VISAやMasterCardなど、様々なクレジットカードのブランドがありますが、中でも中国で圧倒的なシェアを誇るのが銀聯カードです。
三井住友カードの中には、銀聯カードが使える三井住友銀聯カードというものがあります。
出張や旅行で中国に行く機会の多い方に人気の三井住友銀聯カードですが、どういうカードなのかあまりよく知らないという方も多いでしょう。
今回は三井住友銀聯カードのポイント制度や年会費、手数料などを詳しく解説していきます。
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三井住友銀聯カードの基本スペック
年会費 | 無料 |
---|---|
入会費 | 無料 |
利用可能枠 | 10~80万円 |
申し込み資格 | 満18歳以上の方(高校生は除く) |
ポイント還元率 | 0.5% |
海外保険 | なし |
家族カード | あり |
ETC専用カード | なし |
カード発行まで | 最短3営業日 |
更新期間 | 原則5年 |
三井住友銀聯カードは年会費、入会費ともに無料のクレジットカードです。
余計な費用がかからず、家族カードも発行できるため利用しやすいカードと言えるでしょう。
三井住友銀聯カードのメリット
- セキュリティーが高く安心して利用できる
- 年会費が永年無料で余計な費用がかからない
- 家族カードも無料で追加できる
- 中国で圧倒的シェア率を誇る
セキュリティーが高く安心して利用できる
クレジットカードを選ぶ時に、重視したいのがセキュリティーについてです。
ネットショッピングをする時、クレジットカードを不正利用されたら困るので、なかなか気軽に使えないという方も多いでしょう。
三井住友銀聯カードはセキュリティの高いカードなので安心です。
カードを使う時は6桁の暗証番号と署名の両方が必要になります。
一般的なカードは暗証番号の入力だけだったり、スキャンするだけだったりするので、それに比べると不正利用されるリスクが少なくなります。
年会費が永年無料で余計な費用がかからない
クレジットカードの中には、年会費がかかるカードもあります。
いくらサービスが充実しているとはいえ、毎年高い年会費を払うのはかなりの負担になってしまいます。
クレジットカードを選ぶ時、余計な費用がかからない年会費無料のカードを探すという方も多いでしょう。
三井住友銀聯カードは年会費が永年無料のカードなので、そういう方も気軽に利用できます。
さらに入会費も無料となっているので、作る時に余計な費用は一切かかりません。
家族カードも無料で追加できる
家族カードがあれば、ポイントを家族で共有できるので非常に便利です。
三井住友銀聯カードは家族カードを追加することができます。
さらに追加に費用はかからないので手軽に家族カードが作れます。
更新に500円+税がかかりますが、原則5年更新となっているのでそれほど負担にはならないでしょう。
家族カードは本会員とは別に発行され、利用代金の引き落としは本会員の口座と同一になっているので、利用代金の管理がしやすくなるというメリットもあります。
中国で圧倒的シェア率を誇る
銀聯カードは中国初の国際ブランドで、発行枚数は65億枚を超えています。
中国で圧倒的なシェア率を誇るメジャーなクレジットカードで、中国国内での加盟店は2000万を超えるので銀聯カードを持っていれば大抵のお店で買い物ができます。
中国へ旅行や出張に行く人にとっては、これ以上ないクレジットカードと言えるでしょう。
もちろん日本国内で使えないというわけではありません。
日本でも加盟店は増えていますし、三井住友銀聯カードは日本国内の利用でポイントがアップするポイント優待キャンペーンを行っていることもあるので、海外でも日本でもお得に使えるカードです。
ただし、三井住友銀聯カードは利用する時に暗証番号の入力が必要になるので、加盟店であっても暗証番号を受け付けていない店舗ではカードが使えない点には注意しましょう。
三井住友銀聯カードのデメリット
- 日本国内で使う場合、三井住友銀聯カードを持つメリットは少ない
- ETCカードが追加できない
- ショッピング専用でキャッシングが利用できない
- 旅行保険がついていない
- 更新手数料がかかる
日本国内で使う場合、三井住友銀聯カードを持つメリットは少ない
三井住友銀聯カードは中国で利用するなら必須と言えるカードですが、日本だけで利用することを考えるとあえて持つメリットは少ないです。
ポイントの貯まりやすさや加盟店の数など、他の国際ブランドに比べると日本国内では劣っている部分が多いため、三井住友銀聯カードの魅力を感じることが少ないでしょう。
もし中国で利用する予定がないなら、他のクレジットカードを選択したほうがよいかもしれません。
