年会費6,000円で持つことができるセディナゴールドカードでは、暮らしやビジネスに役立つ特典が多数提供されています。
対象店でのポイントアップや毎週日曜日のマルエツでの買い物が5%OFFになる点も要チェックです。
セディナゴールドカードを申し込む前に、利用するメリット・デメリットや主な提供特典を細かくチェックしてみましょう。
※本ページにはPRが含まれます。
セディナゴールドカードの基本スペック
年会費 | 本人6,000円
家族1,000円(いずれも税抜) |
---|---|
入会費 | 無料 |
利用可能枠 | 審査で決定された額(キャッシング枠は1万円~200万円) |
申し込み資格 | 電話連絡がとれる満18歳以上の方 |
ポイント還元率 | 0.5%~2.5% |
海外保険 | あり(最高1億円) |
家族カード | あり(2名まで) |
ETC専用カード | あり(家族分を含め無料) |
カード発行まで | 10日~3週間 |
更新期間 | 自動更新(審査あり) |
セディナゴールドカードのメリット
- 東海道・山陽新幹線のエクスプレス予約に対応
- カードに付帯する保険が充実している
- 国内の空港ラウンジを無料で使える
- 毎週日曜日はマルエツでの買い物が5%OFF
東海道・山陽新幹線のエクスプレス予約に対応
別途1,000円(税抜)の会費を支払えば、JR東海が提供する「エクスプレス予約」によって、東海道・山陽新幹線の指定席を割引料金で利用できます。
例えば、東京から新大阪まで乗車する場合、一般の乗車券・特急券より1,080円割引され、3.5往復分でエクスプレス予約とセディナゴールドカードの会費(7,560円)分の元が取れる計算です。
プラスEXカードによる乗車(タッチ&ゴー)はカード保有者に限られますが、紙のきっぷと引き換えることで最大6名まで割引料金で乗車できます。
ただし、エクスプレス予約のポイント特典「グリーンプログラム」は適用されないので注意が必要です。
カードに付帯する保険が充実している
セディナゴールドカードには、旅行中に発生した事故での死亡・負傷時に補償を受けられる、国内・海外両方に対応した旅行損害保険が標準で付帯されています。
セディナゴールドカードで旅行代金を支払った場合は、国内旅行では最高5,000万円、海外旅行では最高1億円まで補償されます。
出発前に、ツアー代金や旅行中に搭乗・乗車する交通機関の運賃を支払うことが保険適用の条件となります。
別のカードや現金で決済した場合でも、国内旅行は最高1,000万円、海外旅行は2,000万円の補償を受けられるので安心です。
国内保険 | 海外保険 | |
---|---|---|
自動付帯 | 最高5,000万円 | 最高1億円 |
利用付帯 | 最高1,000万円 | 最高2,000万円 |
家族カードを持っている人にも同じ条件で保険が適用されるため、カードの利用頻度が低いとしても家族カードを1枚預けておけば旅行時の安心感が増すでしょう。
国内の空港ラウンジを無料で使える
セディナゴールドカードの会員本人は、羽田空港や伊丹空港など全国29空港に設置されたラウンジを利用できます。
JCBブランド付きのゴールドカードの場合は、ダニエル・K・イノウエ国際空港(ハワイ)も利用可能です。
飛行機に搭乗する当日の出発前・到着後それぞれ1回が利用対象で、同行者がいる場合はラウンジ所定の利用料金を支払えば一緒に入室できます。
ラウンジを利用する際はセディナゴールドカードの提示が必須なので、忘れないようにしましょう。
毎週日曜日はマルエツでの買い物が5%OFF
マルエツ・マルエツプチ・リンコスでは、毎週日曜日にOMCカード会員を対象とした優待デーを実施していて、セディナゴールドカード会員も優待対象です。
酒・タバコなど一部の商品を除き、レジで精算した時点で5%OFFが適用されます。
マルエツで毎週日曜日に5,000円分買物をする人だと、年間で2万円以上お得になる計算です。割引とは別に、わくわくポイントが利用額200円(税込)ごとに1ポイント付与されます。
セディナゴールドカードのデメリット
- ポイント還元率0.5%の加盟店がほとんど
- 利用金額にかかわらず年会費6,000円がかかる
