複数枚のクレジットカード、ETCカードを所有しているとあまり使わないカードも出てくるため、解約したい…と考える人もいるはずです。
今回は、アメックスカードとアメックスETCカードを取り上げ、「カードの解約方法」や「解約のタイミング」「解約時の注意点」などについて解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
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アメックス・アメックスETCカード解約方法とは
早速ですが、アメックスカード、アメックスETCカードを解約する方法についてそれぞれ解説します。
アメックスカードを解約する場合
アメックスカードを解約する場合、サポートセンターへの電話、もしくはカードの裏面に記載されている電話番号に電話して解約手続きを行います。
サポートセンターの電話番号は以下の通りです。
- 電話番号:0120-020120(通話料無料)
- 日時:9:00~17:00(土日祝休)
電話をかけると、オペレーターが対応してくれるため、解約したい旨を伝えればあとは案内してくれます。
なお、解約にあたってはカードの番号が必要になるため、カードを手元に用意しておきましょう。
アメックスETCカードを解約する場合
アメックスETCカードの解約方法も基本的にアメックスカードの解約方法と同じです。
先ほど紹介したサポートセンターに電話をするか、カードの裏面に記載されている電話番号に電話をかけるか、です。
電話の際はアメックスカードのほかにアメックスETCカードも用意しておきましょう。
電話での手続きは早ければ5分ほどで終わります。
解約後は、特にカードをアメックスに返却する必要もありません。
アメックスカード・ETCカードを解約する際の注意点は?
カードの解約自体は、電話で簡単に行うことができます。
しかし解約にあたってはいくつかの点に注意しなければいけません。
続いてはカード解約時の注意点について解説します。
アメックスETCカードのみ利用することはできない
アメックスETCカードに限らず、クレジットカード経由で発行するETCカードはあくまでも付帯サービスです。
本体であるクレジットカードを解約してしまうと、ETCカードも解約することになります。
つまり、クレジットカードだけを解約して、ETCカードのみを使うことはできないということです。
ETCカードだけを使いたいからといって、クレジットカードを解約してしまうと、自動的にETCカードも使えなくなるので注意してください。
年会費を損しないタイミングで解約しよう
年会費を支払った直後に解約をすると、支払った金額分を損してしまいます。
解約のタイミングには注意してください。
ちなみに、ETCカードに関しては年会費不要なので、クレジットカードの年会費を支払うタイミングを覚えておくようにしましょう。
アメックスカードの年会費支払いのタイミングは以下の通りです。
- 初年度:カードを作ってから2回目の締め日
- 2年目以降:カードに記載されている有効期限の月
なお、アメックスの場合締め日は、19日前後、3日前後、7日前後のいずれかになるのが一般的です。
交換していないポイントがないか確認しよう
アメックスカードには、「メンバーシップ・リワード」と呼ばれるポイントプログラムがあります。
メンバーシップ・リワードでは、カードの利用料金に応じてポイントを貯めることができます。
貯めたポイントはマイルに移行したり、カードの利用代金に充てたり、アイテムと交換できます。
メンバーシップ・リワードのポイントを残したままでカードを解約してしまうと、ポイントは失効となるため非常にもったいないです。
そのため、解約する前には必ずポイントの残高を確認し使い切るようにしましょう。
ちなみに、ポイントは専用のWEBサービスで確認できるほか、カードの券面に記載されている電話番号に電話をかけても確認することができます。
【携帯料金や公共料金をアメックスで支払っている方】別のカードに引き落としの設定を
メンバーシップ・リワードのポイントは携帯電話や公共料金の支払いでも貯めることができるため、支払いにアメックスカードを設定している人もいるでしょう。
カードを解約する場合、支払い設定を変更するのを忘れないでください。
他のカードを利用しているのであれば、他のカードに設定し、カードがないのであれば、銀行口座からの引き落としなどに変更するようにしましょう。
