「jalカード クラブa」はJALが発行しているクレジットカードで、マイルポイントが貯まりやすいことから人気があります。
通常のJALカードよりも1つステータスが高いカードになっており、年会費は「税込11,000円」必要になりますが、年会費に見合った保険内容は付帯されているのでしょうか?
この記事では、jalカード クラブaの海外旅行保険や国内旅行保険などについてご紹介します。
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jalカード クラブaの海外旅行保険
jalカード クラブaの海外旅行保険の補償内容と補償額はいくらなのでしょうか?
もちろん、補償内容も大切なのですが、補償額の方が大切になります。
jalカード クラブaの海外旅行保険の補償内容と補償額は下記の通りです。
傷害死亡 | 5,000万円 |
---|---|
傷害後遺障害 | 150万円〜5,000万円(保険金額の3%~100%) |
傷害治療費用 | 150万円 |
疾病治療費用 | 150万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
携行品損害 | 1旅行につき50万円限度/年間累計額100万円限度 |
救援者費用 | 100万円 |
※表記変更必須
jalカード クラブaの特徴は、海外旅行保険が「自動付帯」なことです。旅行回数、利用航空会社を問わず、またカードで航空券を購入されなくても適応されます。
「利用付帯」ではなく、「自動付帯」なことはjalカード クラブaを持っているだけで保険が適応されるということです。
クレジットカードに付帯している補償内容の多くはjalカード クラブaでも付帯されております。
補償額は、カードの年会費やステータスなどによって変わりますので、より海外旅行保険の補償額を増やしたい方は、もっとステータスや年会費が高いカードを発行することをおすすめします。
下記でjalカード クラブaと他社のゴールドカード を比較しておりますので、参考にしてみてください。
jalカード クラブaの海外旅行保険の補償内容
上記でjalカード クラブaの補償内容と補償額をご紹介しましたが、より詳しく補償内容と補償額についてご紹介します。
補償内容の意味などもご紹介しますので、参考にしてください。
傷害死亡
傷害死亡保険とは、海外で事故にあってから90日以内に死亡された場合に適応される保険になります。簡単にいうと「死亡保険」になりますので、クレジットカードの保険の中でも最も補償額が大きくなるでしょう。
jalカード クラブaでは「最高5,000万円」まで補償されます。5,000万円の補償が、カードの利用の有無に関わらず適応されるのは大きなメリットです。
傷害後遺障害
傷害後遺障害保険は、海外で事故にあってから90日以内に後遺障害が生じた場合に適応される保険になります。
補償金額は、後遺障害の程度に応じて「150万円〜5,000万円」が補償されます。
傷害死亡保険と同様に、補償額はクレジットカードの中でも大きくなる傾向があります。
傷害治療費用
傷害治療費用保険は、海外で事故にあい怪我をしてしまい、病院に行かなくてはいけない場合に適応される保険になります。原則として医師法における医師による治療が対象となりますので、注意してください。
jalカード クラブaでは「150万円」まで補償されます。
「150万円」というのは1事故に対する上限額になります。
疾病治療費用
疾病治療費用保険は、海外で病気になってしまい、病院に行かなくてはいけない場合に適応される保険になります
。疾病治療費用保険も、原則として医師法における医師による治療が対象となりますので、注意してください。jalカード クラブaでは「150万円」まで補償されます。
傷害治療費用保険同様に、「150万円」というのは1疾病に対する上限額になります。
傷害治療費用と疾病治療費用は「150万円」あれば十分と思われることが多いですが、海外では日本のように病院で保険料が3割負担になるなんて制度は海外にありませんので、複数枚クレジットカードを持っておくことをおすすめします。
賠償責任
賠償責任保険は、誤って他人の物を壊してしまったり、けがをさせてしまった場合に適応される保険になります。jalカード クラブaでは、「2,000万円」まで補償されます。
1事故に対する補償額が「2,000万円」までになり、十分な補償額といえるでしょう。
携行品損害
携行品損害保険は、自分の持ち物が盗難や破損、火災によって損害を受けた場合に適応される保険になります。jalカード クラブaでは、1旅行につき50万円限度額になり、年間累計額100万円限度額になります。
さらに、1点・1対限度額10万円になりますので、注意してください。
jalカード クラブaでは、事故負担額はありません。
救援者費用
救援者費用保険は、海外旅行中にケガや病気で救済者が必要になったときに現地までの費用やホテル代に適応される保険になり、救援者費用は、家族以外にもプロの救援者であっても適応されます。
jalカード クラブaでは「100万円」まで補償されます。
救済者費用が適応されるのは、以下の条件の場合です。
- 事故から90日以内に死亡された場合
- 病気により死亡された場合
