自動車ユーザーにとってあると便利なのがETCカードです。
高速道路におけるスムーズな料金所の通過、ETC割引の適用、ETCマイレージサービスの利用など利用することでさまざまなメリットを享受することができます。
一方で、ETCカードと一言で言ってもその種類は多岐に渡るため、どれを選べばいいのかわからないという人もいるのではないでしょうか。
そこで、今回は、インターネット掲示板である2chでETCカードについて調べてみました。
2chユーザーのおすすめするETCカードにはどういったものがあるのでしょうか。
ある意味リアルな?ユーザーの意見として参考にしてみてください。
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2chでおすすめのETCカード
ここで紹介するのは2chで実際に「ETC」と検索してヒットしたスレッドに書かれていたETCカードです。
2chを情報源にETCカードを探すというのはあまりないことかと思いますが、一体どう言ったカードがあるのでしょうか。
今回紹介するETCカードは以下の4種類です。
- 楽天ETCカード
- エポスETCカード
- イオンカード ETCカード
- ENEOSカード ETCカード
それではそれぞれについて詳しく解説していきます。
楽天ETCカードのおすすめポイント
楽天ETCカードは、楽天カードマンでも有名なクレジットカード「楽天カード」所有者がその付帯サービスとして作ることができるETCカードです。
通常のETCカードとしての機能はもちろん、楽天カードのポイントサービスである「楽天スーパーポイント」にも対応しており、高速道路の利用料金の支払いをするごとにポイントを貯めることができます。
クレジットカードの付帯サービスとして発行できるETCカードは数多くありますが、クレジットカードで利用できるポイント制度に対応していないものも少なくないため、楽天ETCカードはその点ではお得だと言えます。
なお、ポイントは高速道路などの有料道路の利用料金100円分につき1ポイントが貯まる仕組みになっています。楽天カードの支払いでも100円の利用で1ポイントが貯まるため、還元率は同じです。
貯めた楽天スーパーポイントは使いみち自由
貯めたポイントは1ポイント1円として、以下のようなサービスで利用することができます。
- 楽天が展開する各種サービス(楽天市場や楽天ブックスなど)の支払いに利用できる
- マクドナルドやミスタードーナツ、ツルハドラッグといった街のお店での支払いに利用できる
- ANAのマイレージと交換できる
実際に利用できるお店やサービス、互換性のあるポイントは多岐に渡りますが、普段から楽天市場などで買い物をする機会の多い人にとっては特にお得なカードだと言えます。
楽天カードのETCカードは年会費540円
楽天カードは年会費無料で利用することができますが、楽天ETCカードに関しては、基本的に540円(税込)が年会費としてかかります。
しかし、以下のように一定の条件を満たしている場合は、年会費無料にになります。
- 楽天PointClubの会員ランクが、ダイヤモンド会員もしくはプラチナ会員の人
- 楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカード、楽天ブラックカードの付帯サービスとして楽天ETCカードを発行する人
ETCカードの中には年会費無料のものもありますが、楽天ETCカードのポイントサービスを考慮すると540円という年会費は決して高いとは言えません。
エポスETCカードのおすすめポイント
エポスETCカードは、エポスカードの利用者が付帯サービスとして作成できるETCカードです。
ちなみに、エポスカードを発行している株式会社エポスカードは丸井グループの子会社であり、後述するポイントサービスはマルイで利用することもできます。
エポスETCカードは年会費が永年無料であることに加え、「エポスポイント」というポイントサービスにも対応しているのが特徴です。
エポスポイントは還元率0.5%
エポスポイントは高速道路などの有料道路の支払い金額に応じて、200円で1ポイントが付与されます。1ポイントは1円相当なので還元率は0.5%です。
ちなみに、ポイントはエポスカードの利用分と合わせて付与されます。
例えば、ETCの利用料金が1,100円だったとしたら1,000円までは5ポイントが付与され、余った100円はエポスカードの利用分と合算されてポイントに還元されるため、最後の1円まで損をすることがありません。
エポスポイントは使用用途が幅広い
また、クレジットカードを利用すれば、買い物やネットショッピング、公共料金の支払い、電子マネーへのチャージなどでもポイントを貯めることができるほか、キャンペーンを利用すれば2倍、3倍のポイントが付与されるなどポイントがとにかく貯まりやすい。
貯めたポイントは、以下のように幅広い用途での利用が可能です。
- マルイの商品券1,000円分:1,000 エポスポイントで交換
- 全国共通ギフト券 VJAギフトカード (全国共通商品券) 1,000円分: 1,000 エポスポイントで交換
- クオ・カード1,000円分:1,000 エポスポイントで交換
- Amazon ギフト券 1円分~:1エポスポイントで交換
- App Store & iTunes コード 1,000円/3,000円分:1,000/3,000 エポスポイントで交換
- スターバックス カード 3,000円分:3,000 エポスポイントで交換
