銀座ダイナークラブカードのメリット・デメリット・特徴を解説

銀座ダイナースクラブカード ダイナースクラブ

銀座ダイナースクラブカードは、ダイナースクラブのプロパーカードのひとつで、プラチナカードに相当する高いステータスを持つとして知られています。

銀座ダイナースクラブカード以外に、ダイナースクラブのクレジットカードは数多く存在しています。

銀座ダイナースクラブカードは、通常のクレジットカードにはない特典やサービスが付帯されているだけでなく、銀座に関連したサービスが充実しているのが特徴です。

しかし、サービスが充実している分、年会費が非常に高いというデメリットを持ち合わせています。

そこで今回、銀座ダイナースクラブカードを持つメリットとデメリット、特徴を解説していきます。これから銀座ダイナースクラブカードを持ちたい方、興味がある方は是非、当記事を参考にしてください。

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銀座ダイナースクラブカードの基本スペック

年会費 27,500円(税込)
入会費 無料
ブランド Diners
利用可能枠 一律の制限なし(審査で決まる)
支払い方法 1回払い、ボーナス一括払い、リボ払い
付帯保険 旅行傷害保険(国内・海外)
ショッピング・リカバリ

申し込める人は「年齢27歳以上の方」となっております。

収入の文言がないとはいえ、通常は多くの年収が必要です。どのくらいの年収があればいいのかというと、年収400万円~600万円以上が望ましいでしょう。

銀座ダイナースクラブカードは、実は専業主婦でも申し込めるクレジットカードのひとつです。

年齢27歳以上という申し込み資格をクリアすることが前提ですが、配偶者の収入を基に審査が行われるのなら、審査通過は可能です。

銀座ダイナースクラブカードのメリット

銀座ダイナースクラブカードを利用するメリットは主に5つあります。

  • 銀座プレミアムラウンジが無料で使える
  • 家族会員の年会費が無料
  • 海外旅行保険など手厚い保険各種が付帯されている
  • ダイナースクラブに付帯されている特典・サービスを利用できる
  • ご利用可能枠に一律の制限はない

5つのメリットを次に挙げて、どういう内容なのかを解説していきます。

銀座プレミアムラウンジが無料で使える

銀座プレミアムラウンジを無料で使えるのが、銀座ダイナースクラブカードのメリットのひとつです。

そもそも銀座プレミアムラウンジとはなにかと気になっている人もいるので、その人達に向けて、簡単に説明していきます。

銀座プレミアムラウンジとは、銀座ダイナースクラブカードの会員および同伴者が利用できるラウンジです。場所はその名を示すように、東京都銀座にあります。

ソファー席を備えて広々とした空間だけでなく、ドリンクとスイーツのサービスを無料で頂くことができます。

利用料金については、本会員と家族会員のみ1日1回無料となりますが、2回目以降利用する場合は1,100円(税込)かかります。

決して高い金額ではありませんし、銀座プレミアムラウンジの空間やサービスを考慮すると、コスパが非常に高いです。

銀座ダイナースクラブカード会員の同伴者も利用できますが、その場合でも利用料金1,100円(税込)かかることを注意しましょう。

家族会員の年会費が無料

本会員の年会費が27,500円(税込)なのですが、家族会員の年会費が無料となっています。

他社のクレジットカードの多くは家族会員の年会費が発生するのですが、銀座ダイナースクラブカードの場合だと、家族会員の年会費が一切かかりません。

家族会員の年会費がかからないだけでなく、家族会員は銀座ダイナースクラブカードの本会員と同じサービスを受けられます。

配偶者など家族に銀座ダイナースクラブカードを持たせても良いと思ったら、家族カードがおすすめです。

海外旅行保険など手厚い保険各種が付帯されている

銀座ダイナースクラブカードに付帯されている保険を以下にまとめてみました。

海外旅行保険 傷害死亡・後遺障害:1億円

・自動付帯5,000万円
・利用付帯5,000万円

国内旅行保険 傷害死亡・後遺障害:1億円(利用付帯)

ショッピング・リカバリー 年間500万円限度(自己負担が1品につき1万円)

海外旅行保険の保険金は最高1億円となりますが、そのうち保険金の半分が利用付帯となります。

自動付帯と利用付帯の保険金は合算できるので、最高1億円となるのですが、銀座ダイナースクラブカードを旅費の支払いに利用しなかったら、利用付帯の保険は適用されません。

