学生が初めてクレジットカードを作るときの6つの注意点!使い過ぎなけれは怖くない!

学生が初めてクレジットカードを作るときの6つの注意点!使い過ぎなけれは怖くない! 学生カード

ネット通販やチケットの予約に欠かせないクレジットカード

現金を持ち歩く必要がなく、便利ですが計画的に使わないと支払えなくなり、最悪の場合は罪に問われることもあります。

初めてのクレジットカードを持って使い方が分からないのは当然のこと。

学生のうちにクレジットカードの注意点を理解して、問題なく利用すれば社会人になってから困ることもないですし、金融リテラシーが上がります。

●学生が初めてクレジットカードを使うときの注意点

  • 毎月の自分の収入と照らし合わせて支出を管理しよう
  • クレジットカードの支払い遅延・延滞は絶対にNG
  • リボ払いに申し込まない
  • 明細は毎月きちんと確認しよう
  • 他人にクレジットカードを貸さない
  • クレジットカードの現金化は法律違反
  • 他の人がみれるPCやスマホでクレジットカードを使わない
  • 限度額が足りないからといって申し込みすぎない

ここに乗っている10つのことに気をつければ、クレジットカードにおけるトラブルも避けられます。

学生のうちだけでなく、社会人になってからも困ることがないように、6つのポイントを頭にいれておきましょう!

※本ページにはPRが含まれます。

クレジットカードの支払い遅延・延滞は絶対にNG

クレジットカードの支払い日には絶対に遅れない。

遅れないという強い意志を持ってください。

電気料金やガス料金、携帯電話の支払いなど、うっかり払い忘れてしまう学生の方もいるでしょう。

公共料金の支払いを忘れると、電気・ガスが止まるだけでダメージを抑えることができますが、クレジットカードの支払いが遅れると

  • 遅延損害金が発生する
  • 個人信用情報機関にネガティブな情報が記録されてしまう

の2つの罰則が降りかかってきます。

遅延損害金が発生する(公共料金の遅延より高い金利)

公共料金の支払い遅延も延滞金がかかってきますが、おおむね10%ほどです。

クレジットカードの支払いを遅延すると最高で14.6%ほどです。

10万円を1ヵ月延滞すると、公共料金の場合は遅延金822円ですが、クレジットカードの場合は1200円です。遅延金が約2倍になっていますね。

たかが400円…と思うかもしれませんが、もっと大きい金額の支払いを延滞していた場合、延滞日数が長くなってくるとそれだけ損をします。

1ヵ月遅延すると、1200円の損です。普段節約している学生にとって1200円は大きいはずです…。

個人信用情報機関にネガティブな情報が記録されてしまう

「でも数日の支払い遅れなら遅延金もそんなにかからないし…」

と思う学生もいるかもしれませんが、数日延滞しただけでも大きなデメリットがあります。

それは個人信用情報機関に遅延の記録が残ってしまうこと。

個人信用情報機関とは、クレジットカード申し込み者1人1人の金融に関する情報が記録されます。

1日でも支払いが遅れてしまうと「クレジットカードの支払いを延滞した経験があります!」という情報を載せてしまうことになります。

こんな記録が残っていると、他社のクレジットカードの審査だけではなく、車のローンにも住宅ローンにも通りづらくなってしまいます。

今だけでなく、将来の審査にも悪い影響を与えてしまうのでクレジットカードの支払いには遅れないようにしましょう。

クレジットカードの支払い日の数日前から残高を確認して、確実に引き落としができるようにしましょう。

毎月の自分の収入と照らし合わせて支出を管理しよう

クレジットカードの支払いに遅れないためには、自分の毎月の収入とクレジットカードによる支出をきちんと管理する必要があります。

アルバイト代や親の仕送りといった月々の収入から、月々のカード代を差し引いて管理するようにしましょう。

今は家計アプリなどで簡単に家計簿をつけることができます。

家計簿を受ける余裕がなくても、給与明細は通帳を見れば、収入に対して使い過ぎでないか確認できます。

クレジットカードを使う前に、今月は使い過ぎていないかを常に確認しましょう。

リボ払いに申し込まない

クレジットカードは手元に現金がなくても支払いができる便利なカードです。

クレジットカードの支払いの種類に「リボ払い」があります。リボ払いは月の利用金額によって毎月の請求額を設定する支払い方法のことで、例えば10万円のバックを買っても月の支払い額を1万円にすることができます。

