世界初のクレジットカードとして有名なダイナースクラブカード。
カードの利用金額に一律の制限がなかったり、カードに付帯するサービスも充実しているのでステータス性も高いカードとして世界中で利用されています。
今回はそんなダイナースカードの締め日や支払い方法など、基本的なお話をしていきます。
支払いに遅れてしまった場合に起こるデメリットも紹介します。
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ダイナースクラブカードの締め日・支払日(引き落とし日)
クレジットカードを利用していると、必ず締め日と支払日があります。
日にちはそれぞれクレジットカード会社により異なり、ダイナースクラブカードの締め日は毎月15日、支払日は翌月10日となっています。
締め日が土日の場合でも変動はない
支払いが土日祝などの休日の場合は翌営業日になりますが、締め日は土日祝であっても変動はありません。
支払日には休日を挟むと変動することもありますが、締め日は特別な場合を除き変動することはありませんので、この2つの日にちをしっかりと覚えておきましょう。
締め日が遅れることもある
基本的に締め日に変動はありませんが、一部の店舗や海外での利用などで集計に時間がかかった場合、締め日に間に合わないことがあります。
その場合支払いは一月遅れて請求されることになります。
しかしこれはダイナースクラブカードに限った話ではなく、クレジットカード会社各社で起こりうることです。
引き落とし時間は?
引き落としの時間が気になるという方もいるのではないでしょうか。
基本的には引き落とし日の前日までに必要な金額を入金しておくことが大切ですが、忘れてしまっていたという時もあるかもしれません。
その際に引き落としの時間を知りたいという人もいるかもしれませんが、これについては金融機関により異なるため正確な時間はわかりません。
自分が指定している金融機関が何時に引き落としをかけているか、以前の傾向を確認してみても良いかもしれませんが把握するのは難しいかもしれません。
最近は深夜から早朝という金融機関も増えているようです。
ダイナースクラブカードの請求金額・明細の確認方法
ここからは、ダイナースクラブカードの請求金額や明細の確認方法についてお話します。
請求金額や明細を確認する方法は、会員専用のWEBサイト「e-ステイトメント」を利用します。
このサイトに登録しておけば、いつでも請求金額や利用明細を確認することができるので、ダイナースクラブカードの会員は登録しておくと便利です。
ダイナースクラブカードの支払いが遅れると
ダイナースクラブカードを利用して買い物などをすると便利ですが、ついつい支払い金額を入金し忘れた、残高が足りなかったなんてこともあるかもしれません。
基本的には、支払日の前日までに金額を確認してきちんと入金しておくことが必要ですが、時に間に合わないこともあるかもしれません。
しかしすぐに連絡をして支払えば問題ないのですが、長期間支払わなかったり、連絡しない・応じないなどということがあると、最悪カードの利用停止や損害遅延金を請求されてしまう可能性があります。
あまりに悪質だと退会措置がとられてしまうので、注意が必要です。
カード利用停止
まず返済日に引き落としができないと、カードの利用が停止されます。
そして登録してある番号に督促の電話がかかってきます。
この電話で支払う旨を伝えて、すぐに振込をすればカードは再開されます。
しかしあまりに長期間支払いが滞ってしまったり、電話連絡に応じないなど悪質と判断されると、ショッピング枠の減額や最悪強制解約などの措置をとられることになります。
強制解約になると一括請求になるので、絶対に辞めましょう。
損害遅延金
ダイナースクラブカードに支払いに遅れると、14.56~14.6%の損害遅延金を請求されてしまいます。
20万円の利用料金を20日間滞納すると、1600円の損害遅延金が請求されます。
滞納期間が長くなればなるほど損害遅延金は大きくなるので、気づいたらすぐに支払うようにしましょう。とはいえ、遅れないことが一番良いです。
ダイナースクラブカードの支払方法
ダイナースクラブカードは、利用金額制限のないカードです。
そのため提携している店舗での利用であれば大きな金額の買い物もすることができます。
その支払い方法は3パターンあり、1回払い・ボーナス払い・リボ払いです。
それぞれ注意すべき点も合わせてご紹介していきます。
1回払い
1回払いは通常の支払い方法です。
特にリボやボーナスを指定しない場合や、海外で利用した場合は基本的に1回払いになります。
また店舗によっては1回払いしか選択できないこともあるので、利用した店舗で確認が必要です。
ボーナス一括払い
ボーナス払いは、ボーナス時に一括で支払う方法です。
ボーナス払いを利用するには、あらかじめショッピングリボ利用可能枠に設定しておく必要があります。
ボーナス払いを利用する場合は、忘れずに設定しておきましょう。
ちなみに夏季のボーナス一括払い可能時期は、12月16日~6月15日で支払いが8月10日、冬季は7月16日で支払いが翌年の1月10日となっています。
リボルビング払い(リボ払い)
リボルビング払いとは、カード利用金額を毎月一定の金額で支払う方法です。
リボ払いは、支払い金額が一定になるので家計管理がしやすいというメリットもありますが、利用料金にプラスして金利を払う必要があります。
ダイナースクラブの場合、リボルビングの金利が年15.00%かかります。
便利な反面、一括やボーナス払いより多くの金額が必要となるので、知らずにリボルビング払いを利用するのは得策とは言えません。
とはいえ大きな買い物をする際に、一回払いが厳しい場合は、ボーナス払いやリボルビング払いをうまく利用して支払うことが大切です。
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ダイナースカード系の年会費と支払い月
クレジットカードには、ステータス性が高いカードになると、高額な年会費がかかることがあります。
ダイナースクラブカードにも年会費がかかり、金額は22000円となっています。
その支払い月は、カードの有効期限月の翌月となります。
有効期限月が10月の場合、翌11月10日に一括で支払うということです。
年会費は一括支払いになっているので、有効期限月を確認して支払い忘れがないように気をつけましょう。
締め日・支払日を確認して安全な利用を
ダイナースクラブカードの締め日と支払日を中心にお話してきました。
締め日は毎月15日で支払日は翌10日です。支払いを忘れたり遅れてしまうと、カードが利用停止になってしまったり、損害遅延金が発生してしまうので注意が必要です。
引き落としの時間は金融機関により異なり、正確な時間を把握するのは難しいため、前日までには必要な金額を入金しておくことが大切です。
支払いに遅れることなく、安全に利用するように心がけましょう。