になり、ある店舗で利用すると、ポイント還元率が通常より3倍~5倍にアップするなど、様々なメリットがあります。
しかし、SMBC JCB CARD クラシックを年1度使用しないと年会費が発生する、通常ポイント還元率が低いのがデメリットです。ステータスがスタンダードなので、初めてクレジットカードを持つ人や、大学生や新社会人でもおすすめできます。
そこで今回、SMBC JCB CARD クラシックの特徴、メリットとデメリットについて紹介していきます。興味または利用を検討されている方は是非、参考にしてみてください。
※本ページにはPRが含まれます。
- SMBC JCB CARD クラシックの基本スペック
- SMBC JCB CARD クラシックのメリット
- SMBC JCB CARD クラシックのデメリット
- SMBC JCB CARD クラシックのポイント制度
- SMBC JCB CARD クラシックのETCカードの申し込み方法
- SMBC JCB CARD クラシックのETCカードの年会費・発行可能枚数・ポイントは?
- SMBC JCB CARD クラシックはどんな人におすすめ?
- SMBC JCB CARD クラシックのポイント還元率を他社と比較
- SMBC JCB CARD クラシックが自宅に届くタイミングは?
- SMBC JCB CARD クラシックの引き落とし日はいつ?
- SMBC JCB CARD クラシックを利用した人たちの口コミ
SMBC JCB CARD クラシックの基本スペック
年会費 | 1,100円(税込)
※初年度無料、2年目以降は前年に1回以上利用すると年会費無料となる |
---|---|
入会費 | 無料 |
ブランド | JCB |
利用可能枠 | 10万円~80万円 |
支払い方法 | 1回払い、2回払い |
付帯保険 | 旅行傷害保険(国内・海外) |
付帯機能 | iD(専用カード) |
SMBC JCB CARD クラシックでいくつか注目していただきたいのですが、ブランドはJCBでしか対応していません。
日本国内の店舗では、クレジットカード決済でJCBに対応しているのが非常に多く、対応していないほうが珍しいです。
しかし、海外のクレジットカード決済対応店舗だと、他のブランドと比較するとJCBに対応していない店舗のほうが多いです。JCBは日本人向けのブランドであるのが理由にあります。
日本人がよく観光に訪れる国の店舗のほとんどが、JCBのクレジットカードに対応しています。
もうひとつ、注目していただきたいのが、iDという電子マネーです。SMBC JCB CARD クラシックとは別に、追加カードとしてiD専用カードが別に付きます。
チャージ不要の後払い式なので、チャージの手続きを行う必要がありません。
SMBC JCB CARD クラシックのメリット
SMBC JCB CARD クラシックを利用するメリットはたくさんありますが、特に注目していただきたいメリットは4つあります。
- キャッシュカードと一体型
- 対象の店舗でポイントが3倍~5倍
- 年会費無料の条件のハードルが非常に低い
- 国内と海外の旅行保険が付帯されている
その4つのメリットを次に挙げて、解説していきます。
キャッシュカードと一体型
SMBC JCB CARD クラシックは三井住友銀行のキャッシュカードと一体型であるのがメリットです。普段から三井住友銀行の口座をメインに利用している人には魅力だと言えます。
もう少し具体的に説明しますと、通常はキャッシュカードとクレジットカードが別々に分かれています。SMBC JCB CARD クラシックの場合ですと、キャッシュカードとクレジットカードの機能を両方持つ、一体型のクレジットカードです。
キャッシュカードとしてATMで預入と引き出しを利用できますし、クレジットカードとして普通に買い物に利用できます。
対象の店舗でポイントが3倍~5倍
対象店舗については「SMBC JCB CARD クラシックのポイント制度」という見出しで、後ほど詳しく解説していきます。通常ポイント還元率が0.5%と低いのですが、ポイントアップの対象の店舗で買い物すると、通常よりもポイントが3倍~5倍と高く得られます。
