JCBカードの海外旅行保険をチェック!補償内容と補償金額は?

JCBカードの海外旅行保険をチェック!補償内容と補償金額は? JCBカード一覧

海外旅行において、保険は欠かせません。なぜなら、病気やケガなど、万が一何かあった場合の備えが必要だからです。

しかし、クレジットカードの種類によって、海外保険の内容が異なり、どのカードを選べば良いのかと悩む人は多いでしょう。

当記事は、JCBカードの海外旅行保険の保障内容と補償金額を紹介していきます。

JCB一般カードやゴールドカードやプラチナカードに付帯されている内容、保険の種類や比較などを解説していくので、海外旅行保険で不安や疑問を抱いている方は必見です。

※本ページにはPRが含まれます。

JCB CARD Wの海外旅行傷害保険の保険内容

JCB CARD W

JCBCARDW
カード年会費 永年無料
ETC年会費 無料
ETC発行手数料 無料
還元率 1.0%
電子マネー
申し込み資格 満18歳以上39歳以下
  • 海外旅行保険が最高2000万円
  • 通常還元率1.0%
  • Oki Doki ランド経由で最大20倍のポイント

 

保険内容 補償金額
傷害・死亡後遺障害 最高2000万円
傷害・治療費用 1回の事故につき限度100万円
疾病・治療費用 1回の病気につき限度100万円
賠償責任 1回の事故につき限度2000万円
携行品損害 1旅行中限度20万円で保険期間中の限度100万円
救援者費用等 限度100万円
ショッピングガード保険内容 補償金額
海外 限度100万円
自己負担額 1万円

JCB CARD Wは年会費が無料にも関わらず、付帯されている海外保険が充実しているのが特徴です。補償金額が最高2000万円であるのが大きなメリットで、海外旅行中に万が一なにかあった場合には安心であります。

18歳以上39歳以下しか申し込めないというデメリットはありますが、ポイントは常に2倍以上などの優待サービスが充実しているというメリットもあります。

JCB CARD Wの保険は「利用付帯」

JCB CARD Wの保険は自動付帯ではなく「利用付帯」となっています。

利用付帯の補償期間は、日本から出国した午前0時から日本に入国した翌日の午後12時までですが、具体的かつわかりやすく説明するために、以下にまとめました。

  • 6月15日20時13分:日本から海外へ出国。出国前なので補償期間外となります。
  • 6月16日0時24分:海外に入国。0時過ぎているので入国した時から補償期間に入っています。
  • 6月20日10時12分:日本に帰国。まだ補償期間です。
  • 6月21日11時30分:自宅で過ごす。補償期間中ですが、あと30分経過したら補償期間外となります。

ただし、補償期間が最大3ヶ月となっており、永続的ではないことを注意しましょう。

利用付帯は旅行代金をカードで支払うと保険適応される

JCB CARD Wを持っているだけで保険適応されません。

旅行代金をJCB CARD Wで支払うことで、初めて海外保険が適用されます。海外に旅行する際は、JCB CARD Wをメインに利用しなければならないということです。

JCB一般カードの海外旅行傷害保険の保険内容

JCB 一般カード

 JCB一般カード
カード年会費 1250円
初年度無料
次年度も条件次第で無料
ETC年会費 無料
ETC発行手数料 無料
還元率 1.0%
電子マネー
申し込み資格 満18歳以上(高校生不可)
  • 初年度無料!翌年も条件次第で無料
  • 海外・国内旅行傷害保険が最高3000万円付帯
  • 最短翌日発行!

 

海外旅行保険内容 補償金額
傷害・死亡後遺障害 最高3000万円
傷害・治療費用 1回の事故につき100万円限度
疾病・治療費用 1回の病気につき100万円限度
賠償責任 1回の事故につき限度2000万円
携行品損害 1旅行中限度20万円で保険期間中の限度100万円
救援者費用等 限度100万円
国内旅行保険内容 補償金額
傷害・死亡後遺障害 3000万円
ショッピングガード保険内容 補償金額
海外 100万円限度
自己負担額 1万円

JCB一般カードの海外保険の内容だけでなく、国内旅行保険の内容もまとめてみましたが、1項目しかありません。しかし、国内外の旅行保険を利用できるので、旅行先が日本や海外でも安心できます。

