AppleCard(アップルカード)で審査落ちする理由と審査基準まとめ

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AppleCardは発行の審査基準が易しいと噂されています。

しかし、審査が易しいと言われているAppleCardですが、公式サポート文章から審査落ちの理由が発表されています。

  • 審査落ちする理由としてあげられるのは、
  • クレジットカードスコアが低い
  • クレジットカードの申し込み枚数が多い
  • 多額の借金を背負っている
  • 低所得である
  • 破産や過去の累計債務

また、これらに項目に引っかかった方でも、再申請の手続きについても公表されています。

今回はAppleCardの審査落ちの理由と再申請について説明していきます。

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AppleCardの審査に落ちる原因

クレジットカードスコアが低い

クレジットカードを審査する際には「スコアリング」というシステムを採用しています。

スコアリングとはすべての項目を点数化して、その合計点でカードの合否を決定する方法です。

スコアリングされるものは、クレジットカードの申し込みに書くものすべてです。

例えば以下のようなものが挙げられます。

  • 住所
  • 年収
  • 居住年数
  • 居住形態
  • 勤務地
  • 勤務年数
  • 配偶者の有無
  • ローンの有無

そのため年収が高くても他の点数が低いと、全体の点数が低いため審査落ちしてしまいます。

クレジットカードの3Cとは

クレジットカードの審査で大切な「クレジットカードの3C」をご存知ですか?

3Cとは以下の3つのことです。

  • Capacity(返済能力・資力)
  • Character(性格)
  • Capital(資産)
Capacity(返済能力・資力)

Capacityは、クレジットカード申し込み者の返済能力を指します。具体的にいうと以下の項目が該当します。

  • 年齢
  • 職業・雇用形態
  • 勤務先の規模
  • 勤続年数
  • 年収
  • 借入額

年齢はクレジットカードを使いやすい世代。つまり結婚をしていない18歳~30歳が審査に有利になります。

職業や雇用形態は安定しているほど、審査での評価が高くなります。例えば、医者や弁護士・公務員は社会的信用が高いため審査に通りやすいです。

Character(性格)

Characterは、クレジットカードを延滞することなく、カードの利用料金を支払ってくれるかです。

カード会社は現在の申し込み者の情報はもちろん、過去の支払い実績(性格)についても審査してします。

多額をカード決済する必要はありません。毎月少額でもいいので、毎月支払い日にきちんと支払いましょう。

個人信用情報機関に登録された情報は、クレジットカードの審査において重要な審査基準になります。

Capital(資産)

Capitalはクレジットカードの支払いができるだけの担保があるか、についての項目です。

具体的にいうと、居住形態や居住年数・家族構成を審査されます。車を持っている、持ち家がある、居住年数が長いなどは、プラスの情報としてクレジットカードに審査されます。

家族構成は実は親と同居している場合が一番評価されます。実家暮らしの場合、生活コストが一人暮らしの場合より少なくて済むからです。

また、専業主婦やパート・アルバイトの方は配偶者がいるほど返済能力が高いと判断され審査が易しくなる傾向があります。

クレジットカードの多重申請

審査に通るか不安だからと言って、一度に何枚ものクレジットカードに申し込むと「申し込みブラック」となり審査落ちする可能性が高いです。

具体的にいうと、1ヵ月に3枚以上のカードに申し込む、半年に4枚以上のカードに申し込むとキケンです。

カード会社はクレジットカードを多重申し込みしている人に対して「お金に困っている人なのか」「入会特典目当ての申し込みなのでは…?」と思われてしまいます。

また、複数枚のカードに申し込むと利用する金額も上がるため、「複数のカードに申し込んで本当に毎月支払えるの?」という不安もあります。

多額の借金がある(借入が多い)

クレジットカードを作ると「個人信用情報機関」に記録が登録されます。個人信用情報機関にはこれまでにどんなカードに申し込んだかだけではなく、カードの支払い状況(延滞・滞納)などの情報に記録されています。