対象の店舗はわたし達にとって身近にあるものばかりです。もともとそういった店舗で買い物している人にとっては、このメリットは魅力と言っても過言ではないでしょう。
年会費無料の条件のハードルが非常に低い
SMBC JCB CARD クラシックの年会費は初年度に限り無料となり、2年目以降になると年会費1,100円(税込)がかかります。しかし、年間1度でもSMBC JCB CARD クラシックを利用すると、その翌年にかかる年会費が無料となります。
年に1度利用するだけで年会費がかからないので、年会費をかけたくないという人にとっては嬉しい条件だと言えるでしょう。
国内と海外の旅行保険が付帯されている
SMBC JCB CARD クラシックに、国内と海外の旅行保険が付帯されています。注目していただきたいのが、保険金です。
- 海外旅行傷害保険:最高1,000万円
- 国内旅行傷害保険:最高1,000万円
年会費無料を考慮すると、付帯されている保険は充実していると言えます。しかし、注意していただきたいのが、海外旅行保険と国内旅行保険がそれぞれ利用付帯であるということです。
利用付帯とは簡単に説明すると、旅費などをクレジットカードで1度でも支払うことで、保険適用になります。早い話、ツアー代金を事前に支払うか、旅行にかかる交通費(飛行機や鉄道やバスなど)を支払えば、利用付帯の保険が利用できるというわけです。
SMBC JCB CARD クラシックのデメリット
メリットがたくさんあるSMBC JCB CARD クラシックですが、やはりデメリットはあります。主なデメリットは2つです。
- ポイント還元率が基本0.5%
- 利用しないと年会費がかかる
2つのデメリットを次に挙げて、解説していきます。
ポイント還元率が基本0.5%
SMBC JCB CARD クラシックの基本ポイント還元率は0.5%です。
0.5%のポイント還元率を設定している他社のクレジットカードは多くあるので、決して低いとは言えない数字なのですが、多くの人は0.5%だとポイントが貯まらないと不満を抱くでしょう。
確かに、普通に利用すればポイント還元率は0.5%ですが、上記の「対象の店舗でポイントが3倍~5倍」という見出しでも説明したように、ポイント還元率をアップできる方法があります。
対象の店舗を積極的に利用することで、ポイント還元率0.5%というデメリットの解消につながります。
利用しないと年会費がかかる
SMBC JCB CARD クラシックは利用しないと年会費1,100円(税込)が発生します。
保有しているだけでも年会費がかかるので、利用しなくなった場合は解約する必要があります。
しかし、SMBC JCB CARD クラシックの場合は、インターネットで解約手続きを行えません。
三井住友銀行の本店または支店の窓口で解約手続きを行う必要があるからです。
解約するとSMBC JCB CARD クラシックは窓口に返却され、代わりに新たなキャッシュカードが用意されます。キャッシュカードは通常1週間~10日程度で、簡易書留でご自宅に届きます。
SMBC JCB CARD クラシックのポイント制度
SMBC JCB CARD クラシックのポイント還元率は通常0.5%です。
あくまで通常なのですが、ある対象の店舗で買い物するとポイントが3倍~5倍、セディナポイントUPモール経由で最大20倍のポイント還元率となります。
ポイント3倍の対象店舗
必ずポイント3倍になる対象の店舗で、注目すべき3つのポイントがあります。
- セブンイレブン
- イオンとダイエー
- 宇佐美グループ
その3つを次に挙げて、内容を解説していきます。
セブンイレブン
セブンイレブンは全国に展開するコンビニのひとつで、ATMを設置しています。営業中はATMが稼働しており、わざわざ銀行に行かなくても、コンビニだけでお金を預け入れ、または引き出しを可能にしています。
しかし、預け入れと引き出し自体に手数料110円~220円かかるのがデメリットです。
セブンイレブンは利用の手軽さが特徴のひとつなので、その特徴を考慮すると手数料は安いと言えるでしょう。
