【経験者が語る】親が自己破産しても子供の審査に影響しない!親の信用情報と自分の関係とは

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ブラックリストに載るとカードが作れなくなるといったことは誰もが聞いたことがあるの
ではないでしょうか?

債務整理をして俗に言うブラックリストに載った場合、当の本人はカードが作れなくなり
ます。

「親が自己破産しカードブラックになってしまった」といった場合、子供はクレジットカ
ードを持ち続けられるのでしょうか?

もしくは「親が自己破産を過去にしてしまった」場合、子供はクレジットカードを新しく
作れるのでしょうか?

今回はその疑問を、己破産した親を持つクレカマニアが解説していきます!!

※本ページにはPRが含まれます。

親が自己破産した場合、子供はクレジットカードを作れる?

結論を先にいうと原則親が自己破産してもクレジットカードを作る、持ち続けることが可
能です。

つまり親の自己破産と子供がカードをもてるかどうかは、例外を除いて基本関係
ありません。

クレジットカードは申込者のCIC情報で判断される

クレジットカードを作る際、カード会社は「この人は本当に支払いをしてくれる人か?」というところを重視します。

そのような信用情報を一括で管理する機関がCICです。

具体的にはCICに過去に借金があった、今いくら借り入れしている、自己破産をした、クレジットカードの支払いが滞ったなどお金に関する情報が記録されます。

親が自己破産していたとしても本人(子供)のCIC情報を元にカードの発行を許可するかを判断するので、一般に親が自己破産したかどうかは関係ないのです。

僕(筆者)の実体験

goro

僕が19才の時、両親が自己破産をしました。

20才になり成人したので、大人への第一歩としてクレジットカードを発行したいと思い、発行することにしました。

この時僕はクレジットカードに関する知識はなく、親が自己破産していたので「自分は作れないのではないか」と錯覚しておりすごく不安でした。

しかし、申し込みから2週間程度で問題なくクレジットカードは送られてきて、嬉しかったのを今でも覚えています。

1枚目のカードを作成した時の状況をまとめておきます。

  • 両親とも自己破産していた(自己破産して1年経過)
  • アルバイト年収30万円
  • 職業は学生
  • 20歳

さらにその後、順調にカード枚数を増やし現在は28枚のクレジットカードを所持しています!!

仮に審査が通らない場合は本人の影響が大きい

基本的に親の自己破産とクレジットカードの発行可否は無関係です。

しかし、人によっては全然通らないといったケースもあります。

この場合は、親の自己破産ではなくカードを作る本人(子供)に原因があることが多いので
す。

このようなことに心当たりはありませんか?

  • 携帯を分割払いにしていて支払い忘れた
  • 奨学金の滞納をした
  • 学生ローンなどを滞納した

これらのことをしていると信用情報が傷つきCICに悪い情報が流れてしまいます。

そのためクレジットカードを作ることが難しくなってしまいます。

金融系は一回の遅延に対しても厳しい

「支払い忘れたのが一回だけ大丈夫でしょ」と思っていたとしても、あなたが想像している以上に金融系の会社は厳しいです。

その一回の延滞が原因で信用情報が傷つき、カードが作れなくなる場合もあります。

厳しい言い方になりますが、自己破産を親がすると言うことは少なからず、親がお金にだらしないと言うことです。

一緒に暮らしていれば家族の影響は少なからず受けます。

もし親が「そんな一回くらい大丈夫だよー」というように軽く考えているなら鵜呑みにしないほうがいいです。

基本的にお金の貸し借りにおいて、どんな理由があっても遅延はいけません。

皮肉にも親が自己破産すると、親のお金に対するよくない考え方をそのまま受け継ぐことにより、カードが作りにくくなるという可能性はありますね。

親の自己破産によりカードが作れないケース

基本的には親の自己破産は、子供がクレジットカードを持つ上で影響はないと言いましたが例外もあります。

そのケースをまとめました!

家族カードを持っている場合は解約になる

親が自己破産をする前にクレジットカードを持っていたとします。

そのクレジットカードの家族カードを持っていた場合は要注意です!

