GDOカード(一般)は、クレジットカード会社である三菱UFJニコス株式会社が発行しているクレジットカードの一つで、DCブランドとしてリリースしています。
GDOとは、「ゴルフ・ダイジェスト・オンライン」の頭文字を取ったものですが、ゴルファーにとっておすすめのカードなのでしょうか。
GDOカード(一般)にはどんなメリットやデメリットがあるのか、年会費や手数料、ポイント還元率はどれぐらいなのか、詳しく紹介していきます。
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GDOカード(一般)の基本スペック
年会費 | 無料 |
---|---|
入会費 | 無料 |
利用可能枠 | 10~100万円 |
申込資格 | 18歳以上で、安定した収入がある人または大学・短大・専門学校に在学中の人 未成年は親権者の同意が必要 |
ポイント還元率 | 0.3%~3% |
海外保険 | なし |
家族カード | なし |
ETC専用カード | あり新規発行手数料1,000円(税別)が必要 |
カード発行まで | 1~2週間 |
更新期間 | 自動更新 |
GDOカード(一般)のメリット
- ゴルファーがポイントを貯めやすいカード
- VISAかMasterCardから選べる
- 充実したショッピング保険
ゴルファーがポイントを貯めやすいカード
GDOカード(一般)は、ゴルフのポータルサイトの一つ「ゴルフ・ダイジェスト・オンライン」が発行しています。
日々の買い物でもGDOポイントを貯めることができますが、GDOが提携するゴルフショップで購入すると、1,000円あたり30ポイントをもらうことができます。
また、GDOクラブの会員登録を済ませた後で、提携を結んでいるゴルフ場の予約をすると300ポイント獲得できます。
年会費無料のカードで、18歳以上で安定した収入があれば、審査に通りやすくなります。
ゴルファーにとってはポイントを貯めやすいクレジットカードの一つで、GDOの予約サイトに、自身が通えそうなゴルフ場がある場合は、GDOカード(一般)の所有を検討するとよいでしょう。
さらに、貯めたGDOポイントは、1ポイント=1円換算で、GDOサイトで利用できるゴルフショップやゴルフ場で利用できます。
「GDOカードWEB登録」を済ませておくと、いつでもポイントを使うことができます。
Webに登録されているゴルフ場は、日本各国2,000か所以上にものぼり、ハワイやシンガポール、オーストラリアなど海外の拠点からも選ぶことができるためとても便利です。
VISAかMasterCardから選べる
DCブランドとしてリリースしているGDOカード(一般)は、VISAかMasterCardのどちらかから選ぶことができます。
二つとも国際ブランドとして知られており、どちらも世界各国で使える店舗が多いため、海外ゴルフ場でも不自由なく利用することが可能です。
充実したショッピング保険
GDOカード(一般)には、年度限度額が100万円までのショッピング保険が付帯されています。
保険金を請求する場合、自己負担額として1万円かかりますが、高額なゴルフ用品が存在する中で100万円の補償が付いているため、安心して用品を購入することができます。
カードで購入した日を起算日とし、90日間が補償対象期間です。
また、カードを紛失したり盗難に遭ってしまったりして、不正に使用されていたことが発覚した場合でも、届日から60日前までさかのぼって補償を受けることができます。
ただし、登録された暗証番号を使用してカードが利用されていた場合は、被害に遭っていたとしても原則個人負担になるため、できるだけ破られにくいパスワードを設定しておくことが大切です。
GDOカード(一般)のデメリット
- GDA提携のゴルフショップ以外ではポイント還元率が低い
- 旅行傷害保険が付与されていない
- ポイントの有効期限が短い
GDA提携のゴルフショップ以外ではポイント還元率が低い
GDOカード(一般)でGDA提携のゴルフショップを利用すると、1,000円あたり30ポイントを貯めることができ、ポイント還元率は3%です。
ただし、GDO提携のゴルフショップ以外でカードを利用しても、1,000円あたり3ポイントしか貯めることができず、ポイント還元率は0.3%にとどまります。
0.3%の還元率では節約効果に乏しいことから、クレジットカードのメインカードとしては不向きです。
ただし、年会費は無料のため、GDA提携のゴルフショップやゴルフ場で利用するサブカードとして使用すれば、高いポイント還元率を維持することが可能です。
「ゴルフ・ダイジェスト・オンライン」用として、コストゼロで所持できるため有効に利用しましょう。
旅行傷害保険が付与されていない
GDOカード(一般)には年間100万円までのショッピング保険が付帯されていますが、旅行傷害保険の設定がないため、旅行中に、身の回でトラブルがあったときに補償を受けることができません。
旅行中の傷害リスクを回避するためには、旅行傷害保険が自動付帯されている他のクレジットカードを発行し、組み合わせて利用することで保険全体をカバーすることができます。
ポイントの有効期限が短い
GDOポイントの有効期限は1年間に設定されており、GDOカード(一般)の利用をせずポイント変動がないと1年で貯めたポイントが抹消されます。
