JCBプラチナは国際ブランドの1つ「JCB」が発行するプラチナランクのカードになります。
プラチナカードに申し込む際はインビテーションが必要なことが多いのですが、JCBプラチナはインビテーションなしで申し込むことが可能です。
では、JCBプラチナよりもステータスが高い「JCBザ・クラス」を目指す場合は、インビテーションは必要なのでしょうか?
この記事ではCBプラチナのインビテーションとJCBザ・クラスを手に入れる方法について詳しく解説していきます。
※本ページにはPRが含まれます。
JCBプラチナはインビテーションなしで申し込み可能!
JCBプラチナはインビテーションなしで申し込むことが可能です。
インビテーションとは、クレジットカード利用者に対して送られる招待状のようなもので、「アップグレードしませんか?」という内容のものがほとんどです。
JCBプラチナはそのインビテーションが送られてこなくても、申し込むことができるということです。
反対にインビテーションでしか申し込むことができないカードもあります。
具体的には「三井住友カード プラチナ」「アメリカン・エキスプレス・プラチナカード」などが挙げられます。
JCBプラチナの申し込みについてさらに詳しくご紹介します。
JCBプラチナの申し込み条件
JCBプラチナはインビテーションなしで申し込むことが可能とお伝えしましたが、申し込み条件は少し高く設定されています。
JCBプラチナの申し込み条件は以下の通りです。
「25歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方(学生は除く)」です。
JCBプラチナに申し込むためには、まず25歳以上である必要があります。
25歳以上になるので申し込みする時点で25歳になっている必要があるので、誕生日を迎えてから申し込むようにしてください。
そして「安定継続収入のある方」という条件があるのですが、曖昧な表記ですよね。
基本的にプラチナカードの審査に通るためには勤続年数が最低3年以上で、年収は400万円以上は必要と言われています。
しかし最低「3年・400万円」と言われているので、確実にJCBプラチナの審査に通るためには勤続年数は5年以上、年収は500万円以上はあった方が良いでしょう。
申し込み条件にも記載されていますが「ご本人に」と記載されているため、親や夫の収入がいくら高くても意味がありません。
自分が勤続年数3年以上・年収は400万円以上、必要ということになります。
JCBゴールドカードを一定期間利用するとインビテーションが届く?
JCBプラチナのインビテーションは「JCBゴールドカード」を一定期間利用すると届くと言われています。
しかし、明確に「〇〇年利用するとインビテーションが届く」ということをお伝えできません。
一般的にはインビテーションが届くまで「2年〜3年」は必要と言われていて、中には4年、5年と利用してもインビテーションが届かない場合もあります。
少しでも早く届いてほしい方は、JCBゴールドカードをメインカードとして「年間100万円以上」は利用するようにしましょう。
可能であれば年間200万円、300万円と利用してください。
そして大切なことが「支払い遅延」をしないことです。
一度でも支払い遅延をしてしまうと、「信用できない」とJCB側に判断されて、インビテーションが届くまで時間がかかります。
JCBゴールドカードを利用してJCBプラチナのインビテーションをもらいたい方は、メインカードとして年間100万円以上利用して、支払い遅延がないように心がけてください。
インビテーション経由は審査で有利になる?
インビテーションはグレードアップの招待状になるので、審査では有利になります。
しかし100%審査に通るわけではなく、有利になるだけです。
そのためインビテーション経由でグレードアップを申し込んでも審査に落ちる可能性はあります。
インビテーション経由で審査に落ちることには2つの理由が挙げられます。
クレヒスに傷がついている
1つ目の理由は「クレジットカードヒストリーに傷がある」ということです。
今までのクレジットカードの支払い状況が良くないとクレヒスに傷がついてしまい、審査に落ちやすくなります。
基本的にインビテーションは「年間利用額」と「JCBゴールドカードの支払い状況」で判断するため、クレヒスは申し込んだ後に確認されます。
クレヒスは「信用情報機関」に記録されている情報で確認されるため、過去5年間の情報が確認されます。
他のカードに申し込んだ
2つ目の理由が「他のカードに申し込んだ」ということです。
インビテーションが届き、グレードアップの申し込みをしたタイミングで他のカードにも申し込んでいると、「相当お金に困っているのかな?」と思われてしまい、審査に落ちやすくなります。
カード利用者自身にその気がなくても、タイミングが被ってしまうとカード会社には「お金に困っている」と判断されます。
基本的にクレジットカードの申し込みは、半年に1枚程度にしておくことをおすすめします。
インビテーション経由で申し込むと審査は有利になりますが、100%審査に通るわけではありませんので、注意してください。
JCBプラチナの審査に年収はどれくらい必要?審査基準と難易度を解説!
