クレジットカードを使っている人であれば、少しでも特典やサービスが充実していてステータス性があるクレジットカードを所持したい思うものです。
JCB GOLD EXTAGEを利用している人の中にもすぐにJCBゴールドへの切り替えをしようか悩む方は多いでしょう。
JCBゴールドに切り替えるためにはどのような手続きを踏めば良いのでしょうか?
また、JCBゴールドに切り替えようか迷っている人はJCBゴールドを使うメリットやどんな人におススメなのかが気になりますよね。
そこで、今回はJCBゴールドのメリットやJCB GOLD EXTAGEからの切り替えの方法について解説していきます。
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JCB GOLD EXTAGEをJCB ゴールドへ切り替えるには?
JCB GOLD EXTAGEはゴールドカードであるJCBゴールドへ切り替えが出来ます。
クレジットカードにおける「切り替え」とは新しいカードを発行することを指します。
では、実際にJCB GOLD EXTAGEをJCB ゴールドへの切り替えるためには、どうすれば良いのでしょうか?
実は、JCBゴールドへの切り替えには2つのケースがあります。
「スタンダードからゴールドに申し込みをする」という場合と「5年後の更新時に自動的に切り替わる」という場合があります。
ここからは、それぞれ体的に解説していきます。
スタンダードからゴールドに申し込みをする
厳密に言えば、JCB GOLD EXTAGEからJCB ゴールドに「切り替え」は出来ますがアップグレードは出来ません。
何故なら、JCB GOLD EXTAGEとJCB ゴールドは同じ「ゴールド」扱いなので、JCBでは同じグレードと判断されるからです。
では、どうすれば良いのかというと、JCBのスタンダードカード(一般カード)からJCBゴールドにアップグレードをする方法があります。
つまり、JCB GOLD EXTAGEを解約してスタンダードカードに新規申しこみをした後にアップグレードの手続きをするということです。
いきなりJCBゴールドに申し込むことも出来ますが、スタンダードカードで少し利用実績を積んでからの方が審査は通りやすいです。
しかし、ゴールドの上のプラチナを目指している場合は、審査のことも考えると自動更新を待つ方をオススメします。
5年の利用期限でJCBゴールドに自動的に切り替わる
JCB GOLD EXTAGEは5年後の利用期限を迎えると自動的にJCBゴールドに切り替わるようになっています。
自動更新ではありますが、ちゃんと審査があります。
審査に落ちればJCBゴールドは発行されないので、JCB GOLD EXTAGEを更新して利用するしかありません。
5年間、JCB GOLD EXTAGEを問題なく利用できた場合は、利用実績があるのでJCBゴールドの審査に通りやすくなっています。
延滞などのトラブルが多いとJCBゴールドの審査に落ちるどころか、JCB GOLD EXTAGEの更新もできない可能性が高くなるので気を付けましょう。
JCB GOLD EXTAGEの切り替えでサービスは引き継がれる?
JCB GOLD EXTAGEを切り替える際にカード番号やサービスの引継ぎはあるのでしょうか?
結論から言いますと、引き継がれないサービスと引き継がれるサービスで分かれます。
また、カード番号やセキュリティコードは変更となります。
では、何が引き継がれて、何が引き継がれないのかを以下で紹介していきます。
引き継がれないサービス
残念ながら引き継がれないサービスがいくつか存在します。
以下がJCB GOLD EXTAGEを切り替える際に引き継がれないサービスです。
- カードご利用可能枠
- 家族カード
- リボ払い専用カード
- 各種キャンペーン登録
- Apple Pay
- 携帯電話、インターネット、公共料金等のお支払い
- JR東海エクスプレス予約サービス(プラスEX会員)
キャンペーンの登録はキャンペーンによって引き継がれるか引き継がれないか分かれるので、切り替え後のカードでMyJCBで確認しましょう。
また、携帯料金や公共料金の支払いを登録していた場合は、切り替え後のカード番号や有効期限を各契約先へ連絡する必要があるので注意してください。
引き継がれるサービス
引き継がれるサービスもたくさんあります。
以下がJCB GOLD EXTAGEを切り替える際に引き継がれるサービスです。
- ポイント(Oki Dokiポイント、マイレージ、各種ポイント)
- 「JCB STAR MEMBERS」のランク・集計金額
- ETCスルーカード
- QUICPay(クイックペイ)
- スマリボ
- 会員専用WEBサービス「MyJCB」のID/PW
- 航空系マイレージ番号・お得意様番号・お客様番号
「MyJCB」のIDやパスワードは家族全員分引き継がれる訳ではないので、再登録が必要です。
ポイントがそのまま引き継がれて、ETCスルーカードもそのまま利用できる点は安心ですね。
JCBゴールドってどんなカード?
