三井住友カードプラチナのメリット・デメリット!年会費・手数料・ポイント徹底比較

三井住友プラチナカード 三井住友カードプラチナ

三井住友カードは、日本国内のみならず世界でも通用する安心のブランドです。

なかでも「三井住友カードプラチナ」は、多くの人が憧れるクレジットカードのひとつです。

しかし、実際にどのような点でほかのカードと違うのかについては、あまりよく知られていません。

そこで、この記事では三井住友カードプラチナの特徴やメリット・デメリットなどをわかりやすく解説していきます。

また、年会費やポイント制度などについても調べていきます。

※本ページにはPRが含まれます。

三井住友カードプラチナの基本スペック

年会費 50,000円+税
入会費 無料
利用可能枠 原則300万円~
申込資格 原則として満30歳以上、安定継続収入のある人(三井住友カードプラチナ独自の審査基準あり)
還元率 0.50%~1.00%
海外保険 あり
家族カード あり
ETC専用カード あり
カード発行まで 約1~2週間
更新期間 自動更新

三井住友カードプラチナのメリット

  • 海外・国内旅行傷害や航空便遅延の補償内容が充実
  • ゴルフなどのさまざまなレジャー特典がある
  • 高級ホテル手配や空港サービス
  • コンシェルジェサービスなどを利用できる

海外・国内旅行傷害や航空便遅延の補償内容が充実

クレッジットカードには保険サービスが付帯していることが珍しくありませんが、「三井住友カードプラチナ」は、プラチナカードならではの手厚い補償内容を備えています。

海外旅行・国内旅行で事故などに遭ってしまった場合、最高1億円までの傷害保険を受けることが可能です。

その上、傷害死亡や後遺傷害補償なども保険に含まれているため、安心して旅行に出かけることができます。

また、「航空便遅延保険」も用意されており、飛行機の遅延で宿泊費などの損害が発生した場合も、損害が補償されます。

他にも、「お買物安心保険<動産総合保険>」も付帯しているため、海外でのショッピングも安心して楽しむことができます。

これは、年間最高500万円までとなっています。

ゴルフなどのさまざまなレジャー特典がある

カード会員には「プラチナオファー」という限定イベントなどの案内が届き、さまざまなレジャーを楽しむことができます。

例えば、「宝塚歌劇優先販売」では、カード会員用にSS席が用意されており、優先的にチケットを取ることが可能です。

また、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン™を利用する際は、「ユニバーサル・エクスプレス™・パス」を1日1枚もらうことができます。

これは、人気アトラクションの待ち時間を短縮することができる優待パスです。

レジャー特典の中でもゴルフ関係が特に充実しており、「三井住友VISA太平洋マスターズ」のペア観戦入場券をもらうことができます。

他に、国内外の名門コースを優待価格でプレーできる「Visaプラチナゴルフ」も人気のメニューです。

さらに、「GDO(ゴルフダイジェストオンライン)」「海外有名ゴルフコース手配」などのさまざまなプログラムを利用することができます。

高級ホテル手配や空港サービス

厳選された一流ホテル・旅館の宿泊予約サービス「Relux(リラックス)」を、プラチナ会員価格で利用できます。

「プラチナホテルズ」は、さまざまなホテルや旅館のアップグレードした部屋を優待料金で利用することができるプログラムです。

海外旅行の際は「Visaプラチナ空港宅配」を利用すると便利な他、国際線の荷物運送サービスを優待価格で受けることができます。

また、国際線クロークを利用する際も割引価格が適用されます。

コンシェルジェサービスなどを利用できる

「コンシェルジェサービス」は、ホテルやレストラン、航空券などの予約案内を24時間・年中無休で受けることのできるプラチナカードならではのサービスです。

「D’sラウンジトーキョー」や「SMBCパーク 栄」などのラウンジも三井住友カードプラチナを提示して利用することができます。

三井住友カードプラチナのデメリット

  • 年会費が高額である
  • 入会審査の基準が厳しい
  • リボ・分割枠がやや少ない
  • 分割払手数料が高めの設定である

年会費が高額である

さまざまな魅力的なサービスを利用することができる三井住友カードプラチナですが、「50,000円+税」という年会費は、一般のクレジットカードと比較するとかなり高額です。

