一般的なクレジットカードよりもステータスが高く、財布に1枚は入れておきたいゴールドカード。
さまざまな特典や豪華なサービスが利用でき、社会人になったからにはいつか持ってみたいと思う憧れのカードです。
しかし通常のカード審査よりも厳しく、申し込んでも審査に落ちてしまうだろうと不安を抱えている人も多いのではないでしょうか?
「ゴールドカードって格好いいけど自分でも持てるのかな?」
「どのくらいの年収があれば審査に通るんだろう?」
このような疑問を持っている方に向けて、JCBゴールドカードの審査基準や、審査に通過するためのポイントを解説していきます。
※本ページにはPRが含まれます。
JCBゴールドカードの審査で重視されるポイント
最初に、JCBゴールドカードをはじめ、どのゴールドカードも審査基準を公表していないことを理解しておきましょう。
ここで紹介するのは、あくまでも「推定」になりますが、実績や口コミなどから予測できる審査のポイントは以下の4つです。
- 年収
- 自社の利用実績
- 勤続年数
- 他社の利用実績
では、ぞれぞれの項目ついて詳しくみていきましょう。
審査基準①:年収
クレジットカードの審査において、最も重視されるのが「年収」です。
ゴールドカードの審査基準に明確な年収は公表されておりませんが、平均くらいの年収を維持していることが目安になると考えられます。
厚生労働省の2020年度における調査から、年齢階級ごとの年収をまとめてみました。
年齢階級 | 平均年収 |
---|---|
20〜24歳 | 295万円 |
25〜29歳 | 341万円 |
30〜34歳 | 386万円 |
35〜39歳 | 427万円 |
40〜44歳 | 461万円 |
45〜59歳 | 490万円 |
50〜54歳 | 522万円 |
55〜59歳 | 513万円 |
60〜64歳 | 396万円 |
こちらの金額を上回っていれば、審査を通過する確率は高くなると判断してもいいでしょう。ただし年収の維持が不安定な場合は、審査に通過できない可能性が高くなります。
審査基準②:自社の利用実績
年収の次に重視されるのが、同じJCBカードの利用実績です。
これまでにJCBカードを利用した履歴がある場合は、支払い状況や利用状況などを簡単にチェックされてしまいます。
滞納や支払い遅延の履歴が見つかれば、年会費や限度額が高いゴールドカードを持つことは難しくなるでしょう。
審査基準③:勤続年数
勤続年数も審査に大きな影響を及ぼします。
いくら年収が高くても、短期間で会社をコロコロ変わっている人は信用度が低いと判断されるでしょう。
何年という基準はありませんが、勤務してから1年未満の場合は審査に落ちてしまう可能性が高いです。
ゴールドカードを申し込み場合は、今の職場で1年以上の実績を積んでから申し込むことをオススメします。
審査基準④:他社の利用実績
クレジットカード会社は、他社のカード実績情報まで調べることが可能です。CIC、KSC、JICCといった情報機関に登録されている個人情報から、キャッシングの利用枠や支払い実績などを調査します。
このとき、他社のクレジットカードを滞納していた履歴や、携帯電話の料金支払いが滞っていた場合はすぐにバレてしまい、入会の申し込みを断られてしまう可能性が高まります。
また現在が高収入であっても、過去に自己破産などを行なった履歴が見つかれば、審査で落とされてしまうと理解しておきましょう。
JCBゴールドカードの審査に落ちる人の特徴
ここでは、JCBゴールドカードの審査に落ちてしまう人の特徴を紹介しています。ご自身に当てはまっていないか、しっかりチェックしてくださいね。
年収や勤続年数が条件を満たしていない
年収や勤続年数の基準が公にされていないので明確ではありませんが、一定の条件を満たしていない人は審査を通過できません。
- 平均以上の年収はあるか
- 勤続年数はどのくらいか
これからを踏まえて、「ゴールドカードにするか」「一般的なクレジットカードを選択するか」を決めましょう。
初めてクレジットカードを利用する人
これまでにクレジットカードを持った経験やローンを組んだことがない場合、いきなりゴールドカードを申し込むのは辞めた方がいいでしょう。
クレジットカード会社では利用履歴がない人に対し、「支払い能力があるか」を判断できません。
いくら審査基準を満たしていても、審査に落ちてしまう可能性が高くなるでしょう。
クレヒスがないスーパーホワイトの人
スーパーホワイトとは、クレジットカードやキャッシングの利用履歴、支払い状況に関するデータがない人を指します。
20代前半までであれば、クレヒスがなくても問題視されることはありません。
しかし30歳を超えても履歴を持っていない人は、クレジットカード会社に不審に思われてしまうのです。
- 以前ブラックリストに入り何年もクレジットカードを作れなかった
- 金融トラブルを起こしてどのカード会社の審査も通らなかった
- これまで一定の収入がなかった
このように疑われてしまい、審査を通過できない人も少なくありません。
これまでにクレジットカードを持ったことがない方は、まず審査が甘いクレジットカードに申し込んで実績を作りましょう。
支払いを絶対に遅延させず信用度を高めてから、ゴールドカードの申し込みに進んで審査してもらうのが近道です。
他社のカードで滞納を繰り返している人
先述しましたが、クレジットカード会社は他社の利用履歴を調査することが可能です。
いくらJCBカードの支払いを滞りなく続けている場合でも、他社のクレジットカードで滞納を繰り返していては意味がありません。
滞納の情報はすぐに分かってしまうので、日頃から支払日を忘れないようにしておくことが大切です。
JCBゴールドカードの審査に通りやすくするための秘訣
JCBゴールドカードの審査に落ちてしまうポイントを把握できたところで、次は審査に通過するための秘訣を解説したいと思います。
ポイントを抑えて、JCBゴールドカードをゲットしましょう!