ここまで、JCB GOLD EXTAGEをJCBゴールドに切り替えられるケースやJCB GOLD EXTAGEのサービスの引継ぎに関して解説してきました。
切り替え方法についてしっかり理解し、引き継ぎに関して納得ができたら、今度はJCBゴールドがどんなカードか気になりますよね?
JCBゴールドについて知ることで、「自分に合うのかどうか」や使いこなす方法が分かります。
また、JCBゴールドへの切り替えの申請を考えている人は、すぐに必要かどうかを見極めるポイントになるので、改めてJCBゴールドについて整理しておきましょう。
では、ここからはJCBゴールドについて詳しく解説していきます。
JCBゴールドの基本情報
まずは、JCBゴールドの基本情報を知っておきましょう。
JCBゴールドの基本情報は以下の通りです。
年会費 | 11,000円 |
---|---|
国際ブランド | JCB |
追加カード | ETCカード、家族カード |
ポイント還元率 | 0.50%~1.50% |
付帯保険 | 海外旅行、国内旅行、ショッピング |
ポイント名 | Oki Dokiポイント |
発行スピード | 最短翌日 |
電子マネー機能 | QUICPay |
交換可能マイル | ANAマイル、JALマイル、スカイマイル |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
ETC年会費 | 無料 |
家族会員の年会費は1人だけ無料になり、2人目からは1,100円です。
また、JCBゴールドに新規でオンライン入会した場合は本人も家族も初年度の年会費が無料になりますが、切り替えの場合は無料にはならないので気を付けましょう。
JCBゴールドのメリット
JCBゴールドはJCB GOLD EXTAGEに比べたら年会費が高くなってしまいますが、それ以上にメリットがたくさんあります。
以下がJCBゴールドを利用するメリットです。
- 充実した海外旅行保険
- 空港ラウンジを無料で使える
- JCBゴールド ザ・プレミア招待のチャンスがある
- JCB GOLD Service Club Offが利用できる
- 飲食代金が20%オフのグルメ優待
それぞれ、くわしく解説していきます。
充実した旅行保険・ショッピング保険
JCBゴールドに付帯している旅行保険はかなり充実しています。
JCBゴールドの保険を大きく分けると「海外・国内旅行傷害保険」、「海外・国内航空機遅延保険」、「ショッピングガード保険」になります。
「旅行傷害保険」は、海外・国内ともに最高5,000万円の補償あり、発行された段階で自動的にJCBゴールドに付帯している保険です。
「航空機遅延保険」は飛行機の出発が遅れたことが原因で発生したトラブルにかかった金額を補償してくれます。
飲食費や宿泊費が補償され、手荷物が遅延や紛失した場合は衣類の金額も補償してくれるので、いざという時に安心ですね。
また、「ショッピングガード保険」はJCBゴールドカードで購入した商品の破損や盗難が起きた時の補償です。
年間の補償限度額は500万円で購入から国内海外問わず90日間であれば対象となります。
これらの保険はゴールドカードの旅行保険の中では、トップクラスの補償内容といえるでしょう。
空港ラウンジを無料で使える
JCBゴールドカードを持っていれば、国内の31ヶ所の空港とハワイの空港ラウンジを無料で利用することが出来ます。
ハワイで無料になる空港はホノルルにあるダニエル・K・イノウエ国際空港です。
空港ラウンジではドリンクや雑誌、新聞の閲覧など、様々なサービスが用意されています。
出張や旅行時の楽しみといえば空港ラウンジで過ごすことだと言う人も多いですが、そんな人にとっては大きなメリットといえますね。
