セブンカードプラスは、セブン&アイグループでの買い物で使用するとお得になるクレジットカードです。
セブン&アイグループといえば、全国展開しているコンビニチェーン最大手のセブンイレブンの運営会社です。
セブンカードプラスを持っていれば、日ごろからよく利用するセブンイレブンでの買い物がお得になるのでできれば作成したい方は多いのではないでしょうか。
しかし作成を使用と思ったときに気になるのがセブンカードプラスの審査難易度です。
そこで今回の記事では、セブンカードプラスの審査について解説していきます。
セブンイレブンの使用頻度が高い方は、ぜひ参考にして審査に通過してくださいね!
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セブンカードプラスの審査は甘いとはいえない
結論からいうとセブンカードプラスの審査は、甘いとはいえません。
甘くないだけで厳しいわけではないので、多くのクレジットカード会社が発行している一般カードレベルか少し緩いくらいの審査基準を設けています。
つまり、平均的ということです。
申込条件や背景からなぜ審査基準が平均的なのかの根拠を挙げていきたいと思います。
セブンカードプラスの申込条件
セブンカードプラスの申込条件は二つあります。
- 18歳以上であること(高校生不可)
- 継続的な収入があること
注目すべきは継続的な収入があること、という条件。
審査が甘いとされるクレジットカードの申込条件に共通するものとして年収・収入の指定が特にないことがあげられます。
しかしセブンカードプラスの申込条件には、収入に関しての指定があります。
よって審査基準は少し高めに設定されていると考えていいです。
無職扱いの専業主婦やアルバイトをしていない学生が審査に通過するのは、容易ではないでしょう。
セブン&アイグループには高級店も含まれているため多少厳しめ
一般的にはカードを使用してお得になる店が限られていればいるほど、審査は甘くなる傾向にあります。
セブンカードプラスも使用してお得になる先は、セブン&アイグループに限られています。
しかしセブン&アイグループは、セブンイレブンやイトーヨーカドーなどの一般的な店の他にも、そごう西武など単価の高い百貨店も経営しています。
コンビニやスーパーのメイン利用客の年収のみを考えるなら審査基準を低くしてもいいです。
しかしそごう西武を利用する層もターゲットに入るため、ターゲットの幅が広くなります。
そのため、完全に単価の低い店の利用客に合わせることができないのです。
2020年に年会費永年無料になり審査は多少甘くなった
セブンカードプラスは2020年7月に年会費が無料のクレジットカードになりました。
それ以前は、二年目以降500円の年会費をとっていたのです。
年会費を取るクレジットカードは、収入があまりない人には契約されません。
つまり最初は、セブン&アイもクレジットカードに年会費を払ってもいいという、それなりの収入を持つ人をターゲットにしてカードを制作していたと考えられます。
しかし年会費が無料になったということは、その基準が下げられたことを意味します。
収入が少ないフリーターや学生向けに基準を改めたということがわかります。
セブンカードプラスの審査に通過しやすくする方法
セブンカードプラスの審査難易度は、クレジットカード全体のなかでは平均的です。
平均的と言われても、どれくらいの審査基準なのかイメージがつかない方もいらっしゃいますよね。
セブンイレブンをよく利用するから作ろうと思っただけで、初めてクレジットカードを作るという方などは、不安に思ってしまいますよね。
そんな方々のためにセブンカードプラスの審査に少しでも通過しやすくなる方法を紹介いたします。
キャッシング枠を希望しない
セブンカードプラスにはキャッシング枠が用意されています。
キャッシング枠とは、クレジットカードで全国のATMから現金でお金を借りることができる機能です。
このキャッシング枠を希望しなければ審査に通過しやすくなります。
キャッシングの性質は、クレジットカードと似ているようで異なります。
先程少し触れていますが、利用した分を決まった日にちで確実に支払わなくてはならないクレジットカードの性質は、立替です。
一方、利用期間が限定されていないキャッシングの性質は、融資になります。
キャッシングを使われる方がクレジット機能を利用されるよりも貸し倒れのリスクが高くなります。
融資の機能であるキャッシング機能を希望しないことによって、カード会社に対してリスクが少ないとアピールできるのです。
審査に少しでも通過しやすくするなら、キャッシング枠を希望しない旨を伝えましょう。
申込情報の記入を正確におこなう
セブンカードプラスの審査の通過しやすさは甘いとは言えません。
そのため、審査の通過に不安を持ってしまい、年収をかさましして記載する人がいます。
当然審査会社は、あなたの年収を知るすべを持っています。
甘いとはいえないセブンカードプラスなので、年収を偽ってしまう気持ちはわかります。
しかし嘘の情報は確実にバレます。
本来の除法なら通過していたものも、嘘をついてしまったせいで落ちてしまいます。
さらに嘘をついてまで審査に通過しようとした記録は信用情報に残ります。
これから先のクレジットカードの審査に悪影響を与えるので、辞めておきましょう。
安定的な収入を得る
セブンカードプラスは継続的で安定した収入を申込条件の一つに加えています。
もしあなたの収入が不定期な場合、審査に落ちやすくなってしまいます。
なにも、正社員でなければ審査に通過できないというわけではありません。
年収が100万円程度になるようにアルバイトをしていれば問題なく審査に通過できます。
他社のクレジットカードで利用実績を作っておく
セブンカードプラスの審査に通過したい場合、他社の審査が甘いクレジットカードで利用実績を作成しておくといいです。
セブンカードプラスをはじめ、平均的な審査基準を持つクレジットカードは、信用情報の指標として申請者のクレジットカードヒストリーを参照します。
クレジットカードの使用履歴に払い遅れなどなく、問題なく使用した履歴は年収や勤務先よりも大きな有利情報となります。
セブンカードプラスの発行を確実に成功させたいなら、他のクレジットカードで信用実績を作成しましょう!
