近年では、日本においてもクレジットカードをはじめとしたキャッシュレス決済が浸透しつつあります。
クレジットカードはキャッシュレス決済でも主流の方法だと言えます。
ただしクレジットカードを所有するにはカード会社の審査を通過しなければいけません。
もし審査に落ちてしまったらカードは所有できません。
そのため、カードの審査に通るかどうか、という点はカード所有を希望する人にとって大きな関心事だと思います。
また、カード会社によっては審査が甘いと噂が出るカード会社もあるため、審査に通りやすいかどうかを知りたい人も少なくないでしょう。
今回は、数あるクレジットカードの中でもライフカードに焦点を当て、審査に通りやすいのかどうかという点について解説します。
ライフカードを作ろうと思っている人で審査に通るか不安な人、ライフカードの審査は甘いのかどうか知りたいという人はぜひ参考にしてみてください。
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ライフカードの審査基準
クレジットカードを作るとき、「あのカードは審査に通りやすい」「このカードは審査が厳しい」などの噂を聞いたことがある人もいるかもしれません。
では、ライフカードはどうなのでしょうか。
ライフカードの申し込み条件
まずは、ライフカードの申し込み条件を改めて確認してみましょう。
ライフカードのホームページを確認したところ、申し込み条件は以下のようになっていました。
※未成年者が申し込む場合は親権者の同意が必要になるため、カードが届くまでに時間がかかる
申し込み条件は基本的に、年齢と連絡が取れることのみです。
他のクレジットカードの中には安定した収入があること、などを条件に掲げているケースもありますが、ライフカードでは特に収入に関する条件は定められていません。
これだけで一概に判断することはできませんが、申し込み条件を見る限りは、ライフカードは収入面で安定していない人でも作成できる可能性があります。
ライフカード申込みに必要な書類
ちなみに、ライフカードを申し込む際に必要となる書類は以下の通りです。
- 本人確認書類
- 口座振替依頼書
カードを発行するにはこの2つの書類が提出されている必要があり、カード会社に書類が届いてから自宅にカードが郵送されます。
なお、本人確認書類として利用できるのものは以下の通りです。
- 運転免許証(表面のコピーが必要)
- 運転経歴証明書(平成24年4月1日以降発行のもので、表面のコピーが必要)
- 健康保険証(氏名・生年月日・住所記載面のコピーが必要)
- 住民基本台帳カード(写真付) (氏名・生年月日・住所記載面のコピーが必要)
- パスポート(写真と住所記載面のコピーが必要)
- 特別永住者証明書・在留カード(表面のコピーが必要)
- 住民票の写しもしくは記載事項証明書(発行から6ヶ月以内の原本もしくはコピーが必要)
- 印鑑登録証明書(発行から6ヶ月以内の原本もしくはコピーが必要)
また、申し込む際の流れは以下のようになっています(オンライン)。
- オンラインで申込み内容を入力
- オンラインで支払い口座の設定
- 必要書類の提出(支払い口座に設定する金融機関による)
- カード会社による審査
- 審査結果メールの受信
- カードの発行
- カードの到着、利用開始
オンラインから申し込む場合、利用する金融機関によっては、カード発行の手順が若干異なり、それに伴って日数がかかるケースもあるので注意が必要です。
安定した収入があれば審査に通る可能性大
先ほども触れているように、ライフカードの申し込み条件には収入に関する記載は特にみられません。
もちろん、収入がない、低いといった場合は審査に通らない可能性がありますが、収入について特に触れていないため安定した一定程度の収入があれば、カードの審査に通る可能性が高いと考えられます。
アルバイト・パートなど非正規雇用でもOK
断言することはできませんが、収入についての記載がないため、アルバイトやパートなどでもある程度の収入があれば審査に通る可能性があります。
クレジットカードを持ちたいと考えている人はチャレンジしてみる価値はあると言えるでしょう。
学生でも収入源があればOk
アルバイトやパートなどの非正規雇用の人と同じように、安定した収入がない学生でも審査に通過する可能性があります。
ちなみに、ライフカードでは学生向けのカード「学生専用ライフカード」もあるので、学生であれば、無理してライフカードを作るのではなく、こちらを作るのも選択肢の1つだと言えます。
こちらのクレジットカードを利用できる年齢は18歳〜25歳です。