解約したアメックスカードはハサミで破棄しよう
解約したとしても、カードを返却する必要がないため、手元に使えないカードが残ることになります。
このカードは解約後速やかに裁断するようにしましょう。使えないカードを誤って使用してしまわないようにするためです。
また、使えないカードを悪用されてしまう可能性もゼロではありません。
アメックスカードを解約すると1年間再入会はできない
クレジットカードに関しては、一度解約するとすぐに再入会できません。
アメックスについても1年間は再入会できないため、解約にあたっては本当に解約していいのかどうかを考えるようにしてください。
アメックスを契約すぐの早期解約は控えよう
アメックスカードを作成したにも関わらず、作成直後にすぐ解約するのはおすすめできません。
信用情報に傷がつく可能性があるからです。
信用情報とは、その人のクレジットカードやローンの支払い状況、クレジットカードの所有状況、債務整理の有無といったお金に関する情報のことです。
クレジットカード会社は、カードを発行する際にこの情報を参考にします。
この信用情報に傷がついた状態というのはいわゆる「ブラックリストに載っている状態」となるため、カードやローンの申し込み審査に通らなくなる可能性があります。
早期の解約となると、例えば
- キャッシングを使えるだけ使って早めに解約している
- 限度額いっぱいまで使ってすぐに解約している
と判断することもできるため、早期に解約しているとその後の各種サービスへの申請に影響を及ぼしてしまうのです。
アメックスを解約しようとしたら引き止めにあうって本当?
アメックスの場合、解約を申し出るとアメックス側から引き止められることがあります。
噂レベルで聞いたことのある人もいるかもしれませんが、実際に起こることです。
どういった人が引き止められるのか、そして引き止めの内容はどういったものなのか確認していきましょう。
引き止めにあう人の特徴とは
引き止めは誰に対しても行われるものではありません。
アメックス側の立場になって考えるとわかりやすいですが、解約して欲しくない人(引き留めたい人)というのはカードをたくさん使ってくれている人です。
カード会社はカードが使われることで利益を上げているため、カードのヘビーユーザーには解約されたくないのです。
以上の点から、解約時の引き止めに合う人とは、カードを頻繁に利用している人やカードの利用額が高い人となります。
逆にほとんど使っていない人だと特に引き止められることもなくそのまま解約手続きが進んでしまいます。
実際に引き止めを受けた人の交渉内容とは
では、引き止めあう人はどのような形で引き止められるのでしょうか。
続いては、引き止め時にアメックス側から提示される交渉内容について紹介します。
ポイントを2倍にする
先ほども紹介しているように、アメックスにはメンバーシップ・リワードと呼ばれるポイントプログラムが存在します。
このポイントプログラムにおけるポイント還元率を2倍にするという交渉をされることがあるようです。
通常だと100円の利用で1ポイントが付与されますがこれが100円で2ポイントになるというわけです。
交渉内容はポイントを普段から貯めている人にとっては非常に魅力的ですね。
年会費を無料にする
交渉内容によっては年会費の無料を提示されることもあります。
アメックスの場合、所有していることがステータスになることもあって、年会費は他のクレジットカードよりも高めに設定されています。
スタンダードのアメックスグリーンでも年会費は12,000円+税となっており、高いものだと10万円を超えるものもあります。
これらの年会費が無料になるというとかなり大きなメリットだと言えます。
ただし、年会費の高いカードを所有している人は、資金的にも余裕がある人だと考えられるので、もしかしたらあまり魅力的ではないのかもしれません。
アメックスは解約のタイミングに注意しよう
今回は、アメックスカード、アメックスETCカードの解約方法や解約時の注意点などについて解説しました。
アメックスカード、アメックス ETCカードの解約自体は決して難しくはありませが、解約するタイミングには注意してください。
特に年会費を支払った直後の解約だと、年会費を無駄にしてしまう恐れがあります。
特にアメックスは年会費が高いので無駄にしないためにも、解約のタイミングはしっかりと考えるようにしてください。