日本盲導犬協会カードは、株式会社ジャックスが発行するクレジットカードです。
公益財団法人日本盲導犬協会と提携しているクレジットカードで、このクレジットカードを利用するだけで自動的に、利用額の一部が盲導犬の育成に寄付されるという仕組みを持っています。
寄付に関しては、カード会員に負担は一切ありません。日本盲導犬協会カードを保有し、なおかつ利用するだけで、盲導犬の育成の支援に参加できるというわけです。
盲導犬の育成の支援に参加できるのがメリットで、メリットはひとつだけではありません。
カード会員にとって特になるようなメリットを日本盲導犬協会カードは多く持っています。
そこで、日本盲導犬協会カードを保有するメリットとデメリットについて、紹介していきます。
※本ページにはPRが含まれます。
日本盲導犬協会カードの基本スペック
年会費 | 1,250円(税抜)※初年度は無料 |
---|---|
入会費 | 無料 |
ブランド | VISA、JCB |
利用可能枠 | 50万円~200万円 |
支払い方法 | 1回払い、ボーナス1回払い、ボーナス2回払い、回数指定分割払い、リボ払い(残高スライド元金定額リボルビング払い) |
付帯保険 | 旅行傷害保険(国内・海外)、カード盗難保険、ネットあんしんサービス |
日本盲導犬協会カードのメリット
日本盲導犬協会カードを利用するメリットは主に3つあります。
単純にクレジットカードを使うだけなら日本盲導犬協会カードでなくても良いのではと思っている人はいますが、日本盲導犬協会カードでしか得られないメリットが多いので、無視はできません。
そこで、日本盲導犬協会カードのメリットを3つ上げて、内容を解説していきます。
自動的に盲導犬協会に寄付できる
日本盲導犬協会カードを利用すると、利用金額の一部が盲導犬育成のために自動的に寄付できるという仕組みを持っています。
寄付されたお金は盲導犬協会を経由して、盲導犬育成のために利用されるというわけです。
募金など寄付するための手続きを行う手間を省けるので、普段から盲導犬協会を寄付している。盲導犬の支援に携わりたいという人には、日本盲導犬協会カードがおすすめです。
海外旅行保険が自動付帯
日本盲導犬協会カードのメリットは自動寄付だけではありません。
海外旅行保険が日本盲導犬協会カードに付帯されています。付帯されている海外旅行保険は自動付帯なので、持っているだけで海外旅行保険が適応されます。
海外旅行保険の保険金は最高2,000万円ですが、具体的な内訳は以下の通りです。
傷害死亡・後遺障害 | 2,000万円 |
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賠償責任 | 2,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 |
救援者費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 |
携行品損害 | 0万円 |
内容が充実しているので、海外旅行のときは安心です。
貯めたラブリィポイントを商品に交換できる
日本盲導犬協会カードを利用する毎にラブリィポイントが貯まります。
貯めたラブリィポイントを商品に交換できます。交換できる商品の中に、ANAマイルやJALマイレージバンクやdポイントなども含まれます。
日本盲導犬協会カードのデメリット
日本盲導犬協会カードならではのメリットはありますが、その反対にデメリットが存在しています。
デメリットは主に2つです。2つのデメリットを次に挙げて、内容を解説していきます。
2年目以降は年会費がかかってしまう
日本盲導犬協会カードの年会費は初年度にかぎり、無料となっています。2年目以降になると、年会費1,250円(税抜)が発生します。
年会費は決して高くないとはいえ、年会費無料のクレジットカードが多く存在することを考慮すると、年会費がかかること自体がデメリットだと言えるでしょう。
それでも、年会費を支払っても妥当なくらいに、日本盲導犬協会カードを利用するメリットはあります。
まずは試しに1年間利用してみて、満足行くならそのまま継続、自分に合わないと思ったら解約しても良いでしょう。
日本盲導犬協会カードに入会してから1年以内でしたら、年会費はかかりません。
家族カードも2年目以降は年会費がかかる
日本盲導犬協会カードに家族カードはあります。家族カードの年会費は初年度にかぎり無料となっていますが、2年目以降は年会費400円(税抜)かかります。
家族カードと言えど、本カードと同じサービスを受けられるので、年会費400円(税抜)は安いと言っても過言ではないでしょう。