「JCBゴールド ザ・プレミア」に招待される
JCBゴールド会員になると、条件を満たせば「JCBゴールド ザ・プレミア」に招待されます。
条件は「MyJCB」にメールアドレスを登録していることと、JCBゴールドのショッピングの利用合計金額が2年連続で税込み100万円以上であることです。
そして、「JCBゴールド ザ・プレミア」の会員になると以下のような特典があります。
- 世界中の約1,000ヵ所の空港ラウンジを無料で利用できる
- 厳選された日本各地のホテルや旅館に特別な優待プランで宿泊することができる
- 対象の飲食店で事前予約や専用クーポンを提示した上で支払いをすると30%割引きになる
- ポイント有効期限が5年になる
- JCBゴールドに比べてポイント優遇率が10%アップする
条件もそこまで難しい内容ではないので、「JCBゴールド ザ・プレミア」の会員を目指すのも良いですね。
「JCB GOLD Service Club Off」が利用できる
JCBゴールドの特典として「JCB GOLD Service Club Off」も利用できます。
「JCB GOLD Service Club Off」とは映画館やスポーツクラブ、レストランなどの施設を優待金額で利用できるサービスです。
対象のお店や施設は全国に70,000ヵ所以上あり、最大80%引きの優待サービスが利用できます。
有名なチェーン店や施設であれば使えることが多いので、使い所に困ることは無いでしょう。
飲食代金が20%オフのグルメ優待
また、JCBゴールド会員は全国の対象店舗で、飲食代金が20%オフのグルメ優待を受けられます。
対象店舗は全国に250ヶ所で、ほぼ全ての都道府県にあるという点がとても便利です。
事前予約して、専用クーポンを提示後にJCBゴールドで支払うと、利用合計金額またはコース代金より20%引きになります。
JCBが厳選した名店だけを対象店舗としているので、そんな上質なお店で優待を受けれるのは大きなメリットですね。
JCBゴールドはこんな人にオススメ!
JCBゴールドはJCB GOLD EXTAGEに比べてサービスや特典がかなり豊富です。
JCBゴールド限定のサービスや特典は10以上あり、旅行保険やショッピング保険もJCBゴールドの方が充実しています。
JCB GOLD EXTAGEの年会費は3000円なので、差額の7000円分の価値を特典に見いだせる人にはオススメです。
また、いくつかあるゴールドカードの中でもさらにステータスの高いカードが欲しいという方にもオススメ出来ます。
JCBがJCBゴールドのサービスを開始したのが1982年なので、約40年という確かな歴史があります。
JCBが直接発行しているゴールドカードという点で知名度もあるので、ステータス性は抜群ですね。
JCB GOLD EXTAGEからJCBゴールドに切り替えるには?メリットや引継げるサービスも解説!まとめ
ということで、ここまでJCBゴールドのメリットやJCB GOLD EXTAGEからの切り替えの方法について解説してきました。
JCB GOLD EXTAGEと比べても特典やサービスの多さは圧倒的にJCBゴールドの方が上です。
年会費が高さが気にならないほどにメリットがたくさんあるJCBゴールドはオススメのゴールドカードです。
その充実した特典の多さにすぐにJCBゴールドを所持したくなりますが、5年の更新のタイミングを待つ方が確実です。
20歳以上であれば、JCBゴールドに直接新規申し込みは出来ますが、利用実績をしっかり作ってからの方がJCBゴールドの審査には通りやすいからです。
また、その方が後々プラチナの審査にも通りやすくなります。
JCB GOLD EXTAGEを現在持っている人は、更新による切り替えのタイミングまでコツコツと実績を積み上げましょう。