JCBプラチナの審査に必要な年収は?審査基準・難易度と落ちる人の特徴を解説!

JCBプラチナの審査に年収はどれくらい必要?審査基準と難易度を解説! JCBプラチナ

直接申し込みが可能なJCBプラチナカード。プラチナカードの中でも高いステータスを持ちます。

グルメ特典やコンシェルジュなど、さまざまな特典が付帯しており、、JCBザ・クラスのインビテーションの道でもあります。憧れている方も多いのでないでしょうか。

しかし、JCBプラチナカードを作るには高い年収が必要で、「自分の収入で審査に通るのか不安…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここではJCBプラチナカードの審査基準と必要年収について解説していきます。

※本ページにはPRが含まれます。

JCBプラチナカードの審査基準

申し込み資格は25歳以上で安定収入があること

JCBの公式HPでは、以下のように申し込み資格を設定しています。

  • 25歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方(学生不可)

一般のクレジットカードは20歳以上であったり18歳以上で申し込み可能なカードが多いのですが、JCBプラチナカードは申し込み資格が25歳以上と少々高めです。

大学を卒業している方なら社会人3年以上なので、ある程度の収入とクレヒスがないと審査対象にならないということですね。

「安定収入がある」の文言かから、正社員・経営者・公務員の属性が審査に通りやすいです。反対にフリーターの方や自営業の方は審査に通りにくいです。

JCBプラチナカードの審査に必要な年収は400万円ほど

審査項目で一番気になるのが、年収ではないでしょうか。公式サイトには年収に関しての基準は特にありません。

しかし、審査に通った人の口コミを見ると年収400万円以上の収入が必要です。プラチナカードはトラベル特典やグルメ特典が付いているので年収が400万円以上ないと使いこなすのは難しいでしょう。

ただし、JCBゴールドからの実績を積んでいる方は年収300万円台でも審査に通る可能性もあります。

JCBプラチナカードの審査難易度は厳しい?甘い?

JCBプラチナカードの審査はクレジットカードの中でも、審査が厳しめです。

クレジットカードの審査難易度はカードのランクとカードの発行元によって変わりますが、JCBプラチナカードはプラチナのランク・銀行系のカードになっていて審査難易度が高くなっています。

発行元に対してのクレジットカードの審査難易度をみてみましょう。

クレジットカードの種類 発行元 主なカード 審査難易度
銀行系クレジットカード 銀行 三井住友VISAカード

JCBカード

高い
交通系クレジットカード 航空会社・鉄道会社 JALカード

ビューカード

やや高い~普通
信販系クレジットカード 信販会社 ライフカード

オリコ・ザ・カード・ポイント

普通~易しい
流通系クレジットカード ショッピングモール・小売業者 イオンカード

楽天カード

易しい
消費者金融系クレジットカード 消費者金融 アコムACマスターカード 独自審査

JCBカードはプラチナカードの中でも一番審査難易度が高い銀行系のクレジットカードに属しています。

また、JCBが直接発行しているプロパーカードなので、審査が甘いとは言えません。

不可能な審査難易度ではない

かつてプラチナカードは30歳以上で年収も1000万円以上ないと持てないカードと言われていました。

しかし、現在では審査難易度は下がってきており、20代の方でも持つことが可能になりました。その証拠にJCBプラチナは自分から直接申し込みが可能です。

2019年の4月に、プラチナカードの中でも審査難易度が高いアメックス・プラチナカードも直接申し込みが可能になったことからも、プラチナカード自体の難易度が下がってきています。

JCBプラチナの審査に通過するポイントとコツ

JCBプラチナの審査に通過するためのポイントとコツは以下の5つです。

  • JCBのクレヒスを積む
  • 多重申し込みをしない
  • 年収の3分の1の借入をしない
  • カードの利用目的は生計費決済を選択
  • キャッシング枠は0円で提出しよう