年収がない場合は資産状況を記入する
資産情報はセブンカードプラスの審査の通過において有利な情報になります。
収入はあるけど、安定的ではないし継続的でもない場合は、申請者情報記載時に現在の資産状況を記入しましょう。
不動産や貯金を所持しているなら、安定的な収入がなくても審査に通過できる可能性があります。
カードローンの審査だとその性質上、貯金があるというのは調べなくても嘘だとわかるので基本的には、通用しません。
しかしクレジットカードの審査の場合、便利な買い物をしたいのが目的の方もいるので貯金などの資産状況は大きな有利情報になります。
20歳以下の場合は親権者の同意を得る
20歳以下の学生は、親権者の同意を得なければ審査に通過することはできません。
審査に通過しやすくなる方法というよりも、前提条件になります。
ただし20歳以下でも既に働いている場合は必要ありません。
セブンカードプラスの審査に落ちてしまった原因
セブンカードプラスはクレジットカード全体のなかでも甘くもなく厳しくもない審査基準を設けています。
そのため、審査に落ちてしまう人は一定数現れます。
しかし甘いと言われるクレジットカードのよりは厳しいというだけで、アルバイトでも年収100万円程度あれば、基本的には審査に通過できるクレジットカードです。
もし年収100万円前後なのにセブンカードプラスの審査に落ちてしまった人は、他になにか原因があると考えられます。
以下からセブンカードプラスの審査に落ちたと思われる原因について解説していきます。
勤務先に固定電話が存在しない場合
セブンカードプラスでは、勤務先に電話をして在籍確認をおこないます。
在籍確認時に会社に固定電話番号が存在していないといくら年収があっても審査に落とされてしまうようです。
基本的には固定電話がない会社はないとは思いますが、一部ベンチャー企業や零細企業では固定電話番号を用意していない会社も存在します。
考えられる理由としては、固定電話番号がないと審査会社は、勤務先偽造会社や反社に属している会社のリスクを考えて審査に通過させない、といったところでしょうか。
セブンカードプラスの審査に通過するために転職する訳にはいかないですし、自分の勤めている会社に固定電話番号が存在しない場合は、諦めた方が無難でしょう。
固定電話番号がなくても問題なく審査に通過できるクレジットカードは、たくさんあります。
過去に金融事故を起こしている場合
過去に金融事故を起こした経験があるとセブンカードプラスの審査に落ちやすくなります。
クレジットカードやカードローンなどで過去に返済遅れなどの金融事故を起こしていると審査の通過に不利になります。
一度金融事故を起こして、信用情報に傷がついてしまうと消えるまで5年間かかってしまいます。
信用情報の傷は、銀行や消費者金融・クレジットカードの審査会社など、すべての金融機関で情報共有されます。
信用情報に傷がついてることがセブンカードプラスの審査に落ちた原因の場合、5年間たって傷が消えるのを待つか、信用情報の傷を気にしない審査基準の甘い会社のカードを作成するしかないでしょう
スマートフォンの割賦払い遅れも金融事故の一つ
クレジットカードやカードローンを一度も使用したことのない人も知らないうちに信用情報に傷を負っている場合があります。
実は、スマートフォンの割賦支払いもクレジットカードの分割払いと同じく、信用情報の履歴に残る情報です。
そのため、割賦払いの支払いが遅れてしまうとクレジットカードの支払い遅れ同様に信用情報に傷がついてしまいます。
ほとんどがスマートフォンを手にしている時代です。
スマートフォンの支払いが遅れてしまった経験がある人は、それが原因でセブンカードプラスの審査に落ちていることが考えられます。
同時期にセブンカードプラス以外の複数のクレジットカードに申し込んでいる
セブンカードプラスの申込の同時期に他社の複数のクレジットカードに申し込んでしまうと、審査に通過しにくくなってしまいます。
クレジットカードやカードローンの申込状況も信用情報の一つとして、すべての金融機関に共有される情報となります。
審査で落ちる可能性を考慮して、あらかじめ複数のカードに申し込むのは効率が良いように思いますが、逆効果です。
カード会社からは、複数の会社に申し込むほどお金に困っている状況だと判断されます。
お金を貸してほしいと言ってきた友人が、他の複数の友人にも同じようにお金を貸してほしいと言っていたらどう思いますか?
