NTTグループカードは、名前の通りNTTグループの通信料金支払でお得になるカード。
通信料金を支払い、かつ一般店舗でもカード利用すると、キャッシュバック率が高くなります。
このカードは即日発行できず、入手までどうしても2週間程度は必要です。
NTTグループカードの発行日数について、詳しく見ていきましょう。
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NTTグループカードは2週間程度で手元に届く
NTTグループカードの公式サイト内のQ&Aを見ますと、発行まで何日要するかという質問に対する回答が載っています。
それによると、カード発送までの日数は、申込方法によって次の通りです。
- オンライン入会(スピーディタイプ)・・・10日から2週間
- オンライン入会(通常タイプ)・・・2週間から3週間
- 書面申込みの場合・・・書類到着後2週間から3週間
この期間は、郵送までの日数です。実際に申込者の手元に届くまでには、さらに数日加えなければなりません。
NTTグループカードの発行スピードは早くない
最近は、発行までの期間の迅速なクレジットカードが増えています。
もっとも早いのが、即日発行のカードです。
即日発行をするためには、カードを手渡しするためのカードカウンターが必要なので、商業施設系のクレジットカードしかこれに対応していません。エポスカードやセゾンカードがそうです。
商業施設系列でない珍しいところでは、消費者金融のアコムが発行しているACマスターカードのように、自動契約機で入手できるものもあります。
カードカウンターや契約機がない場合、カード受取りは郵送によらざるを得ません。この分、どうしても日数を要してしまいます。
それでも最近のクレジットカードは、パターン化された迅速な審査によって、申込みから時間を置かずに審査を済ませてしまうものが増えました。速やかにカードを発行し、郵送してくれるものがあります。
三井住友VISAカードやJCBカード(オリジナルシリーズ)などがそうで、最速で翌営業日にカードを発送してくれます。最も早いケースの場合、申込みの2日後には手元に着きます。
そういったスピーディ発行のカードの存在を念頭に置くと、NTTグループカードの発行スピードはごく普通ということになります。
ごく普通のスピードですが、いっぽうで標準より著しく発行スピードの遅いカードというものはそうそうないので、つまりクレジットカード界においてはもっとも遅い発行スピードいうことを意味します。
NTTグループカードを少しでも早く手に入れる方法は?
NTTグループカードは発行日数が非常に遅いわけですが、なんとか早くする方法はないものでしょうか。
最も時間が掛かるのは、審査です。発行を決定的に早くしてもらうためには、審査自体を迅速に済ませてもらわなければなりません。
カード会社のシステム上、他の人よりも審査を早くしてもらうことはできないので、つまり特効薬はないということです。
圧倒的に早くなるという方法はないものの、誰でもできる手段により、少しでも早く手に入れる方法を見ていきましょう。
早くカードが欲しい人は、オンライン入会(スピーディタイプ)で申し込もう
先に触れましたが、NTTグループカードのオンライン入会には2通りあります。
2通りとはいうものの、金融機関の口座振替設定を、オンラインでおこなう(スピーディタイプタイプ)か、おこなわないか(通常タイプ)の違いだけです。
この方法の違いに、それぞれ名前を与えているのは珍しいことです。
ともかく、カードを早めに欲しい人は、当然スピーディタイプを選ぶべきです。これにより、最大1週間カード入手が早くなります。
現在、クレジットカードの金融口座設定はオンラインでおこなうのが主流です。
カード申込の途中で指示に従い、口座を持つ銀行のサイトに移ります。そちらでログインして、口座設定を完了し、元の申込みサイトに戻ります
すぐに終わりますし、なによりも銀行口座をオンライン設定することでクレジットカードの本人確認書類が不要になります。銀行は本人確認が済まないと口座設定できないからです。
オンラインで口座設定するメリットは大きなもので、カード発行までの日数も短縮してくれます。
オンラインで口座設定のできない金融機関は現在ほとんどありませんから、ほぼ誰でもスピーディタイプを選んで申込みができます。
通常タイプで申し込んだ場合に日数を要するのは、口座振替依頼書が送られてくるからです。
送られてきた用紙を記入し、さらに運転免許証等の本人確認書類を添付して、返送しなければなりません。その後ようやく審査が始まります。
この往復に要する期間が、カード発行期間にそのままプラスされてしまいます。
土日祝日を考慮する
即日発行のカードであれば、クレジットカードの業務は曜日を問わず普通におこなっているものです。
ですが、ごく一般的なクレジットカードは、土日祝日は完全に審査がストップします。
