JCBゴールドカードのメリット・デメリット!ETCカード・年会費・手数料・ポイント徹底比較

JCBゴールド JCBゴールド

“正しく利用する事で日常生活を豊かなものにしてくれるクレジットカードには、ショッピングローンやキャッシング以外にも様々な付帯効果を持つものが存在します。

せっかく利用するのであれば、こうした機能がより充実したもの選びたいところでしょう。

そこでご紹介したいのが、JCBゴールドというクレジットカードです。

JCBゴールドは通常のクレジットカードよりもポイント制度や特典内容が充実したハイグレードなカードなので、お得なサービスと優雅な生活をもたらしてくれるでしょう。

今回はそんなJCBゴールドカードについてメリット・デメリットを踏まえつつ、年会費や手数料まで徹底的に解説します。

※本ページにはPRが含まれます。

JCBゴールドカードの基本スペック

年会費 初年度無料、2年目以降10,000円(税別)
入会費 無料
利用可能枠 個別に設定
申込資格 安定収入がある20歳以上(学生は除く)
ポイント還元率 0.5%~0.8%
海外保険 最高1億円、自動付帯の場合は5,000万円が上限
家族カード あり(1人目無料、2人目以降1,080円(税別))
ETC専用カード あり(手数料・年会費無料)
カード発行まで 最短即日
更新期間 自動更新

JCBゴールドカードのメリット

  • 普段使いでもポイントが溜まりやすい
  • 空港ラウンジ利用サービスが優秀
  • 豊富な優待価格案内
  • 充実した旅行損害保険制度

普段使いでもポイントが溜まりやすい

JCBゴールドカードはショッピングで利用すると「Oki Dokiポイント」と呼ばれるポイントが貯まっていきます。

還元率は前年度の年間利用額に応じて0.5~0.8%の間で推移する仕組みです。

この数字だけを見ると特別還元率が高いという訳ではありません。

しかし、JCBゴールドカードは「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」という提携企業を持ち、該当する店舗でJCBゴールドカードを利用すると高還元率でポイントが貯まります。

提携先にはセブンイレンブンや小田急百貨店、ビックカメラなど大手企業も名を連ねており、通常の2倍~3倍、条件を満たす事で10倍~20倍のポイントが還元される提携先もあるのです。

空港ラウンジ利用サービスが優秀

JCBゴールドカードを持っていると空港のラウンジを無料で利用できるサービスが付帯してきます。

空港ラウンジではゆったりした空間で、ソフトドリンクや無線LANが無償で提供されているので、飛行機の出発時刻まで快適に過ごす事が可能です。

各カード会社から発行されているゴールドカードにも空港ラウンジ利用サービスが付いている事は多いですが、JCBゴールドカードはその中でも高いサービスグレードとなっています。

国内では実に28空港48ラウンジ、海外でもハワイ・ホノルル国際空港のIASS HAWAII LOUNGEが利用出来るのです。

誰かと一緒にラウンジを利用する場合には、条件によって同伴者分が有料になるケースもあるので注意しましょう。

豊富な優待価格案内

JCBゴールドカードは全国各地で利用出来るお得なクーポン特典が豊富です。

例えば、提携しているホテルや温泉旅館の宿泊料金が10%引きになったり、ゴルフ場の優待プランだったり、コンサートチケットの優先販売・特典付きチケットの販売だったりレジャー関係のクーポンが充実しています。