「三井住友カードプラチナ」の年会費は「10,000円+税」であり、プラチナカードになると一気に5倍になってしまいます。

経済的に余裕のある人でないと維持できないカードといえます。

入会審査の基準が厳しい

プラチナカードある以前に、メガバンク系のカードであるため、審査基準はかなり厳しいものとなります。

個人の債務状況などは「個人信用情報機関」に登録され、金融機関の間で共有されています。

そのため、審査の際には他社の利用状況なども参照されるため注意が必要です。

他社での借入が多い場合などは、審査で弾かれる恐れもあります。

クレジットカード会社は「シーアイシー(CIC)」という個人信用情報機関を利用しますが、三井住友カード株式会社は銀行系であることにも注意する必要があります。

銀行系の場合は、さらに「一般社団法人全国銀行協会(JBA)」が管理する「全国銀行個人信用情報センター(KSC)」の情報も参照することがあるため、より厳しい審査となるのです。

また、「プラチナカード」の場合は、平均的な年収でも審査が通らないことが少なくありません。

アルバイトや契約社員などの非正規雇用の場合は審査を通過することがほとんど不可能です。

リボ・分割枠がやや少ない

カード利用枠は、「総利用枠」「ショッピング利用枠」ともに300万円からとなっています。

利用者の属性にもよりますが、上限はかなりの高額になります。

しかしながら、利用枠が上がっても「リボ・分割・2回・ボーナス一括払い利用枠」は最高が200万円に設定されています。

そのため、リボや分割を頻繁に利用したい人にとっては、向いているクレジットカードとはいえません。

分割払手数料が高めの設定である

クレジットカードで分割払いを利用すると、「分割手数料」が発生します。

カードローンの「利息」と基本的には変わらない性質のものです。

利用する際は、分割手数料の実質年率が決して安くないことに注意が必要です。

例えば、支払い回数12回を選択した場合、実質年率は14.50%となります。

これは、消費者金融のカードローンとあまり変わらない数字です。

プラチナカードを利用する人は一括払いが多いのかもしれませんが、分割を利用する場合は分割手数料も考慮しておく必要があります。

三井住友カードプラチナのポイント制度

  • 1,000円利用で「ワールドプレゼント」1ポイントがもらえる
  • 「マイ・ペイすリボ」の利用でポイントが2倍になる
  • プラチナカードはボーナスポイント2倍になる