年会費は通常1,250円(税別)にかかりますが、海外保険の手厚い付帯サービスを考慮すると、非常にコスパが良いと言っても過言ではないでしょう。

JCBカード一般カードの保険は「利用付帯」「MyJチェック登録」が条件

JCB一般カードの保険は利用付帯ですが、MyJチェックの登録を行うことが保険適用の条件となります。

MyJチェックとは、カード利用明細書をインターネット上で確認できるWEB明細書サービスです。紙を媒体としたカード利用明細書の郵送を待つ必要がないというメリットを持ち、ペーパーレス化を図ることが可能となります。

もうひとつのメリットは、年会費無料の条件です。インターネットで一般カードの利用を申し込むと、初年度にかぎり年会費が無料になります。

2年目以降は年会費がかかるのですが、MyJチェックに登録し、年間利用額50万円に達すると、2年目でも年会費が無料になるのです。

MyJチェック登録に登録するだけで、保険適用の条件のひとつと、年会費無料の条件のひとつをそれぞれ満たすことができます。

JCBゴールドカードの海外旅行傷害保険の保険内容

JCBゴールド

JCBゴールドカード
カード年会費 10000円+税
ETC年会費 無料
ETC発行手数料 無料
還元率 0.5%~
電子マネー
申し込み資格 20歳以上で本人に安定収入がある方(学生不可)
  • 国内空港ラウンジ・ハワイホノルル空港ラウンジ利用可能
  • 海外傷害旅行保険が最高1億円自動付帯
  • 全国7万店以上で優待が使える「JCB GOLD basic Service」

JCBゴールドカードは、先ほど紹介したJCB CARD WとJCB一般カードより、保険の内容が充実しています。保険内容や補償金額は後ほど詳しく解説していきますが、ゴールドカードを利用する以上、年会費をチェックしなければなりません。

JCBゴールドカードの年会費は1万円(税抜)で、インターネットで利用を申し込むと初年度の年会費が無料になるのですが、2年目以降の年会費無料や割引などの条件はないのがデメリットです。

しかし、保険だけでなく空港ラウンジ無料利用サービスやグルメ優待やホテル優待など、付帯されている優待サービスが豊富というメリットがあります。メリットを考慮すると、年会費1万円(税抜)はコスパが高いと言っても過言ではないでしょう。

JCBゴールドカードは「自動付帯」

JCBゴールドカードはJCB CARD WとJCB一般カードと異なり、保険は「自動付帯」となります。自動付帯とは、持っているだけで適用される保険です。

比較のために利用付帯についてもう一度説明いたしますが、利用付帯はカードで旅行代金を支払うことで、初めて保険が適用されます。自動付帯は持っているだけで適用される保険で、旅行代金を支払う支払わないは関係ありません。

しかし、注意していただきたいのが、全ての保険が自動付帯だとはかぎらないというところです。そこで、自動付帯対象の保険と、利用付帯対象の保険をそれぞれ挙げて、解説していきます。

自動付帯時の場合の補償内容

保険内容 補償金額
乗継遅延費用保険金(客室料・食事代 2万円限度
出航遅延費用等保険金(食事代) 2万円限度
寄託手荷物遅延費用保険金(衣料購入費等) 2万円限度
寄託手荷物紛失費用保険金(衣料購入費等) 4万円限度

航空機遅延保険と言って、自動付帯の対象となる保険です。国内外の航空便利用時に就航遅延や運休や欠航などが発生し、それによって生じた、飲食代や宿泊代を補償してくれます。

限度額内であれば全額補償してくれるので、カード会員の経済的な負担を大きく減らすことが可能になるのです。

利用付帯時の補償内容

海外旅行保険内容 補償金額
傷害・死亡後遺障害 最高1億円

(※「公共交通乗用具の運賃」か「募集型企画旅行の料金」の支払いに利用しなかったら最高5000万円)

傷害・治療費用 1回の事故につき300万円限度
疾病・治療費用 1回の病気につき300万円限度
賠償責任 最高1億円
携行品損害 1旅行中50万円限度で保険期間中の100万円限度
救援者費用等 400万円限度
国内旅行保険内容 補償金額
傷害・死亡後遺障害 最高5000万円
傷害・入院日額(※8日以上の治療から対象) 5000円(事故日から180日限度)
傷害・手術(※8日以上の治療から対象) 入院日額×倍率(10倍、20倍または40倍)1事故1回限度
傷害・通院日額(※8日以上の治療から対象) 2000円(事故日から180日以内90日限度)
ショッピングガード保険内容 補償金額
国内と海外 500万円限度
自己負担額 3000円

