ETCカードの審査は学生でも通る？学生でも審査に通りすいのはどこ？

ETCカードは高速道路の利用をスムーズにしてくれる便利なカードです。

このETCカードが意外と必要になるのが学生です。

大学生になると免許を取得し、サークルの合宿や旅行などで車を運転する機会が多くなるため、ETCカードを使う機会は少なくありません。

しかし、このETCカードは学生でも作れるのでしょうか?そこで、今回は学生のETCカード申し込みと学生向けのカードについて紹介します。

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学生でもETCカードは発行可能！
1. ETCパーソナルカードは審査なしでOK
2. 学生対応のクレジットカードがおすすめ
学生でも審査に通りやすいクレジットカードはある？
親のクレジットカードでETCカードを発行可能
学生におすすめのETCカード
まとめ

学生でもETCカードは発行可能！

結論から申し上げると大学生でも専門学校生でも、短大生でもETCカードを作ることはできます。ただし、残念ながら高校生は申し込みができません。

ETCカードは、大きく分けると以下の種類に分かれます。

クレジットカードと一体になったもの
クレジトカードから分離されたもの（クレジットカード経由で申し込み）
ETCパーソナルカード（クレジットカード不要）

上記のうち最初の2つはクレジトカード経由で作ることができるETCカードです。

新規作成時、もしくはすでに所有している場合に申請すれば入手可能です。

ETCパーソナルカードは審査なしでOK

ETCパーソナルカードは、クレジットカードを持っていなくても作ることができるETCカードで、特に審査などは必要ありません。

また、ETCカードなので、ETC割引の恩恵を受けられます。

ただし、Webでの申し込みができないこともあって、手元にカードが届くまでに時間がかかるほか、最初にデポジットとして最低2万円以上を支払う必要があります。

ETCパーソナルカードは、クレジットカード経由でETCカードが作れない時の最終手段として覚えておくと便利です。

さて、話をクレジットカード経由で作るETCカードにもどします。

この形でETCカードを作る際に注意しなければいけないのが、すべてのクレジットカードがETCカードに対応しているわけではないという点です。

多くのクレジトカードはETCを利用できますが、中には非対応のものもあるので、申し込みの際には確認するようにしましょう。

学生対応のクレジットカードがおすすめ

クレジットカード経由でETCカードを作る場合、クレジットカードの審査に通らなければいけません。

しかし、学生はサラリーマンのように安定した収入が得られる立場ではないので、カードによっては審査に落ちてしまうなど、作ることができるカードは限られてしまいます。

また、申し込み条件から外れている（年齢的に対象外、そもそも学生不可など）ケースも中にはあります。

一方で、学生対応のカードは、数こそ多くないものの存在するため、学生であればそういったカードに申し込むことでETCカードを入手することができます。

また、学生向けのカードは年会費が安いものも少なくないため、学生にとっても持ちやすいと言えます。

学生でも審査に通りやすいクレジットカードはある？

では、学生向けのカードの中でも審査に通りやすいカードはあるのでしょうか。

この点に関しては、クレジットカード会社から公式に審査基準が発表されているわけではないため、「これを選べば大丈夫」と断言することはできません。

しかし、審査に通りやすくなると予想できる条件はある程度存在します。

そこで、続いては、審査に通るために押さえておきたいポイントについて紹介します。

学生専用のクレジットカードがおすすめ

先ほど、学生にも対応しているクレジットカードがあると紹介しましたが、中には学生専用のクレジットカードもあります。

学生専用ということで、審査基準は学生向けのものとなっており、一般的なクレジットカードよりも審査に通りやすいと言えます。

学生専用カードは年会費無料のものも少なくないほか、さまざまな付帯サービスがついているなど、スペックも悪くありません。

もちろん、ポイントサービスの利用などにも対応しています。

一方で、一定の年齢を過ぎると使えなくなり、その後は同じカード会社が提供する別のカードに移行するのが一般的です。

学生といってもゆくゆくは社会人になるため、学生専用カードは、カード会社にとって将来の顧客を得るための先行投資的な意味合いがあると考えられます。

ちなみに、学生専用カードを発行しているライフカードでは、クレジットカード経由でETCカードを無料で作ることができます。

