JCB CARD EXTAGEのメリット・デメリット!年会費・手数料・ポイント徹底比較

JCB CARD EXTAGE JCB CARD EXTAGE

インターネットの決済など、クレジットカードは若者の日常生活に欠かせない存在となっています。

中でも注目を集めているのが「JCB CARD EXTAGE」です。

若者を対象としたクレジットカードですが、他のクレジットカードと比べてどのような違いがあるのでしょうか。

この記事ではJCB CARD EXTAGEの特徴やメリット・デメリットなどについて解説していきます。

また、ポイントの還元率などについても詳しくみていきます。

※本ページにはPRが含まれます。

JCB CARD EXTAGEの基本スペック

年会費 無料
入会費 無料
利用可能枠 10万円〜30万円
申し込み資格 原則として満30歳以上、安定継続収入のある人(三井住友プラチナカード独自の審査基準あり)
還元率 0.75%~2.50%
海外保険 あり
家族カード あり
ETC専用カード あり
カード発行まで 約1週間
更新期間 自動更新

JCB CARD EXTAGEのメリット

  • 年会費が無料である
  • 海外旅行のサポートや補償内容が充実している
  • 東京ディズニーランド®、東京ディズニーシー®のオフィシャルスポンサー
  • 「ApplePay」や「QUICPay」に対応している
  • 万全のセキュリティサポートを備えている

年会費が無料である

JCB CARD EXTAGEは18歳以上29歳以下を対象としたクレジットカードであるため、カード維持費がかからないという手軽さが魅力です。

「とりあえずカードを作ったが、あまり使用しなかった」という場合でもコストがかからないため、気軽に作ることができます。

海外旅行のサポートや補償内容が充実している

年会費が無料にもかかわらず、海外旅行を手厚くサポートするサービスが用意されています。

クレジットカードに保険サービスが付帯していることはさほど珍しいことではありませんが、補償の内容は年会費に比例する場合がほとんどです。

しかし、JCB CARD EXTAGEは海外旅行傷害保険が最高2,000万円まで補償されます。

また、「ショッピングガード保険」も用意されており、海外旅行などで購入した商品については最高100万円までが補償の対象となっています。

また、海外には「JCBプラザ」というサービス窓口が設置されています。

海外旅行でさまざまな案内などを無料で受けることができるサービスです。

主要都市には「JCBプラザラウンジ」も設置されており、JCBカードの会員はラウンジで自由にくつろぐことが可能です。

さらに、海外旅行中に事故やトラブルなどがあっても「JCBプラザコールセンター(海外)」が設置されているので安心です。

日本語・英語でサポートを受けることができため、ケガや病気などでも病院を案内してもらえます。

クレジットカードやパスポート盗難などの際も、親身に対応してもらうことができるサービスです。

東京ディズニーランド®、東京ディズニーシー®のオフィシャルスポンサー

JCBは「東京ディズニーランド®」「東京ディズニーシー®」のオフィシャルスポンサーであるため、さまざまな特典が用意されています。

パークチケット(ペア)が当たるキャンペーンや、イベントの招待などがあります。

「ApplePay」や「QUICPay」に対応している

スマホ世代には欠かせない「ApplePay」でJCBカードを利用することができます。

「QUICPay」にも対応しており、カードをかざすだけで簡単に支払いをすることが可能です。

また、携帯電話やスマートフォンにも対応しています。

「万全のセキュリティサポートを備えている

インターネットショッピングで不正があった場合でも、状況調査を行い請求を取り消すセキュリティ体制が整えられています。

また、カード自体の不正使用があった場合も、60日前までさかのぼって損害額を負担してもらえるので安心です。

さらに、使いすぎを防止するための「安心お知らせメール」という機能が用意されています。

自分で登録した額以上を使ってしまうと、Eメールで通知を受け取れます。

JCB CARD EXTAGEのデメリット

  • 申し込みの年齢制限がある
  • カードの更新ができない(自動でJCB一般カードに切り替え)
  • 利用可能枠が少ない
  • 海外で使えない場所もある

申し込みの年齢制限がある

若者を対象にしていることがJCB CARD EXTAGEの特徴ですが、その分だけ申し込み可能な年齢には厳しい制限があります。

例えば、申し込み時の年齢は「18歳以上29歳以下」に限定されているため、30歳以上の人は申し込みすらできません。

カードの内容に興味があったとしても、所有することは不可能です。

カードの更新ができない(自動でJCB一般カードに切り替え)

JCB CARD EXTAGEは5年間という長い有効期限がありますが、更新ができないという珍しいカードです。

5年後は審査の上、自動的に「JCB一般カード(ORIGINAL SERIES)」に切り替わってしまうため、JCB CARD EXTAGEのサービスが気に入っていても、継続使用できないというデメリットがあります。