詳しく解説します。

年収400万円ない方はJCBのクレヒスを積む

もし、審査通過の目安である年収400万に届かない方は、JCBのクレヒスを積んでから申し込むすることをおすすめします。

JCBゴールドに初めに申し込んで、利用実績を積んでいれば年収300万円台でも審査通過が可能です。

JCBゴールドカードでも審査通過が不安な方はJCB一般カードからもJCBのクレヒスを積めますよ。

多重申し込みをしない

審査の厳しい銀行系のカード、しかもランクがプラチナカードとなると審査が不安になるのは無理もありません。

しかし、一度に複数のクレジットカードに申し込むと審査落ちの可能性が高まります。クレジットカードを申し込むと、申し込み状況が「個人信用情報機関」に登録されます。

JCBは審査の際に必ずこの個人信用情報機関を確認します。申し込み状況を確認して複数の申し込むみ履歴があるとJCBは「お金に困っている人なのかな」「キャンペーン目的で申し込んだ人なのかな」と疑ってしまします。

具体的には1ヵ月に3枚以上、半年で4枚以上のカードに申し込むと危険です。プラチナカードは利用限度額は高額なので、複数枚申し込むと本当に代金が払えるのかも保証できないため、審査落ちに繋がります。

もし、JCBプラチナカードに申し込む前に複数のカードを申し込んでいたら、申し込みから6ヵ間期間を開けましょう。

6ヵ月が経過すると、個人信用情報機関から申し込みの記録が消えるためです。

年収の3分の1以上の借入をしない

クレジットカードの法律で「総量規制」があります。総量規制とは、年収の3分の1以上の借入を禁止する法律です。

クレジットカードのショッピング枠には総量規制の枠はありませんが、年収に対してどのくらいの借入額があるかはカード会社も審査しています。

JCBもともとは銀行系のクレジットカード会社なので、借入も審査の項目に含まれます。自分のためにも借入がある方はまず返済してからJCBプラチナカードに申し込みましょう。

カードの利用目的は生計費決済を選択

JCBプラチナカードの申し込みを進めると、カードの利用目的を選択する欄があります。この項目については「生活費の決済」と入力しましょう。

カード利用目的の選択項目には以下の3つがあります。

  • 事業費決済
  • 生計費決済
  • 金銭の借入

JBCプラチナカードは法人向けではなく、個人用のカードなので事業費決済には向きません。また、金銭の借入のためにJCBプラチナカードを申し込むのもあまり気持ちがいいものではありません…。

生計費の決済が基本です。

キャッシング枠は0円で提出しよう

JCBプラチナカードの審査に通過しないなら、キャッシング枠は0円で申し込みましょう。キャッシング枠とは、現金でお金を借りる枠、つまり借金をするための枠のことです。