セブンイレブンでSMBC JCB CARD クラシックを利用して買い物すると、ポイント還元率が3倍となりますが、常に3倍です。3倍のポイント還元率が終わるということはありません。
イオンとダイエー
イオンとダイエーで買い物すると、ポイント還元率が通常よりかつ、常に3倍以上となります。
普段からイオンとダイエーで買い物している人にとって、ポイント還元率3倍は嬉しいサービスです。
宇佐美グループ
宇佐美グループとは、約500店のガソリンスタンドを全国に展開している会社です。
SMBC JCB CARD クラシックを宇佐美グループのガソリンスタンドで決済すると、ポイントが通常より3倍として還元されます。
普段から自動車に乗り、宇佐美グループのガソリンスタンドを利用している人にとって、SMBC JCB CARD クラシックはおすすめできるクレジットカードです。
藤田観光グループのサービスを利用するとポイント5倍となる
藤田観光グループとは、ホテルや旅館やレストランなどを運営し、宿泊業や飲食業などの事業を展開する会社です。
藤田観光グループが提供しているサービスを利用し、そのサービスにSMBC JCB CARD クラシックで支払うことで、ポイントが5倍となります。
普段から旅行し、藤田観光グループの施設を利用している人にとって、得られるポイントが通常より5倍になるという特典は嬉しいの一言です。
セディナポイントUPモール経由だとポイントが最大20倍
セディナポイントUPモールとは、三井住友銀行が運営しているポイント優待サイトです。
セディナポイントUPモールを経由して買い物すると、還元率が最大20倍でポイントが還ってくるというメリットがあります。
しかし、ポイント20倍にしている店舗はあまりありませんが、ポイント10倍以上にしている店舗は多いです。
それでも、セディナポイントUPモールを利用すればポイント高還元率なので、SMBC JCB CARD クラシックを持つなら今後、利用してみると良いでしょう。
SMBC JCB CARD クラシックのETCカードの申し込み方法
SMBC JCB CARD クラシックは追加カードとして、ETCカード発行に申し込むことができます。申し込み方法は2種類あります。
SMBC JCB CARD クラシックを初めて利用する人は、ETCカードの発行を同時に申し込むことが可能です。
SMBC JCB CARD クラシックからインターネット申し込み入力画面に進み、そのページにある「ETC専用カード」にチェックを入れます。後は画面の案内の指示に従い、手続きを進めてください。
一方、すでにSMBC JCB CARD クラシックを持っている人は、会員専用インターネットサービス「Vpass」から申し込めます。Vpassを利用するには登録する必要はあります。
Vpassは三井住友銀行が発行するクレジットカードの利用明細の確認やサービスの手続きなど、会員にとって欠かせないサービスです。もちろん、Vpassを経由してETCカードの発行を申し込めます。
SMBC JCB CARD クラシックのETCカードの年会費・発行可能枚数・ポイントは?
SMBC JCB CARD クラシックの追加カードとして発行できる三井住友銀行のETCカードですが、気になるのはその内容です。
注目していただきたいのが、年会費・発行可能枚数・ポイント還元率にあります。
その3つを次に挙げて、内容を解説していきます。
年会費無料だが発行手数料550円(税込)かかる
ETCカードの年会費自体が無料ですが、発行に550円(税込)かかります。発行手数料自体が安いのがメリットですが、その発行手数料さえ支払えば、後はお金をかけることなく、ETCカードを保有し続けられます。
とはいえ、ETCカードを利用したら、その利用額分を必ず支払わなければならないことを注意しましょう。
発行可能枚数は会員1人につき1枚のみ
ETCカードは会員1人1枚が原則です。複数の発行には対応していません。
ポイントの還元率は基本的に0.5%
ETCカードのポイント還元率は0.5%です。SMBC JCB CARD クラシックで利用できるポイント高還元のサービスを利用できません。
SMBC JCB CARD クラシックはどんな人におすすめ?