1,000円利用で「ワールドプレゼント」1ポイントがもらえる

三井住友カードプラチナを1000円利用するごとに、「ワールドプレゼント」というポイントが1ポイントもらえます。

ワールドプレゼントはさまざまなポイントに交換することができますが、主な交換先でのポイントに換算すると「5円」に相当する価値です。

そのため、還元率は0.5%です。

「楽天スーパーポイント」や「dポイント」、「au WALLETポイント」が主要な交換先です。

「WAON」や「iDバリュー」にも交換できるため、電子マネーとして還元率0.5%で利用することができ、これは、「Amazonギフト券」も同様です。

商品券としては「VJAギフトカード」がありますが、還元率は0.49%とわずかに下がります。

また、「Tポイント」に交換した場合は0.45%、「マックカード」は0.33%の還元率になるなど、かなり下がる場合もあります。

交換する際には、それぞれの還元率を確認しておくことが大切です。

「マイ・ペイすリボ」の利用でポイントが2倍になる

「マイ・ペイすリボ」というサービスを選択すると、ショッピング枠で利用した金額が自動的にリボ払いとなります。

同時に、もらえるポイントも2倍になるという特典が付いてきます。

つまり、マイ・ペイすリボの利用者は還元率が1.0%になるということです。

ポイントが2倍になる条件としては、「請求月にリボ払い手数料が含まれている」という項目があります。

これは、その月の請求分がほとんど一括払いという場合でも、以前のリボ払いの分がわずかな金額でも残っていれば、その月の全てのポイントが2倍になるということなのです。

1回だけマイ・ペイすリボを利用し、すぐに解除すれば最低限の分割手数料でポイントを稼ぐことが可能になるというシステムです。

プラチナカードはボーナスポイント2倍になる

前年のカード利用金額に応じてボーナスポイントをもらうことができます。

カード利用金額50万以上が「V1」、100万円以上の場合は「V2」、300万円以上は「V3」というステージに分けられます。

V1ステージではボーナス還元率が0.10%となり、プラチナカードは一般カードの2倍のポイントをもらうことが可能です。

V2ステージではボーナス還元率が0.15%に上がります。

V3ステージではさらに上がり、ボーナス還元率が0.30%になります。

マイ・ペイすリボと併用すればかなり高い還元率を実現できるサービスです。

三井住友カードプラチナはどんな人におすすめ?

  • 海外旅行を安心して楽しみたい人
  • 海外出張が多いビジネスパーソン
  • クレジットカードのセキュリティが気になる人

海外旅行を安心して楽しみたい人

三井住友カードプラチナは安心して海外旅行を楽しみたい人に向けた、多くのサービスを用意しています。

北米やアジア、ヨーロッパなど世界各国の主要都市56ヶ所に設置されている「VJデスク」は、会員が観光を楽しむ際にさまざまサポートを提供しています。

世界のどこにいても日本語でのサポートが受けられるため、海外旅行が初めてという人でも安心してリゾートを楽しむことができます。

例えば、「インフォメーションサービス」は、交通機関やホテル、レストランなどの案内を行います。

実際に予約や手配をしたい場合は「リザベーションサービス」を利用します。

レンタカーやレストランはもちろん、オプショナルツアーなども手配が可能です。

また、「アシスタントサービス」は通訳やガイドの手配を行ってもらえるサービスです。

他にも、いざというときのために「エマージェンシーサービス」も用意されています。

クレジットカードやパスポートを紛失してしまった場合や、盗難などのトラブルが発生したときにサポートしてくれるため、海外でも安心して過ごすことができます。

海外出張が多いビジネスパーソン

海外のビジネスでも役に立つのが三井住友カードプラチナの特徴です。

中国での活動が多いビジネスマンは「三井住友銀聯(ぎんれん)カード」を発行することが可能です。

「銀聯」とは加盟店が1,700万店を超える中国のメジャーなクレジットカードの一つで、中国への出張などには必須のクレジットカードです。

また、カード会員は、「ハーツレンタカー」のメンバーシップサービス「ハーツGoldプラス・リワーズ」に入会することができます。

現地で移動するためのレンタカーを、面倒な手続きもなくスムーズに手配することが可能です。

主要空港にはメンバー専用パーキングが設けられており、カウンターに立ち寄ることもなくすぐに乗り出すことができます。

年会費は永年無料のサービスです。

クレジットカードのセキュリティが気になる人

海外だけでなく、国内でもスキミングなどクレジットカードの犯罪が増えています。

また、カード情報の流出といった問題も発生しています。

三井住友カードプラチナはカードのセキュリティにいち早く取り組んでおり、セキュリティ体制も万全です。

例えば、3Dセキュアの本人認証サービス「ワンタイムパスワード」は日本で初めて採用されました。

他人の不正利用を防ぐため、顔写真入りのカード発行を希望することも可能です。

また、万が一の不正利用に備え、「VpassID安心サービス」が用意されています。

60日前までの損害額が補償される安心のサービスです。

三井住友カードプラチナポイント還元率を他社と比較

カード名 還元率
三井住友カードプラチナ 0.50%~1.00%
JCBプラチナカード 0.50%~2.50%
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード 0.47%~1.00%
JAL アメリカン・エキスプレス・カード プラチナ 1.00%~2.00%
ヒルトンHオナーズVISAプラチナカード 0.25%