- コールセンターの営業時間が短く、問い合わせしづらい場面も
ポイント還元率0.5%の加盟店がほとんど
セブンイレブンやイオン・宇佐美(ガソリンスタンド)など一部の加盟店を除き、わくわくポイントの付与は利用額200円(税込)ごとに1ポイント(還元率0.5%)です。
そのため、100円ごとに1ポイント付与されるクレジットカードと比べると見劣りしてしまいます。
ただし、わくわくポイントはポイント付与の対象となる「月間利用額」200円(税込)ごとに1ポイント付与されます。
利用1回ごとにポイントが計算されるカードと比べると、少額決済時もポイントを貯めやすいと考える向きもあるようです。
利用金額にかかわらず年会費6,000円がかかる
セディナゴールドカードを持つには、本人会員は6,000円、家族会員は1,000円の年会費がそれぞれ必要です。
2,000円程度の年会費で持つことができるゴールドカードと比較すると高めの出費だと感じる人もいるでしょう。
一方、空港ラウンジを利用する場合は1,000円前後の料金がかかることと、カードを持っている間「プレミアムクラブオフ」を無料で利用できることを考えると、旅行回数が少ない人のデメリットともいえます。
しかし、公式サイトから申し込めば本人・家族ともに初年度の年会費が無料となります。
コールセンターの営業時間が短く、問い合わせしづらい場面も
セディナのコールセンター(アンサーセンター)の営業時間は9:30~17:00で、日中仕事をしている人にとっては相談しにくいかもしれません。
元旦を除いて毎日営業はしていますが、休日の問い合わせが混み合う傾向にあることから、電話の待ち時間に伴うストレスも無視できません。
ただし、紛失・盗難ダイヤルは24時間365日営業しているので、緊急時の連絡には問題ないでしょう。
セディナゴールドカードのポイント制度
- 利用額200円(税込)ごとに1ポイント付与
- イオンやセブンイレブンを中心に、加盟店によってはポイントが3倍~5倍
- 年間50万円以上利用するとポイント付与率が最大1.6倍までアップ
利用額200円(税込)ごとに1ポイント付与
セディナゴールドカードでは、利用額200円(税込)ごとに1ポイントが付与されます。
還元率は0.5%、流通系のクレジットカードとしては一般的なポイント還元率です。
還元率0.5%では物足りないという人には、セディナポイントモールに掲載されたショップを利用して、より多くのポイント獲得を目指す方法も用意されています。
ポイントの有効期限は?
有効期限は獲得した月から24か月間、1,000ポイント(カード利用額20万円相当)からnanacoポイント等に交換できるので、ポイント失効に気をつけながら希望のアイテムと引き換えましょう。
イオンやセブンイレブンなど、加盟店によってはポイントが3倍~5倍
イオングループのスーパーマーケットやセブンイレブンでセディナゴールドカードを利用すると、200円(税込)ごとに3ポイント付与され、還元率が3倍(1.5%)となります。
わくわくポイントは月間利用額の合計に対して付与されるので、端数が出たからといってポイントが付かなくなる心配は少ないです。
ガソリンスタンドの宇佐美でもポイント3倍、ワシントンホテル・ホテルグレイスリーなど藤田観光グループの施設ではポイント5倍なので、出張や旅行の場面でもお得に利用できます。
年間50万円以上利用するとポイント付与率が最大1.6倍までアップ
セディナゴールドカードには、年間(1月~12月)の利用額合計に応じたポイントアッププログラムが用意されています。
通常のショッピング利用に対してポイントアップが適用され、キャンペーン等での特別加算分には適用されない点を覚えておきましょう。ポイントアップの条件は、次のとおりです。
年間請求額 | ポイント倍率 |
---|---|
50万円未満 | ポイントアップなし |
50万円~100万円未満 | 1.2倍 |
100万円~200万円未満 | 1.3倍 |
200万円以上 | 1.6倍 |
ポイントアップを目指すには、携帯電話やインターネット回線の通信料や電気・ガスなどの公共料金をカードで支払うのが早道です。
セディナゴールドカードはETCカードを無料で発行できる?
