インビテーションのJCBカードは、通常の申し込み方法でもらえません。
一定の条件を満たすことで、クレジットカード会社からの招待として、インビテーションのJCBカードをもらうことができるのです。
インビテーションのJCBカードがもらえる一定の条件や使い道などについてご紹介いたします。
インビテーションのJCBカードが欲しいという方は必見です。
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インビテーションとはクレジットカード会社からの招待のこと
インビテーションは、ランクが上のクレジットカードに申し込むためのクレジットカード会社からの「招待状」です。
インビテーションで招待されるカードは、普通に申し込んでももらうことができない、ゴールドカードやプラチナカードやブラックカードに相当するカードを意味します。
最初に説明したとおり、ゴールドカードやプラチナカードやブラックカードはクレジットカード会社からのインビテーションでもらうことができるクレジットカードで、決済に関する使い方は一般のクレジットカードとは変わらないものの、様々な優待が付与されているのが特徴です。
インビテーションを貰うには?
クレジットカード会社からインビテーションをもらうには、一定の条件を満たす必要があります。インビテーションのクレジットカードによって条件は異なりますが、逆に言えばクレジットカード会社に嫌われないことが共通の条件だと言えるでしょう。
クレジットカード会社に嫌われない共通の条件は「支払いの延滞・遅延・滞納をしないこと」にあります。
支払うべきものを支払わないという時点で、クレジットカード会社に嫌われるので注意してください。
インビテーションのクレジットカードをもらう、共通する条件は以下の通りです。
支払いを延滞・遅延しない
クレジットカード会社が最も嫌うのは、利用ユーザーが支払いを延滞・遅延・滞納の3つです。
支払い忘れの場合は、クレジットカード会社から連絡が来るのがほとんどで、適切に対応すれば問題ありません。
しかし、悪意があって支払いを疎かにした場合、クレジットカード会社からの利用停止だけでなく、ブラックリストに登録される可能性もあります。
ブラックリストに登録されたら、クレジットカードだけでなく、キャッシング・ローンの利用は不可能になるので、ご注意ください。
JCBカードで一定額を決済する
通常の申し込みで利用できるJCBカードを買い物などに利用し、一定額以上に決済することが条件です。
いくらでインビテーションのJCBカードをもらえるのかは、その他の条件などを含めて「インビテーションでしか入手できないJCBカード」という見出しで解説していきます。
決済額が多いとJCBは利用者をカードを使ってくれる「優良顧客」とみなすため、招待状が貰いやすくなります。
インビテーションで入手できるJCBカード
インビテーションで入手できるJCBカードは以下の4種類です。
- JCBゴールド
- JCBゴールド・ザ・プレミア
- JCBプラチナ
- JCBザ・クラス
下に行くほどランクが上がると同時に、ランク相応の特典が受けられます。しかし、ランクごとに条件を満たす難易度も高くなるのです。
なお、JCBゴールド・ザ・プレミアとJCBザ・クラスは直接申し込みができず、インビテーションでのみ入手可能なカードです。
そこで、4種類のJCBカードを次に挙げて、徹底的に解説していきます。
月数万円の利用で招待可能!JCBゴールド
JCBゴールドはその名の通り、ゴールドカードに相当します。JCBブランドの最高ランク「JCBザ・クラス」を目指すならまず、JCBゴールドのインビテーションから始めなければなりません。
年会費と入会費は以下の通りです。
- 年会費:初年度無料、2年目以降は10,000円(税別)
- 入会費:無料
- 海外保険:最高1億円で自動付帯が上限5,000万円
JCBゴールドには、ラウンジを無料で利用できる付帯があります。普段から国内外旅行している方には、JCBゴールドがおすすめです。
インビテーション条件:JCB一般カードで月に数万円使う
JCBゴールドのインビテーション条件を満たすのに難しくありません。JCB一般カードで月に数万円利用することで、インビテーションの条件を満たせる見込みがあります。
月に数万円をどのようにして使うのかというと、普段からJCB一般カードをキャッシュレスで買い物するだけなのですが、買い物だけでも月に数万円の支出が見込めるでしょう。
