JCBプラチナは、JCBオリジナルカードの中でも最高峰に君臨するステータスを持ったカードです。
年会費が27,500円もかかるので、通常のクレジットカードの審査に比べて厳しい基準が設けられています。
この記事では、
「JCBプラチナカードを持ちたい」
「JCBプラチナの審査を通過する秘訣が知りたい」
という方に向けて、JCBプラチナの審査の難易度や申し込める資格について詳しく解説しています。
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JCBプラチナとは?
JCBプラチナとは、JCBが発行するクレジットカードの中でも上位ランクのステータスを持ったカードです。
一般的なカード、その上位にはゴールドカード、さらに上のランクがプラチナカードになります。
ゴールドカードやプラチナカードを持つ人は年収が高い富裕層であり、買い物などでカードを利用する金額も高額です。
一般のカードではすぐに限度額に達してしまうため、限度額の高いステータスカードが必要になります。
JCBプラチナの基本情報はこちらです。
基本還元率 | 0.5%〜 |
---|---|
年会費 | 27500円(税込) |
海外旅行損害保険 | 最高1億円 |
国内旅行損害保険 | 最高1億円 |
ETCカード | 無料 |
家族カード | 3,300円(税込)※1枚目のみ無料 |
利用限度額は300万円
JCBプラチナの限度額は300万円です。
もちろん個人の収入やステータスによっても異なってきますが、支払い状況や信用情報に問題がなければ、300万円まで枠を広げられます。
そのほかにも、JCBプラチナには以下のような特典が満載です。
- 24時間365日「プラチナ・コンセルジュデスク」が利用できる
- 国内の高級レストランの所定メニューを2名以上の予約で1名無料
- 世界各国の空港ラウンジが利用可能
- JCB Lounge 京都の利用(同伴者1名まで無料)
JCBプラチナの審査はJCBプロパーの中でも厳しめ
至れり尽くせりなサービスが受けられるということもあって、JCBプラチナの審査は容易ではありません。
申し込みをする前に、JCBプラチナの審査がどれだけ厳しいかを理解しておきましょう。
厳しい理由①:申し込み資格があるため
申し込み資格は、「25歳以上で、本人に安定継続収入がある人のみ」が対象になります。仕事をしていて安定した収入があっても、25歳未満の方は申し込みができない規定です。
厳しい理由②:安定継続収入の基準があるため
安定して継続した収入という基準も、一般のクレジットカード審査よりも厳しい条件のひとつです。
安定、継続というと、いくら月収がよくても、アップダウンが激しい完全歩合制の仕事をされている方は減点対象になります。
また自営業やフリーランスで活躍している人でも、安定の対象にはならないでしょう。
JCBプラチナの審査に通過する一つの基準として、「年収400〜500万円以上」が目安になると考えられています。
日本の平均年収は441万円ですので、平均年収を上回っていれば審査を通過する確率が高くなると予測できるでしょう。
ただし年収が400万円以上あっても、雇用が安定していない非正規社員の場合は審査を通らない可能性もあります。
厳しい理由③:学生や主婦はそもそも申し込みができないため
世帯収入がいくら高くても、学生や専業主婦は申し込みができません。将来に期待できる学生でも、夫の稼ぎがいい主婦でも、審査の対象にならないことを理解しておいてください。
JCBプラチナの審査に落ちる原因
JCBプラチナの審査に落ちてしまう原因について解説します。
信用情報に問題がある
審査に落ちてしまう大きな要因は、クレジットカードやローン、携帯電話や公共料金などの延滞が原因で信用情報に傷がついていることです。
高収入で返済能力が十分にあっても、信用情報に問題があれば審査は突破できません。
「引き落とし日を忘れてしまうことがある」
「支払いさえすれば遅れても問題ないと思っている」
このようなタイプは今回をきっかけに、支払い遅延の態度を改めましょう。
他社からの借り入れが多い
あなたにどれだけ借金があるかに関しては、クレジットカード会社であれば簡単に調べられます。
- 教育ローンや自動車ローンを組んだばかり
- 他社のクレジットカードで複数のキャッシング履歴がある
このような状況では、カード会社は「相当お金に困っているのでは?」と懸念し、入会をお見送りしてしまうでしょう。
すでに他社からキャッシングしている場合には、返済を滞りなく続けて借入額を少しでも減らしておくことが大切です。
JCBプラチナの審査を通過するための秘訣
次に、JCBプラチナの審査を通過するための3つの秘訣を解説していきます。JCBプラチナの審査に関する難易度は非常に高いので、ポイントをしっかり押さえておきましょう。
JCBゴールドからアップグレードさせる