個人信用情報機関には、CIC・JICC・KSCの3つがありますが、カード会社はこの3つの情報機関から申し込み者の情報を自由に閲覧することが可能です。

この個人信用情報機関にネガティブな情報はあると、収入や職業が安定している方でも審査落ちしやすいです。ネガティブ情報として記録される主な原因は以下の通り。

  • クレジットカードやカードローンの支払いを延滞・滞納したことがある
  • 携帯電話の本体料金を滞納したことがある
  • 金融事故や債務処理をしたことがある

クレジットカードやカードローンの支払いを延滞・滞納したことがある

過去にクレジットカードやカードローンの支払いを延滞・滞納したことがある方は、審査に落ちやすいです。

1日2日遅れたぐらいですぐに審査落ちするわけではありませんが、2~3ヵ月支払いをしなかった方は個人信用情報機関に「金融事故」として5年間記録が残ります。

金融事故とはいわゆる「ブラックリスト入り」です。ブラックリストに載ってしまった方はカード会社からの信用を得られにくくなるので審査に通りません。

厳密には61日以上の滞納があると要注意人物としてみられてしまいます。

お金を返してくれる見込みがない人には誰もお金を貸したいとは思ってくれません。

携帯電話の本体料金を滞納したことがある

これまでカードの支払いを延滞したことがないのに審査落ちしてしまった…という方は、携帯電話の本体料金を滞納していることがあります。

月々の携帯電話料金を滞納しても審査落ちはしませんが、その支払いの中に本体料金の分割払い料金が含まれていると要注意です。

携帯電話の本体料金は、ローンと同じ扱いになります。ローンを滞納すると信用情報に傷がつくため審査落ちしてしまうのです。

所得が低い

クレジットカードの審査において最も審査落ちしている原因が、「収入が少ないこと」です。

具体的にいうと、毎月の収入が10万円以下の場合、支払い能力がないと判断されて審査に落ちる可能性が高まります。

クレジットカードが信用を元に成り立っています。カード会社が利用者を信用して支払い代金を立て替え、支払日に利用者がカード会社に代金を後払いすることで、システムができているのです。

支払い能力がない方にカードを発行してしまうと、カード会社は貸し倒れのリスクがあるため、収入が少ない方は審査に通りにくいのです。

自己破産した経験がある

過去にクレジットカード代金の滞納をしたり、他社からお金を借りていてブラックリストに載ってしまった方は残念ながら審査に落ちてしまう可能性が高いです。

また、個人情報信用機関にはクレジットカードの滞納だけでなく、携帯電話の本体代金の料金も記録されています。

最新のiPhoneの機種を買って、本体代金を分割払いで月々支払っている方も十分に注意しましょう。

ブラックリストしてしまう方の条件

以下の方の3つのうち、1つでもブラックリスト入りしてしまうので気を付けましょう。

  • 過去5年以内に債務処理をした(いわゆる自己破産や個人再生)
  • 過去5年以内にクレジットカードの支払いを61日以上延滞した
  • 過去5年以内にカードローンはキャッシングの支払いを61日以上滞納した
  • 過去5年以内に住宅ローンなどのローンの支払いを61日以上滞納した

以上を見てもらえれば分かる通り、数日クレジットカードの支払いを滞納しただけではブラックリストにはのりません。

しかし、ブラックリストには載らなくても、個人信用情報機関にはのってしまうので気を付けましょう。

ブラックリストにのると5年~10年情報が残る

ブラックリストに載る期間は原因によって異なりますが、情報がのこる期間は5~10年です。

金融事故は原則5年、自己破産のみ最長10年個人信用情報機関にのこります。

ブラックリストに載ると、新規でクレジットカードを作る・ローンを申し込むことが難しくなります。

「将来、車を購入したい、家を購入したい…」そんなとき自分の過去の延滞のせいで購入できないことがないように注意したいですね。

また、ブラックリストにのるのも過去5年以内のため、5年間を過ぎた方であれば、再びクレジットカードに申し込むことは可能です。

情報が記録される機関と期間

個人信用情報は、CIC、JICC、KSCそれぞれに登録されます。

▶ブラックリストに登録される機関

ブラックリスト掲載条件 CIC JICC KISC
61日以上延滞 5年 1年 5年
3ヵ月以上延滞 5年 5年 5年
カードの強制解約 記載なし 5年 5年
債務処理(任意整理・特定調停・個人再生) 5年 5年 5年
自己破産 7年 5年 10年
代位弁済 記載なし 5年 5年