しかし、ただで支払い額を減らせるわけではありません。月々の支払い額の負担が少ない代わりに、高額な手数料がかかります。

毎月の支払いをきちんとしているだけなのに、全然請求額が減っていない…こんな問題が起こってしまうので、リボ払いは極力しないようにしましょう。

クレジットカード会社によっては、リボ払いにすることでポイントが多くもらえる!と謳っているカード会社もありますが、安易に手を出すのは危険ですよ。

明細は毎月きちんと確認しよう

クレジットカードの支払いを遅延しないためには、今どれくらいカードを使っているのか確認の必要があります。

最近はWEB明細で簡単に利用金額を確認できます。月の請求が確定したときでなく、細めに確認する習慣をつけましょう。

また、明細のチェックは自分の使い過ぎ防止だけなく、不正利用の早期発見もできます。

不正利用された金額は、補償期間内であればカード会社が全額負担してくれるので、やはり明細を細めにみた方がいいです。

他人にクレジットカードを貸さない

今手持ちがないからカード貸して…と友達や恋人に言われることもあるかもしれませんが、絶対に貸さないようにしてください。

もしクレジットカードを貸して、悪用されてしまったら料金はすべてあなたが支払うことになります。

クレジットカード会社に、不正利用をされたら全額負担してくれる補償がありますが、自らクレジットカードを貸して暗唱番号も教えた場合は補償対象外になります。

そもそも、クレジットカードを他人に使わせることはクレジットカード会社の規約に違反しています。

クレジットカードを安易に貸したことで、カードを使いこまれてしまっても泣き寝入りして、利用料金を支払うしかなくなります。

友人・恋人・先輩はもちろん、家族にもクレジットカードを渡さないようにしてください。

クレジットカードの現金化は法律違反

「今月は現金の手持ちが足りない…けどクレジットカードの枠が余ってる…」

大学生はおサイフがピンチになることも多いと思いますが、クレジットかードの現金化はカード会社の規約違反です。

クレジットカードの現金化とは、このような仕組みになっています。

  1. クレジットカードでギフト券や商品券を購入
  2. 購入したギフト券や購入券を買い取り業者に買い取ってもらう
  3. 現金を入手

クレジットカードのキャッシング枠を申し込むと金利が高くなってしまうため、現金化を考えるわけです。

Twitterで「クレジットカード 現金化」で検索すると、たくさんのツイートがヒットします。

実際に検索してみると分かりますが、この手のツイートはごろごろ存在します。

厳密にいえば法律違反ではないのですが、以下のデメリットがあります。

  • 買い取った額と売却額の差額で損をしてしまう
  • 犯罪や詐欺にあう可能性がある
  • クレジットカード会社にバレると利用停止・強制解約になる
  • 自己破産できなくなる

先ほどのツイート確認すれば分かる通り、メルカリの架空商品をクレジットカードで購入しても、現金が確実に振り込まれる保証はどこにもありません。

高額商品を支払っただけで、詐欺にある可能性が高いです。

規約違反をしないためはもちろんですが、自分の身を守るためにもクレジットカードの現金化は避けましょう。

他の人がみれるPCやスマホでクレジットカードを使わない

ネット通販でクレジットカードを使うときにクレジットカードの番号を入力しますよね。

その入力は自分以外の人が閲覧できる環境では行わないようにしましょう。

例えば学校のパソコンやネットカフェ・友達のパソコンやスマホでは、クレジットカードを使ってはいけません。

誰もがログインできる端末でクレジットカードを使ってしまうと、不正利用されるリスクが高まります。

不正利用されるだけでなく、個人情報が流失してしまう可能性もあります。

一度クレジットカード情報を入力してしまうと、取り返しのつかないことにもなりかねないので、カード情報を打ち込むのは自分のスマホやパソコンだけにしましょう。

限度額が足りないからといって申し込みすぎない

学生がクレジットカードを申請すると、限度額は大抵10万円です。

旅行や合宿が重なると限度額10万円では足りない…というシチュエーションになることもあるでしょう。

クレジットカードの枚数が増えればそれだけ利用限度額が増え、使えるお金が増えます。

しかし、使える金額が増えるということはそれだけ支払いが増えるということです。

2枚~3枚ほどなら問題ないかもしれませんが、クレジットカード5枚を所有しているのであれば、月に使うことができるお金は50万円ほど。

親の仕送りがあってもアルバイト収入しかない学生にとって、月に50万円使うと破産してしまうのではないでしょうか…。

クレジットカードを複数枚持ちたいなら社会人になって稼ぎが多くなってからでも遅くありません。

学生が持つクレジットカードの枚数は多くても3枚までに抑えるのがベストです。

クレジットカードの注意点を知って学生でも安全に使おう

初めてクレジットカードを持った学生は使い方から管理の仕方まで分からないことだらけだと思います。

しかし紹介した6つの注意点を知っておけば、クレジットカードを使い過ぎる心配も、トラブルに巻き込まれるリスクも少なくなります。

  • 毎月の自分の収入と照らし合わせて支出を管理しよう
  • クレジットカードの支払い遅延・延滞は絶対にNG
  • リボ払いに申し込まない
  • 明細は毎月きちんと確認しよう
  • 他人にクレジットカードを貸さない
  • クレジットカードの現金化は法律違反
  • 他の人がみれるPCやスマホでクレジットカードを使わない
  • 限度額が足りないからといって申し込みすぎない

クレジットカード・お金の知識は社会人になっても使えます。

今のうちからマネーリテラシーを身につけて、安心してクレジットカードを使いましょう!

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