ちなみに、更新時期の際に利用者が20代だとしても更新ができません。

つまり、JCB CARD EXTAGEは一度しか使えないサービスであるということです。

また、一般カードに切り替わると、自動的に「1,250円+税」の年会費が発生します。

年会費を払いたくないという人は、自分で退会手続きをとる必要があります。

利用可能枠が少ない

若者対象のクレジットカードとはいえ、利用可能な枠が「10万円〜30万円」とやや少なめです。

確かに、学生には十分な枠かもしれませんが、社会人には少々物足りない金額といえます。

JCBにはさまざまな種類のカードが用意されており、そちらに切り替えることもできますが、JCB CARD EXTAGEを使い続けたい人にとっては枠の少なさがデメリットになります。

海外で使えない場所もある

JCBの加盟店は約3,000万あるため、日本国内では全く困ることはないでしょう。

海外でも主要都市のホテルなどではまず困ることはありませんが、メジャーな観光地以外の場所などに行くと使えないケースも多いです。

クレジットカードブランドの全世界におけるシェアを見るとVISAカードが45.0%、Masterカードが34.9%なのに対して、JCBのシェアは3.3%に留まっています。

会員数でみるとVISAカードが18.0億人、Masterカードが9.7億人であるに対し、JCBは0.7億人とかなりの開きがあります。

学生が旅行で有名観光地に行くような場合はJCBカードで十分かもしれませんが、海外出張などでビジネスマンが使う場合には満足できないケースも考えられるでしょう。

JCB CARD EXTAGEのポイント制度

  • 1000円利用につき「OkiDokiポイント」1ポイント
  • 入会後3ヶ月はポイント3倍のボーナス制度
  • 海外旅行でポイント2倍
  • 「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」でポイント最大10倍
  • 「Oki Doki ランド」経由のインターネットショッピングでポイント最大20倍

1000円利用につき「OkiDokiポイント」1ポイント

利用額に応じて「OkiDokiポイント」というポイントをもらうことが可能です。

カード利用1,000円につき1ポイントが付与されます。

OkiDokiポイントは1ポイントあたりの価値がおよそ5円のため、JCB CARD EXTAGEは標準の還元率が0.75%と計算することができます。

会後3ヶ月はポイント3倍のボーナス制度

JCB CARD EXTAGEでは、他のカードとは比較にならないほどの、さまざまなポイント優遇措置が用意されています。

例えば、入会後の3ヶ月は無条件でポイントが3倍になるボーナス制度が適用されます。

なお、4ヶ月以降も、入会後1年が経過するまではポイント1.5倍のボーナス制度があります。

海外旅行でポイント2倍

ツアーなど、海外旅行でカードを利用するともらえるポイントが2倍になります。

航空チケットや宿泊代はもちろん、海外加盟店でのショッピング利用も含まれます。

「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」でポイント最大10倍

多くの有名店やショッピングサイトが加盟する「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」でカードを利用すると、大幅にポイントがアップする制度が用意されています。

例えば、「エッソ・モービル・ゼネラル」「昭和シェル石油」などではポイントが2倍です。

「セブン-イレブン」ではポイントが3倍になります。

また、「Amazon(アマゾン)」でJCB CARD EXTAGEを利用すると、ポイントは4倍にもなります。

さらに「スターバックス」カードへのオンライン入金を行うと、10倍ものポイントを受け取ることができます。

「Oki Doki ランド」経由のインターネットショッピングでポイント最大20倍

JCB CARD EXTAGEのポイント優遇制度でもっとも強力なものが「Oki Doki ランド」を経由してインターネットショッピングを行うことです。

やり方は非常に簡単で、Oki Doki ランドにログインしてからネットショップに行くだけです。

対象となるネットショップは「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」、「ZOZOTOWN」や「ユニクロ」など、非常に多くの有名ネットショップがそろっており、参加店は約400にものぼります。

ほとんどの有名店で2倍以上のポイントをもらうことができ、最大では20倍のポイントが付与されます。

JCB CARD EXTAGEはどんな人におすすめ?

  • 初めてのクレジットカードを検討している若者
  • とにかくポイントを貯めたい人
  • ポイントを金券などに替えたい人

初めてのクレジットカードを検討している若者

JCB CARD EXTAGEは年齢を制限してターゲットを絞っているだけあって、初めてクレジットカードを持つという若い世代にとって大変に使い勝手のよいクレジットカードです。

維持コストがゼロなことや、スマートフォンなどのさまざまなサービスに対応していることが、その理由と言えます。

また、公共料金などの引き落とし設定にも適しており、初めて一人暮らしをする若者にとっても便利なクレジットカードです。

とにかくポイントを貯めたい人

圧倒的なポイント優遇サービスもJCB CARD EXTAGEの大きな魅力です。

一般的なカードでは、「利用額が大きい場合のみボーナスがもらえる」というケースがほとんどです。

しかし、JCB CARD EXTAGEは入会時から無条件でボーナスがもらえる上、メジャーなインターネットショップのほとんどと提携しているため、とにかくポイントが早く貯まるという特徴があります。

