クレジットカードのキャッシングできない!原因と対処法

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クレジットカードはいざという時に現金を借りることができる「キャッシング」という機能が備わっています。

しかし、限度枠を超えていたり、カードの返済が遅れているとキャッシングが利用できないことがあります。

ここではクレジットカードのキャッシングが利用できなくなる原因と対策について解説していきます。

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クレジットカードのキャッシングが利用できない主な原因とは

クレジットカードのキャッシング枠が利用できない主な原因は以下の通りです。

  • クレジットカードにキャッシング枠がついていない
  • 利用可能額を超えている
  • 返済を延滞している
  • ATMが対応していない
  • 家族が「貸付自粛制度」を申告している

順番にみていきましょう。

クレジットカードにキャッシング枠がついていない

そもそもクレジットカードにキャッシング枠がついていなければ、キャッシングができません。

ほとんどのクレジットカードにはキャッシング枠が付帯していますが、外資系など一部のカードはキャッシングが利用できないようになっているため、よく確認しましょう。

また、キャッシング枠が付帯しているカードであっても、申し込んでいないため利用できないこともあります。

キャッシング枠付きのカードを持っているのにキャッシングの利用ができなかった方は、クレジットカード会社に問い合わせてつけてもらいましょう。

利用可能額を超えている

キャッシング枠を利用するにあたって「キャッシング利用可能額」を設けていますが、利用可能額をオーバーしてしまうと、使えなくなってしまいます。

利用可能残高はキャッシングした金額が口座から引き落としされると、満額の利用可能額に戻ります。

キャッシング枠を増額するにも審査があるため、引き落とし日まで待つのが得策と言えます。

総量規制に引っかかってる場合も

キャッシング利用可能額をオーバーしていなくても、総量規制に引っかかっている場合がキャッシングを利用することができません。

総量規制は貸金業法の中の1つで、「総量規制は貸付額を3分の1までに制限する」法律です。

例えば、年収が150万円の方は50万円、年収が300万円の方は100万円が業者から借りられる額になります。

年収 借りられる上限額
150万円 最高50万円
300万円 最高100万円
600万円 最高200万円

総量規制の上限額は1社のみの額ではなく、すべての借入の合計額になります。

年収300万円の方がA社で70万円借りていたとすると、B社で借入できる上限額は30万円です。

クレジットカード会社や貸金業者は総量規制を守らず、年収の3分の1以上の貸付を行うと処罰されてしまうため、借入希望額によっては所得証明書(年収証明書類)の提出を求めるように法律で定められています。

  • 1社からの借入が50万円を超える
  • 複数会社の借入が100万円を超えている

申し込み者がこの2つに当てはまる場合は、所得証明書を提出させます。

そのため年収の3分の1以上借入しようと思ってもできない仕組みになっています。

返済を延滞している

クレジットカードのショッピング枠の返済やキャッシング枠の返済を延滞していると、キャッシングの利用ができないことがでいます。

クレジットカードやカードローンの返済履歴は「個人信用機関」というところに情報が登録されています。

個人信用機関には、これまでの返済状況や借入状況など金融にまつわる、あらゆる情報が記録されています。

ショッピング枠の返済を3か月以上延滞している…など悪質な場合、個人信用情報機関にブラック情報として記録されます。

ブラック状態になってしまうと、クレジットカードやカードローンの利用が強制的にできなくなってしまうことができます。

普段からクレジットカードやカードローンの延滞は絶対にしないように心がけましょう。

ATMが対応していない

使用しているクレジットカードによっては、ATMに対応してないとキャッシングができません。

全国展開していない地方銀行や海外のATMでは、対応しているクレジットカードが限られています。

ATMを利用する前に、自分の持っているカードがそのATMに対応しているかどうか確かめましょう。

海外キャッシングが使えるか確かめたい方はこちらをご覧ください。

家族が「貸付自粛制度」を申告している

クレジットカード契約者本人に原因がなくても家族が「貸付自粛制度」に申請sている場合は、キャッシングができない原因になります。

貸付自粛制度はカードローンなどの借入期間を利用している本人が浪費癖があるために、その親族に対しても一定範囲の人が日本貸金業協会に金銭貸付の自粛を申告できます。

貸付自粛制度に登録された情報は5年間有効で、登録した非から3か月は撤回ができません。

貸付自粛制度の申告を行うと、登録情報が個人信用情報機関であるJICCや消費者金融・信販会社に知られます。

そのためクレジットカードのキャッシングが利用できなくなってしまうのです。

クレジットカードのキャッシング枠をつける方法

クレジットカードのキャッシング枠をつけるには、カード申し込み時にキャッシング枠を申し込む必要があります。

しかし、自分が持っているカードにキャッシング枠をつける場合は、カード会社に連絡してキャッシング枠を設定したいと伝える必要があります。

キャッシング枠をつけるには審査が必要

キャッシング枠を設定したいです、とカード会社に連絡してもすぐに枠をつけてもらえるわけではありません。

クレジットカードのショッピング枠とキャッシング枠の審査は別ものです。キャッシング枠をつけるには、再びカード会社に審査を受ける必要があります。

キャッシングの審査に重要視されるのは「利用者の返済能力」です。

返済能力の判断基準は、毎月安定した収入があることも大事なのですが、普段からクレジットカードの返済に遅れていないことがなにより重要です。

過去に代金を延滞したことがある人にお金を貸すのは、躊躇われますよね…。

審査を突破できるよに、日ごろの返済には十分に注意しましょう。

引き落とし日がまだだけどキャッシングしたい場合は?

利用可能枠に引っかかっていたり、総量規制に引っかかっている…そんなときは借入額を減らしたり早めに返済を行うことが大切です。

引き落とし日までまだ日がある場合は、繰り上げ返済を行い、早めに返済をしてしまうのも1つの方法です。

繰り上げ返済を行えば、引き落とし日より前に近くのATMやコンビニ・銀行から返済を行うことができます。

キャッシングができないときは原因を探ろう

クレジットカードでキャッシングができない原因は以下のどれかに当てはまる可能性が高いです。

  • クレジットカードにキャッシング枠がついていない
  • 利用可能額を超えている
  • 返済を延滞している
  • ATMが対応していない
  • 家族が「貸付自粛制度」を申告している

クレジットカードにキャッシング枠がついていない場合は、カード会社に連絡してキャッシング枠を申し込み、審査を受けましょう。

利用可能額を超えている場合は、引き落とし日まで待つか、繰り上げ返済を行って利用可能額を回復させましょう。

クレジットカードやカードローンが遅れている場合は、早急に返済しましょう。

数日の遅れであれば、いきなりキャッシング枠が使えなくなるということは考えにくいです。

ただし、2か月~3か月以上延滞している方は、金融事故(ブラック情報)として個人信用情報機関に登録されているため、キャッシングはもちろん、クレジットカードを利用すること自体も難しいです。

クレジットカードを利用する上で利用代金の延滞だけは、気を付けるようにしましょう。

なお、クレジットカードの延滞をしてブラック状態になってしまった方はこちらも併せてご覧ください。

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