海外保険だけでなく国内保険も充実しているのが、ゴールドカードの魅力のひとつです。旅行中に病気やケガなどに遭い、治療費が大きくかかると言っても過言ではありません。

治療費が多額になる場合、付帯されている保険を利用することで、治療費をカバーしてくれます。

注目していただきたいのが、傷害・死亡後遺障害というポイントです。事前に「公共交通乗用具の運賃」か「募集型企画旅行の料金」を支払わないと、最高1億円の補償金額にならないというデメリットがあります。しかし、1円でも支払えば、最高1億円の補償金額の対象になるので、条件を満たすハードルは低いです。

JCBゴールドカードは家族特約が付帯

海外旅行保険内容 補償金額
傷害・死亡後遺障害 最高1000万円
傷害・治療費用 約200万円
疾病・治療費用 約200万円
賠償責任 1回の事故につき2000万円限度
携行品損害 1旅行中50万円限度で保険期間中の限度100万円
救援者費用等 400万円限度

家族特約とは、家族会員以外の家族を意味します。本会員の家族が家族会員でなくても、会員以外の家族への補償があるのですが、補償金額は本会員や家族会員と比較すると、大きな差があるのがデメリットです。

家族特約の対象は19歳未満の子どものみ

家族特約は、対象が19歳未満の子どもに限定されます。20歳を超えると、家族特約の対象から外れ、海外保険の補償が受けられなくなるのです。

しかし、家族特約には、家族の別居・同居に問わないという魅力的なメリットがあります。

本会員からの仕送りを受けている子どもも対象になるので、万が一なにが遭っても安心です。なお、家族特約のサービスを利用している子ども達は、海外のキャッシュレス治療を利用することができないので、注意しましょう。

JCBゴールドカードの家族カードの海外旅行保険内容

海外旅行保険内容 補償金額
傷害・死亡後遺障害 最高1億円(※カードの支払いに利用しなかったら最高5000万円)
傷害・治療費用 1回の事故につき300万円限度
疾病・治療費用 1回の病気につき300万円限度
賠償責任 最高1億円
携行品損害 1旅行中50万円限度で保険期間中の100万円限度
救援者費用等 400万円限度

海外旅行保険内容は本会員と同じです。家族会員が単身で海外に旅行しても、本会員と同様の保険や優待サービスを受けることができます。

家族会員が1人だと、家族会員にかかる年会費はかかりません。しかし、2人目以降だと、1000円(税抜)の年会費が発生するというデメリットを持ち合わせています。

JCBプラチナの海外旅行傷害保険の保険内容

JCBプラチナは、JCBゴールドより上位に位置する、ステータスが非常に高いクレジットカードです。年会費は2万5000円(税抜)と、高く感じる方はいるでしょうが、付帯されている優待サービスが充実していることを考慮すると、コスパが高いと言えます。

JCBプラチナで注目していただきたいのが、付帯されている海外旅行傷害保険の内容です。一見するとJCBゴールドより充実していると思われがちですが、内容的にはほとんど変わりありません。しかし、特出すべき点が多々あるので、JCBプラチナを持つメリットはあると言えるでしょう。

JCBプラチナの保険は自動付帯

海外旅行保険内容 補償金額
傷害・死亡後遺障害 補償金額
傷害・治療費用 1回の事故につき1000万円限度
疾病・治療費用 1回の病気につき1000万円限度
賠償責任 1回の事故につき1億円限度
携行品損害 1旅行中100万円限度で保険期間中の100万円限度
救援者費用等  1000万円限度
国内旅行保険内容 補償金額
傷害・死亡後遺障害 最高1億円
傷害・入院日額(※8日以上の治療から対象) 5000円(事故日から180日限度)
傷害・手術(※8日以上の治療から対象) 入院日額×倍率(10倍、20倍または40倍)1事故1回限度
傷害・通院日額(※8日以上の治療から対象) 2000円(事故日から180日以内90日限
ショッピングガード保険内容 補償金額
国内と海外 500万円限度
自己負担額 3000円

