美otopeカードはジャックスが発行しているクレジットカードで、選べる華やかなデザインが魅力のカードです。
国際ブランドをJCBとVISAの2種類から選ぶことができます。そのデザインから女性に人気がありますが、サービスの優待も充実していて魅力的なカードです。
この記事では美otopeカードのメリットやデメリット、ポイント還元率の特徴などを説明します。
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美otopeカード(ビオトープカード)の基本スペック
年会費 | 1,250円(税抜)・初年度は無料 |
---|---|
入会費 | 無料 |
利用可能枠 | 40万〜60万円 |
申し込み資格 | 18歳以上(高校生不可)で電話連絡が可能な方(未成年者の申し込みは親権者の同意が必要) |
ポイント還元率 | 0.5%〜12% |
海外保険 | あり(自動付帯) |
家族カード | なし |
ETC専用カード | 無料 |
カード発行まで | 1〜2週間 |
更新期間 | 自動更新(審査あり) |
美otopeカード(ビオトープカード)のメリット
- 3種類の選べるデザイン
- 優待サービス「J’sコンシェル」
- 最高で2,000万円の補償がある海外旅行傷害保険が自動付帯
- 購入品の思わぬ事故に対応できるショッピングプロテクション
- 安心してカードを利用できる仕組み
3種類の選べるデザイン
グリーンの背景に花柄の「ブーケ」、ピンクの背景にハート柄の「ピュア」、ラインストーンが敷き詰められたデザインの「ティアラ」の3種類のデザインから、好きなデザインのカードを選ぶことができます。
時期によってはファッションブランドとのコラボデザインを申し込むことも可能です。
どれも機能は変わりありませんが、クレジットカードも可愛い方がいいという方にとってはメリットと言えるでしょう。
優待サービス「J’sコンシェル」
美otopeカードの会員が使える、エステや美容院で使える優待サービスがあります。
もちろんこの優待サービスを使用した時にもポイントが還元されるので、使いたいサービスがあればここから予約すれば通常よりも安い価格でサービスを受けることができ、ポイントも還元されます。
普段日常的に使用するサービスが各種揃っているので、いつもここから選ぶようにしていれば毎月の遊興費や美容にかかる出費を抑えることも可能です。
最高で2,000万円の補償がある海外旅行傷害保険が自動付帯
海外旅行保険が自動付帯しています。会員である間は何回旅行に行っても保険がついてきます。
最高で2,000万円の補償なので、クレジットカード自動付帯の保険としては手厚い補償内容です。補償項目は傷害死亡、後遺障害、傷害治療費用、疾病治療費用、賠償責任、携行品損害、救援者費用と多岐にわたり、補償項目によって最高補償金額は異なります。
また、携行品損害の免責は3,000円で、対象となる一度の旅行の期間は最長90日間です。
購入品の思わぬ事故に対応できるショッピングプロテクション
美otopeカードにはショッピングプロテクションという、カード決済したものに対しての保険がついています。
このカードで決済したものを購入してから90日間の間に発生した盗難・破損で生じた損害が、年間100万円まで補償されます。免責額は1事故につき3,000円です。
盗難や破損はメーカー保証の範囲外なので、高額商品を購入する時にはショッピングプロテクションがついているクレジットカードで購入した方が安心です。
ただし、一部ショッピングプロテクションの対象外の商品もあります。例えば、自転車や携帯電話、パソコンは対象外なので注意しましょう。
安心してカードを利用できる仕組み
インターネットで不正利用された場合は届出日から90日前までさかのぼって補償されます。身に覚えのない請求が届いた時には届出をしましょう。
また、カードの紛失や盗難時の不正利用の損害は届出前後60日、計121日間の補償があります。これは警察署への被害届を提出することが条件です。
このように、クレジットカードが不正利用された時に損害を補償する仕組みが整っているので、カードを安心して使うことができます。
美otopeカード(ビオトープカード)のデメリット
- 利用代金明細書を郵送してほしい場合は有料になる
- 選べる国際ブランドが少ない
- 家族カードが発行できない
利用代金明細書を郵送してほしい場合は有料になる
WEB明細であれば料金はかかりませんが、利用代金の明細を紙で郵送してもらうためには別途税別80円が必要です。
なお、初期設定はWEB明細なので、利用代金明細書の郵送を希望する場合は会員ページにログインをして設定を変更する必要があります。
郵送でも無料にする方法
通常、紙の明細を希望すると80円かかってしまいますが、以下のような場合は無料になります。