クレジットカードの審査は買い物をするショッピング枠とお金を借りるキャッシング枠は、別々の審査が行われます。二重に審査が行われるので審査が厳しくなってしまいます。

ショッピング枠の審査に通ったのに、キャッシング枠の審査に落ちたから、JCBプラチナを持てなかった…そんなこともあります。

キャッシング枠を付ける申し込み者のことをJCBは「お金に困っている人なのか」「立て替えたお金が返ってこないかもしれない」と懸念するためです。

キャッシング枠はJCBプラチナカードが届いたあとでもつけられます。もし必要な方は後から申し込みましょう。

JCBプラチナカードの審査落ちする人の3つの特徴

JCBプラチナカードに審査落ちする人の特徴は以下の3つです。

・年収・就業形態・勤続年数に信用性がない
・クレヒス(クレジットカードヒストリー)に傷がついている
・クレヒスがスーパーホワイト

詳しく解説します。

年収・就業形態・勤続年数に信用性がない

JCBプラチナに限らず、プラチナカードの審査難易度は通常のクレジットカードに比べれば厳しいです。

したがって、審査において判断基準になる信用性と返済能力の2点をさらに厳しく見られます。

利用限度額に対して年収が低かったり、安定していない職業であったりすると、JCB側にもリスクが発生してしまいます。

特に個人事業主の方は、プラチナカードの審査では比較的厳しくみられるため、通過するコツを抑えていないと、審査落ちするので気を付けてくださいね。

クレヒス(クレジットカードヒストリー)に傷がついている

過去にクレジットカード履歴に傷がある方、クレヒスが優良でない方は、JCBプラチナカードの審査に落ちてしまいます。

理由は単純で、過去に支払い延滞などを起こしている方は、信用性と返済能力に欠けるため。

過去にかなり重大な金融事故を起こしている方は、金融情報がリセットされる5年後まで申し込みを待った方が良いですね。

クレヒスがスーパーホワイト

過去の金融取引に関しての履歴や、クレジットカード利用のヒストリーが全くない場合も、審査に落ちる可能性は高くなります。

カード会社はあらゆる情報から、申し込み者に信用性があるかを判断しますが、クレヒスが真っ白の人は判断基準がありません。

クレヒスが真っ白に近い人は、他社のゴールドカードなどでクレヒスを育て、信用性を培ってから申し込むのがおすすめですね。

JCBプラチナの審査に落ちたら否決の理由に応じて対処する

JCBプラチナカードの審査に落ちてしまったら、なぜ否決されたかを考え、その理由に応じて対処法を実践しましょう。

具体的な理由と対処法は以下のようになります。

否決の理由 対処法
多重申し込みが原因 半年期間を置く
年収が足りない JCBゴールドに申し込む
所有カードが多い 使わないカードを解約する
クレヒスに傷がある 5年間申し込まない
クレヒスがホワイト JCBゴールドで履歴を積む

自分の否決の理由に応じて適切な対処法を取り、少し期間を置いてからJCBプラチナに再度申し込むのがおすすめです。

ただし、「クレジットカードの審査に落ちた」という結果もクレヒスの一部となり、その後の金融関係の判断基準となるため、なるべく申し込み回数は控えてくださいね。

JCBプラチナカードの審査にかかる時間は長い?

JCBプラチナカードの審査にかかる時間は比較的短く、平均で1営業日から3営業日です。

審査にかかる時間は申し込み者や申し込んだ時期によって変わってきます。申し込みキャンペーンをしている時期は審査時間が長くなったり、利用実績によっては1週間程度審査にかかることもあります。

申し込み状況が気になる場合には、JCBの公式サイトから申し込み状況を確認しましょう。申し込み完了のメールに審査結果照合のURLが記載されています。

なお、審査が1営業日で完了した場合でも、手元に届くまでの時間は申し込み日から7~10営業日です。届くまでには時間がかかると覚えておきましょうね。

JCBプラチナはJCBゴールドカードからのインビテーションを目指すのも可

JCBプラチナカードを入手する方法は「直接申し込み」と「JCBゴールドカードからのインビテーション」の2つの方法があります。

JCBゴールドカードを一定以上利用しており、利用金額が高ければメールや郵送にてJCBプラチナカードへの招待が届きます。

また、JCBの会員サイト「My JCB」からもアップグレードも可能です。JCBプラチナへのアップグレードが可能になると、バナーが表示され、クリックで申請ができるようになります。

JCBゴールドカード

JCBゴールドカード
カード年会費 初年度無料
2年目以降1万円+税
ETC年会費 実質無料
ETC発行手数料 無料
還元率 0.5%
電子マネー
  • 海外・国内保険が自動付帯
  • 国内も空港ラウンジが無料で使える!同伴者1名も無料
  • ゴールドカード専用デスクが使える!

JCBゴールドかからJCBプラチナへのアップグレードは最低でも1年かかる

JCBゴールドカードからJCBプラチナへのランクアップは最低でも1年以上の利用実績が必要です。

JCBゴールドカードを数か月利用しただけでは、審査に有利なクレヒスにはならないので注意しましょう。

年間利用額に関しては、極端に高額な利用実績が必要なわけではありません。年間100万円程度の決済でも審査通過の可能性があります。

JCBゴールドはJCBゴールド・ザ・プレミアへもランクアップする

JCB GOLD THE PREMIERE(JCB・ゴールド・ザ・プレミア)