ETCカードが追加できない
ETCカードの追加ができないというのもデメリットの1つです。
普段から車をよく利用する場合、クレジットカードにETCカードを付けたいという方も多いでしょう。
クレジットカードとETCカードを一体にできればカードの枚数が減らせますし、ポイントも貯めやすくなります。
しかし、三井住友銀聯カードは家族カードの追加しかできません。
どうしてもETCカードの機能を付けたいという方は、他のクレジットカードを選ぶしかありません。
ショッピング専用でキャッシングが利用できない
クレジットカードを作る目的は人によって違いますが、キャッシングをしたくてクレジットカードを作るという方もいるでしょう。
キャッシングができると、急にお金が必要になった時などに便利です。
ショッピング機能だけでなくキャッシング機能を搭載したクレジットカードも多いですが、三井住友銀聯カードにキャッシング機能はついていません。
普通に買い物の支払いに使うことしかできないため、キャッシング目的でクレジットカードを作ろうとしている方には向いていません。
旅行保険がついていない
クレジットカードには旅行保険が付帯していることも多いです。
旅行保険がついていると、旅行先でケガをしたり病気になったりした時、補償が受けられるので安心できます。
しかし、三井住友銀聯カードに旅行保険はついていないので、保険目的でクレジットカードを持ちたいと考えている方は注意してください。
更新手数料がかかる
入会費や年会費がかからずお得な三井住友銀聯カードですが、更新料がかかるという点には注意しましょう。
更新タイミングは原則5年となっており、本会員は1,000円+税、家族カードは500円+税の更新手数料がかかります。
5年に1回なので負担は大きくないですが、完全無料で使いたいと考えている人は注意してください。
三井住友銀聯カードのポイント制度
- ワールドプレゼントというポイント制度があり利用金額の合計1,000円ごとに1ポイントがプレゼントされる
- 貯めたポイントは景品や他社のポイントプログラムと交換できる
- お店での買い物以外にもネットショッピングやポイントUPモールでの利用など様々な場所でポイントが貯まる
- 買い物累計額や累計ポイントによってステージが変わりステージに応じたボーナスポイントが貰える
ワールドプレゼントというポイント制度があり利用金額の合計1,000円ごとに1ポイントがプレゼントされる
三井住友銀聯カードのポイント制度は、ワールドプレゼントという制度です。
ワールドプレゼントは利用金額の合計が1,000円ごとに1ポイント加算されます。
家族カードを持っている場合は、本会員と家族会員の利用額の合計でポイント計算されます。
例えば、本会員の人が500円利用し、家族会員も500円利用していたら合計が1,000円になっているので1ポイント貰えるといわけです。
利用額は三井住友銀聯カードを使って買い物した時のものですが、1回払いや1回払、ボーナス一括払いなどでの利用分も含まれます。
貯まったポイントには有効期限があるので注意しましょう。
ポイントを獲得した月から計算し2年間がポイント有効期限です。
ボーナスポイントやプレミアムポイントなどの特別ポイントにも、有効期限は適用されます。
有効期間が終了してしまうと、自動的にポイントは失効となり利用できなくなるので注意してください。
貯めたポイントは景品や他社のポイントプログラムと交換できる
ワールドプレゼントで貯めたポイントは、様々なことに利用できます。
生活家電やキッチン用品、商品券など交換できる景品はバラエティー豊か。
自分が欲しいと思う景品に自由に交換できるというのは魅力的です。
もし欲しい景品がなかった場合でも、楽天スーパーポイントやTポイント、ヨドバシカメラのゴールドポイントなどに交換できるので、ポイントの利用に困ることはないでしょう。
お店での買い物以外にもネットショッピングやポイントUPモールでの利用など様々な場所でポイントが貯まる
三井住友銀聯カードの利用でポイントが貯まるのは、お店でも買い物だけではありません。
ANAの旅行サイトやじゃらん、楽天など様々なショップと提携しているので、ネットショップの買い物でもたくさんポイントが貯められます。
また、ポイントUPモールを利用すれば、ポイントが2倍から20倍までアップするので非常にお得です。
買い物累計額や累計ポイントによってステージが変わりステージに応じたボーナスポイントが貰える
三井住友銀聯カードのポイント制度には、利用金額によってボーナスポイントが得られるというサービスがあります。
V1からV3までのステージがあり、三井住友銀聯カードを使って支払った金額に応じてボーナスポイントが付与されます。
三井住友銀聯カードはどんな人におすすめ?
