パルコカードと呼ばれるクレジットカードがあります。その名の通りショッピングモールなどを展開しているパルコでお得なクレジットカードです。
パルコを利用している人であればパルコカードの発行したいものではありますが、申し込みをしたものの審査に落ちてしまった人もいることでしょう。
なぜ審査に落ちてしまうのでしょうか。パルコカードの審査に落ちた原因と再申し込みする時の注意点について解説をしていきます。
※本ページにはPRが含まれます。
パルコカードは流通系で審査は比較的やさしい
PARCOカード(パルコカード)
カード年会費 | 無料 |
---|---|
ETC年会費 | 無料 |
ETC発行手数料 | 無料 |
還元率 | 0.5% |
電子マネー | iD・QUICPay |
申し込み資格 | 18歳以上の方 |
- 主婦・パート・学生でも申し込める
- ポイント有効期限なし!
- パルコで駐車場割引・ホテル・映画館などの優待
そもそもパルコカードの審査に落ちた原因はパルコカードの審査難易が厳しいからなのでしょうか。
パルコカードの審査に関するクチコミを見てみる限り、審査の難易度が特に厳しいとは感じられないクレジットカードです。
クレジットカードは、どの系統の会社が発行しているかによって審査難易度が異なる傾向にあります。
カードを発行している会社の系統は主に5通りです。
カードの種類 | 発行している機関 | 主なクレジットカード | 審査難易度 |
---|---|---|---|
銀行系クレジットカード | 銀行 | 三井住友カード | 高め |
交通系クレジットカード | 航空会社・JRなど | ANAカード・ビューカード | やや高め |
信販系クレジットカード | 信販会社(オリコ・ジャックスなど) | オリコカード・REXカード | 普通 |
流通系クレジットカード | 小売業者・ネット流通系 | イオンカード・楽天カード・パルコカード | 比較的易しい |
消費者金融系クレジットカード | 消費者金融 | アコムACマスターカード | 独自基準 |
一般的に銀行系のクレジットカードの審査は厳しく、流通系や消費者金融系のクレジットカードの審査難易度は比較的易しい傾向にあります。パルコカードは流通系のクレジットカードです。
流通系会社は「カードを発行して自社の商品を買って欲しい」という思いがあるため、比較的審査難易度が易しくなっていると考えらます。
パルコカード所有者は、パルコカードでの利用額が多いとポイントが貯まりやすくなっており、貯めたポイントは再びパルコ内で使うことができます。
そのため、カード会社は発行枚数を増やし、パルコ内に消費の循環を作りたいと考えているため、審査基準は甘めになっています。
そのためパルコカードの審査に落ちたのであれば、何かしら自分に原因があると考えるべきです。
ただ、クレジットカードの審査は多角的に進められるものです。特定の条件だけでパルコカードの審査に落ちたとは言い切れません。具体的に考えられることを以下ではご説明していきます。
パルコカードの審査落ちの原因とは
パルコカードの審査に落ちてしまった原因はどこにあるのでしょうか。考えられることは多数存在しています。
ただ、それらすべてについて検討することは現実的ではありません。以下では原因として特に考えられることをご説明します。
申し込み内容に不備があった
わかりやすいものではパルコカードの申し込み内容に不備があったことです。
クレジットカードの申し込みは正確性が問われます。審査ではクレジットカード会社との信頼関係を作れるかが問われますので、間違った情報で申し込みをすることは避けなければなりません。
特に間違った情報で申し込みをすると、クレジットカード会社は虚偽の情報で申し込みをしたと判断することがあります。意図して間違った情報を申請していなくとも、不備があるとそれだけで悪印象を与えてしまうのです。
クレジットカード会社も全ての申し込み内容が虚偽であるのか不備なのかを確認していません。不備があると問答無用で審査に落としていることも考えられます。
そのような状況を引き起こさないようにするためにも、申し込み内容に不備はないようにしなければなりません。不備があることで審査落ちしている可能性があります。
短期間に複数枚のクレジットカードに申し込んだ
短期間に多くのクレジットカードに申し込みをすることで審査に落ちている可能性もあります。これは一般的にクレジットカードの多重申し込みと言われています。
クレジットカードの申し込み履歴は信用情報に記録されています。いつどのクレジットカードに申し込みをしたのかは、信用情報を確認することによって把握できます。
クレジットカード会社は審査で信用情報を利用しますので、クレジットカードの申し込み履歴は必ず確認できるようになっています。