「JCBプラチナカード」がポイントではもっとも有利です。

しかし、ステイタスという面では他のカードに若干見劣りをする他、海外ではVISAと比較するとかなり弱いといえます。

日本国内中心で、ポイントを優先する人には向いています。

三井住友カードプラチナは対照的で、ポイントはあまり気にせず「プラチナ」ならではのサービスを重視している人に向いています。

他のステイタスが高いカードも同様の傾向です。

三井住友カードプラチナが届くタイミングは?

「らくらく発行」というサービスが用意されており、インターネットで申し込みをすることができます。

郵送などでも可能ですが、迅速な発行を希望する場合はこちらの方法を選んだ方がスムーズです。

もっとも早い場合は、申し込み当日中の審査も可能です。

ただし、申し込み手続きをするのが遅い時間や、混雑している場合はもう少し時間がかかる可能性があります。

いずれにしても、審査が終われば、すぐにメールで結果を知らせてもらえます。

手続きがスムーズに進めば、最短3営業日でカードが発行され、発行されたカードは簡易書留で自宅に配達となります。

一般のカードでは約1週間が目安となりますが、プラチナカードを希望する場合は審査がやや長くなることが一般的です。

そのため、「約2週間」をみておく必要があります。

三井住友カードプラチナの引き落とし日はいつ?

三井住友カードプラチナの引き落とし日は2種類から選ぶことが可能です。

申し込みの際に「10日」「26日」のどちらかを選ぶことになります。

「10日」支払いの場合は、「毎月15日締め」となり「翌月の10日」に利用代金を払うことになります。

「26日」支払いの場合は、「毎月月末締め」となり「翌月26日」が利用代金の支払い日です。

また、支払い日は自由に変更することが可能なため、転職で給料日が変わったというような場合でも安心です。

ただし、一度支払日を変更してしまうと、次の6ヶ月は変更ができないため注意しておく必要があります。

さらに、変更の手続きをしたからといってすぐに反映されるというわけではないため、余裕を持った対応が大切です。

三井住友カードプラチナを実際に利用した人たちの口コミ

年代 60代
職業 会社員

「コンシェルジェデスクが非常に便利です。国内・海外など、どこでもホテルなどの宿泊施設を探してくれるのが魅力です。病院も探してくれるので助かります。プライオリティパスを毎年発行してくれるのもうれしいサービスです。おかげで海外のほとんどのラウンジを利用することができています。紛失・盗難の際の対応もよく、きちんと補償してもらうことができます。プラチナカードのステイタスも長所ですが、実際に使うことで三井住友カードプラチナの魅力を実感しています。行動範囲が広がりました。」

年代 50代
職業 会社員

「私は月の利用額が100万円を超えていますが、それ未満の人はゴールドカードなどでもよいかもしれません。しかし、100万円を超えれば色々なお店からの案内やサービスを受けることが可能で、三井住友カードプラチナのさまざまなメリットを実感できます。例えば、急に飲食店に入った場合、満員にもかかわらず貴賓室に案内してもらえるなどがあります。また、デパートやブティックなどから個人内覧に招待してもらえます。年収5,000万円以上など、ある程度のお金がある人に向いたカードだと思います。」

年代 40代
職業 会社員

「ネットショッピングやデパート、旅行などさまざまなシーンで利用しています。たしかにプラチナカードの年会費はゴールドカードに比べてかなり高いのですが、さまざまな点で会費の差額以上の恩恵を受けていると思います。ポイントばかり気にする人もいるようですが、プラチナカードは利用金額に応じてギフト券をもらうことができます。それも年に2回なので、ギフト券だけでもすぐに会費を超えてしまっています。また、デザインやステイタスも三井住友カードプラチナを選んだポイントです。飲食店で使用したときでも、お店のオーナーの対応が違いました。」

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