JCB CARD WはJCBが発行するプロパーのクレジットカードです。
プロパーカードなのに通常還元率が1.0%以上と高還元率なため、非常に人気が高いカードです。
そんなJCB CARD Wには海外旅行保険が利用付帯しています。
※本ページにはPRが含まれます。
JCB CARD Wの海外旅行保険
JCB CARD W
カード年会費 | 永年無料 |
---|---|
ETC年会費 | 無料 |
ETC発行手数料 | 無料 |
還元率 | 1.0% |
電子マネー | |
申し込み資格 | 満18歳以上39歳以下 |
- 海外旅行保険が最高2000万円
- 通常還元率1.0%
- Oki Doki ランド経由で最大20倍のポイント
JCB CARD Wの補償内容と補償額
JCB CARD Wの海外旅行保険の補償内容と補償額は以下の通りです。
補償内容 | 補償額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 2000万 |
傷害治療費用 | 100万 |
疾病治療費用 | 100万 |
携行品損害 | 20万 |
賠償責任 | 2000万 |
救済費用 | 100万 |
海外旅行保険の補償額を見るときにどうしても1番補償額が高い「傷害死亡・後遺障害費用」を見てしまいがちですが、本当に見るべきなのは「傷害治療・疾病治療費用」の項目です。
傷害治療と疾病治療は海外でケガや病気をしたときに使う保険なので、1番利用頻度が高く、利用する可能性もあります。
JCB CARD Wは傷害治療費用と疾病治療費用が100万付帯しています。
JCB CARD Wの保険の適応条件
クレジットカードの保険の適応条件は「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があります。
- 自動付帯…クレジットカードを持っているだけで保険が適応される
- 利用付帯…クレジットカードで旅行の宿泊費や交通費を払うと保険が適応される
自動付帯はその名の通りクレジットカードを持っているだけで自動的に保険が適応されるため、海外旅行に持っていくのにぴったりです。
JCB CARD WEの保険の適応条件は「利用付帯」です。
年会費無料のクレジットカードにも海外旅行保険が付帯しているカードは多数ありますが、その大半が利用付帯です。
JCB CARD Wは保険を有効にさせるためには、ツアー代金や交通費などのカード払いが必須です。
海外旅行保険の内容
「海外旅行保険がどんな場合に適用されるかいまひとつピンとこない」
そうお考えではないでしょうか。
JCB CARD Wの海外旅行保険の内容は以下の通りです。
- 傷害死亡・後遺障害
- 傷害治療費用
- 疾病治療費用
- 賠償責任
- 携行品傷害
- 救援者費用
普段保険に触れていない人にとって、具体的にどんな内容なのか、ピンとこない人も多いはずです。
ではこれらの補償がどんな時に適用されるのか、具体的な内容について次で詳しく解説します。
傷害死亡・後遺障害
障害死亡・後遺障害とは、被保険者が旅行期間中発生した事故により負った怪我が原因で死亡、または後遺障害が残った場合に適用される保険です。
この保険は怪我によるものが原因のため、病気の場合は適用されません。
死亡した場合には、法定相続人に保険料の支払いが行われ、後遺障害の場合にはその障害の程度によって補償額の3〜100%が支払われます。
ただし、あまりこのような事故が起きるものではなく、利用頻度も高くないため、カードの保証内容はそれほど重要視されないことが多いです。
傷害治療費用
障害治療費用は、旅行中偶発的な事故により怪我をし、医師による治療を受けた場合に適用される保険です。
海外旅行中は伝染病のリスクがあり、比較的利用頻度が高い保険のため、保険の中でも重要視される項目です。
賠償責任
賠償責任とは、偶然の事故で他人に怪我をさせる、または他人のものを壊して賠償責任を負った場合に適用されます。
例えば、車の運転中に不可抗力で他人に怪我をさせてしまった場合がこれに該当します。
ただし、これはホテルの備品やレンタル品を壊した場合などには適用されません。
携行品傷害
携行品障害とは、盗難、破損、火災など、偶発的な事故により、身の回りの品物に損壊があった場合に適用される保険です。
具体的には旅行中に常に持ち歩く、カメラや腕時計、携帯電話などが該当します。
救援者費用
救援車費用とは、被保険者が病気や怪我によって、親族の助けが必要になった場合に適用される保険です。
例えば、旅行中の怪我が原因で日本に帰ることが困難になった場合に来た親族の交通費やホテル代金が支払われます。
海外旅行保険の補償期間は90日
JCB CARD Wの海外旅行保険の保証期間は出国した日の翌日から90日間までしか保証されないことに注意が必要です。
そのため、90日を超える長期間の旅行の場合には、保険を利用できない可能性もあるため、注意が必要です。
無料で適用できるカードの補償期間は90日となっていることも多いため、海外旅行保険を目的にする場合には、旅行の日数を確認し、90日を超えるか超えないか、あらかじめ確認しておきましょう。
海外へ行ってから現地公共交通機関をカード払いにするとその時点からの保険が適応されるので、その使い方を応用して保険期間を自由に決めることもできます。
家族特約が付帯していない
家族特約は家族カードを持っていなくても、保険が適応されるサービスのことです。
ただしJCBカードWには家族特約が付帯していません。年会費無料のカードには家族特約が付帯していないカードがほとんどです。
もし家族特約付きのクレジットカードが欲し方は、ゴールドカード以上のカードに申し込むか、JCBカードWの家族カードを申し込みましょう。