上記にあるように5年~10年の期間を過ぎると、金融事故情報は消えるので、カード会社からみるとブラックリスト入りしていたことは分からないので、新しくクレジットカードを作ることが可能です。

しかし、ブラックリストの情報が解消されたからといって、必ずクレジットカードを作れるとは限りません。

5年~10年クレジットカード利用履歴がなくても審査に通りにくい

ブラックリストから記録が消えても必ずクレジットカードを作れるとは限りません。

ブラックリストしていた期間は、クレヒスがないため、クレジットカード会社から、「ブラックリスト入りしていた人なのか…?」と思われ審査に落ちてしまいます。

特にステータス性の高いクレジットカードは、クレヒスがない方を審査に落とす傾向にあるので、ブラックリスト解消後はステータス性が高いカードではなく、通常のカード(返済能力を審査するカード)に申し込みましょう。

審査に落ちた後の対応について

AppleCardの審査に落ちてしまった方にも、手厚い説明が用意されています。

  • クレジットカードスコアの理解した上で審査落ちの原因となったところを解決する
  • 身分証明書の確認を確かめる

クレジットカードの審査は先ほども説明したとおり、「スコアリングシステム」によって合否が決定されています。

クレジットカード借入額やローンなどは、自分で解決できるポイントです。

職業や居住年収については簡単には変えられないと思いますが、借入額やローン額は自分の努力次第で減らせる項目です。

また、審査落ちの原因として「ID(身分証明)が確認できなかった」も挙げられます。

クレジットカードの審査に落ちてから再審査するまでにできること

それでは、もし落ちてしまった場合には、一般的に半年間あけなければなりませんが、その間私達にできることとは何でしょうか。

個人信用情報の開示をする

まずは、個人信用情報機関に情報開示を請求しましょう。

自分がなぜ落とされてしまったのかを知るために、またいま現在自分はどのような状態なのかということを正確に把握するために、情報を開示することが必要です。

把握できていると思っていても、実は違う内容で落とされてしまうこともないとは言い切れません。

二度同じ間違いをしてしまわないように、情報を入手することはとても大事になってきます。

使っていないカードは解約する

もしすでにクレジットカードを複数所持しているならば、整理しましょう。

使うカード使わないカードの取捨選択をして、何枚もクレジットカードを所持している状態をなくすことが必要です。

申し込み情報に空欄を作らない

前回申告した時に、わからないから空白でいいやと埋めなかった欄はありませんでしたか?

質問されていることには基本全て答えられたほうが良いです。

そのためにも、自分の入力しなければいけない内容をしっかりと把握し申告できるようにしておきましょう。

すぐに再申し込みしてはいけない!

審査に落ちてしまった場合、よくあるのがすぐに別のところへ再度申し込むということです。

すぐに申し込みをしても、また落とされてしまうだけです。

それでは、なぜすぐに申し込むことはいけないのでしょうか。

申込み履歴は残る!

審査の申込み履歴というのは、個人情報機関に残ってしまいます。

そのため、別のところに申し込んでも、「この人は他のクレジットカード会社に落とされているな…」とばれてしまいます。

「他のところで落とされているのならばうちでもそうするか…」と思われてしまう可能性が高いということです。

それでは、申込み履歴とはいつまでも消えてくれないのでしょうか?

申込み履歴は6ヶ月で消える

いつまでも消えないの?と不安になった貴方、大丈夫です。

履歴は、半年間は残ってしまいますが、半年をすぎると自動で消えてくれます。

したがって、再度申し込みをするならば、半年は最低あけることが必要です。

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