親の信用情報を元にそのカードは発行されているため、親が自己破産してしまうとカードは没収されてしまいます。

親名義で発行したカードの家族カードを持っている場合は、間違えなく自己破産による影響
を受けます。

未成年者は難しい

未成年者の場合、クレジットカードを作るときに必ず保護者の同意が必要になります。

そのため親の信用情報を元にカードが発行されることがあります。

この場合は残念ながら、親の自己破産の影響を受けてしまうこともあるので注意が必要です。

昨今では成人年齢が18才に引き下げられる議論もされております。今後法改正により成人年齢が18才に引き下げられれば、このケースの心配をする必要はなくなるでしょう。

年収が1円もない場合も難しい

カードを申し込んだ人の年収が1円も無い場合、クレジットカードの支払いを誰が行うのかとカード会社は思いますよね。

このような場合、両親に支払い能力があるかどうかをチェックされる可能性があります。

カードを作る本人(子供)が無職・収入ゼロで、両親が自己破産をしているとカードの作成は難しいでしょう。

僕の場合、初めてのクレジットカードを作ったのは大学生のときでした!!

このとき塾でアルバイトをしていましたが年収は30万円程度でした。月収でいうと2.5万程度ですが、審査に通っちゃったんですよね。

年収30万円(月収2.5万円)であれば、スーパーのレジのバイト4時間を週2回程度入れるだけでクリアできてしまうためそこまでハードルは高く無いと思います!!

まずはアルバイトなどで自分の収入を確保してみましょう!!

遠い過去の自己破産は影響ない

いくら借金がある、支払いの遅延があるなど個人の信用情報はCICなどの情報機関に登録されます。

※CICが最も代表的な機関ですがJICCやKCSという機関もあります。

CICの場合自己破産した情報は7年記録されます。

逆に言えば7年たつと自己破産したという情報は消えるので、自己破産した親自身もクレジットカードを作ることができます。

未成年者や年収ゼロでも親の信用情報がクリーンになっているので、その子供も影響を受けずにカードを発行できる可能性があります。

キャッシュカードやプリペイドカードは作れる?

キャッシュカードやプリペイドカードは、クレジットカードと比べると発行の条件は緩いので問題なく作ることができます。

そのためこちらは親が自己破産した場合でも、確実に持つことができます。

クレジットカードがどうしても作れない場合、こちらを作るのも手です。

審査を通すコツは?

親の自己破産はクレジットカードを作る・持つ上で家族カード以外大きな影響はありませ
ん。

なので、まずは自分自身でクレジットカードを作りやすい条件を整えることが重要です。

  • 年収がある(バイトでもOK)
  • 携帯の分割払いを忘れずに支払っている
  • ローンなど借金はなるべくしない

これを意識するだけで、審査が通りやすくなるので実践してみてください!!

なお奨学金を借りているだけであれば、審査において特に問題はありません。

どちらにしても、何かしらの支払いを滞納してしまうと信用情報に傷がつきカードが作りにくくなるので注意が必要です!!

延滞は絶対に無いようにしましょう!!

キャッシング枠を0円にする

クレジットカードを作る際に、キャッシング枠を0円にすると審査に通りやすくなります。

なぜかというとキャッシング枠は年収の3分の1までしかつけられないということが法律で決まっているからです。(割賦販売法)

そのため審査がより厳格で厳しくなるのです。

今までクレジットカードを作って落ちていたのは、親が自己破産したせいではなく、カードの作るときの条件に年収に合わないキャッシング枠を設定していたからの可能性もあります。

作りやすいカードを申し込む

カードを新しく作るとしても、カードによって作成の難易度(審査の厳しさ)が違います。

一般的にはゴールド・プラチナなどステータス系のカードの作成は難しく、年会費無料のクレジットカードは作りやすいです!

学生の場合は学生専用のクレジットカードを作るのがおすすめです!

学生専用のクレジットカードは年収が低くても、学生が審査が通りやすいようにできています!

学生専用カードの代表的なものとして「JALカードn7vi」、「ライフカード学生専用」などがあります。

最初のクレジットカードを作る際は、ぜひ難易度の低いカードを作ってみてくださいね!!

まとめ

結論をまとめると親が自己破産したかどうかによって、その子供がクレジットカードを持てないということは原則ありません。

なので諦める必要はないですよ!!

しかし家族カードの場合は解約されてしまったり、高校卒業して間も無くアルバイトもしていない状態ですと、親の状況でカードが作れないことがあります。

親がカードブラックリストに載っていることがわかっている場合、一刻も早くアルバイトなどで自分の収入を確保してみてください!!

“自分のお金のコト”は自分で責任をもつ、という考えを頭に入れておくことが何よりも大事でしょう。

ごろー

両親が19歳の時に自己破産し家を失う。\r\nその後貯金もなく毎月の生活費の支払いに追われ、節約を始める。\r\n節約を極めていくうちにクレジットカードに詳しくなり今では所持カード28枚になる。\r\n所有資格はFP3級

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