JCBプラチナの保険内容はJCBゴールドとほとんど変わらないと説明しましたが、JCBゴールドの自動付帯は航空機遅延保険だけです。

JCBプラチナの保険の場合だと、航空機遅延保険だけでなく、付帯されている全ての保険が自動付帯の対象となります。

JCBプラチナは家族特約が付帯

JCBプラチナはJCBゴールドカードと同様に家族特約が付帯されています。

家族特約の内容はJCBゴールドカードと同じです。家族会員以外の家族でも、JCBプラチナの補償を受けられるというメリットを持っているので、家族と一緒に旅行するときは安心であります。

JCBプラチナの家族カードの保険は本カードと同じ内容

JCBプラチナの家族カードのメリットは、本カードと同じ保険を受けられることにあります。

家族カードだからと言って、保険に関しても色々な制約があるのではないかと思っている人はいると言えるのですが、制約はありません。

制約があるとすれば、本カードの会員の家族でないと持つことができないというところですが、このひとつだけです。

家族カードでも、本カードと同じ保険の補償を受けられるだけでなく、その他の優待サービスを受けられるのが、家族カードの最大の魅力となります。

家族カードは1枚無料

JCBプラチナの家族カードは、1枚目にかぎり年会費が無料となります。

2枚目以降になると、年会費3000円(税抜)を支払わなければならないのですが、本カードの年会費2万5000円(税抜)について考慮すると、非常にリーズナブルな価格と言っても過言ではないでしょう。

家族特約の付帯サービスでは物足りないと感じる方は、家族カードの追加がおすすめです。

JCBプラチナは海外航空機遅延保険も付帯

保険内容 補償金額
乗継遅延費用保険金(客室料・食事代) 2万円限度
出航遅延費用等保険金(食事代 2万円限度
寄託手荷物遅延費用保険金(衣料購入費等) 2万円限度
寄託手荷物紛失費用保険金(衣料購入費等) 4万円限度

JCBプラチナは海外航空機遅延保険が付帯されており、内容はJCBゴールドと同じです。違うところはなく、自動付帯となっています。

海外旅行傷害保険の「死亡・後遺障害」が合算不可

JCBカードに付帯されている海外保険のひとつである「死亡・後遺障害」は、保険会社が提供している海外保険と合算することはできません。

もちろん、他カードの付帯保険との合算も不可能です。

複数のカードから保険金が支払われる場合は、もっとも高い保険金額を限度として、複数のカードに付帯されている保険から按分して支払われるのです。

具体的にかつ分かりやすく説明しますと、以下の通りとなります。

保険金 割合 支払われる保険金額
Aカード 5000万円 50% 2500万円
Bカード 2500万円 25% 1250万円
Cカード 2500万円 25% 1250万円

Aカードのほうが一番高いので、5000万円が限度額となるのです。

支払われる保険金額は5000万円となるので、5000万円になるように、以上の計算となります。合算することができないと断言したのは、限度額以上の保険金を受け取ることができないというわけです。

合算不可能な保険は「死亡・後遺障害」だけですので、その他の保険は保険会社や他カードとの合算が可能になります。

その他の補償金額は他カードとの合算が可能

合算が可能な付帯保険は以下の通りです。

  • 傷害・治療費用
  • 疾病・治療費用
  • 賠償責任
  • 携行品損害
  • 救援者費用等
  • 海外航空機遅延保険

上記の保険に限りますが、家族特約も合算可能の対象となります。

利用しているJCBカードに、他カードや保険会社の保険を合算することができるのがメリットです。しかし、デメリットはコスパが若干悪いという部分にあります。

保有するJCBカードに付帯されている保険との合算に、他カードや保険会社と契約する必要があるのです。他カードの場合は年会費を毎年支払わなければならず、保険会社の場合は保険料を毎月支払わなければなりません。

他カードのほうがコスパは高いのではと思っている人はいますが、他カードの保険を充実させるためには、どうしてもゴールドカードクラスが必要になってきます。JCB一般カードのようなクラシックカードでも、付帯されている保険は充実しているのですが、ゴールドカードほど充実してはいません。

しかし、合算できる保険があるというところが最大のメリットです。海外旅行に不安を抱いている方は、他のカードや保険会社の保険契約に向いているでしょう。

保険金はどうやって請求するの?

