ミライノカードは、多くの特典を持ったクレジットカードです。
しかし、自分に合わないと感じている部分があれば、クレジットカードを解約したほうがいいでしょう。より使いやすいクレジットカードへ変更したほうが、使いやすいと感じられるためです。
ここでは、ミライノカードを解約する方法について説明します。また、解約時の注意点や、ポイントがどのように扱われるのかについても解説します。
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ミライノカードの解約方法
ミライノカードを解約する方法は以下の通りです。
- 電話
- MyJCBからの手続き
以上の方法で解約できます。
MyJCBでの解約方法ですが、JCBブランドのミライノカードに限って利用できます。
他のブランドのミライノカードを保有している場合は、電話による手続きのみで解約する形となります。
ここからはミライノカードを解約する方法を詳しく説明します。
電話
一番簡単な方法であり、解約を確実に実現できるメリットもあります。
専用の番号に連絡し、ミライノカードを解約したいと告げます。解約したいと告げた後、以下の情報を聞かれます。
- 氏名
- 電話番号
- 住所
- カード番号
- 暗証番号(自動音声による解約の場合)
以上の情報を伝えなければなりません。これらの情報をすべて伝えれば、解約手続きが実際に行われ、解約が成立します。
なお、電話による解約は17時まで受け付けています。
17時以降については、解約手続きが実施できない点に注意してください。
MyJCBで解約
JCBブランドのミライノカードを保有している場合に限り、MyJCBでの解約手続きが可能です。
この方法での解約は、MyJCBへログインした後、「お客様情報の照会・変更」をクリックします。
その中にある「お客様情報の変更」をクリックすると、「JCBカードの退会に関するご案内」という場所があります。ここをクリックすると、解約手続きが可能です。
ただ、解約できるのはJCBブランドのミライノカードだけですので、他のブランドでは実施できません。
他のブランドで解約したいと考えているなら、電話連絡による解約を実施しましょう。
ミライノカードは書類等による解約はできない
ミライノカードは、書類を提出して解約する方法は使えません。
この方法を利用できるクレジットカードも一部ありますが、ミライノカードでは実施してi
ないため、電話による解約を実施しなければなりません。
また、住信SBI銀行側が提供している問い合わせフォームもありますが、こちらを利用しても解約できません。この方法による解約は、基本的にクレジットカードに対応していないため、利用しないように気を付けてください。
ミライノカードを解約する際に気を付けたいこと
ミライノカードを解約する前には、しっかりと確認しておきたい項目があります。特に重要なのは以下の通りです。
- 残高
- 年会費
- ポイント
以上の項目について、しっかりと確認を取っておきましょう。
確認しないまま解約手続きをしようとしても、解約できない可能性があります。
また、これまで貯めたものが失われる可能性もありますので、しっかりと確認してから解約しておきましょう。
残高
ミライノカードの残高があれば、その時点で解約手続きはできません。
この金額が完全になくなっていないと、クレジットカードの解約はできないのです。
解約前に、残高が発生していないかチェックしてください。特にショッピング枠は、色々なサービスへ登録した結果、月額料金が発生している場合もあります。
こうした月額料金によって、ミライノカードの残高が確認できる場合は、解約手続きに応じてくれません。
解約したいと考えているなら、まずは月額料金が発生しているサービスを解約し、月額料金によって残高が増えないようにします。
そして、すべての残高を一括返済等で返しておき、確実に返済が終わっている状態を作ります。こうした状況を作れば、ミライノカードの解約が可能となります。
年会費
年会費は、タイミングによって請求される可能性がありますので、しっかりと確認しておきましょう。
年会費を既に支払っている、もしくは年会費を無料にできる10万円以上のカード利用が前年に確認されていれば、解約したとしても年会費を請求される心配はありません。
しかし、解約するタイミングが年会費の徴収と被っていた場合、年会費を取られたうえでミライノカードを解約する形になってしまいます。これでは大きな損失が発生するため、年会費を取られないようにする対策が必要となります。
なお、年会費がどのタイミングで発生しているのか、事前に確認を取らないと失敗するケースもあります。年会費のタイミングは十分に理解してください。
ポイント
もう1つ重要な項目として、残されているポイントがあります。
ポイントですが、ミライノカードを解約した時点で、すべて消滅してしまいます。どれだけポイントを積み上げていたとしても、ポイントは解約と同時に失効する形となります。既にカードを保有していないため、ポイントを得る資格が失われたためです。