ポイント還元率は高くないものの、海外でのショッピングの支払いにクレジットカードを利用すると5%がキャッシュバックされる「海外ショッピング利用キャッシュバック」、海外旅行傷害保険の自動付帯、携帯電話料金の支払いをカードで行うとアマゾンのギフト券が当たるチャンスがあるプレゼントキャンペーンなど様々なサービスが展開されています。
さらに、年会費は無料となっているため、学生にとっても利用しやすいカードだと言えます。
アイフル傘下グループだから審査が甘い
「ライフカードは消費者金融のアイフル傘下のグループだから審査が甘い」という噂を聞いたことのある人もいるかもしれません。これはどういうことなのでしょうか。
クレジットカードを発行する会社には、大きく分けて以下の4つのタイプがあります。
- 銀行が発行する銀行系クレジットカード
- 消費者金融会社が発行する消費者金融系クレジットカード
- スーパーやコンビニを運営する会社が発行する流通系クレジットカード
- クレジットカードの発行を行う信販会社が発行する信販系クレジットカード
これらの各種クレジットカードのうち、消費者金融系クレジットカードは審査に通りやすいと言われています。
もちろん、明確な数値などが出ているわけではありません。
しかし、一般的なクレジットカードが、審査の際に申込者のカードの利用実績、支払い状況や勤続年数などを重視するのに対して、消費者金融系クレジットカードは、審査の際に申し込み者の返済能力を重視しているとされているなど、審査の内容に違いがあるとされています。
そのため、例えば非正規雇用であっても返済能力があれば審査に通る可能性がある、と考えることができます。
以上の背景から消費者金融系クレジットカードが審査に通りやすいと言われているのです。
ただし、信用情報に傷がついているいわゆるブラックリストに載っている状態の人は、消費者金融系クレジットカードでも審査を通過する可能性は非常に低いと考えられます。
ライフカードの審査難易度は甘い?
ライフカードの審査はインターネット上で甘いといわれがちですが、実際の審査難易度は甘くないです。
社会人の方なら、安定した継続収入があるかを見られるため、自営業などの収入が不安定な方は審査通過の可能性が低め。
ただし、ライフカードには学生用ライフカードがあり、こちらなら学生の審査通過率は高いと言えます。
ライフカードの審査が甘いという噂を聞いて油断しないように、注意してくださいね。
ライフカードの審査に関する口コミ
ここからは、ライフカードの審査に関する口コミを紹介します。
口コミなので必ずしも正しいというわけではありませんが、参考にしてみてください。
学生だけど申し込んだ次の日に審査に通った
ライフカードでは最短で1営業日後に審査結果の連絡が届きます。
つまり1日で審査に通過=カードを発行することが決定するケースがるということです。
口コミの中では学生でも、翌営業日に審査に通過した旨の連絡があったとしているものがありました。
派遣社員でも問題なく審査に通った
派遣社員のような非正規雇用の方で、ライフカードの審査に通過したという口コミも見られました。
これは先ほども紹介しているように、ライフカードが消費者金融のアイフルの傘下であり、審査の際には職業などよりも返済能力が重視されたためだと考えられます。
専業主婦だけど配偶者に収入があればOKだった
収入のない専業主婦であっても、配偶者である夫に安定した収入があるためにクレジットカードの審査に通過したという口コミも見られました。
これも、夫の収入によって返済能力があるとみなされたためだと考えることができます。
もちろんカード会社によっては、配偶者の収入では審査に落ちてしまうケースもあります。
ライフカードの審査に通過する6つのコツ
審査に通りやすとされているものの、100%審査に通るわけではありません。
少しでも審査に通りやすくするコツは、以下の6つです。
- キャッシング枠を0円に設定する
- 申し込み情報は全て正確に記入する
- 収入証明書を提出する
- 不要なクレジットカードは解約しておく
- 前回の申し込みから半年間空ける
- 短期間で複数のクレジットカードに申し込まない(多重申し込み)
詳しく解説します。
キャッシング枠は0円に設定する
キャッシングをしないという人は、キャッシング枠は0円にしておきましょう。
キャッシング(お金を借りること)をするということは、当然ですが借りたお金を返さなければいけません。
ただ、カード会社からしてみれば、安定した収入のない人がキャッシングを利用することは、貸倒れのリスクを背負うことになります。