国内旅行保険の保険金も最高1億円となっておりますが、全額が利用付帯となります。

一度でも国内旅行の旅費を銀座ダイナースクラブカードで決済しないと、最高1億円という保険が適用されません。

ショッピング・リカバリーは、他社のクレジットカードで言うショッピング保険です。

1品1万円という自己負担が発生しますが、その1万円を支払うだけで保険が適用されます。1万円以上の高額商品を盗まれた、壊してしまったというときに重宝します。

ダイナースクラブに付帯されている特典・サービスを利用できる

銀座ダイナースクラブカードの会員は、通常のダイナースクラブカードに付帯されている特典やサービスを利用できます。

例えばグルメやトラベルなどの優待サービスは通常、ダイナースクラブカードに付帯されているものですが、銀座ダイナースクラブカードでも、これらのサービスを全て利用できるというわけです。

ご利用可能枠に一律の制限はない

利用可能枠に一律の制限はありません。審査によって、申込者の利用可能枠が決まるからです。

制限がないということは、利用可能枠が1,000万円または1億円になる可能性があるというわけです。

銀座ダイナースクラブカードのデメリット

銀座ダイナースクラブカードにメリットが多くあるのですが、反対にデメリットも少なからず存在します。

そのデメリットとは、年会費が高い、対応できる店舗が他の国際ブランドより少ない、この2つです。

そこで、デメリットを2つ挙げて、内容を解説していきます。

年会費が高い

銀座ダイナースクラブカードの年会費は27,500円(税込)となっており、他社のクレジットカードの年会費と比較すると、高額の部類に入ります。

確かに、銀座ダイナースクラブカードに付帯されている特典やサービスを考慮すると、年会費は27,500円(税込)はコスパが高いと言っても過言ではないでしょう。

しかし、その特典やサービスをあまり活用しない人にとっては、年会費が非常に高いです。あまり利用しないという人には、銀座ダイナースクラブカードはおすすめできないと言わざるを得ません。

対応できる店舗が他の国際ブランドより少ない

VISAとMastercardとアメックスは、日本及び海外の各地に浸透している国際ブランドのひとつです。

JCBは他のブランドほど海外普及率は低いですが、日本と日本人観光客が多く訪れる国では普及されています。

Dinersの場合、他のブランドと比較すると普及率が少なく、対応できる店舗も少ないのがデメリットです。

特にホテルや旅館などを利用する際、クレジットカード決済対応の有無やDinersのブランドに対応しているかなど、事前確認が必要となります。

銀座ダイナースクラブカードのポイント制度

銀座ダイナースクラブカードが持つポイント制度で注目していただきたいポイントが3つあります。

  • ポイント還元率は1.0%
  • 特約店で利用するとダブルポイント
  • 貯めたポイントを商品に交換

その3つのポイントを次に挙げて、解説していきます。

ポイント還元率は1.0%

銀座ダイナースクラブカードのポイント還元率は常に1.0%となっております。

他社のクレジットカードの多くが0.5%のポイント還元率に設定されているので、銀座ダイナースクラブカードのポイント還元率は高水準と言っても過言ではないでしょう。

特約店で利用するとダブルポイント

銀座ダイナースクラブカードで、銀座にある特約店を利用するとダブルポイントのサービスが得られます。

ダブルポイントとは簡単に説明すると、ポイントが2倍もらえるというサービスです。

銀座にある特約店の利用限定のサービスですが、普段からその特約店を利用する人にとって、ポイントを効率よく貯められる場所でもあります。

貯めたポイントを商品に交換

貯めたポイントは商品に交換することができます。

どのような商品を扱っているのかと言いますと、家電系や飲食系の商品、Amazonなどのギフト券関連、ANAなどダイナースグローバルマイレージに参加している航空会社のマイルなどが挙げられます。

ポイントの有効期限がありませんので、高額商品に交換したいという人には、有効期限のないポイントは魅力と言っても過言ではないでしょう。

銀座ダイナースクラブカードのETCカードの申し込み方法

銀座ダイナースクラブカードは追加カードとして、ETCカードの発行を申し込むことができます。

申し込み方法はまず、クラブ・オンラインというダイナースクラブの会員専用オンラインサービスにログインします。

クラブ・オンラインはカードの利用状況の照会、ポイント交換の手続き、キャンペーンなどの申し込みが可能となっているオンラインサービスです。

登録は必須ではありませんが、クラブ・オンラインだけで様々なサービスの申し込みができて、登録料は無料です。登録しない理由がないかぎり、クラブ・オンラインに登録することをおすすめします。

クラブ・オンラインにログインした後、「追加カード/各種お申込」、「ETCカードお申し込み」を順番に選択し、お申し込みください。申し込んだ後、ETCカードはご自宅に送付されます。

銀座ダイナースクラブカードのETCカードの年会費・発行可能枚数・ポイントは?