ポイントについては、住信SBI銀行が提供しているスマプロポイントへ交換できます。
ミライノポイントをスマプロポイントへ移行し、すべてのポイントを使い切るようにしましょう。
また、ポイントの残高を確認しておき、解約しても問題のない状況を作ってから、ミライノカードを解約してください。
なお、スマプロポイントへ交換できない場合は、どれだけ多くのポイントが残されていても、他のサービスへ移行できません。
移行できない場合は、ポイントをもう少し貯めるように心がける、もしくはポイントをすべて失ってもいいから解約するという選択肢を取ることとなるでしょう。
ETCカードと家族カードも同時に解約される
ミライノカードを解約した場合、同時に発行しているETCカードや家族カードは解約されます。
これは、ミライノカードを保有している人がいたために発行されたものであり、保有している人が解約すれば、同時に解約されてしまうのです。
ETCカードだけ残しておく、家族カードだけ契約するという方法は使えなくなっています。どのような場合でも、ミライノカードを解約した時点で一緒に解約されてしまう点に注意してください。
事前に家族などを相談し、ミライノカードを解約してもいいのかしっかり確認を取りましょう。
ミライノカードを解約した後の影響
ミライノカードを解約すると、以下の影響が残ります。
- ミライノカードへの再入会が厳しくなる
- 他にクレジットカードを持っていない場合は別のカードへ入会が必要
- 住信SBI銀行のクレジットカード審査にも影響あり
以上の影響が残る場合もあります。他のクレジットカード審査に影響する場合もありますので、慎重に解約するか検討したほうがいいでしょう。
ここからはミライノカードを解約した後の影響について説明します。
ミライノカードへの再入会が厳しくなる
ミライノカードを解約し、もう1度ミライノカードへ入会するという方法は難しくなります。
他のクレジットカードを利用した結果、ミライノカードを使ったほうがいいと感じるかもしれません。
しかし、再入会を希望しても、過去に解約しているという結果が残されており、審査ではかなり厳しい判断を受けてしまいます。初回の審査に比べて、相当判断は厳しいものへと変わっていくのです。
こうした審査を通過しづらくなっている状況が起きると、安易にミライノカードの解約をするのはよくないかもしれません。
ただ、クレジットカードの使い勝手が良くないと思っているなら、他のクレジットカードへ移動するのは当然のことです。
再入会の難しさは仕方ないかもしれませんが、より使いやすいクレジットカードがあるなら、そちらを狙ったほうがいいでしょう。
他にクレジットカードを持っていない場合は別のカードへ入会が必要
他のクレジットカードを持っていない場合は、別のカードへ速やかに入会しなければなりません。
入会しない場合は、クレジットカードを持っていない状態で生活しなければならず、不便に感じる機会が多くなってしまいます。
多くのクレジットカードを持っている人は別の話ですが、クレジットカードを1枚しか持っていない人は、どうしても解約後に不便さを感じてしまいます。
これまでクレジットカードで決済出来ていたものが、決済できなくなってしまうのです。新しいカードを速やかに発行し、再び便利な状況を作ったほうがいいでしょう。
なお、月額料金の支払いをクレジットカードで行っている場合は、すぐに新しいカードに切り替えて行いと、月額料金が支払えなくなってしまいます。
サービスの解約となるケースが発生するほか、場合によっては延滞料金等を取られる恐れもあります。
住信SBI銀行のクレジットカード審査にも影響あり
ミライノカードの解約により、他の住信SBI銀行のクレジットカード審査に影響する可能性があります。
ミライノカードを解約したという情報は、住信SBI銀行にも残されています。
この情報を悪いように見られる可能性がありますので、他に住信SBI銀行のクレジットカードを発行したいと考えているなら注意しておきましょう。
ただ、ミライノカードを長く利用していれば、安心できると判断され、クレジットカード審査を通過しやすくなります。
特にミライノカードGOLDなどを発行したいと考えている時は、ミライノカードを多く利用しておくといいでしょう。
ミライノカードは電話で解約が基本!しっかりと連絡しよう
ミライノカードは、基本的に電話による解約が基本となります。
また、解約する際は、解約の電話が入れられる時間帯をしっかりと確認し、確実に解約できるようにしておきましょう。解約できない時間帯に連絡を入れないように心がけ、速やかに対応するようにしましょう。
解約後は新しいクレジットカードを速やかに保有する、もしくは他のクレジットカードで決済を済ませるようにしましょう。クレジットカードがないと不便な場面は多々あります。
ミライノカードを解約した後は、他のカードを使って決済ができる環境を整えましょう。