JCBゴールドカードを所有して一定の条件を満たすと、ワンランク上のJCBゴールド・ザ・プレミアのインビテーションを受けられます。

条件とは以下の通りです。

  • JCBゴールドカードを2年続けて年間100万円以上利用する

JCBゴールド・ザ・プレミアの年会費は通常5000円ですが、年間100万円以上利用する方なら無料で利用できますよ。

JCBゴールド・ザ・プレミアはプライオリティパスのプレステージ会員・ダイニング30で飲食代が30%OFF・京都のJCBラウンジが利用できるなど様々な特典が付帯しています。

JCBゴールドからJCBゴールド・ザ・プレミアを目指し、JCBプラチナへのランクアップを目指しましょう。

JCBプラチナカードの基本情報

JCBプラチナ

JCBプラチナ
カード年会費 25,000円+税
ETC年会費 無料
家族カード年会費 25,000円+税
還元率 0.5%
  • 高級レストラン1名無料
  • 国内外の保険が自動付帯で最高1億円
  • 国内外の空港ラウンジ無料!同伴者1名も無料

JCBプラチナカードは直接申し込みができるカードの中で最高グレードのクレジットカードです。

コンシェルジュ 海外旅行保険 国内旅行保険 手荷物無料宅配
最高1億円(自動付帯) 1億円(自動付帯) ×
グルメ特典 ショッピング保険 空港ラウンジ プライオリティパス
グルメベネフィット 500万円

JCBプラチナのコンシェルジュはJCBのブラックカード「JCBザ・クラス」の同等のコンシェルジュ・旅行保険が付帯しています。

海外旅行保険では、障害・疾病治療費用が施行1000万円まで受けられます。障害・疾病治療費用は海外でケガや病気をした時に使う補償で、一番必要な項目であり、JCBプラチナはかなり充実しています。

また、グルメ特典としては、2名以上のコース料理で1名分が無料になるグルメベネフィット、対象のダイニングの料金が30%OFFになるダイニング30の特典が付帯しています。

JCBザ・クラスを目指すことのできる唯一のカードです。年会費も3万円程度でコストパフォーマンスにも優れていますよ。

JCBプラチナの主なサービスを3つ紹介していきますね。

プラチナコンシェルジュ

JCBプラチナカードを保有している人に対してのサービスとして、24時間365日いつでも利用できるプラチナコンシェルジュデスクが付きます。

旅行する際の宿の手配や予約・ゴルフ場・レストランの手配など様々な要望を、年中無休で相談できるのでとても心強い存在です。

プラチナコンシェルジュに相談することにより、自分で手配する手間がなくなるので、有意義に時間を利用することができます。

カード保有者専属の秘書が付くような感じなので、非常に便利なサービスと言えます。

グルメベネフィット

グルメベネフィットのサービスでは、有名レストランのメニューを2名以上で予約することによって、1名分の料理が無料になります。

日本国内でも有数のレストランを利用できるので、ビジネスの接待や大切な人との利用する際にとても便利です。

一年に数回利用すれば、JCBプラチナで発生する年会費の元が取ることもできます。

世界各国の空港ラウンジを無料で利用できる

JCBプラチナカード保有者限定で、プライオリティパスというサービスが付きます。

このプライオリティパスは、世界約140カ国1200か所以上の空港ラウンジを利用できるようになるカードです、

ワンランク上の空港ラウンジを利用できるため、長い待ち時間をゆったりと過ごすことができます。

カード会員が無料なのはもちろん、同伴者1名も無料になるのでとても便利なサービスです。

JCBプラチナの審査通過に必要な年収は400万円程度!300万円で通る可能性も

JCBプラチナの審査基準と審査突破に必要な年収について紹介していきました。

JCBプラチナカードには年収400万円程度で、職業が安定しており、過去のクレヒスに問題がない方なら審査通過が可能性です。

審査通過のポイントをもう一度おさらいしましょう。

  • JCBのクレヒスを積む
  • 多重申し込みをしない
  • 年収の3分の1の借入をしない
  • カードの利用目的は生計費決済を選択
  • キャッシング枠は0円で提出する

JCBのクレヒスを積むにはJCBゴールドカードがおすすめです。JCBゴールドカードからのインビテーションなら年収300万円台の方もプラチナカード入手できますよ。

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