セディナゴールドカードのETCカードは、会員本人・家族とも年会費無料です。
一般カードや「OMCゴールドカード」と異なり、新規発行手数料も必要ありません。ETCカードで支払った高速料金(通行料金)も、わくわくポイントの付与対象です。
既にセディナゴールドカードを持っている人がETCカードを申し込む場合は、会員専用サイト「セディナビ」で14時までに申し込めば当日中に発送してもらえます。
申込後2~4日で自宅宛に簡易書留郵便で届きますが、留守中に届いたとしても不在票が入るので安心です。
セディナゴールドカードはどんな人におすすめ?
- マルエツでよく買い物をする人
- 三井住友銀行の口座を持っている人
- 旅行商品や暮らしのサービスを割引価格で利用したい人
マルエツでよく買い物をする人
毎週日曜日にマルエツで開催される優待デーは、5%OFFで買物ができるのがセディナゴールドカード会員にとってのメリットです。
ほぼ全ての商品が割引となり、購入額が多いほどお得額も増えていきます。
特売情報を意識しながら、保存の利く食料品をまとめて購入したり、日曜日の夕食向けに高額の食材を購入したりという使い方も可能です。
毎週日曜日以外に優待デーが開催される場合は、チラシや店頭ポスターで案内されるので、チェックしておきましょう。
三井住友銀行の口座を持っている人
三井住友銀行の「SMBCポイントバック」に契約している口座から、セディナゴールドカードの利用代金が引き落とされると、翌々月は三井住友銀行ATMの時間外手数料が無料となります。
セブン銀行・ローソン銀行・E-netのコンビニATMも月3回までは手数料無料で利用できるので、休日や早朝夜間に現金が必要となった場合でも手数料を気にしないで済むのが魅力です。
所定の引き落とし日に引き落とせなかった場合はATM無料の対象外となるので、期日通りに請求額を支払うことが大切です。
旅行商品や暮らしのサービスを割引価格で利用したい人
セディナゴールドカードには、旅行商品や暮らしのサービスを割引価格で利用できる「プレミアムクラブオフ」が標準で付いています。
フリーペーパー掲載のクーポンと異なり、有効期間を意識せず好きなタイミングでサービスを利用できますし、プレミアムクラブオフが最安値という宿泊施設もみられます。
会員サイト「セディナビ」から直接プレミアムクラブオフにログインでき、クーポンを提示する際もスムーズです。
セディナゴールドカードポイント還元率を他社と比較
年会費6,000円(税抜)以下で保有できるゴールドカードを5種類ピックアップしてみました。
どのカードも国内・海外旅行損害保険付き、主要空港のカードラウンジを利用できます(楽天ゴールドカードのみ年2回の制限あり)。
カード名 | 年会費(税抜) | 最低還元率 | 最高還元率 |
イオンゴールドカード | 無料 | 0.5% | 1.0% |
エムアイカードゴールド | 5,000円 | 1.0% | 10.0% |
MUFGカードゴールド | 1,905円 | 0.4% | 0.75% |
楽天ゴールドカード | 2,000円 | 1.0% | 4.0% |
ジャックスカードゴールド | 5,000円 | 0.5% | 3.0% |
楽天ゴールドカード・エムアイカードゴールドと比較
利用額の1%以上のポイントをゲットしたい人には、楽天ゴールドカードやエムアイカードゴールドがおすすめです。ポイントアップ対象の加盟店なら、簡単に5%以上の還元率を狙えます。
ジャックスゴールドカードと比較
ジャックスゴールドカードで提供される「J’sコンシェル」は、全国の宿泊やアクティビティを優待価格で利用できるサービスです。
セディナゴールドカードの特典「プレミアムクラブオフ」と内容が似ています。ポイント還元率は0.5%と、セディナゴールドカードと互角です。
イオンゴールドカードと比較
イオンゴールドカードは年間利用額100万円以上の人に無料発行されるカードで、イオン店内のラウンジが利用できてゆったり買い物が楽しめるのが魅力です。
イオングループでの買い物は、ポイントが倍付け(税込利用額200円ごとに2ポイント)されます。
せっかくゴールドカードを持つのなら、自分に合った特典が付くカードを選んで、楽しい暮らしを実現してみてはいかがでしょうか。
ポイント付与率が高いカードなら、決済額に応じた還元も期待できてお得です。
セディナゴールドカードが届くタイミングは?
