ETCカードは自動車を運転する人にとってあると便利なアイテムです。
高速道路のレーンを通過するときはキャッシュレスとなり、利用料金気は後日請求されることになります。
そのため、ETCカードの締め日と引き落としのタイミングはしっかりと覚えておく必要があります。
もしこれを忘れてしまうと、予想以上の請求が届いて対応できない、引き落とし日に口座にお金がない、といった事態に陥る可能性があります。
そこでこの記事では数あるETCカードの中でもライフETCカードに焦点を当て、ライフETCカードの締め日や引き落としのタイミングなどについて解説します。
ライフETCカードを初めてのETCカードとして所有する、支払いができるか不安といった人はぜひ参考にしてみてください。
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ライフカードのETCカードの締め日、支払日は?
まずは、ライフETCカードの締め日、支払日をそれぞれ確認していきましょう。
ライフカードのETCカード締め日は毎月5日
ライフETCカードの締め日は毎月5日締め、当月支払いが基本です。
次に支払日は請求付月の27日もしくは請求月の翌月3日となっています。
以上のことから毎月5日締めた利用料金の請求は同じ月の27日、もしくは翌月の3日に請求されることになります。
ちなみに、支払日が土曜、日曜、祝日など金融機関の休業日だった場合は、翌営業日に口座から利用料金が引き落とされます。
ショッピング枠と同じタイミングで支払いされる
カードの支払いはETC単体で行われるわけではありません。
クレジットカード付帯のETCカードの場合、ショッピングなどクレジットカードの利用分と一緒のタイミングで行われます。
利用日ではなくライフカードに請求が届いた時点で計算
ETCカードの支払いで注意しなければいけないのが、利用日と支払い月にタイムラグが発生する点です。
例えば4月10日に利用すれば4月分というように、ETCカードを利用した日が含まれる月の利用分として請求されるイメージがあるかもしれません。
しかしETCカードの場合、利用日と請求月がならずしも一致するわけではないので注意が必要です。
そのため、4月に利用した分が6月の請求分に含まれているなど、忘れた頃にETCカード利用分の請求が届くことになるので忘れないようにしなければいけません。
必ず利用履歴や請求金額はこまめに確認しておくようにしましょう。
高速道路会社からの請求は遅くなりやすい
ちなみに、利用月と請求月にタイムラグがあるのは、ETCカードの利用情報がカード会社に届き、利用履歴が反映されるまでに時間がかかってしまうためです。
カード会社によってそのタイムラグに違いはありますが、ライフETCカードの場合ホームページに利用履歴が反映され、実際請求されるまでのタイムラグが約1〜2ヶ月あると説明されています。
ライフカードのETCカード支払いに遅れるとどうなる?
起こらないに越したことはありませんが、万が一ライフETCカードの支払いに遅れてしまった場合はどうなるのでしょうか?
支払いが遅れた場合の対応から、注意点まで解説します。
返済用口座へ振込をしなければならない
ライフETCカードの場合、ETCカードの利用分はクレジットカードの利用分と合算して支払うことになります。
基本的には銀行口座からの引き落としになりますが、支払日に引き落としができないと、指定の口座にカード利用者自らが振込で支払うことになります。
その月の利用分に関しては、再度引き落としが行われるということはありません。
振込先は利用しているクレジットカードによって異なるため、詳細は電話窓口オペレーターに問い合わせをする必要があります。
電話をする際は手元にクレジットカードを用意しておくようにしましょう。
電話番号は以下の通りです。
045-914-7003
引き落としができなければ一発でアウトというわけではありませんが、基本的には支払い遅延がないように注意しなければいけません。
長期間遅れると信用情報に傷がつく
一度の遅延であれば、大きな問題につながることはありませんが、遅延が何度も起こる、長期間にわたって支払いをしていないといった状況になると、「この人はちゃんと支払いができない人だ」となり、信用情報に傷がつくことになります。
信用情報とは、クレジットカードやローンといった信用取引の支払い状況や利用金額、個人の年収や住居の情報、勤務先、携帯電話や公共料金の支払い状況などその人に関する客観的事実を表す情報のことです。
クレジットカード会社はこの信用情報を参考に審査を行うことになります。
例えば、支払いが何度も遅延している人というのは信用取引において、信用できない人となるため、信用情報に傷がついている状態となります。
また、同様に過去に債務整理を行なっている人も信用情報に傷がついていることになります。
そのほかにも、短期間で複数枚のクレジットカードに申し込んでいる人というのは、お金に困っている可能性があるとみなされるため、やはり信用情報に傷がついていると言えるでしょう。
ブラックリストになると信用審査には通らない
この信用情報に傷がついている状態というのは、いわゆるブラックリストに載っている状態となります。
ブラックリストというリストが明確に存在しているわけではなく、各種信用情報に傷がついた状態をブラックリストと呼んでいるわけです。
もしブラックリストに載ってしまうと、クレジットカードをはじめとした信用取引の審査に落ちてしまう可能性が高くなります。
一度ブラックリストに載ってしまうと一定期間はリストに載った状態となるため、しばらくの間はカードの発行は難しくなるでしょう。
また、それに伴い付帯サービスであるETCカードの発行もできなくなる可能性が高くなります。
引き落としの前日には支払い金を用意しておこう
支払いが遅れ、信用情報に傷をつけないためにも、引き落としが行われる前日までには必ず費用を用意しておくようにしましょう。
そのためにも、締め日や支払日を確認することはもちろん、利用履歴や明細を確認することが欠かせません。
あらかじめ請求金額を確認しておこう
ライフETCカードの場合、「LIFE-Web Desk」という専用のインターネットサービスで利用明細を確認することができます。
また、紙の利用明細を自宅に郵送してもらうことも可能です。
しかし、先ほども触れているように、ライフETCカードの利用分は本体であるライフカードの利用分と合算されて請求されるため、Web、紙どちらの明細を確認してもETCだけの利用料金を確認することはできません。
そのため、もしETC単体の利用料金を知りたいのであれば、「ETC利用照会サービス」に登録する必要があります。
ETC利用照会サービスとは、各高速道路株式会社が提供しているインターネットサービスです。
ETC専用のサービスということで、ETCの利用明細や走行区間、ETCレーンを通過した時間など詳細な情報を確認することができます。
また、インターネットのサービスということで、パソコンやスマートフォン、タブレット端末があれば、いつでもどこでも利用状況が確認できるため、支払い期日前日までに必要なお金が把握できます。
まとめ
今回はライフETCカードの締め日と引き落としのタイミングと、支払日に引き落としがされなかった場合の対応について紹介しました。
ライフETCカードの締め日は毎月5日、支払日は請求月の27日か翌月3日となっていますが、ETCカードの場合特に利用した日と請求日にタイムラグが生じるため、注意が必要です。
もし期日を勘違いして、口座引き落としの日にお金が足りない状態が続くと信用情報に傷がついてしまいます。
そういった状態にならないためにも必ず締め日と支払日を把握し、利用履歴も確認するようにしましょう。