家族カードを持っていれば、本会員と同じ保険を持つことができます。
JCB CARD W1枚だけでは補償額は足りない
JCB CARD W1枚だけでは補償額は不十分です。
海外では日本のように保険証で保険料が3割負担になる…なんて制度はありません。そのため医療費がかなり高額になりがちです。
「300万円あれば十分じゃないの…?」と思うかもしれませんね。
日本と海外の医療費を比較してみましょう。
日本 | アメリカ | フランス | タイ | |
---|---|---|---|---|
救急車 | 無料 | 12,3000円 | 5,900円~7,300円+走行距離 | 無料 |
初診料 | 2,820円 | 12,400~16,400円 | 11,500~17,200円 | 3.000~4,500円 |
病院代1日あたり(個室) | 30,000円~100,000円 | 204,900円 | 126,100円 | 33,500~40,100円 |
中垂炎の手術 | 60万円 | — | 1,089,200円 | 480,000円 |
骨折 | 200,000円 | — | 10,100~45,900円 | 30,000円 |
JCB CARD WEの保険だけでは、アジア圏でも保険金が不足する可能性があります。
医療費が高いアメリカでは特にANA VIASワイドゴールドカード1枚だけでは不十分です。
海外旅行保険は複数持ちで合算できる
クレジットカードの保険は、複数枚持ちでそれぞれの補償限度額が合算されます。
傷害死亡・後遺障害の項目は合算されませんが、海外で1番利用する「疾病治療」「傷害治療」は合算ができます。
自動付帯のカード同時であれば手続き不要で、持っているだけで何枚分でも合算ができるため、医療費が高い国に旅行予定がある方は複数持ちを検討してみましょう。
合算目的でクレジットカードを選ぶなら
- 国際ブランドは異なるものを選ぶ
- 自動付帯のカードを選ぶ
- (できれば)年会費無料のカードを選ぶ
この3つのポイントを押さえてクレジットカードを選択するようにしましょう。
海外旅行におすすめの年会費無料で自動付帯のクレジットカードが知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
JCBにはトッピング保険が使える
持ち物に高額なものがあって「携行品損害」が不安…という方は、JCBトッピング保険プランがおすすめです。
JCB CARD Wにも携行品損害という保険が付帯いていますが、商品を購入してから時間が経っていれば経っているほどもらえる保険金が少なくなってしまいます。
しかし、トッピング保険なら時価額ではなく、再調達で評価するためもらえる保険金が多いです。
トッピング保険では保険自体の限度額である30万円までカバーされるため、携行品1つにつき10万円という縛りがありません。
JCBトッピング保険は携行品プラン月240円ですが、1か月ごとにカードに請求されるので、1ヵ月だけ加入することが可能です。
解約するのは電話からだけになりますが、解約するのは自由なので、1ヵ月だけの加入も可能です。
年会費無料の他のJCBカードと比較
年会費無料のJCBカードとJCBカードWの海外旅行保険を比較してみます。
JCB CARD W | JCB EXTAGE(エクステージ) | JCB EIT | |
---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 5年以内の退会は手数料2000円 | 無料(リボ専用カード) |
傷害死亡 | 2000万 | 2000万 | 2000万 |
疾病治療・傷害治療 | 300万円 | 100万円 | 100万円 |
携行品損害費用 | 20万円 | 20万円 | 20万円 |
救済者費用 | 100万円 | 100万円 | 100万円 |
保険の適応条件 | 利用付帯 | 利用付帯 | 利用付帯 |
キャッシュレス診察 | 〇 | 〇 | 〇 |
JCB CARD Wと合わせて持ちたいクレジットカード
JCB CARD Wだけでは海外旅行保険として心もとないですが、合算によって保険額を増やすことはできます。
合算でおすすめな年会費無料で海外旅行保険が自動付帯のカードを紹介します。
【1位】エポスカード
エポスカード
カード年会費 | 無料 |
---|---|
ETC年会費 | 無料 |
ETC発行手数料 | 無料 |
還元率 | 0.5% |
電子マネー | — |
申し込み資格 | 満18歳以上 |
- 海外旅行保険が自動付帯
- マルイで年に4回10%OFF
- カラオケSHIDAX30%OFF
エポスカードの特徴
- エポスカードには、障害治療費用が自動付帯で270万円
- マルイで年に4回10%OFFFになる
- カラオケルーム料金が最高30%OFF
- 年会費・ETC年会費無料
- ゴールカードへのインビテーションあり
エポスカードは年会費・ETC年会費無料ながら、海外旅行保険が最高500万円自動付帯しています。また障害・疾病治療費用は自動付帯で270万円です。
エポスカードは全国約1万店のお店で優待割引がされるため、マルイを利用しない方にもおすすめのカードです。
エポスカードの優待では例えば以下のようなものがあります。
- イオンシネマ500円引き
- モンテローザグループ…エポスポイント5倍
- SHIDAX・ビッグエコー・カラオケ館など…ルーム料金30%OFF
- としまえん…300円引き
- 富士急ハイランド…400円引き
ご紹介したのはほんの一部です。全国に優待が利用できるお店は約1万店以上ありますので、興味のある方は確認してみましょう。