短期間で多くのクレジットカードに申し込みをしている場合、クレジットカード会社に悪印象を与えてしまいます。悪印象を与えてしまうことによって審査に落ちてしまうことがあります。
在籍確認や本人確認できなかった
クレジットカードに申し込みをする場合、在籍確認や本人確認が発生します。
クレジットカード会社も架空の人物にクレジットカードを発行できませんので、これらの確認はしっかりとされるようになっています。
そのため、何かしらの都合で在籍確認や本人確認に失敗した場合、クレジットカードの審査に落ちてしまいます。実在しない人物からの申し込みと判断されたり、虚偽の申し込みであると判断されたりします。
在籍確認は電話連絡となっていますので、適切に対応しなければ本人確認されていない扱いとなってしまうことがあります。難しい対応ではありませんが、在籍していないような対応をされないようには注意しておかなければなりません。
申し込み条件を満たしていない
そもそも申し込み条件を満たしていない可能性もあります。申し込み条件を満たしていない状況でクレジットカードの申し込みをすると、言うまでもありませんがクレジットカードの審査に落ちてしまいます。
クレジットカードには様々な申し込み条件が設定されています。
ただ、パルコカードの場合には年齢制限だけです。年齢制限をクリアさえしていれば申し込み条件で落とされることはないでしょう。
未成年者は親の同意はあればOK
未成年であることによってクレジットカードの審査に落ちてると考える人もいます。
ただ、実際には未成年でも親権者の同意があれば申し込み可能です。パルコカードの場合には18歳以上から申し込みができます。18歳以上20歳未満の場合には親権者の同意が必要です。
親権者の同意を表すためには所定の同意書を提出しなければなりません。通常のインターネット申し込みだけでは完結できませんので、この部分を勘違いしていることによって審査落ちしてしまう可能性はあります。
過去に滞納や延滞をしていた
過去に滞納や支払い遅延をしていたことで審査落ちすることもあります。
クレジットカードは信用力で発行できるものです。支払遅延や滞納が発生すると信用力が下がってしまいます。クレジットカード会社は信用力がないことによって審査に落としてしまう可能性があります。
今までの支払い履歴は信用情報に記録されています。
保存される期間は制限されていますが、その期間に滞納や支払い遅延があると悪印象を与えてしまいます。支払遅延などがあるとクレジットカードを発行しても同じように支払い遅延を引き起こす心配をされてしまうのです。
過去に一度でも支払い遅延などがあると審査に落ちてしまうわけではありません。その点は勘違いをして、必要以上に心配することがないようにしなければなりません。
クレジットカード履歴がなかった
クレジットカードの利用履歴がない場合も審査に落ちてしまうことがあります。
これは年齢とのバランスによるものですが、例えば30歳以上でクレジットカードの利用履歴がない場合、何かしらクレジットカードを発行できなかった理由があるのではないかと警戒されてしまいます。
この点は悪意がなくても警戒されてしまいますので本人にはどうすることもできない部分です。
他社の借入は多い
既に他社での借り入れ金額が大きい場合には審査に落ちてしまうことがあります。
クレジットカードの審査では他社の利用状況も確認されています。年収に対して多くのクレジットカードを発行していたり、借入金額が多い場合には貸し倒れを警戒して審査に落ちてしまいます。
パルコカード再申し込みの際の注意点
パルコカードに再申し込みする際には注意しなければならないことがあります。
具体的に以下でご説明をします。
審査落ちから半年間待って申し込む
審査落ちしてから半年待って申込みをしましょう。半年以内に申し込みをすると、信用情報に記録が残っていることもあり、再度審査に落ちてしまう可能性が高まります。
逆に半年間待ってから申し込みをすると、信用情報の記録が消えていますのでまっさらな状態です。その状態で申し込みをすると新しい気持ちで審査を受けられます。
滞納している料金をなくす
滞納している支払いがある場合には審査に落ちてしまう可能性が高まります。そのため、これらを解消することで審査に通過できる可能性があります。
この問題は純粋に支払いをするしかありません。とにかく支払いをして、滞納をなくしてから申し込みをするように注意しましょう。
定職について安定収入を得る
クレジットカードの審査では収入の安定性が問われます。そのため、定職について安定収入を得ることで審査に通過できる可能性が高まります。
