パルコカードは「セゾンカード」が発行している「年会費無料」なクレジットカードで多くの方が利用されています。
そんなパルコカードを「解約したいけど具体的な方法がわからない」と悩まれている方は多いのではないでしょうか?
クレジットカードの解約方法は発行しているカード会社によって異なるので、この記事ではパルコカードの解約方法と解約する前に注意するべき点についてご紹介します。
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パルコカードの解約する方法
パルコカードを解約する場合は発行元である「セゾンカード」に解約手続きを申し込む必要があり、解約方法は2つあります。
「セゾンカウンター」と「電話」で解約することができるのですが、カード会員本人以外は解約手続きを行えませんので、注意してください。
パルコカードの解約方法について詳しく解説していきます。
セゾンカウンターで解約
パルコカードは「セゾンカウンター」で解約することができます。
実際に足を運ぶ必要があるのですが、スタッフと対面で解約手続きを済ませることができるため気になる点を直接質問したり解約後のトラブルを未然に防ぐことができます。
さらに下記でご紹介する「電話」での解約は、「電話が繋がらない」ということもあるためすぐに解約したい方はセゾンカウンターに足を運んだ方が確実です。
ただし全国に「65個」しかありませんので、住まいのお近くにカウンターがあるか一度確認してみてください。公式サイトの「カウンター検索」より簡単に検索することができます。
そしてセゾンカウンターで解約する場合は「解約するパルコカード」と「本人確認書類(運転免許証・保険証・パスポート等)」を持参するようにしてください。
電話で解約
パルコカードは「電話」で解約することも可能です。
電話で解約する場合はカード裏面に記載されている番号に問い合わせることで解約することができるのですが、混雑時には電話が繋がらない可能性があるためお時間に余裕がある時に電話するようにしましょう。
そしてオペレーターに繋がる前に案内ガイダンスがあり、ガイダンス中に「暗証番号」を入力するように案内されるのですが、わからない場合はそのままオペレーターに繋がるのを待っていてください。
電話する際はパルコカードを手元に準備してから問い合わせるようにしましょう。
※受付時間:9:00~17:00 1月1日以外年中無休
自動音声応答で解約することはできない
自動音声応答で解約することができるクレジットカードもあるのですが、パルコカードは自動音声応答では解約することができません。
そのため解約するために少し時間がかかってしまいます。
ただし利用しないクレジットカードを解約せずに持っておくことはおすすめできませんので、お時間のある時に上記どちらかの方法で解約しましょう。
本人以外でも解約することができる場合もある
上記では「カード会員本人」のみが解約できるとお伝えしました。
ただし「カード会員本人が亡くなった場合」「認知症・病気になって解約手続きが行える状態でない場合」はカード会員本人以外の方でも解約することが可能です。
その場合はカード会員の親族からカード裏面に記載されている番号に問い合わせることで解約することができます。上記でもお伝えしましたが「暗証番号」がわからない場合はオペレーターに繋がるまで待ってください。
そしてパルコカードが見当たらない場合は「セゾンカード総合連絡先」に問い合わせることで解約手続きを行うことができます。
パルコカードを解約する前の4つの注意点
パルコカードを解約する前に確認しておくべき4つの注意点があります。
注意点を確認しておかなければ解約後トラブルになる可能性もありますし、ポイントを無駄にしてしまう可能性もあるため、下記の点を確認してから解約するようにしてください。
4つの注意点は下記の通りです。
ポイントが貯まっていないか確認する
パルコカードでは「パルコポイント」と「永久不滅ポイント」が貯まるのですが、解約をしてしまうとポイントは失効されてしまいます。
解約後すぐにポイント交換したい旨を伝えても、解約後に交換することはできません。
ただしパルコカード以外のセゾン発行クレジットカードを持っていた場合は、そのカードに「永久不滅ポイント」が合算されます。
そのためパルコカードしか持っていない場合は、解約する前に全て使っておきましょう。
永久不滅ポイントの利用可能方法は下記の通りです。
- ショッピングでの利用・ポイントでの買い物
- amazonギフト券に交換(1ポイント=5円相当)
- マイルに交換
- 商品と交換 など
ポイントを何かと交換する場合は約300種類以上のアイテムの中から選択することが可能なため、満足のいくポイント交換先が見つかると思います。
公共料金の引き落としを行っていないか確認する
パルコカードで公共料金(水道・電気・ガス代など)の支払いをしていないか確認することも大切です。
