カードホリックとは?クレジットカードによる買い物依存症の症状と対策

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「買い物依存症」という言葉は聞いたことがあっても「カードホリック」という言葉を来たことのある人は少ないのではないでしょうか?

カードホリックとは、買い物依存症の中でも「クレジットカードの利用によって無計画にクレジットカードを利用してしまう中毒者」を指します。

クレジットカードは手元にお金がなくても、商品が購入できるあと払い方式のため、金銭感覚がなくなりやすく、返済不能になってしまったり、多額の借金を抱えてしまうケースも多いです。

そんなカードホリックの症状と対策を今回は解説していきます。

ショッピングは楽しいですが、節度を持って使用するように心がけましょう。

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カードホリック=クレジットカード中毒

買い物依存症の中でも、特にクレジットカードに依存し、必要のない買い物をし続けたり、返済不能に陥ってしまうことを「カードホリック(クレジットカード中毒)」と言います。

クレジットカードは後払い方式を採用しており、利用可能限度額の枠内で手元にお金がなくてもショッピングを楽しむことができます。

財布に現金が入っていなくても、ショッピングができるので、買い物するのに便利です。

しかし、後払い方式であり会計のときに現金を見ないため、「お金を使っている」という感覚が薄れやすく、使いすぎの原因にもなっていまいます。

一度金銭感覚が狂ってしまうと、返済できるあてもないのに高額な商品を買ったり、必要のないものを購入したり…と買い物がエスカレートし、多重債務者になってしまうこともあります。

カード返済のために借入を繰り返す

自信の収入だけではクレジットカードの返済ができないため、返済のために消費者金融や闇金などでお金を貸りてしまいます。

そうなるとさらに借金が膨らみ、債務整理や自己破産に陥ってしまう可能性もあります。

カードホリックに陥りやすい人の特徴

買い物依存症・カードホリックになりやすい人の特徴は以下の通りです。

  • ストレス発散のために買い物をしてしまう
  • 必要なものを買ってしまい後悔することがある
  • クレジットカードの利用金額が分からない
  • 商品を買っても袋から開けない商品もある

ストレスを感じたり、気分が落ち込んだときにストレス発散の手段として買い物をしている方は注意が必要です。

ちなみにストレス発散の方法が食事になる人も過食症になってしまうので、おすすめしません。

友人と話す、スポーツをする、趣味に打ち込むなど、買い物以外のストレス解消法を見つけることが大切です。

クレジットカード依存症は男性より女性に多い

カードホリックは男性より女性に多くみられる傾向にあります。

男性よりも女性の方がショッピングが趣味・ブランドバックに興味がある…という方は甥です。

女性の方がファッション(見た目)を気にする傾向があるため、クレジットカード依存症になりがち言われています。

女性の方はもしもの手段でお金を稼ぎやすいと考える

消費者金融など、現金を融資する会社は男性より女性の方が審査に通りやすいです。

これは、女性の方がショッピングでお金を使う傾向にあり、かつ返済に困っても夜の仕事をすることで、簡単にお金を稼ぐことができるためです。

過剰な買い物をやめるための対策

現在正常にクレジットカードを利用している方でも、ふとしたきっかでカードホリックになってしまう可能性は十分に考えられます。

クレジットカードは便利な反面、使いすぎのデメリットもあります。過剰な使いすぎを防ぐために、日頃からクレジットカードの利用に注意しましょう。

  • こまめに利用明細をチェックする
  • クレジットカードのショッピング枠を引き下げる
  • クレジットカードを解約する
  • 症状が重い場合は医師に相談する

こまめに利用明細をチェックする

クレジットカードを使いすぎる原因は「今どのくらいお金を使っているのかわかりずらい」ためです。

クレジットカードで支払うと、会計をする際に現金を目にしないため、金銭感覚が薄れてしまいます。

クレジットカードの利用明細をこまめにチェックすることで、自分が今いくら使ってるのかを把握できるため、使いすぎを防ぐことができます。

紙の明細で毎月の支払い額を確認している方も多いと思いますが、紙の明細だと月に1回しか確認できないため、あまり効果がありません。

WEB上の明細なら何度でも利用額の確認ができるため、WEB上でこまめに明細をチェックしましょう。

クレジットカードのショッピング枠を引き下げる

明細を細目にチェックしても、クレジットカードの限度額いっぱいまでカードを使ってしまう…という方は、思い切ってクレジットカードのショッピング枠を引き下げるのも有効です。

カード利用限度額を引き下げれば、うっかり高額決済をしようとしても、限度額オーバーによって阻止することができます。

クレジットカードを解約する

症状が深刻で、手元にクレジットカードがあると使ってしまう方は思い切ってクレジットカードを解約してしまいましょう。

クレジットカードがなければ、そもそもカードを利用することができません。

現金の支払いは、クレジットカードと違って手元にお金がないと支払いができません。

自分の預金残高以上に使いすぎることもなくなるでしょう。

クレジットカードを解約する際は、未払いがないことはもちろん、ポイントの交換忘れがないようにして、解約しましょう。

症状が重い場合は医師に相談する

クレジットカードを解約しても買い物がやめられない、借金してでも買い物をしてしまう…という方は、医師に相談しましょう。

買い物依存症は精神疾患の1つとも言われるため、症状が深刻な場合には、精神科や心療内科の医師などの専門家に相談しましょう。

1人で買い物をしない、家族にお金を管理してもらう、など周りのサポートと理解も重要です。

クレジットカード依存症になる前に対策をしよう

クレジットカードは手元にお金がなくても買い物ができる便利なものです。

しかし、カードを使ったら必ず後から請求がきて、支払いをしなければならないことをしっかり意識する必要があります。

日ごろからカードホリックにならないように注意して、クレジットカードを利用しましょう。

クレジットカードの使いすぎを防ぐ方法について、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。

カードホリックとまではいかないけど、カードの枚数が多くて使いすぎが怖い…という方は、クレジットカードの断捨離もおすすめです。

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