具体的にどの程度の仕事をしていれば安定収入と言えるかは判断が難しい部分ではあります。ただ、フリーターでも長く働いている場合には安定収入と判断されますし、長く働くことを意識してみると良いでしょう。
パルコカードの審査に落ちた方におすすめのクレジットカード
パルコカードの審査に落ちた場合には他のクレジットカードの申込みもおすすめです。
パルコカードより審査の甘いカードに申し込み、利用実績を積んでからパルコカードに申し込めば、審査通過の確率は高くなるでしょう。
以下ではパルコカード以外におすすめしたいクレジットカードをご紹介します。
ACマスターカード
アコムACマスターカード
カード年会費 | 永年無料 |
---|---|
ETC年会費 | — |
ETC発行手数料 | — |
還元率 | — |
電子マネー | — |
- 消費者金融アコムの独自審査
- オンライン申し込みで30分審査可能
- 無人契約機「むじんくん」で最短1時間でカードを受けとれる
アコムACマスターカードは、消費者金融のアコムが発行しているクレジットカードです。
ポイント還元率なし、ETCカードなし、海外保険などの各種保険もついていないカードです。
正直、クレジットカードというよりもカードローンに近いカードですが、その分審査難易度は易しめのカードです。
また、審査が甘いだけではなく最短で即日発行が可能です。スムーズに手に入る点もメリットです。
ただし、ACマスターカードはリボ払い専用のクレジットカードです。一回払いを指定したとしても、自動的にリボ払い扱いとなります。
そのため、意識して利用しなければリボ払いの手数料が高額になる可能性もありますので、十分に注意してください。
楽天カード
楽天カード
カード年会費 | 永年無料 |
---|---|
ETC年会費 | 540円 |
ETC発行手数料 | 無料 |
還元率 | 1.0% |
電子マネー | |
申し込み資格 | 満18歳以上 |
- 還元率が常に1.0%以上
- 楽天市場でポイント還元率3.0%以上
- 楽天Edy・楽天ポイントカードと一体型
楽天カードの申し込み資格は18歳以上で審査は甘め
楽天カードの申し込み資格は「満18歳以上の方」のため会社員の方はもちろん、学生や主婦の方も申し込むことができます。
クレジットカードの種類も審査に通りやすい流通系(ネットショッピング系)のクレジットカードのため、銀行系のカードや交通系のカードに比べて審査に通りやすいです。
ライフカードCh(有料)
ライフカードch(有料)
カード年会費 | 5000円+税 |
---|---|
ETC年会費 | 無料 |
ETC発行手数料 | 無料 |
還元率 | 0.5% |
電子マネー | — |
- 独自審査で申し込めるクレジットカード
- 海外旅行保険が最高2000万円自動付帯
- 弁護士無料相談サービスつき
ライフカードch(有料)は公式サイトに「審査に不安な方でも大丈夫!」と明記しているカードです。
大抵のクレジットカードは、自社のブランドイメージを壊したくないので、審査が甘めだとか、審査が簡単という表記は避けます。
しかし、ライフカードは独自の審査基準と書いてあるため、過去にブラックリストしている方でも申し込めるカードとなっています。
ただし、ライフカードch(有料)の場合は年会費が5000円+税と少々高額なので注意です。
ただライフカードはあくまで信販系のクレジットカードです。
審査難易度自体はそう低くはありません。現在の支払い能力に自信がある方にはおすすめしますが、心配なら消費者金融系のカードに申し込んだ方がいいでしょう。
最近新しく発行されているクレジットカードにライフカードCh(有料)と呼ばれるものがあります。こちらもおすすめのクレジットカードです。
パルコカードの審査に落ちたらまず半年間は待とう!
PARCOカード(パルコカード)
カード年会費 | 無料 |
---|---|
ETC年会費 | 無料 |
ETC発行手数料 | 無料 |
還元率 | 0.5% |
電子マネー | iD・QUICPay |
申し込み資格 | 18歳以上の方 |
- 主婦・パート・学生でも申し込める
- ポイント有効期限なし!
- パルコで駐車場割引・ホテル・映画館などの優待
パルコカードの審査に落ちてしまった場合、半年間は申し込みを避けることが重要です。短期間で連続して申し込みをしてしまうと、結局審査に落ちてしまう原因となります。
クレジットカードの申し込みを半年以上避けることによって、信用情報からクレジットカードの申し込み履歴がなくなります。
まっさらの状態でパルコカードの審査を受けられます。そうすることで審査に通過できる可能性が上がりますので、パルコカードの審査に落ちてしまった場合には半年以上あけてから再申し込みをしましょう。