- カード入会月を含む6ヶ月間や、法令により発行が定められている場合(一括払い以外の支払い方法のショッピングやキャッシングの利用がある場合)
- 請求月の時点で年齢が満75歳以上の場合
ちなみに、利用代金明細書は毎月20日頃に郵送されます。
選べる国際ブランドが少ない
美otopeカードで選べる国際ブランドは、JCBかVISAの2種類のみです。
また、VISAを選択すると選べるデザインが「ピュア」のみになります。他のデザインにしたければJCBを選ぶしかありません。
海外旅行保険が自動付帯なのが魅力ですが、国際ブランドの中でも海外での加盟店が多いのはVISAやMastercardなので、海外旅行先での使用を目的にしている人がJCBを選ぶと、使いたいお店で使用できない可能性があります。
海外旅行先では他のカードを使えば問題ありませんが、できるだけ持っていくカードを少なくしたいという人にはデメリットになる点です。
家族カードが発行できない
美otopeカードは家族カードが発行できません。ただでさえポイント還元率は高くないので、一人でカードを使用してポイントを貯めていくことや、一人分のために年会費を払わなくてはならないことを考慮するとコスパのいいカードとは言えません。
JACCSモールでデメリットをカバーする
しかし、それらをカバーできるのがJACCSモールであり、これらを駆使してメインの支払いをするカードとして使っていればポイントは貯まってきます。
JACCSモールでもJ’sコンシェルでも自分の分だけでなく家族の分も購入したり予約したりできるので、結局本人会員が支払いをするのであれば、家族カードが発行できないことは大きなデメリットにはなりません。
それでも他のクレジットカードの中にはもっとポイントの貯まりやすいカードがあるので、ポイントを貯めることより優待を利用する人にメリットの多いカードです。
美otopeカード(ビオトープカード)のポイント制度
- ラブリィポイントが貯まる
- 年間利用額に応じてポイント還元率アップ
- JACCSモールの利用で最大ポイントが12%還元
ラブリィポイントが貯まる
ジャックスカードで貯まるポイントである「ラブリィポイント」が美otopeカードでも貯まります。ラブリィポイントは200円で1ポイント貯まるので、還元率は0.5%です。
ラブリィポイントは貯めるとカード請求時に値引きとして使うこともできますし、商品や他のポイントとの交換もできます。
商品との交換は1,000ポイントからで、交換できる商品は家電や食べ物等があります。電話や郵送での申し込みよりインターコムクラブからの申し込みの方が、引き換えに必要なポイント数が少なく設定されています。
交換先のポイントにはANAのマイル、JALマイレージバンク、dポイント、WALLETポイント、Tポイントなどがあります。また、毎年12月はポイントが3倍つきます。
年間利用額に応じてポイント還元率アップ
年間の利用額に応じてポイント率が最大100%まで上がります。利用額の集計期間は毎年12月31日から1月1日です。ポイントの優遇は翌年2月から翌々年1月に獲得するポイントが対象です。
年間利用額が300万円以上で100%、200万円以上で90%、150万円以上で80%、100万円以上で70%、50万円以上で50%のアップ率となっています。
小数点以下は切り捨てとなり、キャンペーン等で付与されるポイントはポイント率アップの対象外です。
JACCSモールの利用で最大ポイントが12%還元
JACCSモール経由でショッピングや宿泊先の予約等を行なうとポイントが最大で12%還元されます。
また、あまりネットショッピングをしない人や実物を見てから買い物をしたい人にもJACCSモールを利用するメリットがあります。JACCSモールはネットショッピングだけでなく、街中の店舗にも対応しています。
JACCSモールで特定の店舗にエントリーをしてから実際の店舗で美otopeカードを使って決済すると、その分の買い物のポイント率がアップします。
エントリー後、ポイント還元率がアップする期間は定められているので、買い物をする前にJACCSモールでエントリーできる店舗がないか確認しておきましょう。
美otopeカード(ビオトープカード)はETCカードを無料で発行できる?
美otopeカードはETCカードを無料で発行でき、年会費等も一切かかりません。
カード発行後にインターコムクラブに登録する必要があり、登録後にETCカードを申し込むことができます。
インターコムクラブにログイン後、各種サービスの「ETCカードのお申し込み」から申し込めます。また、ETCの利用代金は、美otopeカードに一括支払いで請求されます。
美otopeカード(ビオトープカード)はどんな人におすすめ?