エポスカードの海外旅行保険
補償内容 | 補償金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高500万円 |
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 270万円 |
賠償責任 | 最高2000万円 |
救済者費用 | 100万円 |
携行品損害 | 20万円(自己負担3000円) |
エポスカードは、障害治療費用が自動付帯で200万円、疾病治療費用が最高270万円付帯しています。
さらにショッピング保険が年間50万円、カード不正利用が鵜の全額補償サービスも付帯しています。
【2位】横浜インビテーションカード
横浜インビテーションカード
横浜インビテーションカードの特徴
- J’sコンシェル専用カードが同時発行
- JACCSモール経由で通常の2~25倍のポイントが貯まる
- 年会の利用金額に応じてポイント率がさらにアップ
横浜インビテーションカードを申し込むと、年会費無料の「J’sコンシェル専用カード」が自動で同時発行されます。
J’sコンシェルでは全国17万万件以上の施設で、例えば以下のような優待割引が受けられます。
- カラオケルーム歌広場店…ルーム料金20%OFF
- 日産レンタカー…21%~50%
- 東京お台場大江戸温泉物語…最大1144円引き
- 109シネマズ&ムービル…500円引き
ここに挙げた優待やほんの一例で、その他にも提携ホテルやツアー料金などがさまざまなジャンルでお得な優待が使えます。
年会費は無料なので、興味のある方は公式ホームページを確認してみてはいかがでしょうか。
横浜インビテーションカードの海外旅行保険
補償内容 | 補償金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高2000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 |
賠償責任 | 最高2000万円 |
救済者費用 | 200万円 |
携行品損害 | 20万円(自己負担3000円) |
横浜インビテーションカードは障害治療費用・疾病治療費用が最高200万円自動で付帯されます。
また国内外を問わずショッピングプロテクションが年間最高100万円、カード盗難保険が付帯されています。
【3位】REX CARD(レックスカード)
REXCARD(レックスカード)
カード年会費 | 無料 |
---|---|
ETC年会費 | 無料 |
ETC発行手数料 | 無料 |
還元率 | 1.25%% |
電子マネー | — |
- 通常還元率1.25%
- 貯まったポイントがカードの支払いに使える
- 年会費・ETC年会費無料
REXCARD(レックスカード)の特徴
- 通常還元率1.25%!
- 貯まったポイントは実質現金として利用可能
- JACCSモールでさらにお得にポイントが貯まる
レックスカードは通常還元率が1.25%という高還元率のカードです。年会費無料でここまで還元率が高いカードはレックスカードのみ。
2000円の利用ごとに25ポイントが貯まる仕組みになっており、貯まったポイントは「Jデポ」と言われるポイントに交換することで、カードの支払い額からポイント分を値引きできます。
貯まったポイントを交換するのが少々面倒に感じる方にはぴったりですね。
しかし、レックスカードはポイントの付与単位が2000円のため、クレジットカードをあまり使わない方にとっては、100円で1ポイント貯まるカードの方が魅力を感じるかもしれません。
REXCARD(レックスカード)の海外旅行保険
補償内容 | 補償金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高2000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 |
賠償責任 | 最高2000万円 |
救済者費用 | 200万円 |
携行品損害 | 20万円(自己負担3000円) |
レックスカードは傷害治療費用・疾病利用費用が最高200万円自動付帯しています。
また、ネット安心サービスとカード盗難保険が付帯していますが、ショッピング保険は付帯していませんので注意しましょう。
JCB CARD Wの海外旅行保険の補償内容
JCB CARD W
カード年会費 | 永年無料 |
---|---|
ETC年会費 | 無料 |
ETC発行手数料 | 無料 |
還元率 | 1.0% |
電子マネー | |
申し込み資格 | 満18歳以上39歳以下 |
- 海外旅行保険が最高2000万円
- 通常還元率1.0%
- Oki Doki ランド経由で最大20倍のポイント
JCB CARD Wの海外旅行保険の補償内容と補償額を見ていきました。
補償内容 | 補償額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 2000万 |
傷害治療費用 | 100万 |
疾病治療費用 | 100万 |
携行品損害 | 20万 |
賠償責任 | 2000万 |
救済費用 | 100万 |
保険の条件が利用付帯なので自動付帯のエポスカードや横浜インビテーションカードと比べると、保険内容は劣ります。
海外旅行保険用のカードとしてではなく、あくまでカードの付帯的な保険としてとらえた方がいいでしょう。
しかしJCBカードWは、JCBのプロパーカードであるにも関わらず、還元率が1.0%の高還元率カードなのでメインカードとしておすすめです。
詳しくはこちらをご覧ください。