- 旅行や出張で中国によく行く方
- セキュリティのしっかりしたクレジットカードを探している方
- 年会費無料でポイントが貯めやすいクレジットカードを探している方
旅行や出張で中国によく行く方
三井住友銀聯カードの魅力を最大限感じられるのは、中国で利用した場合です。
中国でメジャーなブランドということもあり、中国で使うならこれ以上のクレジットカードはないでしょう。
対応している店舗は多いですし、中国国内でホテルを利用した時やオプショナルツアーに参加した時に、様々な優待特典が受けられます。
例えば上海にある人気のオークラガーデンホテル上海では、優待宿泊プランが利用できます。
デラックスルームが無料で利用できたり、エグゼクティブサロンが利用できたりと、出張や旅行で訪れた時には魅力的な優待です。
他にもホテル・ニッコー無錫やホテルニューオータニ長富宮など、三井住友銀聯カードを持っていると、優待が受けられる敷設は非常に多いので、中国に行く時に持っておいて損はないカードです。
日本ではそれほど恩恵が受けられませんが、中国に頻繁に行く方なら他のクレジットカードよりも多くの恩恵が受けられるでしょう。
セキュリティのしっかりしたクレジットカードを探している方
クレジットカードを利用する時に、セキュリティがしっかりしているかどうかは重要なポイントです。
クレジットカードというと、買い物する時に店員さんに渡すか、スキャンすれば使えるというイメージがあるかもしれませんが、三井住友銀聯カードは少し違います。
三井住友銀聯カードで支払いをする時は、6桁の暗証番号の入力と署名が必要になります。
面倒に感じるかもしれませんが、これで高いセキュリティを保っているのです。
セキュリティが高く安心して利用できるクレジットカードを探している人には、ぴったりなカードです。
年会費無料でポイントが貯めやすいクレジットカードを探している方
三井住友銀聯カードは年会費無料なので気軽に作ることができます。
さらにポイントモールの利用や、提携ネットショップでの利用でポイントがアップするカードです。
年会費は払いたくないけれど、ポイントはたくさん貯めたいという方に向いています。
三井住友銀聯カードポイント還元率を他社と比較
カード名 | 還元率 |
---|---|
三井住友銀聯カード | 0.5% |
楽天カード | 1.0% |
OricoCard THE POINT | 1.0% |
Yahoo! JAPANカード | 1.0% |
VISAOカード | 0.5% |
エポスカード | 0.5% |
ミライノカード | 0.5% |
三井住友銀聯カードの基本還元率は0.5%です。楽天カードやYahoo!JAPANカードなど、大手のクレジットカードの中には還元率が1%と高いものもあります。
基本還元率の高いカードを探している方は、そういったカードを選んだほうがよいかもしれません。
ただし、0.5%というのはあくまで基本還元率なので、利用の仕方によってはもっと高い還元率にすることも可能です。
提携しているネットショップで利用したり、ポイントUPモールを経由して利用したりするとよいでしょう。
また、中国で様々な優待が受けられるカードなので、還元率の低さをカバーすることもできます。
三井住友銀聯カードが届くタイミングは?
三井住友銀聯カードは、カード発行まで最短3営業日となっています。
しかし、これはあくまでカード会社がカードを発行し、発送するまでの日数です。
発送に時間がかかる場合もあるので、家にカードが届くまでには1週間程度かかると思っておいたほうがよいでしょう。
また、申し込みに何かミスがあるとその分発行までに時間がかかってしまいます。
少しでもカード発行を早くしたいなら、申し込み時に記入する情報に誤りがないかしっかり確認して送信するようにしましょう。
必要書類の提出をスムーズに行うというのもポイントです。
クレジットカードの審査を受けるために、いくつか必要な書類があるので、申し込み前に必要書類をしっかり準備しておくとよいでしょう。
三井住友銀聯カードの引き落とし日はいつ?
三井住友カードは、引き落とし日が10日と26日の2種類あります。
もし引き落とし日が土日や祝日だった場合は、次の営業日が引き落とし日になるので注意してください。
締め日に関しては、引き落とし日が10日か26日かによって変わります。
支払日が10日の場合は15日が締め日です。
引き落とし日が26日の場合は、毎月末日が締め日となり翌月の26日に利用した分が引き落とされます。
引き落とし日に支払い分の金額が口座に入っていない場合、引き落としができず延滞となってしまいます。
支払いが遅れると遅延損害金を支払わなければならない可能性があり、場合によっては利用停止になることもあるので注意してください。
引き落とし日の前日までには、利用分を口座に入れておくようにしましょう。
三井住友銀聯カードを実際に利用した人たちの口コミ
年代 | 40代 |
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職業 | 会社員 |
私は仕事でよく中国に行くので、何か中国で使うのに便利なクレジットカードはないか探していました。そんな時に見つけたのが三井住友銀聯カードです。銀聯カードを取り扱っている日本のクレジットカードは少ないので本当に助かりました。銀聯カードは中国ではメジャーなクレジットカードで、使える店舗が多いのですごく便利です。日本で使う機会は少ないですが、中国での利用で色々な優待を受けたりボーナスポイントを貰ったりしているので、十分活用できています。
年代 | 30代 |
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職業 | 会社員 |
銀聯カードは中国でしか活用できないと思っていましたが、意外と日本でも使える場面は多いです。最近は銀聯カードに対応した店舗が日本でも増えていますし、ネットショップでも利用できます。特に楽天や旅行サイトなど、対応しているネットショップが多いので、普段からネットで買い物をよくする私には便利なカードです。特に気に入っているのが、ポイントUPモールを経由するとボーナスポイントが貰えるということです。普通に楽天などで直接買い物するよりも、たくさんポイントが貯まるのでかなりお得です。
年代 | 40代 |
---|---|
職業 | 会社員 |
出張で中国に滞在することが多い私にとっては、他のクレジットカードよりもかなり利用頻度が高いです。中国国内には優待が受けられるホテルがたくさんありますし、買い物する時に店舗が対応していなくて困ったということもほとんどありません。出張中はホテルに泊まることが多いので、ホテルの優待が受けられるというのは大きいです。インターネットが無料で利用できたり、フィットネスセンターが自由に使えたり、かなり特典が充実しています。宿泊プランの割引が受けられるホテルもあるのでかなり助かっています。中国で使うクレジットカードなら、三井住友銀聯カードが一番向いていると思います。