アコムACマスターカードはWEB上で申し込み、必要情報を記入すると本審査が受けられます。
しかし、中には仮審査で発行可能だったのにも関わらず、審査落ちしてしまうケースもあります。
ここでは仮審査から本審査までの流れと、仮審査に通ったのに本審査で落ちてしまう人の特徴について解説していきます。
※本ページにはPRが含まれます。
アコムの仮審査と本審査の違いとは?
アコムACマスターカードの審査を受ける際、申し込み者の記入した情報を基に仮審査を受けます。
その後、本人確認書類を提出して本格的に行われるのが「本審査」です。
本審査では、書類確認・在籍確認の2点を行います。
本審査では申し込み時に記入された本人情報と提出書類に相違がないか、ちきんと在籍している人物かを確認します。
仮審査は機械・本審査は人間がチェックしている
基本的に仮審査は機械による審査(スコアリング)が行われ、本審査は人間の手によって最終審査が行われます。
アコムACマスターカードはあくまで審査は「独自審査」です。
通常のクレジットカードの審査で見るべきポイントとアコムが見るポイントが違うだけで、実際には機械と人間によるダブルチェックが行われているのです。
仮審査の審査内容についてはまた詳しく解説します。
アコムACマスターカードの仮審査で見られるポイント
アコムACマスターカードの仮審査で見られるポイントは次の3点です。
- コンピューターによるスコアリング
- 申し込み者の信用情報照会
- 電話による本人確認
なお、アコムでは独自の審査基準を設けており、「現在の返済状況」を重視しています。
通常のクレジットカードが「過去のクレジットカード履歴」「現在の申し込み者のステータス」の2点をみるのに対し、アコムは独自の審査基準を持っていると覚えておきましょう。
コンピューターによるスコアリング
「スコアリング」とは申し込み者の住所・勤続年数・年収・職業・配偶者の有無・ローンの有無などを点数化する手法です。
各項目ごとにどのような採点をしているかどうかは非公開となっており、点数の付け方や、どんな場合が高得点になるのかは公開されていません。
しかし、アコムは返済能力があるかどうかを審査していることから、以下の場合スコアリングにおいて高得点になると予想されます。
- 年収が高い
- 社会的ステータスや信用度が高い職業(公務員・医師)についている
- 勤続年数が長い
- 収入の安定した配偶者がいる
- 住宅ローンや車のローンがない
- 持ち家・または居住年数が長い
「収入が安定している」「家賃を払い続けるだけの返済能力がある」と判断されること事柄はスコアリングにおいて高評価になります。
反対に「年収が低い」「勤続年数が低い(転職を繰り返している)」「ローンを組んでいる」などの場合はスコアキングにおいて評価がマイナスになります。
申し込み者信用情報照会
アコムACマスターカードは過去よりも現在の申し込み状況を重視していますが、過去のクレジットカードヒストリーも全く見ないわけではありません。
クレジットカードを申し込むと「個人信用情報機関」に申し込んだカードの状況や枚数が記録されます。個人信用情報機関には以下の3つの機関があります。
JICC(株式会社日本信用情報機構)
CIC(割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関)
JBA(一般社団法人全国銀行協会)
アコムが加盟しているのはJICCとCICですが、実はこの3つの情報機関の情報は常にすべてのクレジットカード会社や信販会社に共有されています。
これまでにクレジットカードの支払い延滞や遅延があると、この個人信用情報機関に記録が残ります。
数回・何日か遅延したことがある…という程度だと問題ありませんが、現在に債務処理をしている、3ヵ月以上の長期延滞をしている場合はアコムACマスターカードの審査に落ちる可能性があります。
アコムはあくまで現在の返済の能力があるかどうかを重視しているのであって、過去のクレジットカード情報を全く見ないというわけではありませんので注意しましょう。
本人確認の電話
アコムACマスターカードの仮審査には本人確認が行われます。本人確認は在籍確認とは異なり、申し込み者本人の電話番号に本人充てて電話がかかってきます。
確認事項を求められることもありますが、基本的に本人確認は仮審査の最終段階で行われ、「第三者が申し込んでいない」と分かればOKです。