「JCBプラチナの審査が不安」という方は、最初からJCBプラチナに申し込まず、JCBゴールドカードから実績を積んでいくのがオススメです。
JCBプラチナはJCBプロパーの中でも最上位クラスのカードですので、少しずつ信用を構築していくことから始めてみましょう。
支払い能力が認められれば、JCBからJCBプラチナへのインビテーションが届くかもしれません。
仮に届かない場合でも、一般カードやゴールドカードを経由して、プラチナへの切り替えを申し込むと審査もスムーズになるでしょう。
キャッシング枠を0にする
JCBプラチナのキャッシング枠やショッピング枠は、個人によって異なります。
しかし一般的なカードよりも高い限度額になる可能性は高いです。
クレジットカードのキャッシング機能は無担保でお金を借りる行為ですので、カード会社としてもハイリスクです。
「返済能力があるか?」「信用できるクレヒスの持ち主か?」を判断しなくてはならず、審査も厳しくなります。
「JCBプラチナの審査に通過したい!」
「ステータスが高いカードが欲しい!」
という場合は、キャッシング枠を「0」にして申し込んでみてください。キャッシングの審査が不要になるため、審査の通過率も自然とアップするはずです。
短期間でクレジットカードの多重申し込みをしない
JCBだけに限らず、カード会社は短期間で多数のクレジットカードに申し込むことを懸念します。
懸念する理由は以下の通りです。
- 入会キャンペーンや特典目当ての申し込みである
- お金に困っている可能性がある
- カードだけ発行させて使用しない
クレジットカードは何枚持っていても問題ありませんし、返済さえきちんとしておけば審査に通らないこともありません。
しかし同時に多重申し込みをしてしまうと、カード会社にブラックとみなされてしまう可能性があることを覚えておきましょう。
1社に申し込んだら半年ほど期間を置いてから、次の申し込みをするのがベストなタイミングです。
JCBプラチナの申し込み手順
JCBプラチナの申し込み手順は、JCBオリジナルシリーズのカードを持っているか否かで異なります。
では、それぞれの申し込み方について詳しく解説していきましょう。
JCBオリジナルシリーズのカードを持っていない場合
新規で申し込む場合は、書面での手続きとインターネットで申し込む2つの方法があります。
ネット申し込みの方がカード発行までの時間がスピーディーですので、急いでいる場合にはオススメです。
インターネットでの申し込みは以下の点順です。
- JCB公式サイトから申し込み画面へアクセス
- 氏名・住所・生年月日などの必要事項を入力
- 本人確認方法を設定する
- 入会審査
- カード発行
③の本人確認は、4つの方法から選択が可能です。
- 本人確認書類の画像データのアップロード
- オンライン口座の設定
- 運転免許証番号の入力
- 郵送
また書面での申し込みは、インターネットで資料請求をすると申込書が届くので、書類を書いて本人確認書類と一緒に返送します。
インターネットに比べると4週間ほどかかるので、注意しましょう。
JCBオリジナルシリーズのカードを持っている場合
すでに何らかのJCBカードを持っている場合は、現在のカードからの切り替えとなります。会員専用サイトの「MyJCB」からアップグレードする方法は以下の通りです。
- 「MyJCB」にログインする
- 画面上部のメニューから「各種お申し込み・購入」をクリック
- 「カードの変更(カードのアップグレード)」をクリックして完了
また普段から「MyJCB」にログインしていれば、アップグレードが可能になったらバナー表示で通知される仕組みです。
そこからクリックして申請すれば、審査で落ちることもありません。
残念ながらアップグレードが否決されてしまった方は、年収や勤続年数が足りないか、クレヒスに傷がついている可能性が考えられます。
JCBプラチナは申し込みから最短3営業日でカードの発行ができる!
JCBプラチナの審査結果はメールで届きます。
無事に審査を合格すれば、申し込みから3営業日でカードが発行されると認識しておきましょう。
JCBプラチナの審査は土曜・日曜も行っていますので、カードの発行を急いでいる方にとっては嬉しいポイントです。
ただしカードの発行は郵送の関係上、平日のみになってしまいます。
JCBプラチナの審査まとめ!
JCBプラチナはJCBの最上位カードで、さまざまな特典やサービスが付帯されています。
海外旅行や出張などにいく方は、コンシェルジュサービスや空港ラウンジを利用することで、JCBプラチナのメリットを最大限に活かせるでしょう。
ただし審査は一般のクレジットカードよりも基準が高く、クレヒスに問題がある人や、安定した収入がない人は通過できません。
JCBプラチナを手に入れるには、日本の平均年収である400〜500万円を目安に、良好なクレヒスを積み上げていくことが大切です。