全国250以上のレストランで利用出来る20%割引きクーポンも見逃せないポイントです。

充実した旅行損害保険制度

利用付帯で最高1億円、自動付帯でも最高5000万円とJCBゴールドカードの旅行損害保険の補償金額には目を見張るものがあります。

しかも、JCBゴールドカードの旅行損害保険は家族全員にも適用されるのです。

家族特約でカード所有者本人よりも、補償金額は低く設定されている項目が多いですが、それでも十分な水準を保っているので安心して旅行を楽しむ事が出来るでしょう。

JCBゴールドカードのデメリット

  • 年会費が比較的高額
  • ポイントの基本還元率が低い
  • 国外で利用出来る店舗が少なめ
  • QUIC Pay以外の電子マネーに対応していない

年会費が比較的高額

初年度無料ではあるものの、次年度から支払う年会費税別10,000円は安い金額ではありません。

カード会社によっては付帯する機能を制限する事で年会費を安く抑えられますが、JCBゴールドカードではそうした設定が不可能です。

しかし、年会費こそ高額であるもののサービスは充実していますし、何より家族カードが1人目まで無料で作成出来るという点を見逃してはいけません。

実質年会費5000円でゴールドカードを家族で2枚保有出来るので、作れる場合は家族カードを発行しておく事がオススメです。

ポイントの基本還元率が低い

JCBゴールドカードのポイント還元率は0.5%がスタートラインです。

JCB STAR MEMBERの優遇が適用になる年間使用額100万円を超えた段階で0.75%、年間300万円以上の利用で0.8%となっています。

単純計算で100円につき1ポイント未満の還元なので、このままでは効率の良いポイント還元は見込めないでしょう。

また、JCBゴールドカードではポイント還元にボーナスが付与される提携店舗で多く設けられています。

全国展開のチェーンや通販サイトなど日常のお買い物に便利な企業が提携先となっているので、積極的に利用してポイント還元の効率を上げていきましょう。

国外で利用出来る店舗が少なめ

国内でクレジットカードの代表的ブランドと言えばVISA、MASTER、JCBの3つが挙げられます。

この3大ブランドの中で、JCBは海外での利用可能店舗で他の2ブランドにやや遅れを取っている事は否めません。

ただし、JCBの海外取り扱い店舗数は年々拡大傾向にあり、2018年現在で世界190ヶ国1900万件以上の店舗で利用可能です。

特に、日本人観光客が多いハワイやグアムでは取り扱い店舗の充実に力が入れられています。

QUIC Pay以外の電子マネーに対応していない

各カード会社から電子マネー一体型のクレジットカードは多く出回っていますが、JCBゴールドカードで一体型の出来る電子マネーはQUIC Payのみとなっています。

モバイルSUICAやSMART ICOCAなどにはチャージこそ出来るものの、PASMOや楽天Edyなどチャージすら出来ない電子マネーも多いです。

普段から電子マネーをよく利用する人にとっては、少し不便さを感じるシーンもあるかも知れません。

JCBゴールドカードのポイント制度

  • JCB独自のポイントプログラム「Oki Doki for ORIGINAL」
  • ポイントの加算対象は「税込み価格」になっている
  • JCBが運営するショッピングモール「Oki Dokiランド」を経由するとポイントがお得に貯まる
  • ポイントの交換先は多種多様で使いやすい
  • ポイントの有効期限は3年間

JCB独自のポイントプログラム「Oki Doki for ORIGINAL」

JCBゴールドカードの利用で貯まるポイントは、Oki Dokiポイントと呼ばれるもので、JCBが運営する「Oki Doki for ORIGINAL」というポイントプログラムが適用されます。

ポイント付与単位は1000円毎に1ポイントで、1ポイントあたり5円分の価値があるのでポイント還元率は0.5%です。

更に、JCBゴールドカードにはJCB STAR MEMBERSのポイント還元率が適用され、年間30万円以上利用で翌年から1000円につき1.1ポイント、年間300万円以上で翌年から1000円につき1.6ポイントが最高の還元率になります。