このように、学生専用カードもETCカードを作る際の1つの選択肢になるでしょう。

ハイクラス向けのクレジットカードは避けるべき

審査に通るという点で考えると、ハイクラスのクレジットカードは避けたほうが無難です。

一般的にクレジットカードには、以下のようなランク分けがされています。

シルバー
ゴールド
プラチナ
ブラック

順番としては下からシルバー→ゴールド→プラチナ→ブラックです。

ランクの名称は各カード会社によって異なるため、こちらは一例です。

ランクが高くなるとサービス内容が豪華になるほか、利用上限額も高くなります。

利用上限が高いカードを、収入が安定していない学生に発行してしまうと、クレジットカード会社は貸倒れのリスクを背負うことになるため、審査も厳しくなることが予想されます。

そのため、仮に条件をクリアしていたとしても、収入や職業の面から学生は審査を落とされる可能性があります。

ステータスの高いカードは審査が厳しい

また、所有することが一種のステータスになるようなクレジットカードも、審査が厳しくなることが予想されます。逆にいうと、誰でも持つことができないからこそ、所有することがステータスになっているため、審査は簡単ではないということです。

ここまで読んで「落ちてもいいからとりあえずチャレンジしてみよう」と考える人がいるかもしれません。

しかし、短期間で複数のカードに一気に申し込みを行うと「多重申し込み」の状態になります。

多重申し込みは、クレジットカード会社からしてみれば、「利用上限に達したからたくさん申し込んでいるのでは?」と思われる可能性があり、この状態になると審査に通る可能性が低くなります。そのため、ダメ元でのチャレンジをし過ぎるのは避けたほうがいいでしょう。

いずれにしても、クレジットを持つことを最優先するのであれば、ランクの高いカードへの申し込みは避けることをおすすめします。

アルバイトをしていないと審査に通るのは厳しい？

クレジットカードの審査では、職業や勤務先、雇用形態、収入、過去の支払い状況などを確認して、ちゃんと支払う能力を持っているかどうかが見極められます。

資金力の有無は審査において大切なポイントになるため、収入が少ない（あるいはない）学生だと審査にとおらないのでは?と思う人もいるでしょう。

しかし、申し込み時に学生として申し込んでいれば、一般的な社会人に比べると審査は優しくなると言われています。

クレジットカードにもよりますが、アルバイトをしていなくても審査に通る可能性は十分あるでしょう。

仮にアルバイトの収入があったとしても、それほど高くはないはずなので、基本的にはアルバイトの有無が審査に影響を与えることはほとんどないと考えられます。

ただし、先ほども紹介したように、多重申し込みの状態だと審査に通らない恐れがあるほか、携帯電話などの支払いの滞納が続いていても審査に落ちる可能性があります。

親のクレジットカードでETCカードを発行可能

親がクレジットカードを持っている場合、家族カードという形でクレジットカードを発行することができます。

家族カードとは、カード所有者の家族が、所有者と同じ条件のカードを追加で発行できるというものです。

例えば、父親がクレジットカードを持っていれば息子は父親のクレジットカード経由で父親と同じスペックの家族カードを発行することができます。

家族カードは、カード所有者がすでにカードの審査を通過しているため、発行にあたっては特に審査不要です。

「dカード」のように、家族カード経由でETCカードを発行できるものもあるので、学生でもクレジットカード、ETCカードを入手することができます。

学生におすすめのETCカード

ここからは、学生におすすめのクレジットカードとして以下の3つをを紹介します。

学生ライフカード
エポスカード
楽天カード

いずれのカードもETCカードの発行に対応しているため、ETCも入手できます。

学生ライフカード

発行元	ライフカード株式会社
年会費	無料
ポイント還元率	0.5%
国際ブランド	VISA・mastercard・JCB

学生ライフカードは、その名前の通り学生向けのクレジットカードです。

利用できる年齢は18歳〜25歳となっています。

ポイント還元率は決して高くありませんが、海外旅行時のショッピングをクレジットカードで支払と5%がキャッシュバックされる「海外ショッピング利用キャッシュバック」や、海外旅行傷害保険の自動付帯、携帯電話料金の支払いをカードで行うと、毎月抽選でアマゾンのギフト券が当たるプレゼントキャンペーンなどさまざまな特典が付いています。

また、年会費は無料と学生にとってはありがたい料金設定なのも特徴です。

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