支払いをしていた場合は、他のクレジットカードに変更もしくは現金での支払いに変更する必要があります。変更をせずにパルコカードを解約してしまうと、翌月から公共料金の支払いがストップしてしまいます。
そのまま気付かなければ公共料金「未納」として水道やガスなどを止められる可能性もあるため、解約する前に確認するようにしてください。
公共料金以外もクレジットカードで支払えることが増えてきているため、携帯代やアプリなどの支払いにもパルコカードを利用していないか確認するようにしましょう。
支払い残高がないか確認する
パルコカードで「リボ払い」を利用されている方は、支払い残高がないか確認するようにしてください。もし、パルコカードに未払い額があると解約をしても請求されることになります。
その場合は「全額一括請求」される可能性があり、現状では支払うことができない金額を請求されることもあります。「
全額一括請求」されるとリボ払いをしている意味がなくなってしまうため、パルコカードにある支払い残高を確認してから解約するようにしましょう。
短期解約には注意が必要
パルコカードを1年以内に解約してしまうと「使わないクレジットカードに申し込んだ」とクレジットカード会社に悪い印象を与えてしまいます。
クレジットカード会社はクレジットカードを利用することを前提として発行しているため、1年以内の解約はリスクが伴います。
「もうセゾンカードが発行しているクレジットカードは使わないし大丈夫だよ」と思われる方が多いのですが、1年以内の解約したという情報は全てのクレジットカード会社が確認することができます。
そのため他社のカード審査の時に「この人はすぐに解約する可能性がある」と思われて、審査に通る可能性が低くなってしまいます。
短期解約した情報はすぐに消えることはないので、いくらパルコカードを利用しない場合でも1年以上は我慢して持っておくことをおすすめします。
パルコカード以外のおすすめクレジットカード
パルコカードは年会費無料のクレジットカードとして人気がありますが、年会費無料なカードは他にもあります。
パルコカードを解約することになると、別のクレジットカードを発行すると思うのでおすすめのクレジットカードを3つご紹介します。
楽天カード
楽天カードはテレビCMをやっていることから知っている方も多いと思いますが、年会費無料で海外旅行保険も付帯しているクレジットカードになります。
楽天カードの申し込み資格は「高校生を除く18歳以上」と設定されているため、比較的申し込みしやすいです。
さらに入会キャンペーンとして最大5,000ポイント付与されるため、発行してから1回でも利用すると5,000円分の楽天ポイントがもらえます。
そして楽天市場ではポイントが「3倍」になり、貯まった楽天ポイントは1ポイント1円として利用することができます。審査基準も低く設定されているため、パルコカードを解約された方にはおすすめです。
エポスカード
エポスカードはお客様満足度が非常に高いクレジットカードになっています。
もちろん年会費は永年無料になっており、楽天カード同様「海外旅行保険」も付帯しています。さらに1万件を超える店舗で優待サービスを利用することができて、エポスカードを提示するだけで割引サービスなどを受けることができます。
そして年に4回「マルイ」「マルコ」でのお買い物が「10%オフ」になる特典もあるので、マルイ・マルコをよく利用される方は発行しておきたいカードです。
申し込み資格も審査基準も高く設定されていないので、パルコカードを解約された方におすすめのカードです。
Yahooカード
Yahooカードも年会費無料なクレジットカードとして人気があり、「高校生を除く18歳以上の方」であれば申し込むことができます。
最短2分で審査結果が出るため、いち早くカードが欲しい方にはおすすめです。そんなYahooカードでは「PayPay」にチャージすることも可能で、PayPayでYahooカード決済すると「0.5%〜1.5%」のポイントが付与されます。
そしてYahooカード1枚で「Tポイント」をダブル(通常1ポイント+提携先Tポイント)で貯めることができます。PayPayを日頃から利用されている方には特におすすめのカードになっています。
パルコカードの解約方法まとめ
この記事ではパルコカードの解約方法についてご紹介しましたが、原則としてカード会員本人しか解約手続きを行うことができません。
解約方法はセゾンカウンターもしくは電話で解約することが可能になり、即日で解約することができます。ただし電話は繋がりにくい可能性もあるため、確実に解約したい方はセゾンカウンターに足を運びましょう。
そして解約する際は下記の点に注意してください。
- ポイントが貯まっていないか確認する
- 公共料金の引き落としを行っていないか確認する
- 支払い残高がないか確認する
- 短期解約には注意が必要
解約後のトラブルを防ぐためにも上記の点には注意してください。
そして年会費無料のクレジットカードはパルコカード以外にもあるので、解約して違うカードを発行しましょう。