ポイントの加算対象は「税込み価格」になっている

ポイントが貯まるクレジットカードの中には、対象となる利用額が「税抜き価格」であるカードも存在します。

5,000円の利用で5ポイント貯まると思っていても、ポイントの付与対象が税抜きだと実は4ポイントしか貯まらないのです。

JCBゴールドカードではポイントの加算対象が「税込み価格」になっているので、端数切れによるポイントの取り逃がしがありません。

通販などを利用していると以外にも税抜き3980円や5980円といった商品が多いですが、JCBゴールドカードなら安心してお買い物出来ます。

JCBが運営するショッピングモール「Oki Dokiランド」を経由するとポイントがお得に貯まる

JCBではカード会員向けに「Oki Dokiランド」というインターネット上のショッピングモールを運営しています。

楽天やamazon、Yahooショッピングなど大手のネットショップが参加しており、Oki Dokiランドを経由して買い物をするとショップによってポイント還元率が2倍~10倍になるのです。

ポイントの交換先は多種多様で使いやすい

ショッピングなどで貯まったOki Dokiポイントはギフト券やnanacoポイント、マイルなどに交換可能です。

ポイント交換のレートは交換先によって異なるので、還元率の高いものを選ぶと効率的でしょう。

交換レート0.5%以上のものには「nanacoポイント」「ビックカメラのポイント」「ニッセンお買い物券」などが挙げられます。

ポイントの有効期限は3年間

Oki Dokiポイントの有効期限はポイントを獲得した月から3年間と、余裕を持った設定になっています。

3年間あればある程度まとまったポイントを溜める事が出来ますし、溜める事に気を取られてうっかりポイントが失効するなんて事も少ないでしょう。

JCBゴールドカードはどんな人におすすめ?

  • 旅行によく行く人
  • グルメ好きな人
  • JCBカードで上位クラスの保有を狙う人
  • ネットショッピングをよく利用する人

旅行によく行く人

JCBゴールドカードは国内の様々な空港やホノルル国際空港でラウンジを無料で利用出来る他、高額な補償金を誇る旅行損害保険まで付帯しています。

飛行機の遅延や荷物の紛失にも適用されるので、安心で快適な旅行を満喫するにはうってつけのカードと言えるでしょう。

国内旅行に於いても宿泊施設や東京ディズニーランドでJCBゴールドカードを利用する事で、お得にポイントを溜める事が出来ます。

グルメ好きな人

全国各地の提携飲食店で料金が20%割引になるJCBゴールドカードは、グルメ好きや会食の多い人に大きな恩恵をもたらしてくれるでしょう。

自分へのご褒美にも家族サービスにも利用出来る充実したグルメクーポンのラインナップです。

JCBカードで上位クラスの保有を狙う人

JCBゴールドカードよりも上位クラスのカードに「JCBゴールド・ザ・プレミア」「JCB ザ・クラス」の2つが挙げられます。

JCBゴールド・ザ・プレミアはJCBゴールドカードで2年連続100万円以上の年間利用を行うとインビテーションが届く招待制のカードです。

ワンランク上の空港ランジサービスやグルメクーポンが利用出来るお得なカードとなっています。

更に、利用実績を重ねていくとJCBブランドの最高峰「JCB・ザ・クラス」への招待を受ける事も夢ではありません。

国内でも最高峰と謳われるグレードのカードを狙う人の登竜門とも言えるのが、JCBゴールドカードなのです。

ネットショッピングをよく利用する人

JCBゴールドカードのショッピングでは、ネットショッピングモールのOki Dokiランドを利用する事で効率的にポイントを稼ぐ事が出来ます。

普段から頻繁にインターネットで買い物をする人であれば、その恩恵を最大限に活かす事が可能でしょう。

モールの参加企業も各ジャンルの大手が名を連ねているので、日用品から趣味用品まで様々な用途に対応してくれます。

JCBゴールドカードポイント還元率を他社と比較

各カード会社から発行されているゴールドカードのポイント還元率はまばらであり、お得にポイントを貯めたい人にとっては大切なポイントです。

ボーナスポイントの付与を除いた基本の還元率と有効期限を比較してみましょう。

カード名 還元率 有効期限
JCBゴールドカード 0.5~0.8% 3年間
SuMi TRUST CLUB ゴールドカード 1.2~1.6% 無し
楽天ゴールドカード 1.0% 無し
三井住友VISAゴールドカード 0.5~0.8% 3年間
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード 0.5% 3年間
セゾンゴールドアメックス 0.75% 無し
アメックス・グリーン 0.3%~1.0% 3年間

JCBゴールドカードが届くタイミングは?