ファッション関係のサイトにも強いため、男女を問わず若い世代はすぐにポイントを貯めることが可能です。

ポイントを金券などに替えたい人

ポイントが貯まっても、交換先が限定されているというクレジットカードが少なくありません。

特定の電子マネーのみ交換レートが高く、金券などに交換すると実質の還元率が大幅に下がってしまうというクレジットカードがほとんどです。

しかし、JCB CARD EXTAGEは「JCBギフトカード」という強力なパートナーを持っています。

そのため、5,050ポイント以上であれば、ほぼ還元率0.75%をキープしたままギフトカードに交換することが可能です。

また、小額の交換でも高い還元率が維持されています。

5,000円のギフトカードと交換するのに必要なポイントは1,050ポイントで、還元率は0.48%になります。

実際はボーナスなどをもらえるので、還元率が1.00%を超えることも珍しくありません。

JCB CARD EXTAGEポイント還元率を他社と比較

カード名 還元率
JCB CARD EXTAGE 0.75%~2.50%
三井住友VISAクラシックカード 0.50%~1.00%
Orico Card THE POINTポイント 1.00%~2.00%
Yahoo! JAPANカードポイント 1.00%~3.00%

ライバルとなるクレジットカードは「年会費無料」「高ポイント還元率」の双方を満たしたものが目立ちます。

特に、「楽天カード」は「楽天市場」、「Yahoo! JAPANカード」は「Yahoo!ショッピング」と直結しており、ポイント3倍という強みがあります。

しかし、JCB CARD EXTAGEは、これらを含めたほとんどのネットショップを使えるため、選択肢の広さという点では有利です。

JCB CARD EXTAGEが届くタイミングは?

JCB CARD EXTAGEは、「本人確認書類」の取り扱い方法によって、発行までの期間が異なってきます。

もっとも早い方法は、本人確認書類が不要な「インターネットで支払い口座を指定」という方法と、「カード配達時に運転免許証で本人確認」という方法です。

この場合は、最短3営業日でカード発行が可能で、申し込みからカードが自宅に到着するまでの期間は「約1週間」が目安となります。

また、「画像データで確認」という場合は、カードが届くまでの目安として「データ確認から1週間」です。

さらに、「本人確認書類を郵送」という方法は、もっとも時間がかかるので注意が必要で、申し込みからカード到着までの目安は「約3週間」になります。

これらの場合は、本人確認書類としてパスポートや住民票を使用することも可能です。

JCB CARD EXTAGEの引き落とし日はいつ?

カード会社によっては引き落とし日を選べる場合もありますが、JCB CARD EXTAGEは引き落とし日が「毎月10日」に指定されています。

月末ではないので、銀行口座の預金残高を引き落とし日の前にしっかりと確認しておくことが大切です。

締め日は毎月15日で、翌月にその利用代金を支払うというかたちになります。

また、10日が土・日・祝日の場合は、翌営業日の引き落としです。

なお、カードの利用代金は銀行口座からの引き落としになるため、あらかじめ銀行口座を用意しておく必要があります。

ちなみに、コンビニエンス・ストアでの支払いは、金融機関の引き落とし手続きが完了するまでの一時的な対応になります。

その際は、手数料が利用者負担となるため注意が必要です。

JCB CARD EXTAGEを実際に利用した人たちの口コミ

年代 20代
職業 会社員

「デザインが気に入ったので申し込みました。使ってみた感想は、とにかくポイントがよく貯まるということです。Amazonを中心にネットショップでの購入が多かったので、優遇ポイントをたくさんもらいました。おかげで年に1度のペースで東京ディズニーランドのパスポートを無料で手に入れることができていました。それもペアのパスポートです。WEBで使用履歴が簡単に確認できるため、無駄遣いなどもせず計画的に利用できたのもよかったです。もうすぐ期限が切れるのですが、標準カードになってしまうのは少し残念です。」

年代 20代
職業 会社員

「学生でもカードを作れるのが魅力です。しかし、既に他社のVISAカードを持っており、利用可能額が20万円だったのに対し、こちらのカードは10万円の枠しか作れませんでした。与信の影響なのか、JCBの審査が厳しいのかはわかりません。それでも、利用の実績が上がり支払いも問題がなければ学生でも30万円まで利用可能額があがるとのことでした。とりあえず使ってみて感じたのは、JCB CARD EXTAGEのボーナスの威力です。入会時から3ヶ月はボーナスが3倍になるので、ポイントが貯まるスピードに驚いています。その後は1.5倍になるそうですが、それでも十分でしょう。」

年代 20代
職業 会社員

「社会人になって新しいクレジットカードの必要性を感じたため、JCB CARD EXTAGEを申し込んでみました。大学入学時に作ったクレジットカードもあるのですが、ポイント還元率などが非常に悪いことに気付いたという理由もあります。実際に使ってみて、非常に満足しています。また、国内ではほとんどの店で使えるため、不便を感じることはまずありません。ポイント還元率やポイント交換先などが気になる社会人に向いたクレジットカードだと思います。」

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