SMBC JCB CARD クラシックはこういった人におすすめです。
- 普段からセブンイレブンやイオンやダイエーなどで買い物する人
- 普段からネットショップを利用している人
- 出張や旅行の機会が多い人
なぜその人にSMBC JCB CARD クラシックがおすすめなのかを解説していきます。
普段からセブンイレブンやイオンやダイエーなどで買い物する人
セブンイレブンやイオンとダイエーは、わたし達の生活において身近にある存在です。
よくセブンイレブンで弁当や惣菜を購入し、イオンとダイエーで食料品などを購入する人が多くいます。
そういった人達にSMBC JCB CARD クラシックがおすすめです。理由は、セブンイレブンとイオンとダイエーを普段から利用していることにあります。SMBC JCB CARD クラシックで買い物すると、効率的にポイントが貯まるのでおすすめです。
普段からネットショップを利用している人
普段からネットショップを利用している人に、SMBC JCB CARD クラシックをおすすめする理由は、セディナポイントUPモールにあります。
セディナポイントUPモール経由でポイントが最大20倍になると「セディナポイントUPモール経由だとポイントが最大20倍」という見出しですでに説明しています。20倍じゃなくても、ポイントが高還元率であることに変わりありません。
セディナポイントUPモールで掲載されているネットショップの中に、普段から利用しているネットショップもあります。SMBC JCB CARD クラシックを取得した際は、積極的に利用してポイントを貯めることをおすすめします。
出張や旅行の機会が多い人
SMBC JCB CARD クラシックは利用付帯とはいえ、国内と海外の旅行保険が付帯されています。
出張や旅行の機会が多い人には、SMBC JCB CARD クラシックがおすすめです。
ただし、海外で長期滞在するなら、SMBC JCB CARD クラシックの上位カード、SMBC JCB CARD ゴールドをおすすめします。海外旅行保険最高1億円が理由ですし、国内旅行保険でも最高5,000万円の保険金が設定されているのが理由です。
どちらも利用付帯ですが、旅費をSMBC JCB CARD ゴールドで一度決済すれば、高額の保険が適用されます。
SMBC JCB CARD クラシックのポイント還元率を他社と比較
カード名 | 還元率 |
---|---|
SMBC JCB CARD クラシック | 0.5% |
OricoCard THE POINT | 1.0%~3.0% |
楽天カード | 1.0%~3.0% |
JCB CARD W | 1.0%~3.0% |
SMBC JCB CARD クラシックと他社の高還元率クレジットカードを掲載し、比較してみました。
通常のポイント還元率では、SMBC JCB CARD クラシックが低いのですが、ポイント還元率を大幅に上げる方法があります。実質、ポイント還元率が低いとは言えません。
そう考えると、SMBC JCB CARD クラシックはポイント還元率について、他社のクレジットカードより抜きん出ている一面を持っているというわけです。
SMBC JCB CARD クラシックが自宅に届くタイミングは?
SMBC JCB CARD クラシックはインターネットで申し込んだ場合、2~4営業日以内でSMBC JCB CARD クラシックが発送され、ご自宅に届けられます。
発送されてからご自宅までに到着を考慮すると、SMBC JCB CARD クラシックを申し込んでから約1週間で自宅に到着すると考えたほうが良いでしょう。
ただし、審査の状況によって、SMBC JCB CARD クラシックの発送期間が伸びる可能性があることをご理解ください。
SMBC JCB CARD クラシックの引き落とし日はいつ?
SMBC JCB CARD クラシックは締め日が毎月15日で、その翌月10日が引き落とし日となります。引き落とし日が土日祝日と重なった場合は、その翌営業日が引き落とし日です。
SMBC JCB CARD クラシックを利用した人たちの口コミ
あるクラウドソーシングでSMBC JCB CARD クラシックのレビュー・口コミを募集し、利用している方達の声を集めました。その方達の感想をそのまま掲載いたします。SMBC JCB CARD クラシックを利用してみたいという方は是非、口コミを参考にしてみてください。
年代 30代
職業 運送業
SMBC JBC CARD クラシックは、ポイント還元率は「0.5%」と低めなのですが、海外に持っていく国内発行するクレジットカードとしては「最強」だと感じています。
海外でクレジットカードを利用するのに心配なのは、カードの安全性とセキュリティ対策ですが、万が一盗難や紛失があったとしても、24時間365日モニタリングしており、カード不正利用検知システムがありますし、被害にあったとしても、60日前までの損害補償もしてくれます。
他にも様々な海外での対策や補償があるので、利用しても安心して使うことができます。実際に利用していても、今のところ問題なく利用できているので、セキュリティ対策はばっちりだと感じています。
年代 30代
職業 会社員
仕事の帰りや、朝ごはんなどをセブンイレブンで良く買い物するのでカードを利用します。セブンイレブンやダイエーやイオンで利用するとポイント3倍つくのが良い点です。あとはカード利用することで年会費も無料になるのも嬉しいですね。
年代 30代
職業 会社員
このカードでショッピングしたときのポイントが多く得られたり、ATMの手数料が無料であったり、国内、海外の保険なども充実しお得なサービスがたくさんあって作って良かったなと思います。また、カードデザインもダサくなく提示しやすいのもお気に入りで満足です。