店頭などの申込書でセディナゴールドカードを申し込んだ場合は、セディナに申込書が届いてから2~3週間でカードが到着します。
公式サイトから申し込んだ場合のカード発行日数は公表されていませんが、申込画面に「スピード発行」と表示されていることから、1週間~10日前後でのカード到着が有力です。
- 店頭申し込み…2~3週間
- WEB申し込み…1週間~10日前後
セディナの前身であるOMC(オーエムシー)カード時代から、店頭申込みでの15分審査をセールスポイントとしていることから、申込が殺到しても審査日数が長くなる可能性は低いでしょう。
カードの審査状況は、公式サイトの「審査状況確認」でチェックできるので、申込完了画面に表示される「お申し込み番号」を忘れずに控えておきましょう。
セディナゴールドカードの引き落とし日はいつ?
セディナゴールドカードの引き落とし日は毎月27日、前月1日~末日のショッピング・キャッシングの利用明細は会員サイト「セディナビ」で毎月11日21時から確認可能です。
月末近くにカードを利用した場合や、加盟店側で売上情報をセディナに送信するタイミングによっては、請求が遅れることもある点に留意が必要です。
リボ払いに変更も可能
一括払いで利用した分をリボ払いや分割払いに変更することも可能で、変更期限は「セディナビ」に表示されています。
分割払いの場合は年利12.20~14.96%の手数料が、リボ払いの場合は年利15.0%の手数料がそれぞれかかりますが、高額な買物をした月や出費がかさんだ月に支払額調整ができるのが安心です。
リボ払いの場合は、好きなタイミングでネットバンキング(ペイジー)やATMを利用した追加入金が可能です。
セディナゴールドカードを実際に利用した人たちの口コミ
30代
会社員
特典が多いクレジットカードに乗り換えようと検討中に、セディナゴールドカードに出会いました。
年会費が6,480円かかるのが気になりましたが、毎週日曜日にマルエツで5%OFFになることで元が取れると考えて申し込みました。
セブンイレブンで使うとポイントが3倍、ApplePayに登録してレジ精算もスムーズです。セディナゴールドカードを使っている限り、三井住友銀行のATM手数料が無料なのも助かります。
30代
調理師
ホテルやレストランを特別価格で利用できる「プレミアムクラブオフ」を魅力に感じ、セディナゴールドカードを申し込みました。
個人でベネフィット・ステーションに加入しても年間約4,000円、カード利用ポイントが貯まったり旅行保険が付いたりすることを考えると、コスパの高いカードだと思います。
ツアーサイトより安く泊まれた時もあり、旅行の時こそ活用したいカードです。
空港のカードラウンジを無料で使えるのも、飛行機の待ち時間をゆっくり過ごしたいと思う時には嬉しいです。
40代
会社経営
銀行の付き合いで別のゴールドカードを持っていましたが、付いている特典に魅力を感じなくなり、一般カードへの格下げをお願いしました。
妻にその報告をした直後、「マルエツでの買物が安くなるOMCカードに入りたい」と相談されたのです。
公式サイトを確認したあと、カード特典がほぼ同じでETCカード発行料金ゼロ円のセディナゴールドカードを選びました。
商工会の共済よりサービスが充実した「プレミアムクラブオフ」や、決済額200円ごとに1ポイント貯まるプログラムなどの存在を知り、魅力に感じたからです。
申込みから2週間ほどでカードが到着、買物や旅行、同業者との食事などでフルに活用しています。
妻も、マルエツの毎週日曜5%OFFやイオンでの3倍ポイントに満足だと言っています。