レジャーでのカード利用が多い人
J’sコンシェルには旅行や映画などのレジャー関連の優待が一通り揃っており、これらをよく利用していればレジャーに関する出費を抑えることができます。
カード支払いを頻繁にする人は年間での利用額が高くなり、翌年からポイント率アップの対象となる可能性が高いので、年間のカード利用額が50万円を超えそうであれば、美otopeカードがおすすめです。
しかし、ポイント還元率は常時1%を超えているクレジットカードも多いので、ポイントを貯められるかどうかを重視している人はどのカードを使った方が得なのか、よく検討する必要があります。
海外旅行によく行く人
海外旅行へ頻繁に行く人は、海外旅行保険が自動付帯である他、J’sコンシェルを使って旅行の予約をすればさらにお得に旅行に行けます。
海外旅行保険は外部でつけようとすると旅行の日数が増えるに従って金額が高くなっていく上、補償される内容によって金額が変わります。
美otopeカードについている保険と同じくらいの補償がある保険をつけようとすると美otopeカードの年会費以上のお金がかかる場合が少なくないでしょう。
長期の旅行に行くならその日数が多ければ多いほどお得なカードとなっています。
生活費等もクレジットカードで支払いたい人
美otopeカードは年間利用額に応じてポイント還元率のステージが上がっていくので、光熱費や家賃等もクレジットカードで支払っていれば年間の利用額は上がりますし、支払った分にポイントが還元されるのでポイントもコンスタントに貯まっていきます。
しかも、ラブリィポイントはJデポというポイントに交換することで、貯まったポイントを請求額の値引きに使用することもできるため、還元されたポイントで交換したいものがないという人にも使いやすいポイントです。
美otopeカード(ビオトープカード)ポイント還元率を他社と比較
カード名 | 最低還元率 | 最高還元率 |
---|---|---|
JCB CARD W plus L | 1.0% | 7.0% |
三井住友VISAカード | 0.5% | 2.0% |
MUFGカード | 0.5% | 1.5% |
VIASOカード | 0.5% | 10% |
美otopeカード | 0.5% | 12% |
カードのデザインを複数から選べる会社や、キャラクターとコラボしたカードを発行している4社と美otopeカードを比較してみました。
美otopeカードはこの中では取り立ててポイント率が低いとは言えません。その上、豊富な優待サービスで比べても、美otopeカードにも魅力的な点は多数あります。
この中で、美otopeカード以外のカードはすべて家族カードを作れるので、使用者のライフスタイルによっては美otopeカードよりもポイント率を貯めやすいと感じる可能性があります。
美otopeカード(ビオトープカード)が届くタイミングは?
WEBで申し込んだ場合、申し込みから入会審査を経て手元にカードが届くまでに、1〜2週間ほどかかります。
本人限定受取り郵便での発送なので、運転免許証やパスポート、在留カード等の本人確認書類が必要になります。自宅で配達員に本人確認書類を見せることで本人確認は完了します。
過去に株式会社ジャックスとの取引があり本人確認が済んでいる場合、カードは書留郵便等で発送されます。
また、未成年者による申し込みの場合はWEBだけで申し込みを完了させることはできず、親権者にカード入会に関する同意の意思を電話か書面で確認しています。
この場合カードの発送は同意の確認が取れてからとなるので、通常よりも時間がかかる可能性があります。
美otopeカード(ビオトープカード)の引き落とし日はいつ?
美otopeカードの締め切りは末日で、引き落としは翌月27日支払いです。
引き落とし口座への入金は26日までに済ませましょう。27日が金融機関の休日にあたる場合は、翌営業日の引き落としになります。夏のボーナス一括払いの取扱期間は3月1日から6月末日となっており、引き落とし日は6月27日、7月27日、8月27日のいずれかです。
冬のボーナス一括払いの取扱期間は8月1日から11月末日で、引き落とし日は12月27日か1月27日のいずれかになります。
なお、ボーナス2回払いも選択ができます。ボーナス2回払いの場合の実質年率は6.50~14.00%です。
美otopeカード(ビオトープカード)を実際に利用した人たちの口コミ
20代
学生
私は大学の長い春休みや夏休みを利用して、海外旅行に多く行っています。J’sコンシェルを使っていると旅行代金が安く済ませられるパッケージがあったり、レジャーで使える割引が充実していたりするので長期休暇で出かけるときに助かっています。
限られたバイト代なのでレジャーにかけるお金は少なくしたいと思っているのですが、ホテルや飛行機のランクを落としたくはなく、そういう時に美otopeカードを持っていることで優待が受けられるのはとてもありがたいと思います。
海外旅行保険の加入代金も節約できます。年会費無料のカードも多い中で美otopeカードは年会費がかかるのがネックではありますが、かかる年会費以上に毎年得をしているので特に気になるほどではありません。
20代
会社員
エステやネイル、飲食店、映画チケットの割引等の優待が受けられるJ’sコンシェルを重宝しています。
ポイントも貯まりやすいとは言えませんが、こうした美容にかかるお金は毎月ある出費なので、それをこのカードで支払っているだけでも割と貯まってきます。
そして、海外旅行の保険が自動付帯なので、海外旅行の際は必ず持って行っています。最大2,000万円の補償が受けられるので、これ1枚あればわざわざ個人で海外旅行保険に入らなくていいのが魅力ですね。
海外旅行保険は期間によっても変わりますが1万円くらいすることも多いので、1年に1度でも旅行に行けば年会費の分の元は取れると感じます。
ただ、デザインが選べるという割にはVISAだと選べるのが1種類だけなので、どのデザインでもVISAかJCBを選べれば良かったのに、とは思います。
光熱費や携帯電話の料金などもこのカードで支払っていたら年間50万円くらいは毎年超えますし100万円を超えた年もあったので、ポイントは貯まるカードだと思います。
自分はあまりネットショッピングをしないのですが、買い物に行く前にJACCSモールを見てポイント還元率がアップしているところがないかどうか必ずチェックするように心がけています。
メインで使わないのであれば年会費だけがかさむカードかもしれませんが、優待も駆使して長くメインで使う分にはデメリットの少ないカードだと思います。