海外保険は海外旅行中に病気やケガに遭ったときの治療費や、携行品の盗難や破損によって生じた損害を補償してくれます。

  1. 「日本語安心サービス」に問い合わせ
  2. 「損保ジャパン日本興亜JCB事故受付デスク」にお問い合わせ

「日本語安心サービス」に問い合わせる

海外旅行中に保険金を請求する場合はまず「日本語安心サービス」に問い合わせてください。「日本語安心サービス」とは、病気やケガだけにとどまらず、持ち物の盗難や賠償責任の事故や遭遇に関する相談を24時間365日受け付けているサービスです。

「日本語安心サービス」から必要書類や保険金支払いの手配を行っているのですが、医療機関によっては一時的に治療費を建て替える場合もあるので、ご注意ください。帰国後でも保険金の請求は可能ですが、その場合、現地で受診した病院の診断書や事故証明書などの書類をお持ち帰る必要があります。

「損保ジャパン日本興亜JCB事故受付デスク」にお問い合わせ

書類を揃えた後、「損保ジャパン日本興亜JCB事故受付デスク」にお問い合わせして、ご報告ください。報告が遅れると、保険金の支払いができない場合があるので、速やかにご報告しましょう。

国内旅行で病気やケガなどに遭われた場合でも、「損保ジャパン日本興亜JCB事故受付デスク」に報告しなければなりません。

必要な書類などがカード会員様に送付にされますので、適切なお手続きを行ってください。

海外旅行保険の各項目の内容とは?

海外旅行保険の利用を希望するユーザーはまず、保険の各項目について知らなければならないからです。

病気やケガや事故などに見舞われたとき、補償の対象になるのですが、注意していただきたいのが、保険金支払いの条件にあります。

条件を満たさないと、保険金を受け取ることができません。そこで、保険の各項目を次に挙げて、保険金受け取りの条件を解説していきます。

傷害死亡・後遺障害

海外旅行中に事故に遭い、死亡または後遺障害が生じたとき、事故発生から180日以内であれば、保険金支払いの対象となります。

会員が死亡した場合の保険金受取人は家族の方に限定されるのですが、会員に家族がいない場合は、血縁の方が受取人の対象となるのです。

重要!傷害治療費用

海外旅行中に事故に遭ってケガをし、現地の医師からの治療を受けた場合、事故に遭った日から180日以内にかかった治療費用が補償されます。

1回の治療費用が1000万円までと仮定した場合、1000万円を上回らないかぎりは全額補償されるのです。

重要!疾病治療費用

海外旅行期間に病気を患ってしまった場合、旅行期間中または旅行を終えてから72時間までに医師の治療を受けて、治療開始日から180日以内に要した治療費分が補償されます。

また、特定感染症(マラリアやコレラなど)の場合は30日までとなっているので、なにか体の異変に気付いた場合はすぐに、病院に行きましょう。

賠償責任

賠償責任とは、旅行期間中に誤って他人にケガをさせてしまい、または人の物を壊した場合、被害者から損害賠償を請求されたときに適用されます。

補償範囲内であれば、全額補償してもらうことは可能です。

携行品損害

旅行期間中に物が盗まれ、または物が事故などで壊れた場合は補償の対象になるのですが、注意点があります。1回の事故につき3000円の自己負担が発生し、物1つで10万円限度が保証範囲内になるというところです。

限度額が100万円だった場合、複数の物に被害があったとき、100万円までなら被害にあった物を全て補償してくれるという内容になります。

救済者費用

救済者費用とは、会員が事故などのケガで3日以上、現地の病院で入院しているときに親族が「救済者」として現地に赴きます。

現地までの航空運賃やホテルの宿泊費、入院中の会員にとって必要な物と、救済者にとって必要な物の購入費などが補償されるというものです。

  • 補償される条件は以下の通りですが、どれか1つでも条件を満たせば、補償の対象となります。事故などのケガで、180日以内に亡くなられたとき
  • 病気によって亡くなられたとき
  • 病気にかかって医師の診断を受け、旅行を終えてから30日以内に亡くなられたとき
  • ケガや病気によって3日以上入院されたとき
  • 搭乗している飛行機や船などが行方不明もしくは遭難したとき
  • 事故などによって会員の生死が確認できない場合、もしくは緊急な捜索・救助活動が必要になったとき(会員が無事だった場合は現地に赴いた救援者の費用は対象外となります)
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