クレジットカードを解約時の注意点とデメリット!解約すると審査に不利になる?

クレジットカードを解約時の注意点とデメリット!解約すると審査に不利になる? クレジットカード

使わないクレジットカードを解約しなければ…と思いつつ、解約作業が面倒くさくてついついほったらかしにしている方は意外と多いのではないでしょうか。

解約作業は通常電話1本で終わり、かかる時間も数分程度です。

いらないカードを放置すると不正利用や年会費発生などのデメリットがあります。

カードの解約はとても簡単なので後回しにしていた方は是非手続きしてみてください。ここでは解約の方法と同時に解約時の注意点について紹介します。

  • 損をしないカード解約方法
  • 解約による審査の影響

損せずカードを解約したい方は是非参考にしてみてください。

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クレジットカードを解約は電話1本で簡単にできる

クレジットカードは各カード会社に電話をするだけで簡単に解約ができます。

カード会社に電話をすると「オペレーター」もしくは「自動音声」で解約手続きが進みます。

主要カードの解約手順をまとめたので参考にしてみてください。

クレジットカード 解約方法 電話営業時間 備考
楽天カード

楽天カード

楽天カードコンタクトセンター(0570-66-6910)に電話 9:30~17:30 【スキップ番号】5 4 0 0

電話は非常に混雑している

JCBカード

JCB一般カード

・インターネット、会員専用WEBサービス「MyJCB」で解約

・JCB位インフォメーションセンターに電話

東京 0422-76-1700

福岡 092-712-4450

大阪 06-6941-1700

札幌 011-271-1411

9:00~17:00
三井住友カード

三井住友カード

・インターネットサービス「Vpass」で解約

・FORYOUデスク(0570-783-940)で解約

9:00~17:00 平日は混雑
ビューカード

ビュー・スイカカード

ビューカードセンター(03-6685-7000)に連絡後、カードと退会届を返送 自動音声 6時~23時

オペレーター 9時~17時30分

定期券機能付きカードはオペレーターでのみ解約可能
アメリカン・エキスプレスカード

アメリカン・エキスプレス・カード

カード裏面の問い合わせ番号に電話して解約 平日 9:00~17:00
ライフカード

学生専用ライフカード

・自動音声(045-914-7003)で解約

・オペレーターに電話して解約

自動音声 8:00~23:00

オペレーター 9:30~17:30(日曜・祝日休み)

エポスカード

エポスカード

エポスカスタマーセンターに電話で解約

東京03-3383-0101

大阪06-6630-0101

9:30~18:00
dカード

dカード

dカードセンター(0120-300-360))で解約 10:00~20:00 ドコモの携帯電話からなら

(局番なし)*8010に電話

 ダイナースカード

ダイナースクラブカード

 電話(0120-369-527)で解約 月 ~ 金:9:00 ~ 17:00  –
 オリコカード

オリコカード

・オリコテレホンサービス(0120-911-004)に電話

※携帯電話の場合は03-5877-5555

・PDFファイル方式を印刷して返送

 24時間  –
 ジャックスカード

REXCARD

ジャックスカスタマーセンターに電話して解約

東京 0570-002277

大阪 0570-005599

札幌 011-271-1680

 自動音声 24時間
(毎週土曜23:00~日曜8:00を除く)自動音声 8:00~21:00オペレーター 平日9:30~17:30
 –

クレジットカードの解約は基本的には電話1本で解約することができますが、ビューカードのように電話したのち、カードを返送用の封筒に入れて送り返さなければいけないところもあります。

JCBカードは会員サイトから簡単に解約できて便利ですね。

また電話で解約する場合、電話がなかなかつかながらない場合があるので要注意です。

特に楽天カードは日本で発行している数が非常に多いため、日中に電話をかけてもほぼ繋がりません。

受け付け開始時間や営業終了時間間際を狙って電話をかけましょう。

クレジットカードを解約する前の注意点

クレジットカードの解約自体は電話1本で簡単にできるのですが、解約する前にいくつか注意点があります。

  • 未払い金は一括請求される
  • 解約前に貯まったポイントを使う
  • 家族カード・ETCカード・電子マネーも使えなくなる
  • 公共料金や携帯電話料金など引き落としに注意する
  • 年会費のタイミングに注意する
  • 信用情報に傷があるなら今後の審査に不利