通常、ゴールドカードの発行は比較的高額な利用枠の付与と充実したサービス内容から、一般的に審査には時間がかかると言われています。

しかし、JCBゴールドカードはゴールドクラスのカードでは珍しく、即日発行が可能となっているのです。

カードを即日発行してもらうには平日の午前11時までに所定の申し込み手続きを完了させ、正午までに審査結果の通知を受ける事が条件になります。

カードが即日発行されても郵送されても、受け取るのは審査結果が出た翌日になる点には注意しましょう。

ハイグレードなサービス内容を持つゴールドカードが即日審査で発行してもらえる事は、大きなメリットと言えます。

海外旅行や出張が決まってから申し込みを行っても、十分に間に合うでしょう。

JCBゴールドカードの引き落とし日はいつ?

JCBブランドでは全てのグレードのカードで引き落とし日を統一させており、毎月15日締めの翌月10日払いとなっています。

例えば、1月16日~2月15日までの利用分は、3月10日に引き落としがかかるのです。

クレジットカードによっては締め日と引き落とし日を変更出来るものありますが、JCBゴールドカードを含むJCBブランドでは引き落とし日の変更が出来ないので留意しておきましょう。

ただし、実際の請求金額を上下させる事は可能なので、万が一、お金の用意が引き落とし日に間に合いそうにない場合などでも対応出来ます。

指定口座であれば引き落とし日の5営業日前、または、6営業日前の前日午後7:55まで請求金額の調整が可能です。

指定口座以外は引き落とし日の前月20日の午後7:55までとなります。

JCBゴールドカードを実際に利用した人たちの口コミ

年代 30代
職業 会社員

突然海外出張が決まったので、これを機にとJCBゴールドカードに申し込みました。ゴールドカードだけあって審査は厳正らしく、職場の在籍確認も申し込み者本人が電話口に出る事が求められます。しかし、即日審査対応のスピード感は非常にありがたく、出張にも間に合ったので快適に仕事をこなす事が出来ました。国内が中心のJCBという事で海外での利用に多少不安がありましたが、自分が不便さを感じた事はなかったです。

年代 40代
職業 自営業

仕事柄インターネットでの買い物が多く頻繁にクレジットカード決済も利用していたので、お得にポイントが貯まりそうなJCBゴールドカードに乗り換えました。実際のところはポイントが2倍、3倍と言っても元々が0.5%程度と還元率が低いので、さほどOki Dokiランドでの買い物に大きな恩恵を感じられませんでした。が、付帯してくるグルメクーポンが予想以上の便利さで、近所のレストランや出先の飲食店でしょっちゅう利用させてもらってます。カードを持っているだけで飲食代が20%も割引になるのは大きいです。提携店舗は全国で250件程度とまだそんなに多くはないので、住まいの近所やよく利用するエリアに提携店舗がある人にはオススメなんじゃないでしょうか。

年代 20代
職業 会社員

トラベル関係やグルメに関するサービスは非常に充実していると思います。アウトドア派の自分にはピッタリのカードだと思いました。ゆくゆくはプレミアやクラスなどもっと上位のカードを保有したいと考えていますが、年間100万以上の利用を2年続けるのは中々に難しいです。少し気になるのが電話窓口で、対応は丁寧な感じなんですが問い合わせ内容によっては結構たらい回しにされたりします。サービス内容が豊富なだけに内部の管轄が複雑化しているのかもしれませんが、もう少し分かりやすければなぁと思いました。

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