- アパホテルクーポン券 1,000円分1,000 エポスポイントで交換
これらはあくまでも一例であり、実際には様々な商品やギフト券と交換することができます。
なお、商品券やギフト券の交換に手数料はかかりません。
ETCカードの利用でもポイントは貯められるため、エポスETCカードもお得なカードだと言えます。
イオンカードETCカードのおすすめポイント
イオンカードETCは、スーパーマーケットのイオンが展開するイオンカード所有者がカードの付帯サービスとして発行できるETCカードです。
ETCカードについては、年会費、発行手数料ともに無料となっています。
また、ETCレーンを走行中にレーンの開閉バーが車に衝突してしまった場合のお見舞金(一律5万円)を受け取ることができるのも特徴です。
さらに、「ときめきポイント」と呼ばれるポイントサービスにも対応しており、ETCの利用料金に応じてポイントが貯まります。
イオンカードETCカードで貯めたポイントは様々な商品と交換可能
貯まったポイントは食料品や各種商品と交換できるほか、JALマイレージバンクやdポイントといったほかのポイントサービスとの交換や Suicaへのチャージにも対応しています。
そして、本体であるクレジットカードは、イオンが発行しているということもあって、普段のお買い物の際に活躍してくれます。
例えば、イオンでは毎月20日、30日は「お客さま感謝デー」となっていて、買い物代金が5%オフになります。
対象となるのは、イオンやマックスバリュ、イオンスーパーセンター、サンデー、ビブレ、ザ・ビッグなどの店舗です。
車を運転する機会が多く、買い物はイオンを利用することが多いという人にはぴったりのカードだと言えます。
ENEOSカードETCカードのおすすめポイント
ENEOSカードは、ガソリンスタンドENEOSを運営するJXTGエネルギーが発行しているクレジットカードです。
このENEOSカードの付帯サービスとしてETCカードを発行することができます。
ETCカードは年会費こそ無料ですが、特別な機能やサービスに対応しているわけではありません。
しかし、本体であるENEOSカードには以下の3種類があり、それぞれ利用者にとってお得な機能を備えています。
- ENEOS CARD S:年1回カードを利用することで年会費が無料になる。また、ガソリン、軽油はずっと2円/L引きになる
- ENEOS CARD P:ポイントが最大で3%還元される。ポイントは、1,000ポイント=1,000円で、給油の際の支払いに利用可能なほか、商品と交換することもできる
- ENEOS CARD C:毎月のカード利用金額に応じて、ガソリン・軽油が最大で7円/L引きになる
このように、ガソリンの値引きやキャッシュバック、などENEOSのサービスステーションを利用する際にあると便利なカードだと言えます。
ちなみにポイントはENEOSでの利用なら1,000円ごとに30ポイントが、それ以外での利用でも1,000円ごとに6ポイントが貯まります。
また、クレジットカードの年会費は初年度無料ですが、2年目以降は1,250円がかかります。
ただし、カードによっては年1回以上の利用で次年度の年会費も無料になります。
2chではETCカードの話題は多い?
ここまでは、2chのスレッドで出てきたETCカードについて、その概要や特徴を解説してきました。
2chを情報源にETCカードを選ぶというケースはあまり多くないかもしれません。
実際に、2chを調べた時もあまりETCの話題は多くありませんでした。
ETCカードは機能自体に大差ない
ETCカードは、様々なクレジットカードの付帯サービスとして発行することができますが、ETCカード自体の機能には違いはありません。
どのETCカードを持っていても、料金所がノンストップで通過でき、ETC割引が適用され、ETCマイレージポイントのサービスが利用できます。
ETCカードの違いによってETC割引の額が違うということはないので安心してください。
デザイン・年会費・ポイントで選ぶのが吉
ETCカードを選ぶ時も基本的にはクレジットカード同様、デザインや年会費、ポイントサービスの有無で選ぶことをおすすめします。
今回紹介したETCカードは、ポイントサービスに対応しているものが多くありましたが、中にはポイント未対応のものもあります。
また、年会費無料のものもあれば有料のものもあるため、そういった点が一つの判断基準となるはずです。
さらに、ETCカード自体のデザインは大きな違いはありませんが、クレジットカードによってはキャラクターがあしらわれたものもあるため、クレジットカードのデザインを基準にカードを選ぶこともできます。
せっかくETCカードを作るのですから、可能な限りお得に、そして満足して利用できるものを選ぶようにしましょう。
まとめ
今回は2chのスレッドで取り上げられたETCカードとして、「楽天ETCカード」「エポスETCカード」「イオンカード ETCカード」「ENEOSカードETCカード」の4つのETCカードについて紹介しました。
ETCカードの中には本体であるクレジットカードと同じポイントサービスに対応しているケースもあります。そういったETCカードであれば、ポイントをより効率よく貯めることができます。
また、カードを選ぶ際は年会費の有無も押さえておくといいでしょう。
ETCカードを持っていない人も、すでに持っている人もぜひ今回の記事を参考に自身にぴったりのETCカードを見つけてみてください。