月に数万円を使っているにも関わらず、延滞や滞納などがなく、堅実的に支払い続けることで、インビテーションの可能性が非常に高くなります。
直接申し込みも可能
JCBゴールドはインビテーションだけでなく、直接申し込みも可能です。
20歳以上で安定した収入が条件で、審査はあります。審査基準についても公開されていませんが、重要視されるポイントがあります。
- 年収
勤続年数 - 自社の利用実績
- 他社の利用実績
- 金融事故の有無
5つのポイントを挙げてみましたが、共通するポイントをまとめてみると、支払い能力の有無にあります。
支払能力はあるけど、過去に料金の踏み倒しや自己破産などの金融事故を起こした場合は、信用できないとして審査通過が見込めない場合があります。
審査に不安を抱いている方は、JCB一般カードで利用実績を積み重ねることをおすすめします。
国内空港ラウンジ・ハワイホノルルラウンジ利用可能
JCBゴールドは、空港ラウンジを無料で利用できるサービスが付帯されています。ソフトドリンクや無線LANを無料で利用できるというサービスも含まれているので、空港ラウンジでゆったりと寛ぐことが可能です。
国内空港ラウンジ全般のラウンジを利用できるのはもちろんですが、ハワイのホノルル空港にあるホノルルラウンジでも利用できるので、ハワイへの旅行もJCBゴールドは重宝いたします。
ゴールドカードのワンランク上!JCBゴールド・ザ・プレミア
JCBゴールド・ザ・プレミアは、上記に紹介したJCBゴールドのワンランク上に当たります。JCBゴールドと異なり、インビテーションでしか入手することができません。
JCBゴールド・ザ・プレミアの内容は以下の通りです。
- 年会費:5,000円(税抜)、年間100万円以上の利用で年会費が無料
- 入会費:無料
- 海外保険:最高1億円で自動付帯が上限5千万円
注目していただきたいのが年会費にあります。JCBゴールド・ザ・プレミアを利用して、年間100万円以上の決済が行われた場合、年会費が無料になるのです。
月十数万円以上の買い物が当たり前で、海外に渡航する機会が多いという方には、JCBゴールド・ザ・プレミアは向いています。
インビテーション条件:JCBゴールドカードを2年連続で年間100万円以上利用する
JCBゴールド・ザ・プレミアのインビテーション条件は、JCBゴールドカードを利用して2年連続、年間100万円以上の決済を行うことです。
年間100万円以上の決済を2年連続で行うという条件はハードルが高く、一般の人でもなかなか条件を満たすことは難しいのですが、普段から月数十万円程度を支出している人にとっては条件を満たしやすいと言えるでしょう
2年連続。年間100万円以上の利用が、JCBゴールド・ザ・プレミアのインビテーション条件となります。
プライオリティパス付帯
JCBゴールド・ザ・プレミアはプライオリティパスのサービスが付帯されています。プライオリティパスは、世界各地にある約1,000ヶ所以上の空港ラウンジを利用できるサービスで、空港ラウンジにてゆったりとくつろぐことができます。
ただし、プライオリティパスのサービス利用は申し込みが必要です。プライオリティパスのサービスを申し込まずに空港ラウンジを利用することができないため、事前申し込みを行いましょう。
京都のラウンジ利用可能
京都のラウンジは、京都駅ビル内にあります。JCBゴールド ザ・プレミア会員限定で利用できる「JCB Lounge 京都」のラウンジサービスで、無料で利用することができます。
JCB Lounge 京都はソフトドリンクサービスや無料WiFiサービスを利用できるだけでなく、PC作業用スペースもあるので、京都旅行だけでなく、ビジネスなどの出張にも活用することが可能です。
JCB Lounge 京都は同伴者でも利用可能です。
JCBゴールド ザ・プレミアの本カード1枚につき、同伴者は1名無料で、合計2名が利用ができるようになっています。
恋人や夫婦や友人などの組み合わせでJCB Lounge 京都を利用しても、問題はないということです。
対象ダイニングで30%OFF
JCBゴールド ザ・プレミアには、ダイニング30というサービスが付帯されています。
ダイニング30とは、全国にあるダイニング対象の店舗を利用すると、合計料金またはコース料金が通常価格より30%割引になるという内容です。