- 発病した病気により、海外旅行終了後30日以内に死亡された場合
- ケガや病気をして3日以上継続して入院した場合
- 事故で生死が確認できない場合や捜索が必要な場合
- 搭乗している航空機、または乗船している船舶が遭難した場合
救助者費用保険は、あまり利用する頻度が少ない保険になりますので、補償額が「100万円」でも問題ないでしょう。
jalカード クラブaの国内旅行保険
jalカード クラブaには「海外旅行保険」以外に「国内旅行保険」も付帯されております。
違いは旅行先が「海外」なのか「国内」なのかということなのですが、補償内容や補償額は異なってきますので、ご紹介します。
jalカード クラブaの国内旅行保険の補償内容と補償額は下記の通りです。
傷害死亡 | 5,000万円 |
傷害後遺障害 | 150万~5,000万円(保険金額の3%~100%) |
障害入院日額 | 1日につき10,000円(最高80日) |
手術1回 | 手術の種類に応じて10,000円×倍率(10倍・20倍または40倍) |
傷害通院日額 | 1日につき2,000円(最高90日) |
jalカード クラブaの国内旅行保険も、利用付帯ではなく「自動付帯」になりますので、jalカード クラブaを持っているだけで保険が適応されます。
クレジットカードによっては、海外旅行保険しか付帯していない場合もありますので、海外・国内旅行保険が付帯していることは、jalカード クラブaの魅力の1つになるでしょう。
jalカード クラブaの家族特約
海外旅行保険には「家族特約」というサービスが付帯していることもあり、クレジットカード会員と生計を共にする親族なども保険が適応されるサービスになります。
そんな家族特約は、jalカード クラブaには付帯しておりません。
海外旅行保険、国内旅行保険ともに家族特約は付帯されておりませんので、注意してください。
しかし、jalカード クラブaの家族会員には、上記の補償内容と同様の保険が適応されます。
「jalカード クラブaゴールド」には、家族特約も付帯されておりますので、家族特約をお求めになる場合は「jalカード クラブaゴールド」を発行することをおすすめします。
jalカード クラブaと他社のゴールドカードを比較
jalカード クラブaの海外旅行保険についてご紹介してきましたが、他社のクレジットカードの補償内容と補償額と比較してどうなのでしょうか?
jalカード クラブaの年会費が「税込1,1000円」になりますので、年会費が税込11,000円に近い「セゾンアメックスゴールド」「三井住友カードゴールド」「JCBゴールドカード」の計4枚で比較します。
jalカード クラブa | セゾンアメックスゴールド | 三井住友カードゴールド | JCBゴールドカード | |
---|---|---|---|---|
年会費 | 税込11,000円 | 税込11,000円 | 税込11,000円 | 税込11,000円 |
傷害死亡 | 5,000万円 | 5,000万円 | 5,000万円(自動付帯:1,000万円) | 1億円(自動付帯:5,000万円) |
疾病治療 | 150万円 | 300万円 | 300万円 | 300万円 |
賠償責任 | 2,000万円 | 300万円 | 300万円 | 300万円 |
携帯品損害費用 | 50万円 | 30万円 | 50万円 | 50万円 |
救済費用 | 100万円 | 3000万円 | 5,000万円 | 5,000万円 |
保険の適応条件 | 自動付帯 | 自動付帯 | 自動付帯 | 自動付帯 |
以上4枚のクレジットカードで比較しましたが、jalカード クラブaの補償額が少ないということはありません。傷害死亡保険は、JCBゴールドカードが圧倒的な補償額になっておりますが、自動付帯では「5,000万円」になっておりますので、jalカード クラブaと変わりありません。
さらに、jalカード クラブaは他社のカードと比較して、疾病治療・傷害治療の補償額は少ないですが、賠償責任の補償額は他社よりも多いので、全体的に見ると大きな違いはありません。
jalカード クラブaは年会費「11,000万円」のクレジットカードとしては、十分な補償内容と補償金額なのではないでしょうか。
jalカード クラブaのその他の保険内容
jalカード クラブaに付帯している保険は「海外旅行保険」と「国内旅行保険」のみになります。
JALカードの他の種類では「海外航空便遅延 お見舞金制度」や「ショッピング保険」「国内・海外航空機遅延保険」が付帯している場合があります。
海外・国内旅行保険以外の保険も付帯しているカードが良い場合は、jalカード クラブa以外のJALカードを発行することをおすすめします。
「jalカード クラブaゴールド」では、上記でご紹介した保険全てが付帯しておりますので、おすすめです。
jalカード クラブa保険まとめ
この記事では、jalカード クラブaの海外旅行保険についてご紹介しましたが、年会費11,000円のクレジットカードの中では十分な補償金額が付帯されています。
さらに、国内旅行保険も付帯しておりますので、国内旅行でも安心です。
jalカード クラブaは海外旅行保険以外の特典も充実しておりますので、是非発行してみてはいかがでしょうか。