買い物をするごとにポイントを使い切るようにすることで、ポイントの抹消を防ぐことが可能です。
貯めたポイントは1ポイントあたり1円換算で、1ポイントから利用できるため手軽に使うことができて非常に便利です。
また、ポイント変動から1年間有効のため、年に1回以上カードを利用すれば、実質的には無期限にポイントを貯め続けることができます。
また、GDOのWebサイトでは随時キャンペーンを実施しており、期間限定のポイントを発行することがあります。
期間限定ポイントには有効期限が存在し、カード利用によって抹消期限が延長されることはないため、期限が切れないうちに使うことが賢明な選択です。
さらに、GDOポイントをJALマイルに交換することも可能ですが、レートが6:1のため不利な交換条件です。
JALマイルを貯めている人を除き、GDOポイントをそのまま使うのが得策です。
GDOカード(一般)のポイント制度
- 最大3%の高ポイント還元率
- 使い方によってはポイントの有効期限を実質無期限に
- 有効なポイントの使い道
最大3%の高ポイント還元率
GDOカード(一般)のポイント制度は、「ゴルフ・ダイジェスト・オンライン」でのゴルフ用品購入でポイント還元率3%をもらうことができる仕組みです。
また、提携ゴルフ場を予約すると300ポイント加算されるため、ゴルフをやる人にとってはポイントを貯めやすいカードの一つに挙げられます。
ただし、ポイントを獲得するためには、「MY GDO」というGDOクラブ会員になる必要があります。
Webサイトから無料で登録できますが、何もしないままGDOカード(一般)を利用しても、ポイントをもらうことはできないため、カードの利用前に所定の手続きを済ませておくことが大切です。
「MY GDO」への登録が完了すると、ゴルフ場のオンライン予約が可能になったり、ゴルフのスコアを登録して管理したり、スコア分析が可能なサイトを利用できるようになります。
使い方によってはポイントの有効期限を実質無期限に
GDOカード(一般)で貯めたポイントの有効期限は1年間ですが、有効期限の考え方は、ポイントの変動があった日からカウントを開始します。
カードを利用してポイントが追加されれば、ポイント変動のあった日からカウントしなおすことになるため、実質無期限でポイントを貯め続けることが可能です。
ある程度ポイントを貯めてから一気に利用することもできますが、1ポイントから使用できるため、サイトを利用するごとにポイントを消費していく方法もあります。
ライフスタイルや趣味嗜好に合わせて、上手に使い分けていきましょう。
有効なポイントの使い道
GDOカード(一般)の利用で貯めたポイントは、GDOショップでの割引や、提携ゴルフ場でのプレー代に充てることができます。
また、「GDOメディアパック」と呼ばれる有料サービスの支払いにも使用することも可能です。
他にも、還元率は低いものの、JALマイルへの交換もできるようになっています。
ですが、GDOポイントは、他のショッピングサイト用のポイントに交換することができません。
GDOサイト内であれば、1ポイントを1円換算で使うことができ、GDOショップ内で使うようにすれば効率的にポイントを消費することが可能です。
ただし、GDOショップ以外での利用は、ポイント還元率を低く設定しているため、日々の買い物には別のクレジットカードを利用するなど工夫をすることがポイントを上手に貯めるコツです。
GDOカード(一般)はどんな人におすすめ?
- ゴルファーのために作られたクレジットカード
- 「ゴルフ・ダイジェスト・オンライン」をよく利用する人向け
ゴルファーのために作られたクレジットカード
GDOカード(一般)は、ゴルフを趣味とする人向けに作られたクレジットカードと言っても過言ではありません。
ゴルファー保険は付いていないものの、ゴルフ用品の購入や、ゴルフ場のプレイ料金を節約することができるからです。
既に、ゴルフを始めている人はもちろんのこと、これから始めようかどうか検討中の人も、年会費無料で利用できる特性を活かしてカードを持っていても損はありません。
一方で、オプションで発行することができるETCカードは、新規手数料として税別1,000円が必要です。
GDOカード(一般)は、ゴルフ向けのサブカードとして捉え、ゴルフ以外の用途には他のカード会社のものを利用するなどして上手に使い分けることがポイントです。
「ゴルフ・ダイジェスト・オンライン」をよく利用する人向け
GDOカード(一般)は、「ゴルフ・ダイジェスト・オンライン」を利用しやすいようにできていることから、GDOのWebサイトをよく利用する人が所持していると、大きな節約効果が生まれます。
ゴルフ関連の利用による高いポイント還元率を活かすことで、よりお得にゴルフを楽しむことが可能です。
特定のゴルフショップにこだわりがなければ、「ゴルフ・ダイジェスト・オンライン」を最大限に活用しましょう。
年に数回ゴルフ場に行く程度のライトユーザーも、あまり「ゴルフ・ダイジェスト・オンライン」を閲覧しない人でも、コストゼロで所有できることから持っていて損はないカードです。
また、GDOカード(一般)には、全体的にグレーな色調のオーソドックスなデザインと、ゴルフ場の背景がプリントされたデザインの二種類が存在します。