対象店舗で一人食事しても良いですし、ご夫婦やご家族と一緒に食事しても、JCBゴールド ザ・プレミアを利用することでダイニング30のサービスが受けられます。割引が適用されるのなら、利用しない理由はありません。
コスパ◎JCBプラチナ
JCBプラチナは、プラチナカードに相当するクレジットカードです。
JCBカードの中でも、特にコストパフォーマンスに優れているという特徴があります。なぜ、コストパフォーマンスに優れているのかというと、JCBプラチナの詳細なデータにあります。まずは基本データからご覧ください。
- 年会費:25,000円(税別)
- 入会費:無料
- 海外保険:1億円
JCBプラチナに付帯されている特典がほぼ網羅されており、JCBプラチナひとつだけで、様々な優待サービスを利用することが可能です。
インビテーション条件:ゴールドカードで利用実績を積む
JCBプラチナのインビテーション条件が、JCBゴールドやJCBゴールド・ザ・プレミアなどのゴールドカードで、利用実績を積むことにあります。
いくら利用すればインビテーションがもらえるのかは非公開となっていますが、年間100万円以上など、積極的に利用すれば、インビテーションがもらえることに期待が持てます。
しかし、ゴールドカードで着実に利用実績を積む中で、支払いの延滞や滞納などがあれば、インビテーションがもらえない可能性が出てくるので、ご注意ください。
ちなみに、ゴールドカードの付帯や特典をそのまま利用できます。
25歳以上で年収400万円~500万円が目安
JCBプラチナはインビテーション以外に、申し込みで利用が可能となっています。申し込みの条件は、25歳以上で年収400万円~500万円が目安です。無論、審査はあります。
審査基準は基本的に非公開ですが、上記に説明したJCBゴールドの審査より厳しいと考えてもいいでしょう。理由は、JCBカードの中でも、JCBザ・クラスに次いでランクが高いことにあります。
JCBプラチナの審査に不安を抱いている方は、JCBのゴールドカードで実績を重ねて、インビテーションをもらったほうが確実的であると言えるでしょう。
プラチナコンシェルジュデスク付帯
JCBプラチナには、24時間365日利用できるプラチナコンシェルジュデスクが付帯されています。プラチナコンシェルジュデスクとは、簡単に説明すると「秘書サービス」です。
コンシェルジュスタッフがJCBプラチナ会員のご要望に応じて、新幹線や飛行機、ゴルフ場やレストランの手配や予約などを代行や、その他に応じた相談などに対応します。
ゴールドカードでは利用できなかった付帯サービスをJCBプラチナは、プラチナコンシェルジュデスクを利用できるのです。
2名以上のコース料理が1名無料
JCBプラチナには、国内の有名レストランを2名以上で予約すると、1名分の料金が無料になるという優待サービス「グルメベネフィット」があります。
既婚者や恋人などがいる人に向いているサービスで、JCBプラチナ会員一人だと料金は発生しますが、もう一人の同伴者がいれば、同伴者に対する料金が無料になるというものです。外食費の節約にもつながります。
国内の有名レストランなので、料理の味はもちろん、ゆったりとした雰囲気での食事を楽しめます。
JCBカードの最上級!JCBザ・クラス
JCBザ・クラスは、ブラックカードに相当するクレジットカードです。JCBが提供しているクレジットカードの最高ランクとなります。JCBプラチナと同じく、プラチナコンシェルジュデスクやグルメベネフィットの優待サービスも付帯されています。
- 年会費:50,000円(税別)
- 入会費:無料
- 海外保険:1億円
ブラックカードに相当するクレジットカードにも関わらず、年会費が50,000円とリーズナブルです。
コスパもJCBプラチナに引けを取らないほど高いので、付帯されている優待サービスも含めると、JCBザ・クラスは魅力であります。
インビテーション条件:JCBカードの利用実績を重視
JCBザ・クラスは、上記に紹介したJCBゴールドとJCBプラチナ」と異なり、完全招待制です。インビテーションの条件は、JCBカードの利用実績が重視されることにあります。
最短とされるのが、JCBプラチナの利用実績を積み重ねることです。JCBプラチナはJCBザ・クラスに次いでランクが高いので、JCBプラチナを積極的に利用することが、JCBザ・クラスのインビテーションにつながります。
年間にどれくらい利用すればいいのか?