付帯されている国内旅行保険は利用付帯
日本盲導犬協会カードは海外旅行保険だけでなく、国内旅行保険も付帯されています。
ここでは注意していただきたいのが、国内旅行保険は自動付帯ではなく、利用付帯だというところです。
利用付帯とは、ツアー代金や交通費など旅行代金をクレジットカード払いすることで適用される保険です。
一度でもクレジットカード払いした時点で適用されるので、事前にクレジットカード払いすれば、利用付帯の旅行保険は適用されます。
日本盲導犬協会カードのポイント制度
日本盲導犬協会カードのポイント制度で注目していただきたい点が3つあります。
- 還元率は常に1%
- カード利用分のうち0.5%が自動的に寄付される
- ジャックスモール経由でポイントが最大25倍貯まる
その3つを次に挙げて、内容を解説していきます。
還元率は常に1%
日本盲導犬協会カードのポイント還元率は通常1%で、100円分買い物すると1ポイントが入るという計算です。前年の年間利用金額に応じて、ポイント還元率がアップするという仕組みがあります。
前年の年間利用金額 | ラブリィポイントの還元率 | Jデポ交換時の還元率 |
---|---|---|
300万円以上 | 1.5% | 1.5750% |
200万円以上300万円未満 | 1.45% | 1.5225% |
150万円以上200万円未満 | 1.4% | 1.4700% |
100万円以上150万円未満 | 1.35% | 1.4175% |
50万円以上100万円未満 | 1.25% | 1.3125% |
50万円未満 | 1.0% | 1.0500% |
年間300万円以上利用すれば、翌年からポイント還元率が最高1.5%になるので、利用すればするほど、お得になります。しかし、年間300万円以上の利用は非常にハードルが高いのがデメリットです。
他のクレジットカードのポイント還元率は多くが0.5%なのに対し、日本盲導犬協会カードの通常ポイント還元率は1%となります。それでも、日本盲導犬協会カードの通常ポイント還元率は高いほうなので、お得に利用できます。
Jデポとは、株式会社ジャックス独自の値引きシステム、またはキャッシュバック制度です。日本盲導犬協会カードで貯めたラブリィポイントをJデポに交換できるだけでなく、キャンペーンやジャックスモールなどを利用しても、Jデポがもらえます。
Jデポで貯めたデポジット金額分、カード利用金額から差し引かれる形で請求されます。例えば1万円分のデポジット金額分が溜まっているとき、2万円の商品が実質1万円で購入することが可能です。Jデポをうまく利用することで、お得に買い物ができるというわけです。
カード利用分のうち0.5%が自動的に寄付される
日本盲導犬協会カードを利用すると、その利用分のうち0.5%が自動的に寄付されます。
利用者であるカード会員の負担は一切ありません。自動寄付なので、寄付に関する手続きをカード会員が行う必要がないのが特徴です。
ジャックスモール経由でポイントが最大25倍貯まる
ジャックスモールとは、株式会社ジャックスが運営するポイント優待サイトです。
ジャックスモールを経由して買い物することで、効率よくポイントを貯めることができます。
ネットショップを普段から利用している人には、ジャックスモールは向いていると言っても過言ではありません。
ジャックスモールに掲載されている店舗によって、ポイントの還元率は異なってきますが、ポイントアップのキャンペーンなどによって、ポイントが最大25倍貯まります。
普段から利用している店舗がポイントアップの対象になっている場合、ジャックスモールを積極的に利用すると、効率よくポイントを貯められるでしょう。
日本盲導犬協会カードのETCカード申し込み方法
日本盲導犬協会カードは追加カードとして、ETCカードの発行を申し込むことができます。
すでに日本盲導犬協会カードを持っている場合は、ETCカード発行の申し込みが可能です。日本盲導犬協会カードのETCカードの申し込み方法は、以下の順の流れとなります。
- インターコムクラブにログイン
- ログイン後、「各種サービス」にある「ETCカードの申し込み」をクリック
- 画面の案内に従ってETCカードの申し込み手続きを行う
インターコムクラブはカードの利用状況の確認や、各種サービスの手続きなどを行う会員専用のWebサービスです。
ETCカードの発行期間は、10日から2週間程度となります。
もちろん、ゴールデンウィークや年末年始などが重なる場合は、2週間~3週間かかると考えたほうがいいでしょう。
日本盲導犬協会カードのETCカードの年会費・発行可能枚数・ポイントは?