貸しませんよね。それと同じです。
申込情報に嘘の記載をした
審査の申込情報に嘘の記載をしてしまうと、審査に落ちやすくなります。
故意的な記入ミスではなくても、それが故意かミスによるものなのかカード会社は判断できません。
セブンカードプラスは、継続的で安定した収入を持つ人を申込条件にしています。
この文章だけ見ると、平均年収以上はないと審査に通過できないのではないかと思ってしまいますがそんなことはありません。
アルバイトで年収100万円程度あれば、審査に通過できます。
嘘をついて、実際の年収より多く申告する必要はありません。
学生のアルバイト程度の収入でも充分審査に通過できるので、年収などは正直に記入しましょう。
他社のクレジットカードの利用残高が多い
すでに他社でクレジットカードやカードローンを利用をしていて、利用残高が多い人はセブンカードプラスの審査に落ちやすくなります。
クレジットカードの審査会社は、審査時に申請者が他社からどれだけ利用残高があるのかを見ることができます。
その利用残高も審査の通過に影響するのです。
ほかの友人から多くの借金している友人が、自分にお金貸してと言ってきたらお金を貸せますか?
お金が返ってこないリスクを想定しますよね。
他社から利用残高がある人は、カード会社から貸し倒れるリスクが高いと判断されます。
リスクが高いと判断されれば、当然審査に落ちやすくなります。
セブンカードプラスは申請後いつから使えるの?
セブン&アイグループ系列の店は多いですから、それだけセブンカードプラスを使用する機会もコンビニからスーパーマーケット、レストランと多くなります。
使用すればポイントが貯まりお得ですから、一日でもはやくセブンカードプラスを手に入れたいですよね。
セブンプラスカードは、実は手元に届くまでにかなり時間がかかるクレジットカードです。
審査完了後、自宅にカードが郵送されるまでに2~3週間かかってしまいます。
あくまで審査などがスムーズにいった場合の日にちですから、申請情報に不備などがあれば審査に時間がかかり、受け取れる期間が延びる可能性もあります。
すぐにセブンイレブンで使う!というわけにはいかないのがネックですね。
セブンカードプラスがおすすめできる理由
セブンカードプラスは審査が甘いクレジットカードではありません。
甘くはない審査に通過して手に入れたカードなら、さぞサービス内容が充実しているクレジットカードなのだと思いますよね。
安心してください。
しっかりとおすすめできるクレジットカードです。
セブン&アイグループの店は全国的に多く使用機会が多い
セブン&アイグループ全般の店の利用でお得になる点が何よりもおすすめできる点です。
セブン&アイグループは、セブンイレブンをはじめ、イトーヨーカドーやデニーズなど比較的使用頻度の高いお店を全国的に展開しています。
もはやセブン&アイグループの店だけで生活が可能です。
そんな守備範囲の広い系列店でセブンカードプラスを使用した場合、ポイント還元率が1.5倍になる点は、とても魅力的です。
セブン&アイグループ必須の電子マネーnanacoにオートチャージできる
セブンカードプラスにはnanacoの機能を付属させることができます。
nanacoといえば、セブン&アイグループの店を利用するときにお得になる電子マネーです。
nanacoにオートチャージができるため、いちいち残高を気にせずにセブンイレブンなどで買い物できるのは、魅力的ですよね。
セブンイレブンで公共料金の支払いができる
セブンイレブンでは、クレジットカードのなかでセブンカードプラスのみ、公共料金の支払いに対応しています。
基本的に公共料金をクレジットカードで支払うことはできません。
そのため、クレジットカードで公共料金を支払えるというだけでも魅力的です。
さらにセブンカードプラスのポイントもしっかりともらえます。
ただし公共料金の支払いは、通常のポイント還元率です。
「セブン-イレブン利用で最大10%還元※」は適用されません。
※1:最大10%還元はセブン-イレブンでのクレジット決済のみ適用になります。
※2:事前にセブンカード・プラスを「7iD」にご登録いただく必要があります。
※3:nanacoポイント9.5%とセブンマイル0.5%の合計で10%還元となります。
※4:一部、お支払い方法・商品・サービスの対象外があります。
※5:「7iD」はセブン&アイグループ各社/提携企業の色々なサービス(通販サービス、各店舗のアプリ、
実店舗でのお買物など)で共通してご利用いただける会員IDです。
セブンカードプラスの審査対策はしっかりおこなっておこう
セブンカードプラスは、セブンイレブンをはじめとしたセブン&アイグループの使用頻度が高い人にはお勧めのクレジットカードになります。
セブンカードプラスはアルバイトで100万円程度の年収があり、しっかりと審査対策をしていれば問題なく審査に通過することができます。
継続的で安定した収入が必要と言われると高い収入がないといけないのかと思ってしまいますが、そんなことはないので安心してください。
2020年から年会費も永年無料になりましたし、持っておいても損のない一枚です。
ぜひ、今回の記事を参考にしてセブンカードプラスの審査に通過しましょう!