大型連休や年末年始を挟むと、期間が何日開いていても、審査は全く先に進みません。
少しでも早く入手したければ、週初めの平日の月曜日に申し込んだほうがいいことになります。といっても、前の週の土曜日に申し込まず、月曜日まで待って申し込んでも意味はありません。
オンライン申込はいつでも受け付けていますから、余裕のある土日に申し込んでも別に構いません。ただ、土日の日数を勝手にカウントしてイライラしても、無意味だということです。
申込みの際は入力を間違えない
審査に無駄な時間を掛けないため、堅実にできることが、申込みの際の入力を間違えないこと。
入力、特に個人情報を間違えてしまうと、確認が必要な分、審査に時間が掛かる可能性があります。
もっともそれだけでなく、最悪の場合は審査に落ちてしまいます。
単なるご入力でなく、審査を通すために嘘を記載して、整合性の取れなくなる人もいるからです。
審査に落ちないためにも、入力はきちんとおこないましょう。
キャッシング枠は付けないほうがいい
クレジットカードにはキャッシング枠があります。
キャッシング枠は、申込者が自分で希望の金額を設定して申し込みます。
キャッシング枠を付けると、クレジットカード全体とは別に審査がおこなわれますので、クレジットカードの審査全体に時間を要することがあります。
人によっては、キャッシング枠を付けたことによってカード全体の審査に落ちることもあります。
もっともこれはあくまでも可能性の問題であり、キャッシング枠が少額の場合、直ちに審査日数にマイナスに働くことはそれほどないでしょう。
それでもやはり、NTTグループカードの場合はキャッシング枠を付けないことを強くお勧めします。
なぜなら、このカードのキャッシング枠は、次の通り利便性が極めて悪いからです。
- 振込融資が受けられない
- ATMで引き出すときに必ず手数料が発生する
- 随時返済は、オペレーターに電話してから振り込んでおこなわなければならない。
- 海外キャッシングはリボが選べず、一括で返済しなければならない
これほどマイナス要素の多いキャッシング枠は、審査スピードに影響するしないに関わらず、最初から付けないのが賢明でしょう。
NTTグループカード1枚しか持たないという人はあまりいないと思われます。他のカードのキャッシング枠の利便性は必ずこのカードを上回っています。そちらで利用するのがいいでしょう。
NTTグループカードを早めに入手するメリットは?
基本に返ってみましょう。
クレジットカードを早めに入手するメリットは何でしょうか?
一般的には、このようなものが挙げられます。
・急ぐ買い物をしたい
・キャッシングをしたい
・期限のある入会キャンペーンをクリアしたい(申込期限と、条件達成の期限)
・海外旅行直前(海外旅行傷害保険、海外キャッシング、マイル獲得等のため)
NTTグループカードについていうと、これらの目的で急いで所得する意味は、ほとんどないでしょう。
入会キャンペーンも、申込時点でカウントするものと、3か月程度の猶予を持って引落し開始で判断するものととなっており、急がなければならない理由はありません。
基本的に、NTTグループの通信料金を支払うことにメリットのあるカードだからです。
特にスタンダードカードには海外旅行傷害保険もなく、海外旅行の直前に申し込みたいカードでもありません。
キャッシングに関していうと、数あるクレジットカードの中でも一二を争う低機能であるのは先に見たところです。
早めに入手するならどのカードがいい?
NTTグループカードはNTTグループの通信料金引落しをすることで非常に役立ちます。
ですからカードの性質的には、急いで入手する必要があるものではありません。
急いでカードを利用したいのなら、以下の通り利用目的に応じて別のカードを申し込んだほうがいいでしょう。
カードにより、即日入手または、早めに郵送されてきます。
- 急いで買い物をしたい・・・エポスカード/セゾンカード/エムアイカード
- 急いでETCカードが欲しい・・・セゾンカード
- キャッシング(海外キャッシング)をしたい・・・エポスカード/セゾンカード/ACマスターカード
- 海外旅行傷害保険が必要・・・エポスカード/セゾン・ブルー・アメリカン・エキスプレス・カード
- 海外旅行傷害保険の家族特約(家族用の補償)も欲しい・・・JCBゴールドカード、三井住友カードゴールド
これ以外の利用目的で、急いで入手できるカードはほぼありません。
たとえば、家族カードが急いで欲しくても、すぐ入手できるものはありません。
NTTグループカードの入手のスピードについて
NTTグループカードは急いで入手はできません。
また入手したとして、このカードはNTTグループ通信料金を支払う以外のメリットは大きなものではありません。
このカードは、通信料金の支払を確立しておき、キャッシュバック率を高めるために買い物をするのがいい使い方です。
急いで入手する目的とは相反するものでしょう。