そのため、キャッシング枠がある程度の金額に設定されている人よりも、0円の人の方がリスクが低くなり、審査にも通過しやすくなると予想されます。
申込情報は全て正確に記入する
カード会社は審査の際に、その人の支払い能力などを、申し込み時に記入された情報をもとに確認します。
そのため、申し込みの際は細かく情報を記入する方がより多くの情報をカード会社に伝えることができます。
より多くの情報を伝えることで、カード会社に安心してもらい、信頼を得るというわけです。
収入証明書を提出しておく
カード会社によっては収入証明の提出が必要ないケースもありますが、資料として提出できるのであれば、収入証明も添付しておくようにしましょう。
具体的な収入が分かることで、カード会社はより審査をしやすくなります。
不要なクレジットカードは解約しておく
クレジットカードの審査を行う際、カード会社は信用情報を確認します。
信用情報とはカードの申込者のクレジットカードやローン、携帯電話の利用料金の支払い状況や債務整理の有無、クレジットカードの申し込み状況などに関する情報です。
例えば、カードの支払い遅延が起こっている、債務整理の経験がある、短期間に複数のクレジットカードの申し込みを行なっている、たくさんのカードを所有しているといった人は信用情報に傷がついた状態(ブラックリストに載った状態)となるため、審査に通りにくくなります。
クレジットカードの申し込みについては、大量のカードを申し込んでいると「もしかしてお金に困っている人なのかな」と思われてしまうため、不要なカードに関しては解約しておくようにしましょう。
前回の申込みから半年は空けておく
もし、クレジットカードの審査に一度落ちてしまった場合、再度申し込むまでに半年は期間を開けるようにしましょう。
これは、信用情報を扱う機関にカードの審査に落ちてしまったことが半年間記録されるためです。
例えば、A社のクレジットカードに申し込みをして審査に落ちたとします。
この時審査に落ちた直後にB社のクレジットカードに申し込みをすると、B社は信用情報機関から申込者が最近クレジットカードの審査に落ちているという情報を得ることになります。
B社からしてみれば、「他のクレジットカード会社が審査に落としている人を通過させるのは不安」となるため、審査に通る可能性が低くなってしまいます。
短期間で複数のカード会社に申し込まない(多重申し込み)
また、先ほども触れているように短期間でのカードの申し込みはお金に困っている人と判断されてしまうため、期間を空けずに別のクレジットカードに申し込むことは避けた方がいいと言えます。
カードの審査に落ちたら少なくとも、半年以上は間を開けるようにしてください。
ライフカードの審査に落ちる人の特徴
ライフカードの審査に落ちる人の特徴は、以下の3つです。
- 過去の金融取引に傷がある
- 在籍確認の電話に出なかった
- 安定した収入と判断されなかった
詳しく解説します。
過去の金融取引に傷がある
ライフカードの審査に限らず、過去の信用取引において何らかの金融事故を起こしている方は、審査通過の可能性は低いです。
理由は単純で、ライフカードの利用を許可しても返済される可能性が低いため。
過去のクレジットカード利用やローンなどで金融事故を起こしたことがある方は、5年の期間を置いてから申し込みましょう。
5年の期間を置けば、過去の金融取引についての自己履歴はリセットされます。
ただし、5年待てばよいわけではなく、その5年間を有効に使って、安定した継続収入を作る必要があるので、注意してくださいね。
在籍確認の電話に出なかった
ライフカードでは在籍確認の電話がある可能性が高いですが、この在籍確認の電話に出ず、なおかつ折り返しの電話をしていないと審査に落ちます。
カード会社は万が一の時に、すぐに連絡が繋がる方にカード利用を許すため、最初の連絡である在籍確認の電話に出なかったことは、かなりの悪評価。
申し込みの後はできるだけ素早く在籍確認の電話に出られるように注意してくださいね。
ライフカードの審査に在籍確認の電話はある?在籍確認がある人の特徴とは
安定した収入と判断されなかった
ライフカードの審査基準では、上で説明した通り、安定した収入が必要です。
この基準を通過するには、安定した職業に就き、継続的な収入を受け取った実績があることを求められますが、安定していると判断されなかった人は審査に落ちます。
具体的な職業は、個人事業主・フリーランス・自営業などの、収入が上下しやすい職業です。
逆に安定していると判断されるためには、公務員・サラリーマンなどで、継続的な収入をすでにもらっていると高評価ですね。
ライフカードの審査時間・期間は最短1営業日!