仮審査に落ちる人の特徴とは
アコムACマスターカードの仮審査に落ちる人の特徴は以下の通りです。
- 信用情報に傷がある(ブラックリスト・支払いの長期遅延など)
- 他社で多額の借入を行っている
- 無職・または収入が少なく返済の見込みがない
- 本人確認が取れなかった
ブラックリスト入り・支払い長期遅延など信用情報に傷がある
アコムACマスターカードは、過去の信用情報より現在の返済能力を審査しています。
しかし、金融事故を起こして債務処理中の方(いわゆる自己破産中の方)や支払いの長期遅延をしている方は仮審査に落ちやすいです。
ブラックリスト入りしていても作れるクレジットカードはありません。もし作れたとしても返済が困難で破産を繰り返すことになりかねないため申し込みを避けましょう。
金融事故なら5年、自己破産なら10年待てば、個人信用情報機関から情報が消えます。情報が消えてからクレジットカードを申し込みましょう。
他社で多額の借入を行っている
他社で多額の借入を行っている方も返済能力がないと判断され、仮審査に落ちてしまいます。
個人情報信用機関にはクレジットカードの申し込み状況だけではなく、カードローンや消費者金融での借入状況も記録されます。
無職や収入が少ない方
アコムACマスターカードの申し込み条件は「安定した収入のある方」です。
ここでいう無職とは、アルバイト・パートをしていないくて全く収入がない方の事を指します。無職の方はクレジットカードを利用しても返済できる見込みがないと判断されるため、仮審査の段階で審査落ちしてしまいます。
本人確認がとれなかった方
ACマスターカードは仮審査の段階で本人確認があります。第三者がカードを申し込んでいないか、安全確認の意味も込めて電話確認が行われます。
電話による本人確認ができないと、アコム側も最終審査ができなくなってしまい、審査が一旦ストップしてしまいます。
いつも携帯電話をマナーモードにしている方は、特に注意しましょう。もし知らない番号から着信があっても放置せず、電話番号検索した上で折り返しましょう。
アコムACマスターカードの仮審査~本審査までの流れ
アコムACマスターカードはWEB上で簡単に仮審査を受けることができます。
仮審査を受ける手順は以下の通りです。
- アコムの公式ホームページにアクセス
- 必要情報を記入
- 仮審査を受ける
- 本審査を受ける
- 在籍確認を受ける
- 審査完了後カードを受け取る
インターネットを使うとアコムACマスターカードの審査時間が短くなります。仮審査の場合は最短30分、発行までは最短即日で完了します。
もしACマスターカードの発行を急いでいる方は、WEB申し込みをおすすめします。
本審査を受ける
本審査では本人確認書類やキャッシュカードを元に最終審査を行います。
- 申し込み時の記入情報と本人確認書類に差異がないか
- キャッシュカードや引き落とし口座は本人のものか
- 職場への在籍確認
一般的なクレジットカードは在籍確認が行われる可能性は低めで、1割から多くても4割程度です。アコムACマスターカードは原則在籍確認を行っておりませんし、必要となる場合でも同意を得ずに行うことはありません。
在籍確認で何を聞かれるか、職場の人にバレないか…詳しくはこちらをご覧ください。
本審査まで通過したらアコムACマスターカードを受け取れます。
申し込みの流れについては詳しくはこちらをご覧ください。
仮審査は通過したのに本審査で落ちる人の特徴とは?
仮審査は機械によるスコアリングによって審査されますが、本審査は人の手によって行われます。
在籍確認ができなかった
職場への在籍確認ができなかった場合は、仮審査に通っていたとしても本審査で落とされてしまいます。
アコムが申し込み者に求める条件は返済能力がある人です。返済の充てがあるかという部分で在籍確認は重要になってくるので必ず電話にはでましょう。
申し込み時の記入内容に間違いがあった
仮審査をぎりぎりで通過していた
アコムの仮審査と本審査をどちらも通過するためのポイント
- 申し込み時の信用情報
- 年収
- 勤続年数
- 雇用形態
- 給与形態
- 居住年数
- 他社借入件数
- 借入希望額(利用限度額)
年収は最低でも200万円以上あると審査に通過しやすくなります。職業は正社員だと通過の確率は高くなりますが、パート・アルバイトでも問題ありません。