JCBザ・クラスの申し込みはインビテーションが必要
JCBザ・クラスの申し込みには、必ずインビテーションが必要になります。
JCBプラチナのように、インビテーションがなくても申し込めるわけではありません。
JCBザ・クラスはJCBが発行しているカードの中でも最高峰に位置していて、日本国内で流通しているクレジットカードの中でも最高峰に位置しています。
名称には「ブラック」と入っていませんが、プラチナカードのワンランク上である「ブラックカード」に相当するステータス性があります。
そのためインビテーションでしか申し込むことができないのでしょう。
JCBザ・クラスのインビテーションについて詳しく解説します。
JCBザ・クラスのインビテーションの条件とは?
JCBザ・クラスのインビテーション条件が気になると思いますが、公式サイトに公表されていません。
公式サイトには「当社の定める一定の基準を満たしたお客様だけをご招待させていただきます」と記載されています。
そのため明確な条件は不明なのですが、「JCBゴールド ザ・プレミア」のインビテーション条件が「2年連続で年間100万円以上利用している方」と記載されているので、最低でも2年連続で年間100万円以上利用する必要があります。
しかし、「JCBゴールド ザ・プレミア」と「JCBザ・クラス」はステータスが違います。
その点を踏まえると、年間200万円〜300万円の利用を3年〜5年は継続する必要があるのかもしれません。
そして明確な条件は不明ですが、基本的にどのカード会社でも共通している条件があります。
共通している条件は下記の通りです。
- クレジットカードヒストリーに傷がついていない
- メインカードとして利用している
- 他社のカードに申し込んでいない
- 支払い遅延をしていない
- 個人情報を更新する など
基本的にはカード会社からの信用を得ることが大切になります。
「個人情報を更新する」ということはインビテーションに全く関係のないことに思えますが、更新することでカード会社から信用してもらうことができます。
JCBザ・クラスのインビテーションをもらいたい方は、JCBからの信用を得ることを心がけてください。
JCBプラチナとJCBザ・クラスの違いとは?
JCBプラチナとJCBザ・クラスは同じ「JCB」が発行しているカードになるのですが、さまざまな違いがあります。特徴的な3つの違いをご紹介します。
社会的ステータスが違う
1つ目は「ステータス」の違いです。
基本的にステータスは「通常カード→ゴールド→プラチナ→ブラック」の順になります。
JCBプラチナはプラチナランクのステータスになり、JCBザ・クラスはブラックランクのステータスになります。
JCBプラチナでも社会的なステータスは高いのですが、JCBザ・クラスの方が社会的なステータスは高くなります。
プライオリティ・パスの有無
2つ目は「プライオリティ・パス」の違いです。
プライオリティ・パスとは、140以上の国や地域、500以上の都市で1,200カ所以上のVIP空港ラウンジを利用できる会員サービスです。
飛行機の離陸時間まで有意義に時間を過ごすことができて、軽食やドリンクを楽しむことができます。
そんなプライオリティ・パスがJCBザ・クラスには付帯していますが、JCBプラチナには付帯していません。
JCBと提携している空港ラウンジサービスは両方のカードに付帯しています。
年会費が異なる
3つ目は「年会費」の違いです。
年会費はステータスと比例していると言われているので、もちろんJCBザ・クラスの方が高くなります。
JCBプラチナが「25,000円」でJCBザ・クラスが「50,000円」になります。
年会費だけで25,000円ものが生まれます。
ただし、家族会員の年会費はJCBプラチナが「1名無料・以降3,000円」でJCBザ・クラスだと「8名無料」になります。
カード会員の年会費はJCBプラチナの方が安いですが、家族会員の年会費はJCBザ・クラスの方がお得なります。
以上のようにJCBプラチナとJCBザ・クラスには違いがあり、その他にもさまざまな特典・優待サービスの違いがあります。
インビテーションのことだけを考えると「JCBプラチナでいいか」と思ってしまいがちですが、ステータスや特典内容のことを考えると「JCBザ・クラス」がおすすめです。
JCBプラチナのメリット・デメリット!ETCカード・年会費・手数料・ポイント徹底比較
JCBザ・クラスを目指すならJCBプラチナがおすすめ
この記事ではJCBプラチナとJCBザ・クラスのインビテーションについてお伝えしましたが、JCBザ・クラスを目指す場合はJCBプラチナを利用することがおすすめです。
JCBゴールドカードからJCBザ・クラスを目指すのは少し無理がありますが、JCBプラチナを目指す場合はゴールドカードで問題ありません。
利用するカードも大切ですが、年間利用額やクレジットカードヒストリーも大切です。
JCBザ・クラスを目指す場合は、JCBプラチナで利用実績を積みJCBからの信用を勝ち取りましょう。