日本盲導犬協会カードのETCカードを申し込むとき、年会費や発行可能枚数やポイントなど、気になる人が多いです。そ
こで、年会費、発行可能枚数、ポイントを次に挙げて、内容を解説していきます。
ETCカード年会費は本会員・家族会員無料
ETCカードの年会費は、本会員と家族会員それぞれ無料となっています。
無料なので、普段からあまり有料高速道路を利用しない人でも、ETCカードの取得はおすすめです。
ETCカードの発行可能枚数は会員1人につき1枚のみ
日本盲導犬協会カードのETCカードの発行可能枚数は基本的に、会員1人につき1枚となっています。
家族カード会員の人でも申し込みは可能で、その場合は家族カード会員1人につき1枚となります。
ポイントの還元率は常に1%
日本盲導犬協会カードのETCカードのポイント還元率は常に1%となっています。
100円で1ポイント貯まるので、効率よく貯めることが可能です。
日本盲導犬協会カードはこういう人がおすすめ
日本盲導犬協会カードをおすすめできる人は3人います。
なぜその3人なのかを次に挙げて、理由を解説していきます。
盲導犬育成の力になりたい人
普段から盲導犬育成のために寄付している人は、日本盲導犬協会カードの利用がおすすめです。
その理由は、利用額のうち0.5%が自動的に寄付されるからです。日本盲導犬協会カードを買い物などに利用すること、自分自身に負担はなく、寄付を行えます。
年間50万円以上利用している人
日本盲導犬協会カードを年間50万円以上利用すると、その翌年からポイント還元率がアップします。
利用額が多いほど、ポイント還元率が最高1.5%になる仕組みです。普段から買い物をしている人には、日本盲導犬協会カードがおすすめです。
普段からネットショップを利用している人
日本盲導犬協会カードの会員はジャックスモールを経由して買い物すると、多くのポイントが得られます。
普段からネットショップを利用している人は、日本盲導犬協会カードの利用がおすすめと言っても過言ではないでしょう。
日本盲導犬協会カードのポイント還元率を他者と比較
日本盲導犬協会カードのポイント還元率を他社と比較し、まとめてみました。
カード名 | 還元率 |
---|---|
日本盲導犬協会カード | 1.0% |
OricoCard THE POINT | 1.0%~3.0% |
dカード | 1.0%~3.0% |
楽天カード | 1.0%~3.0% |
他社のクレジットカードのほうが、日本盲導犬協会カードよりもポイント還元率が高いです。
日本盲導犬協会カードを除いて、比較として上げた3つのクレジットカードの年会費は無料となっています。
日本盲導犬協会カードより他社のクレジットカードのほうが良いのではと思われがちですが、その他社のクレジットカードに付帯されている特典やサービスはいまいちです。
日本盲導犬協会カードのほうが、年会費がかかるだけあって、付帯されている特典とサービスが充実しています。
ポイント還元率では他社のクレジットカードのほうが高いと言えますが、特典やサービスの内容では、日本盲導犬協会カードが勝っているのです。
日本盲導犬協会カードが届くタイミングとは?
日本盲導犬協会カードの利用を申し込んでからご自宅まで届く期間は、最短で5日程度だと言われています。
ただし、発送エリアや土日祝日やその他の連休などの状況によっては、もう少しかかるでしょう。
日本盲導犬協会カードが届くタイミングの目安としては、1週間~10日程度となります。
日本盲導犬協会カードの引き落とし日はいつ?
締め日は月末で、その翌月27日が引き落とし日となります。
日本盲導犬協会カードを実際に利用した人たちの口コミ
日本盲導犬協会に寄付ができるカードです。ショッピング金額の0.5%が自動的に寄付され、また年会費(1250円)から毎年500円寄付されます。ショッピングや飲食でいろいろ使ったうちから少しでも社会還元できるというカードの趣旨に賛同し申し込みました。
引用:日本盲導犬協会カードレビュー
入会で1000円寄付、入会二年後以降からかかる年会費から500円寄付、ショッピング利用金額のうち0.5%が寄付される社会貢献系カードです。
還元率も200円で2ポイント付くので1.0%と悪くありません。
昔実家でラブラドールを飼っていたので券面には個人的に愛着が湧きます。
引用:日本盲導犬協会カードレビュー
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