先ほども紹介しているように、ライフカードは申し込みをしてから最短1営業日で、審査結果が出ます。
これは、オンラインで支払い口座を設定する場合です。
利用する金融機関によっては1営業日以上かかるケースもあるので注意が必要です。
申し込みから1週間程度でカードが手元に届く
申し込み方法によってはカードの申し込みから最短3営業日でカードが発行されます。
その後郵送で自宅に届くためだいたい1週間程度でカードが手元に届く事になります。
ただし、先ほどと同じように申し込み方法によっては、さらに時間がかかる事になります。
例えば、自分で必要な書類をダウンロードして申し込みを行なった場合は、カードの発行まで10営業日ほどかかるため、手元に届くのは申し込んでからだいたい2週間後となるので注意が必要です。
ライフカードの申し込み方法と発行までの流れ
ライフカードの申し込み方法は2つあり、インターネット申し込みと郵送による申し込みです。
時間や手間を考えてもインターネット申し込みの方が便利なので、積極的にネット申し込みを行うようにしましょう。
「Web完結申し込み」の発行までの流れ
「Web完結申し込み」は通常の申し込みよりも発行までのスピードが速いことが強みで、すべてネット上で行われます。
申し込みからライフカード発行までの流れは、以下のようになります。
- 個人情報の同意約款に同意する
- ライフカード支払い口座を指定する
- 審査結果がメールで届く
- ライフカード発行&郵送
申し込みの際は、最短で発行できるように、免許証・パスポート・保険証などの本人確認書類と、指定口座のキャッシュカードまたは通帳を用意しておきましょう。
「Web完結申し込み」を利用できない場合もある
指定口座として登録する口座がライフカードの対象外の場合、「Web完結申し込み」を利用できない可能性があります。
この場合の対処法は、口座振替依頼書をライフカードあてに郵送する必要があり、少々面倒です。
ライフカードの指定口座に関しては、ライフカードの公式サイトを見て確認し、指定外の口座を登録しようとしている場合は、口座振替依頼書を郵送してくださいね。
ライフカードの審査を通過して便利生活を
今回は、ライフカードについて、カードの概要から審査基準が甘いのか、といった点について解説してきました。
ライフカードは年会費無料で利用できるほか、ポイントが倍増になる様々なキャンペーンが行われているなど、使い勝手のいいクレジットカードだと言えます。
また、申し込み方法にもよりますが、最短1営業日で審査結果がわかり、3営業日でカードを発行、申し込みから1週間ほどで手元にカードが届くケースもあります。
また、審査に関しては消費者金融の傘下グループということで、カードの利用実績や支払い状況、勤続年数よりも、返済能力の有無を重視すると言われているため、非正規雇用者などでも審査に通る可能性があります。
ぜひ最初の1枚としてもライフカードの作成を検討してみてださい。