銀座ダイナースクラブカードの申し込み方法はわかりましたが、気になるのはETCカードの内容です。

特に気になるのは、年会費と発行可能枚数とポイント還元率です。そこで、その3つを次に挙げて、どのような内容なのかを解説していきます。

年会費は無料

ETCカードは年会費が無料で、発行にかかる費用も無料となります。

あまりETCカードを使わない、だけどいざというときのために使いたいという人には向いているでしょう。

発行可能枚数は1人5枚まで

銀座ダイナースクラブカードの会員1人につき、会員本人が所有する車の台数に応じて、ETCカードの発行可能枚数は5枚までとなります。

違う車で高速道路を利用する機会が多い人にとって、5枚までETCカードの発行に対応できるのが、魅力だと言えるでしょう。

ポイント還元率は0.5%

銀座ダイナースクラブカードの通常ポイント還元率は1.0%ですが、ETCカードの場合だと、ポイント還元率は0.5%となります。

銀座ダイナースクラブカードの追加カードといえど、ETCカードのポイント還元率は同じと限らないので注意しましょう。

銀座ダイナースクラブカードはどんな人におすすめ?

銀座ダイナースクラブカードはこういった人におすすめです。

  • 銀座の店舗をよく利用される人
  • 旅行や出張の機会が多い人

なぜこういった人がおすすめなのか、その理由を解説していきます。

銀座の店舗をよく利用される人

銀座の店舗をよく利用される人には、銀座ダイナースクラブカードの利用がおすすめです。

その理由は、良く利用されている銀座の店舗の中に、銀座ダイナースクラブカードの特約店が含まれる可能性があるからです。

特約店を利用すれば、ダブルポイントのサービスで効率よく貯められるだけでなく、ポイント自体に有効期限がないのも、おすすめのひとつであります。

旅行や出張の機会が多い人

銀座ダイナースクラブカードは、利用付帯があるとはいえ、旅行保険やショッピング保険が付帯されています。

付帯されている保険が充実しているので、国内や海外の旅行や出張の機会が多い人に、銀座ダイナースクラブカードがおすすめです。

長期滞在をする機会が多い人にもおすすめできます。貯めたポイントを各航空会社のマイルに交換できるのも、銀座ダイナースクラブカードの魅力です。

銀座ダイナースクラブカードのポイント還元率を他社と比較

カード名 還元率
銀座ダイナースクラブカード 1.0%
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード 0.5%
JCBプラチナ 0.5%~1.5%
TRUST CLUB プラチナマスターカード 0.5%~1.2%

銀座ダイナースクラブカードと他社のプラチナカードを比較して、まとめてみました。

ポイント還元率で言えば、JCBプラチナとTRUST CLUB プラチナマスターカードが銀座ダイナースクラブカードを上回ります。

しかし、銀座ダイナースクラブカードは条件なしで、常にポイント還元率1.0%です。高還元率なうえに安定性があるとして、銀座ダイナースクラブカードは群を抜いているでしょう。

銀座ダイナースクラブカードが自宅に届くタイミングは?

銀座ダイナースクラブカードは審査通過後、最短1週間でご自宅に送付されます。

なお、審査状況によって、審査完了までに1ヶ月程度かかる場合があります。審査が通っても、郵便状況によって到着が遅れることをご理解ください。

銀座ダイナースクラブカードの引き落とし日はいつ?

銀座ダイナースクラブカードの締め日は毎月15日(土日祝日含む)、引き落とし日はその翌月10日となります。引き落とし日が金融機関の休業日と重なった場合、翌営業日が引き落とし日となるのです。

利用料金を確認の上、引き落とし日前日に引き落とし先の口座に事前入金することを忘れないでください。

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