解約する前にこれらの項目をチェックしないと、損をしてしまったり、次回のカードの審査で不利になってしまうので注意しましょう。

未払い金は一括請求される

クレジットカードを解約する際、未払金は基本的に一括請求されます。そのため、手元にお金がない場合は、返済の目途が立ってから解約するようにしましょう。

特にリボ払い・分割払い・ボーナス払い・キャシングが残っている方は解約時に多額の金額を支払わなくてはいけません。

解約時に未払い分を支払えそうにない方は、解約を先延ばしにしましょう。

解約前に貯まったポイントを使う

クレジットカードを解約するとそれまでに貯まっていたポイントがすべて失効します。

せっかくカードで貯めたポイントが失効するのは非常に勿体ないので、ポイントを交換して使い切ってから解約しましょう。

貯まったポイントの使い道はカード会社によって異なりますが、他社のポイントはギフト券に交換できるのが普通です。

また、ビューカードや楽天Edyなどの残高も解約するとチャージしてある金額が使えなくなってしまいます。

ポイントや電子マネーなど、使えるお金をカードに残さないよう、残高を使い切ってから解約しましょう。

家族カード・ETCカード・電子マネーも使えなくなる

クレジットカードを解約すると本カードに紐ついている家族カードやETCカード・電子マネーもすべて使えなくなってしまいます。

高速でETCカードがない…と困ることがないようにしましょう。ETCカードがあると思ってゲートに追突してしまうリスクもあります。

紐付いているカードが使えなくなっても問題がないか、カード解約前に確認しましょう。

公共料金や携帯電話料金など引き落としに注意する

解約しようと思っているカードで、公共料金や携帯電話料金などを支払っている方は引き落としに注意が必要です。

解約までに引き落とし先を変更していないと、いつまでも料金が支払われない状況になってしまいます。

公共料金の未払いはライフラインが止まってしまいますし、携帯電話の本体代金を毎月の支払いに組み込んでいた方は信用情報に傷がついていしまいます。

携帯電話の本体代金の分割払いはローンと同じ扱いで、個人信用情報機関に登録される情報です。

ローンの引き落としができないと、信用情報にネガティブな情報として記録され、次のカードの審査やローンの審査に悪影響です。

解約する前に必ず定期的に引き落とされている項目がないか確認しましょう。

年会費のタイミングに注意する

年会費がかかるカードを解約する際は、年会費のかからないタイミングを知って解約しましょう。

年会費をすでに支払ってしまっているのにサービスを使わずに解約するのは少々勿体ないので、次の年会費引き落とし日までまって解約するのもありです。

年会費引き落とし間際の方は、1日でも早く解約できるようにポイント交換などの手続きを進めてください。

年会費引き落としは基本的に「クレジットカードの入会日」になります。

カードの入会日は紙明細・WEB明細を見れば簡単に分かるので、解約する前に確認しておきましょう。

信用情報に傷があるなら今後の審査に不利

解約したいカードでこれまでに支払いの遅延を起こした方は、信用情報に傷がついている可能性が高いのですぐに解約しない方が吉です。

クレジットカードを申し込んだり利用したりすると「個人信用情報機関」に情報が登録されます。

個人信用情報機関には、クレジットカードの支払い状況や申し込み状況・借入の有無など金融に関わる情報が記録されており、信用情報はクレジットカードや住宅・車のローンの審査の際に見られます。

クレジットカードで支払いの遅延や延滞を起こすと、信用情報機関に記録が残って5年から10年間消えません。

ネガティブな情報が残ったまま解約してしまうと、次の審査に悪影響を与えますが、良い信用情報を積んでいけば、遅延の情報は押し出されて消滅します。

今度カードやローンの審査に影響をあたえないためにも、遅延を起こしたことのあるカードはそのまま解約せず、挽回してから解約しましょう。

クレジットカードの解約は次のクレジットカードの審査に影響する?

個人信用情報機関にはクレジットカードの利用状況だけでなく、解約の記録も残ります。

今持っているカードを解約して、今後クレジットカードを作る予定がないなら問題ありませんが、次のカードを申し込もうと思っている方は早期解約をしないように注意してください。

カードを契約してすぐに解約するとカード会社から「キャンペーン目的の申し込み」「自社のカードを長く使ってくれない人」と判断されてしまいます。

例え自分のライフスタイルに合わなかったから解約したとしても、そんなことはカード会社側は分かりません。

自分が欲しいと思ったカード、あるいは住宅ローンや車のローンの審査に不利になってしまうのでカードの早期解約は避けましょう。

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