年間いくら利用すれば、JCBザ・クラスのインビテーションが得られるのかというと、2年連続で年間300万円以上の利用が目安とされています。
JCBザ・クラスのインビテーション条件は「JCBカードの利用実績を重視」と説明していますが、いくら利用すればインビテーション条件が満たせるのかについては非公開となっています。
積極的な利用が前提条件であると考えたほうがわかりやすいと言えるでしょう。
メンバーズセレクション
JCBザ・クラスには、メンバーズセレクションという優待サービスがあります。メンバーズセレクションとは、JCBザ・クラスの会員に対して、年に1回商品が無料でプレゼントするという内容です。
無料でプレゼントされる商品は、東京ディズニーリゾートのチケットやUSJパス、JCBトラベルクーポンなどが挙げられます。ほとんどが25,000円相当の高額商品なので、年会費は実質的に半額程度になる計算です。
数ある商品の中から、JCBザ・クラスの会員は選べるので、会員にとって実用的な商品を選ぶことができます。
インビテーションを受けるならまずこのJCB一般カードから!
JCBゴールド以上のインビテーションを受けるならまず、JCB一般カードの利用から始めることをおすすめいたします。しかし、気になるのは、イオンや楽天などが提携しているJCBカードです。
提携しているJCBカードでもインビテーションが来るのかと考えている人は多いと言っても過言ではありませんが、インビテーションが来ないと断言いたします。理由は、プロパーカードではないからです。
プロパーカードは本家クレジットカードと認識しても問題はありませんが、インビテーションを希望するなら、JCBの公式サイトで直接、申し込む必要があります。
JCB一般カード
JCB一般カードの申し込みは基本的にインターネットを利用します。インターネットを利用することで、スムーズに手続きを済ませることができるからです。
- 年会費:1,250円(税別) オンライン入会にかぎり初年度無料
- 入会費:無料
- 海外保険:3,000万円
年会費について注目していただきたいのですが、インターネットでJCB一般カードの利用を申し込むと、初年度で無料となります。なお、以下の条件を満たすことで、2年目でも年会費が無料になるのです。
- MyJチェックのご登録
- 年間合計50万円(税込)以上の利用
最短当日発行・翌日受け取り
JCB一般カードは条件を満たすことで、最短当日発行・翌日受け取りを行うことが可能であります。
最短当日発行・翌日受け取りの条件は、平日AM11:00まで申し込み、オンライン口座を開設することです。
クレジットカードを急きょ必要としている方にとっては、魅力ある内容でしょう。
平日AM11:00以降や土日祝日での申し込みの場合、休日なので最短当日発行・翌日受け取りは不可能ですが、営業日になったら、なるべく早く届くような状態となっているので、あまり待たせることはありません。
海外・国内旅行傷害保険が最高3,000万円付帯
旅行においてリスクを考えなければならないのが、ケガや病気などです。特に海外旅行は国内旅行よりリスクが高いと言っても過言ではありません。海外旅行のリスクを少しでも軽減するために、海外保険が必要です。
JCB一般カードの海外保険は、JCBゴールドの海外保険と比較すると低いのですが、最高3,000万円はJCB一般カードにとっては妥当と言えます。
ちょっとした旅行を楽しむならJCB一般カードはおすすめですが、本格的な旅行を楽しみたい場合は、ワンランク上のJCBゴールドがおすすめです。
JCB CARD Wはインビテーションが来ない
JCB CARD Wは、JCB一般カードとは異なり、大学生や主婦に向いています。理由は、配偶者または保護者の収入が安定していれば、大学生でも主婦でも申し込みが可能となり、審査の通過が見込めるからです。
年会費などについては以下の通りであります。
- 年会費:無料
- 入会費:無料
- 海外保険:2,000万円
JCB CARD WはJCB一般カードと異なり、いくら積極的に利用しても、インビテーションが来ないというデメリットがあります。もうひとつ、18歳以上40歳未満しか申し込めないというデメリットも含まれます。
インビテーションを利用したい場合は、JCB CARD WではなくJCB一般カードを活用しましょう。
逆に還元率を重視する方にはJCB CARD Wがおすすめです。
クレヒスを積んでJCBのインビテーションを目指そう
クレヒス(クレジットカードヒステリー)とは簡単に説明すると、クレジットカードの利用履歴です。クレジットカードを利用し、延滞や滞納もなく支払いを続ければ、良いクレヒスとして利用実績を積み重ねることができます。
しかし、延滞や滞納を繰り返してしまうと、悪いクレヒスとして登録されるだけでなく、CICなどの信用情報機関に登録され、常習性が高い場合は最悪、ブラックリスト入りになるかもしれません。
良いクレヒスを積み重ね、JCBのインビテーションを目指しましょう。