ゴルフ場のデザインは、GDOカード(一般)ならではの取組みであり、気に入った絵柄のゴルフ場があれば申し込んでみるといいでしょう。
他のユーザーと一線を画したデザインのカードを持つことができます。
GDOカード(一般)ポイント還元率を他社と比較
カード名 | 年会費 | ポイント還元率 | 優待点 |
---|---|---|---|
GODカード | 無料 | 0.3% | 「ゴルフ・ダイジェスト・オンライン」提携店など |
ゴルフリソルカード | 無料 | 2.0% | リソル運営のゴルフコースなど |
ミズノMARVIS CARD | 1,575円 | 0.5% | ミズノ直営店など |
KGA Golfer’s カード | 3,150円 | 0.5% | ダンロップやミズノなど |
GRAND OAK CLUB CARD | 1,312円 | 0.5% | グランドオーククラブ |
二木ゴルフカード | 無料 | 0.5% | 二木ゴルフ各店 |
ACCORDIA GOLF カード | 1,312円 | 0.5% | アコーディアのゴルフ場など |
GDO MUFGカード・ゴールド | 3,150円 or 15,100円 | 0.3% | 「ゴルフ・ダイジェスト・オンライン」提携店など |
GDOカード(一般)が届くタイミングは?
GDOカード(一般)を申し込む際、所定の書類記入による郵送の他、パソコンやスマホなどを使ってWebサイトからも申請することができます。
Webサイトからの場合、申請後に「審査結果照会画面」をクリックすると、指定された「照会番号」と登録した「生年月日」を入力することで、審査状況や結果などを閲覧することが可能です。
また、審査が完了すると、申請時に登録したEメールに「審査終了のお知らせ」が届きます。
審査後、約1~2週間程度でカード発行の手続きが完了します。
ゆうメールによる簡易書留でGDOカード(一般)が届きますが、並行してETCカードを申し込む場合は、書類到着から3~4週間で手元に届くため覚えておきましょう。
GDOカード(一般)の引き落とし日はいつ?
GDOカード(一般)の引き落とし日は、親元のクレジットカード会社である「DCカード」で定められた日に準じています。
GDOカード(一般)を利用して決済した代金は、1回払いやリボ払い、分割払いなどの支払い方法に関わらず毎月15日が締め日で、翌月の10日が引き落とし日です。
ただし、引き落とし日が指定金融機関の休業日にあたる場合は、翌営業日にスライドされます。
土曜、日曜、及び祝日が指定金融機関の休業日にあたりますので覚えておきましょう。
また、ボーナス払いを利用する場合、8月10日と1月10日が引き落とし日です。
なお、海外の店舗など、一部の加盟店でGDOカード(一般)を利用した場合は、請求月が翌月以降になることがあるため、明細書をしっかり確認しておきましょう。
GDOカード(一般)を実際に利用した人たちの口コミ
年代 | 30代 |
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職業 | 会社員 |
会社員になってゴルフを始めたのをきっかけに、GDOカード(一般)に入会することにしました。他のクレジットカードを何枚か持っていますが、GDOカード(一般)は、ポイント還元率が高いのが魅力です。「GDOゴルフショップ」で買い物すると、いつでも3%割引で購入できるのがうれしいです。また、年会費が無料なのも助かります。無料適用の条件がなく、年に1回も利用していなくても年会費無料のままなので半永久的に持っていられます。今後も長く利用したいクレジットカードです。
年代 | 20代 |
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職業 | 会社員 |
会社の先輩に勧められGDOカード(一般)に入会しました。最近ゴルフをやり始めましたが、ゴルフセットを一式そろえるのに、GDOカード(一般)で購入してかなりポイントを稼ぐことができました。ポイント還元率の高さを肌で感じています。GDOカード(一般)には、ゴールドカードやプラチナカードもあるんですね。一般カードよりも還元率がさらに高くなっていて魅力的なので、今よりも収入が安定したらぜひ取得したいです。月に1回はコースに出ていますが、GDOカード(一般)が使えるゴルフ場を利用するようにしています。手放せないですね。
年代 | 30代 |
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職業 | 自営業 |
ゴルフをする人にとって、GDOカード(一般)は必須のクレジットカードですね。このカードを持っていることで、かなり得な気分を味わっています。常に3%の割引が受けられるので、高額のゴルフ用品も気兼ねなく購入できます。しかも、GDOカード(一般)は年会費が無料なので、当面ホールドしておきたいです。ゴールドカードやプラチナカードにも興味があります。収入が増えたらステップアップしていきたいです。ショッピング保険が付帯されているのもうれしいですね。不慮の事故でゴルフクラブが折れたのですが、しっかり補償してもらえました。