短期間で複数の申し込みをしない
短期間でクレジットカードの多重申し込みをすると、カード会社に返済能力を怪しまれて審査に落ちてしまう可能性が高くなります。
多重申込に対するカード会社のリスクは以下の通りです。
- 貸し倒れしてしまう危険性がある
- 急ぎのキャッシュが必要と判断される
- 入会時のポイントや得点が目当てだと思われる
- 手持ちのクレジットカードが限度額を超えている
クレジットカードの申し込みは一度に行わず、時間を掛けて枚数を増やすようにしましょう。
キャッシング枠を0にする
キャッシングは無担保でお金を貸すことになるため、クレジットカード会社は返済してもらえないリスクを考えてなくてはいけません。
審査に時間をかけるのはもちろんのこと、過去のクレヒスを遡って念入りに調査します。
キャッシング枠を0にしておけばクレジットカードの審査のみで済むので、通過率アップは間違いないでしょう。
クレヒスを積んでいく
審査に落ちてしまう人の特徴で挙げられた「クレシスがないスーパーホワイト」の方は、クレジットカードやローンを組んで、クレジットヒストリーを積んでいくことが大切です。
ゴールドカードはハードルが高いので、まずは一般的なクレジットカードから始めるのがいいでしょう。クレヒスがない人でも審査が通りやすくなります。
また毎月、少額でもクレジットカードを使い、期日を守った返済を続けてください。1年ほど良好なクレヒスを積んで、なおかつ審査基準を満たせば、ゴールドカードの審査も通りやすくなります。
ゴールドカード以外でJCBの利用実績を作る
仮にJCBゴールドカードの審査に落ちた場合でも、一般的なJCBカードであれば審査は通るかもしれません。
ゴールドカードを手にするにはJCBの利用実績が重要なポイントになるので、まずは一般カードから申し込んでみましょう。
支払いも滞りなく続ける優良ユーザーだと判断されれば、ゴールドカードのインビテーションを入手できます。
JCBゴールドカードの発行にかかる時間は1週間程度
JCBゴールドカードは最短当日には発行され、翌日には自宅に届くようになっています。カードの申し込みをする際に、オンライン上で支払い口座の設定まで済ませておくことが重要です。
ただし、金融機関サイトのサービスが停止している時間は設定できませんのでご注意ください。
支払い口座の設定をせずに申し込んだ場合は、カードの発行まで1週間を目安に考えておきましょう。
JCBゴールドカードの基本情報
JCBは日本初で唯一の国際カードブランドです。海外出張や旅行などで1枚持っていると、さまざま優待が受けられショッピングやグルメが楽しめます。
では、JCBゴールドカードの基本情報をチェックしてみましょう。
JCBゴールドカードの年会費は11000円
JCBゴールドカードは2年目移行から年会費がかかります。
年会費(本人) | 11,000円(税込)※オンライン入会のみ初年度無料 |
---|---|
年会費(家族会員) | 1名無料、2人目から1名につき1100円(税込) |
カードフェイス | 通常デザイン・ディズニーデザイン・WEB限定デザイン |
ポイント還元率 | 0.3~0.5% |
ショッピングカード保険 | 最高500万円(国内・国外)※1事故 自己負担3,000円 |
旅行傷害保険 | 海外:最高1億円 国内:最高5,000万円 |
航空機遅延保険 | 最高40,000円 |
ポイント | OkiDokiポイント |
国内・ハワイ空港ラウンジ | 無料 |
カード発行までの日数 | 最短即日 |
申し込み条件 | ご本人に安定した収入のある方(20歳以上、学生不可) |
審査条件を理解し JCBゴールドカードの審査を通過しよう!
JCBゴールドカードの審査で重要になるのは、「信用情報」と「収入や勤続年数などに関する情報」です。
過去の延滞や自己破産といった金融事故が影響してしまうので、高収入というだけで審査に受かるかは判断できません。
「いずれはゴールドカードを持ちたい」
「JCBゴールドカードに入会したい」
と考えている方は一般のカードで信用度を積み上げ、JCBに返済能力があると信用してもらうことが大切です。
これまで遅延なく返済を続けてきた方は、自信を持ってJCBゴールドカードに申し込んでみましょう。